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ほしいもブログ
自然農の田んぼ 共同の田植え
畦塗りをした次の日5月29日に、
共同の田んぼに赤米と黒米を植える、田植えに行ってきました。
一日たった畦。
まだ乾いていないので注意書きがありました。
田植えの前に、畝間に植えてあった小麦を収穫しました。
今頃の季語に『麦秋』という言葉があります。
麦が金色に熟し「収穫の秋」という意味から名づけられました。
麦の収穫は、稲のように刈るのではなく、
穂だけを摘み取っていきます。
今回の麦はまた種にするようですが、
もしかしたら少しくらいはパンに焼けるかも。
麦と一緒にはえていた、ひっつき虫の草が、
手袋に沢山ついてしまい、痛かったです。
けれどこの草はここで枯れてしまうので、
稲にとっては悪い草ではないとのこと。
ただ作業はやりづらいです。
麦の収穫が終わり、
田んぼの表面の草を草刈り機で刈っている間に苗取りです。
最初は、赤米の苗から植えます。
赤米は稲穂がとても綺麗なため、
今年から共同の田んぼに植えることにしました。
張ったロープの目印に沿って、
並んで植えて行きます。
草の根を切りながら土を掘り、
苗の広がった方を東南方向へ向けて、
一本一本丁寧に植えて行きます。
植え終わったところ。
とても田植えが終わった田んぼには見えませんが、
自然農ではこれが田植えです。
おまちバル その2
4軒目、どこに行こうか探していると、
そろそろ「終了しました」の札がかかっているお店が増えて来ました。
あっちこっち彷徨っていると、
七間町の店の前で声をかけて戴いたのが『KAORAKAN』でした。
「静岡で一番美味しいチキンバーガーが食べられるカフェです」
と書いてある通り、とっても美味しいバーガーでした。
が、この時はお腹がいっぱいだったので持ち帰ることに…。
Gちゃんが気をきかせてジップロックを持参してくれていて、助かりました。
フライドポテトも一緒に持ち帰り、ドリンクは白ワインを飲みました。
写真を撮る前に袋に入れてしまい、
とってもさみしい写真になってしまいました。
ここは、普段はハーブなどを販売しているお店のよう。
すごーくレトロな建物でした。
5軒目には、毎回行っている安心の『BAR la tazza』へ。
早い時間はけっこう並んでいたようですが、
遅い時間になるとすんなり入れました。
イタリアンオムレツとキャロットラぺ、サラミナポリの三点盛り。
やっぱり美味しい~。
そろそろ酔いも回ってきたので、
赤ワインのジンジャーエール割り『キティ』を頼みました。
「次回は、チケットは一人1冊にして、
5軒目にここにきてゆっくりしてもいいね」
とGちゃんと話したくらい、
おまちバル限定の割引があり親切なお店です。
二人でチケットを3冊購入したので残りは2枚。
一枚はGちゃんが先に気をきかせてお土産バルを購入してくれたので、
残りは一軒となり、
最後は、コーヒーで〆ようと『hugcoffe』へ。
街中に3店舗ありますが、両替町にある本店のここが一番広いお店です。
私はカフェラテ、Gちゃんはチャイを注文。
焼きたてのチュロスが美味しかったです。
近くの席に座ったカップルと、
今回の戦果について話をしたのも楽しかったです。
最後にお土産バルもちょっぴり紹介。
常磐町にある大石精肉店の焼き豚です。
普段とても高いお肉屋さんなので量はちょっぴりですが、
とても美味しかったです。
これで今回のおまちバルは終了。
毎回計画通りにはいかないけれど、
それも楽しみの一つです。
おまちバル
毎年恒例の「おまちバル」。
今年も19時にGちゃんと呉服町の谷島屋で待ち合わせして、
さっそく参戦!
まずは、今年初参加の19時半までのお店へGO。
「テーブル空いてる。やったー」と思ったら、
「おまちバルの方は今満席なので少しお待ち下さい」と言われ、
後から来たお客さんがどんどん入っていきます。
まあ一般のお客様優先も仕方ないかと、待つこと15分くらいたってから、
「まだあと15分くらいかかります」と言われました。
「そしたら、19時半は回ってしまい終了ですよね?」と聞くと、
「そうですね」といわれ断念。
それにしても、もっと早く言ってくれたらよかったのに!!
最初から計画通りに行かず、
迷った末にGちゃんちのご近所のさきちゃんが、
この前行ってよかったという『Cafe & bar K’s』に行ってみました(写真)
ここはお姉さんが一人で切り盛りしているということで、
店内も10人位入るといっぱいになってしまう、こじんまりとしたお店でした。
が、出てきたメニューは凄かった!
ドリンクは80種類から選べて(私はプレミアムモルツの生)
メニューはデミグラスソースハンバーグ(ガーリックトースト付き)
最初のつまずきもなんのその、
美味しく頂き、すっかり上機嫌な二人。
その後は色々放浪した末に、
去年、遅い時間に行ったらものすごい行列で入れなかった『オルガニコ』さんへ。
まだ早かったのですんなり入れました。
(が、出る時にはやはり行列ができていて大正解!)
抹茶のティラミスと白ワイン(初心者向け)を選択。
いい抹茶を使ってるな~おいし~。
Gちゃんは、カレーもつと白ワイン(こっちの方が甘くて美味しかった)
オルガニコさんは、ガラス張りのお洒落な店内で普段なら中々入れないような雰囲気。
でもおまちバルなら大丈夫。
中も広くてびっくりで、有機野菜にもこだわったいい感じのお店でした。
今度また機会が会ったら行ってみたいです。
次は、去年ウチのスタッフに一番よかったと言わしめた『テキーラ・ダイナー』へ。
『K’s bar』で並んでいる時に後ろの人と情報交換した時にも、
「さっき言って来て美味しかった~。もう一度行きたい」と言われ、
ワクワク気分で列に並びました。
ここは常に並んでいて大体20分待ちくらい。
並んでいる時に、
Gちゃんにチケットの半券を託して抽選会場へ行ってもらいました。
毎年参加賞のドリンクしか当たったことがないのに、
今年のGちゃんは大当たりで、ブランケットとクリアファイルをゲット!
やったね。
テキーラ・ダイナーさんでは、
最初にカウンターでドリンクを注文して受け取ってから席へ。
普段もそういうお店なのかな?
混んでいるのでテーブルも相席です。
ここでも情報交換。おまちバルの楽しみの一つです。
おつまみステーキと、ハンブルグステーキ。
どっちも噂通りなんだけど、
よっく考えたら自分はそれほどお肉好きではなかったので、
他の人たちほどテンション上がらず…。
やっぱり自分で好みのお店を見つけるのが醍醐味ですね。
ドリンクはカールスバーグ(今回はビール多し)
Gちゃんは、カシスオレンジを選択。
ここでチケットの半分を消化。
まだまだ珍道中が続きます。
長くなったので続きは明日に…。
自然農のたんぼ 共同作業『畦塗り』
畦塗りは、田植え前にモグラ穴など、
水が抜けやすくなっている畦を、しっかりと塗り固め、
水漏れを防いで稲に充分水が回るように、
そして同時に水を貯めて水温を上げるようにするための作業です。
まずは、畦塗りする場所の草を刈り、
草の根っこを取り除きます。
30センチくらいの幅でスコップの半分くらいの深さまで溝を掘り、
土を掘り上げます。
堀った溝へ水を引き入れます。
掘り上げた土を戻し、
土と水を足で練り柔らかくします。
クワを持ってバランスをとらないと大変です。
子どもの泥んこ遊びの様ですが、
足をとられけっこう重労働です。
よく練ったら表面を平らにして、
畦側に土を少し盛り、固めます。
続けて2か所目の畦塗り。
3か所目。
だんだん慣れて来ましたが、同時に疲れもたまってきます。
我が家の苗床。
この前しっかりと草取りをしたので、
稲がしっかりと育っていました。
早いものでは分けつが始まっている苗もありました。
このあと5日後に田植えの予定です。
『五年前の忘れ物』 益田ミリ 著 講談社
映画化もされた、漫画の「すーちゃん」がとても好きで、
その益田ミリさんの書いた小説ならきっとほんわかした癒し系だろうなぁ
と勝手に想像してましたが、
表題作では、ちょっと際どい表現で予想外の展開に最初は少しびっくり。
でも、最後はスカッとして、
途中からやっぱりミリさんらしいなと…。
どの話も日常の一コマを切り取ったようなありそうな物語でした。
夫婦が家を建てるために土地を探す話では、
「ここに旦那を一人残して死ぬのは嫌だ」
と思ったり。
年老いた母を東京に置いて、
九州に帰っていく娘の話「ニリンソウ」は、
最後にミリさんらしい漫画につながっていて、
切ないけれど、人生ってこういうものだよね。
と素直に思える内容でした。
ルーシー・リー展 静岡市美術館
没後20年「ルーシー・リー展」を見に、静岡市美術館に行ってきました。
20世紀を代表するイギリスの陶芸家のルーシー・リーは、
1902年にウィーンのユダヤ人家庭に生まれます。
ウィーン工芸美術学校に学び、高い評価を得ていましたが、
ナチスの台頭により、1938年にイギリスへの亡命を余儀なくされます。
すでに高い評価を受けていたにもかかわらず、
最初は作品が売れず生活に困窮したそうですが、
やがてデザイナーからの依頼を受けて制作したボタンが受け、
ようやく生活を確立したようです。
今回の展示の中には、ウィーン工芸学校時代の作品や、
色とりどりの美しいボタンもあり、
様々な釉薬を研究した様子が伺え、
このボタン制作の経験が、
その後の作品に美しい色合いをもたらしたことがよくわかりました。
また、アトリエで共同制作をしていたハンス・コパーとの共作など、
興味深い作品もあり楽しめました。
ろくろによって形作られる作品のフォルムは繊細で美しく、
象嵌(ぞうがん)や、掻き落としという独自の手法による模様、
優しく、美しい釉薬の色。
作品のすべてが本当に優美で、
そして日本料理を盛り付けても似合いそうな、
実際に使ってみたくなるような器がたくさんありました。
全国を巡回したこの展示会も、
静岡市美術館での5月29日までが最終となっています。
200点ほどもある作品を鑑賞すると、
通常は少し疲れるのですが、
ルーシー・リーの作品鑑賞ではとても癒された感じがして、
観終わった後も温かい気持ちになれました。
作品のほとんどが個人蔵でしたが、
私も一つ欲しいと思えるくらい素敵でした。
ちりめん山椒
会社の近くのお宅に山椒の立派な木があります。
そこに山椒の実が沢山なっていて、
写真を撮らせていただき、
二十四節気「芒種」の写真として使うことにしました。
その実は見るだけだったのですが、
家の近所のJAの売店「じまん市」に、
山椒の実が売ってました!
さっそく買って、ちりめん山椒を作ることにしました。
まずは下処理として、山椒の実を茹でます。
沸騰したお湯に入れ、5~6分。
すぐに水にさらします。
1時間くらいさらすと書いてあるレシピもありますが、
割りとピリピリが好きなのでこれも10分程度さらしてザルにあげました。
ちりめんはさっと洗って、
酒とみりんを火にかけてアルコールをとばし、
醤油とちりめんを入れて煮詰めます。
煮汁が半分くらいになったら山椒の実を投入。
最後煮汁がなくなるまで煮たら完成!
できたてよりも半日くらい置いた方が味が馴染んで美味しくなります。
ちりめん山椒大好きなので、
山椒が売っている間にまたやろうっと!
我が家から猫が消えた日
今日の未明猫のユカちゃんが息をひきとりました。
16才。我が家の最後の猫でした。
点滴と鼻チューブからの栄養補給で一時は元気を取り戻し、
一日3回の食事のため、毎日一緒に出勤し、
スタッフからも可愛がられて幸せそうでした。
元気だっただけに突然のことで、
今はまだ信じられない気持ちです。
最後動けなくなってから、
けいれんと硬直の発作のような苦しみが、
みていて本当に辛かったから、
今は苦しみから解放されてほっとしました。
最後はずっと旦那様になでてもらって気持ちよさそうでした。
人一倍食べることが好きなユカちゃんでしたが、
歯槽膿漏で歯がガタガタになってしまい、
あまり食食もなくなってしまって、
こんな状態で長生きさせていいものかと考えてしまうこともあったけど、
ユカちゃんの生命力はまだ生きたいと言っているようでした。
我が家の猫の中でたぶん一番頭がよかったユカちゃん。
だから人の表情をよく読んで気を使ってしまうようなところがあって、
でもその気の使い方が的外れだったりすることも多かったね。
サッシを開けるのも上手だったユカちゃん。
他の猫たちはユカちゃんが開けるのに便乗して外に脱出。
でも、要領が悪いのか姉妹の中ではいじめられっこだったね。
ケミコとその子供たち。
多いときには5匹だった我が家の猫も、
とうとう、みんないなくなってしまいました。
天国でみんな一緒に暮らしているのかな?
長いようで短い、短いようで長い時間。
一緒に暮らして、大変なことも多かったけど、
楽しいこと、幸せな時間も沢山もらったから、
ケミコ、ハト、クロちゃん、シロちゃん、ユカちゃん、
みんなありがとう。
オクトーバーフェストin静岡
ドイツビールの祭典「オクトーバーフェスト」の最終日に行ってきました。
東静岡駅北口広場で、5月13日から22日までの10日間でした。
静岡で開催するのは初めてのようです。
最初の一杯目は、
アインガーの ウアヴァイセ(500ml 1400円)
ドイツ最大品評会DLGで、金賞20回以上受賞しているそう。
小麦ビールなので甘みとコクが絶妙でした。
2杯目はヴェルシュタイナーのヘフェヴァイスビア(500ml 1300円)
カルテンベルク城で醸造される王家のビールなんだそう。
軽めの味わいでした。
3杯目はハッカープショールのミュンヘナー ケラー ・アノ・1417(300ml 1100円)
無濾過ビールなので白濁。
クリーミイな泡とりんごやグレープフルーツのようなフルーティな香りが特徴。
ここでもう一度、旦那様が大好きなアインガー ヴラウヴァイセ(500ml 1300円)
小麦ビールの傑作です。
最後は アルピルスバッハのスペシャルピルス(500ml 1400円)
日本のビールによく似た癖のない味でした。
おつまみには、ジャーマンソーセージ5種盛り合わせ(1300円)と、
ムール貝250gガーリックバターソース(1000円)
豚肩肉を大判に薄くたたいて揚げた、ウィーナーシュニッツェル(1200円)
という組み合わせ。
ビールは二人で2300mlも飲み、けっこう酔っぱらいました。
初めてなので楽しかったです。
初冷やし中華
急に夏のような陽気になり、
今日のお昼は今年初冷やし中華をしました。
そろそろ冷やし中華もいいかなぁと、
生活クラブで頼んだものが金曜に届いたばかりでした。
予定ではもう少し後に食べるはずでしたが、
あまりに暑いのと、
この後旦那様と一緒にビールのお祭り、
「オクトーバーフェスト」に行くから。
あまりお腹がいっぱいでもビールは美味しくないし、
かといってあまりすきっ腹でも酔いが回っちゃう。
という訳で、ちょうどいいのが冷やし中華というわけ。
きゅうりはJAのじまん市で静岡産スーヨーが3本で120円。
だいぶ安くなりました。
薄焼き卵にハム、ちょうどあったブラウンマッシュルームも載せてみました。
うん、とっても美味しい!
オクトーバーフェストの報告は明日に…。
『地下鉄のザジ 』ルイ・マル 監督
カンヌ映画祭真っ最中ですが、
一足先にカンヌと姉妹都市である静岡市で、
ゴールデンウィーク中に行われた、
シズオカ×カンヌウィーク 2016の企画で、
静岡市美術館で上演された「地下鉄のザジ」を鑑賞しました。
1960年にフランスで制作された、
ヌーヴェル・ヴァーグを代表するルイ・マル監督のドタバタ喜劇。
ということで楽しみにしていました。
主演のザジ役、カトリーヌ・ドモンジョは、
映画出演はこの一作だけということでまさにはまり役でした。
10歳のザジが、母親とともに生まれて初めてパリにやってきました。
母親は恋人とのデートのため、ザジはおじさんに預けられます。
パリに憧れていたザジの夢は地下鉄に乗ることでした。
けれどもその地下鉄がストのため動いていないことから、
一人で町へ出かけたザジが大人を巻き込んで大騒動を引き起こします。
最後は地下鉄に乗ることができたものの…。
パリの街中の名所をスピード感あふれる演出で、
次々に訪れるザジ。
ハチャメチャな展開で、生意気なザジに振り回される大人たち。
ストーリーもあって無いような感じで、
93分という短い映画ながら、
観終わった後はかなりの疲労感がありました。
社会に対する風刺も含まれていて、
子どもの映画と侮ると完全において行かれそうな内容でした。
元気になってきました。
毎日3~4回に分けて鼻からチューブでご飯とお水を、
点滴でも水分を補ってあげたら、
みるみる元気になってきました。
ご飯の量も、今日からは倍になりました。
会社に連れてきているので、
手の空いたスタッフに交代で可愛がられ、
すっかりアイドル猫になりました。
家で一日寝ているよりもよっぽど刺激があっていい環境です。
本人もちょっとその気になってきているようです。
月下美人?
十年位前に鉢植えを頂いて、
父親が株分けをし増やした月下美人。
確か頂いたばかりの頃は、
夜になると蕾が開きはじめ、辺りにいい香りが漂います。
そして朝になると萎んでいました。
最近は明るい昼間から咲いていて、香りもそれほどしないので、
何でかな?と思っていたら、
夜に咲くのは「月下美人」
昼間咲くのは「孔雀サボテン」というらしいです。
いつの間にか、我が家の月下美人は孔雀サボテンになったみたい。
そういうことってあるのでしょうか?不思議です。
猫の介護 その後
だんだんと抗生剤が効かなくなってきているのか、
先週から食欲が全くなくなってしまったユカちゃん。
どんどん痩せてしまい、
四月の始めに2.9㎏位あった体重が、
今日は2.3㎏まで落ちてしまいました。
このままだと命の危険も迫ってくるので、
今日から鼻に管をつけて、
ご飯を直接流し込むことになりました。
水分も一緒に入れたいところですが、
急に沢山入れると戻してしまう恐れがあり、
水分は週二回だった点滴を、毎日にして補うことになりました。
食事も一日3~4回に分けて入れるため、
これからしばらくは一緒に会社に連れてくることにしました。
ユカちゃんはもともと動き回るタイプでもなかったので、
箱の中で一日大人しくしていました。
会社なら点滴のチューブを絞ってもらえるので助かります。
飫肥せんべい
アニメのおそ松さん好きの娘が、
お取り寄せしたという宮崎県日南市の銘菓「飫肥せんべい」。
「おそ松市 in MIYAZAKI」というイベントで、
特別にコラボした期間限定の商品とのこと。
優しい甘さの、最中の皮のような軽いお煎餅。
もともとは最中のような色らしいですが、
コラボなのでおそ松さんカラーの緑色になっています。
それにしても袋から出してびっくり!
まさに形はおそ松さんの松そのもの。
このコラボ、おそ松さん側からなのか、
飫肥せんべい側からなのかどっちなのかなぁ。
よくこんなにピッタリの商品を見つけたものです。
猫の介護
4匹いた我が家の猫たち。
16 才の最年長のケミコとその娘ハトとシロが、
昨年立て続けにこの世を去り、
残るはケミコの娘ユカちゃん1匹。
そのユカちゃんも高齢のため腎臓病が悪化して、
ついには家での点滴治療が必要となってしまいました。
病院で5回ほど先生と一緒に点滴の練習をし、
ようやく家でもできるくらいになりました。
点滴の用具は人間用のもの。
まず最初の難関は、長い針を刺すことでしたが、
先生が背中に針を刺す部分だけ毛刈りをして下さり、
場所の特定がしやすくなったのと、
半分まで針を刺したら点滴の管を緩めて液を出し、
皮膚が少し盛り上がってきたところで奥まで刺す。
というやり方で何とかクリア。
一人ではなかなか難しいので、私が針を刺して管を持つ、
旦那様が点滴液を絞って液を送り込むという、
二人がかりでやらなくてはなりません。
最初は緊張しましたが、今ではかなり慣れました。
ただこの点滴でも、腎臓の機能が回復するわけではなく、
これ以上悪化しないように、
緩やかな悪化というのが治療の目的とのこと。
それでも最近のユカの様子を見ていると、
やはりそろそろお別れの時期が近付いているように感じます。
あまり痛い思いも、苦しい思いもさせたくはないですが、
クスリによる延命治療もどうなのかなぁと考えてしまいます。
干し芋料理
達磨庵のホームページで紹介するための、
熟成干し芋を使ったお料理のレシピ作成を、
今年も青木敦子さんにお願いし、その撮影に行ってきました。
春、夏、秋、冬と、それぞれの季節に合わせて、
イタリア料理に熟成干し芋を組み合わせ、
見事なレシピを考案して下さいました。
お料理の撮影は大変でしたが、
終了後には、試食会がありとっても美味しく戴きました。
干し芋がオリーブオイルや煮込み料理によく合うことに、
今更ながら驚きました。
レシピは、達磨庵のホームページにて、
順次ご紹介していきますのでお楽しみに。
苦情学 関根眞一 著 恒文社
販売の仕事をしていると、
大なり小なりお客様からの苦情が発生することがあります。
弊社は幸いにもお客様に恵まれ、
属に言うクレーマーといった、
タチの悪い苦情というものがほとんどありませんでした。
ところが今回、弊社の手違いにより、
お客様にご迷惑をおかけすることとなり、
その対応についてコンサルの方にご相談したところ、
この本を紹介され、
さっそく取り寄せて読むことにしました。
著者の関根眞一さんは、大手デパートに34年間在籍し、
そのうち8年は「お客様相談室」を担当。
処理した苦情・クレームは1300件にも上るという、
まさに苦情対応のプロ中のプロ。
本当に頭の下がる思いで読みました。
苦情の実例は、百花繚乱ですが、
種類としては、
「人」「物(商品)」「環境」「事故」「情報」が絡んだものと分類されます。
一番には、苦情の原因を作り出さないことが大切ですが、
苦情が起きてしまった場合は、
まず初期対応が最も重要です。
そして、お客様が本当に望んでいることを素早く察知し、
スピーディに解決につなげることが大切と感じました。
苦情、苦言を呈して下さるお客様は、
ある意味その企業にとって大切なご意見番。
そのクレームを解決したのちには、
重要な顧客となって下さる例も沢山あるようでした。
そして苦情が起きてしまったら、
速やかに内容の詳細を把握し、
原因を確定、再発防止の策を作り、それをシステム化、
さらに定期的な検証まで行い、
そこで初めて問題の解決となることを学びました。
また時には毅然とした態度を持ち、
金銭による解決はしないこと。
お客様からのお申し出は必ずメモをとる。
事実の確認をする。
対応策を考える。
謝罪と事実ははっきり伝える。
常にお客様の立場に立って対応を考える。
などなど大変参考になりました。
そして、善良なお客様をクレーマーに育てないことも重要と感じました。
スタッフ全員に読んでもらいたい本です。
ふじの国⇔せかい演劇祭 「少女と悪魔と風車小屋」
ふじの国⇔せかい演劇祭のフィナーレは、
フランスの著名な演出家であり、劇作家、俳優の オリビエ・ピィ氏の、
グリム童話「少女と悪魔と風車小屋」を観劇しました。
開演前には、プレトークの代わりに、SPACの俳優さんたちが、
少女と悪魔と風車小屋のあらすじを演じてみせてくれました。
上演がフランス語ということで、
物語が分かっていた方が理解しやすいという配慮です。
数年前の、宮城さん演出SPAC版「少女と悪魔と風車小屋」は、
折り紙を思わせる真っ白い衣装が印象的で、
グリム童話という子供向けとばかり思っていたストーリを、
見事に大人の童話として私たちにみせてくれ、
深い感動を覚えたことを今でも忘れません。
王様の最後のセリフはずっと心に残っています。
今回オリジナルの脚本家オリビエ・ピイ氏が、
どのような演出をされるのかとても楽しみでした。
野外劇場有度で披露されたのは、
SPAC版とは対照的な、
スピーディでコミカル、
ちょっとチープな小道具や楽器が
まるで大道芸人かサーカス小屋を思わせるものでした。
黄金の馬車の劇中劇のようでした。
演劇の始まりのころはこんな風に、
街頭や、村の広場で演じられていたんだろうなぁ。
とても楽しい演劇でした。
ふじの国⇔せかい演劇祭 『火傷するほど独り』
レバノン・ベイルート生まれでカナダ在住のワジディ・ムアワット氏
演出・出演の一人芝居「火傷するほど独り」を観劇しました。
原題は「Seuls」で、一人、単独者という意味のseul
の男性複数形になっているのだそうですが、
邦題はSPAC総監督の宮城さんの命名ということでした。
(観劇後にその邦題の意味がしっくりきました)
この演劇はカナダの著名な演出家であり俳優のロベール・ルパージュ氏による、
『月の向こう側』という演劇にささげるオマージュとなっているようで、
モチーフや関係性にも共通点があるらしいのですが、
もちろん『月の向こう側』を知らない私でも充分に堪能できました。
主人公のハルワンは35歳。
引っ越したばかりの殺風景な部屋のベッドの上で、
ロベール・ルパージュについての博士論文を書いています。
結論がなかなか書けずに行き詰っているところへ
指導教授から論文の提出を早めるよう連絡が入り、
仕上げる約束をするハルワン。
実家の父親とも電話で話をするうちにケンカ別れしてしまいます。
ルパージュにインタビューするためにロシア行の準備をし、
照明写真を撮影している時に、父親が倒れたとの連絡があり…。
と、こここまでは通常の演劇の一人芝居ですが、
後半が劇的な展開となります。
ボロックのアートシーンを見ているような錯覚にも陥りました。
物語の結末は衝撃的なものでしたが、
そこで象徴的に使われるのが、
レンブラントの傑作絵画「放蕩息子の帰還」でした。
120分間のエキサイティングな体験は、
(あえて体験と言わせてください)この先の人生でも、
そうないだろうと思いました。
貴重な観劇の機会を得ることができて、
やっぱり、ふじの国⇔世界演劇祭はいいなぁと改めて感じました。
おでんコロッケ
おでんコロッケといっても、
練り製品が入っているわけではありません。
おでんの肉(牛スジ、豚もつ、鶏)を使って作ったコロッケです。
勝手に私が名づけました。
毎年お茶摘みとお正月の2回、
静岡おでんを作ります。
だしは、牛すじと豚もつと鶏皮というのが、福井の義母の味。
お肉と練り製品を買うお店も決まっています。
最近は義母の味をしっかり再現できるようになりました。
練り製品を食べきると、
最後に出汁はザルでこして冷凍するのですが、
その時にボロボロになったお肉たちが出てきます。
今年は鶏皮でなく、手羽先を入れたら、
これが大失敗。
一番早くにボロボロになってしまい、
おまけに骨があるので取り除くのが大変でした。
勿体ないので何か活用できないかと、
考えたのがコロッケです。
お肉には味が付いているので結構おいしいくできます。
でもお肉ばっかり入れるわけにはいかず、
意外とコロッケで消費できるお肉の量は少ないのです。
残りのお肉は旦那様が3日くらいかけて、
お酒のつまみとして食べきりました。
めでたし、めでたし。
アオスジアゲハ
身近で蝶を見かけることが少なくなりました。
けれど、さすがに田んぼのある坂の上は、
市街地から30~40㎏ほど離れているので、
野鳥や蝶が普通に見られます。
この前草取りに行った時に飛んでいた蝶がきれいだったので、
写真に撮って調べたら「アオスジアゲハ」という蝶でした。
5月~10月くらいまでの間、日本列島のほとんどでみられる蝶のようです。
さかんに、シロツメ草の花の蜜を吸っていました。
蝶は止まっている時には羽根を閉じるのが普通ですが、
この種類は羽根を広げた状態でも止まることがあると書いてありました。
ほんとだニャ。
自然農の田んぼ 苗床草取り
5月8日、一回目の苗床の草取りに行ってきました。
籾蒔きから2週間がたち、苗が成長したため、
町田さんが、ベタ掛けにしてあった不織布を、
持ち上げておいてくれました。
不織布をとると、
けっこう成長した苗が見えましたが、
掛けてあった稲わらをどけると、
草がたくさん生えていました。
特によく似ている、
ヒエと稲の見分けが大変でした。
雑草を抜いてしまうと
たくさんあると思っていた苗がまばらになってしまいました。
この中にもヒエがまだ潜んでいるかもしれません。
もう少し成長するとはっきりします。
自分たちの田んぼは1時間ちょっとで草取りが終了したので、
仲間がやっている広い苗床の草取りを少しだけお手伝いしてきました。
ふじのくに⇔せかい演劇祭 「アリス、ナイトメア」
レバノンから参加の、サウサン・ブーハーレドさんの一人芝居、
アリス、ナイトメア を観劇しました。
舞台上には一台のベットだけ。
その上には、キュウリパックをしながら、
今まさに眠りに着こうとする若い女性。
けれど、なかなか寝付くことができない。
足が冷たく冷えてきて、温めようとすると、
ベッドの中から三本目の足が出てきたり、
自分が巨大な芋虫に変身してしまったりと、
不安が次々と別の何かに形を変えて彼女に襲いかかる…。
映画のエクソシストを思い出すような、
それはそれは怖い世界が、
ベットの上だけで繰り広げられます。
一つ一つのポージングが、
とても綺麗で決まっているなあと思いみていたら、
アフタートークの中で、
「制作途中、演じる姿をビデオに撮って作品を仕上げていく」
というようなお話がありました。
レバノンは、内戦の傷跡も深く、
未だ政情が不安定な状態の中で暮らす彼女にとって、
演劇作品を創り、演じることは、生きることそのものなのだ
ということが、とてもよく伝わってきました。
そんな彼女にしか作れないような作品でした。
食事会
娘夫婦が帰省したので、
両方の家族6人で清水区草薙にある「きぬむら」さんに
食事に行ってきました。
一品目はレンコン豆腐と説明があった気がしますが、
正確には覚えていなくて間違っているかもしれません。
胡麻豆腐のようにもっちりとした食感でした。
お出汁と、山菜、ウニのトッピングがアクセントです。
二皿目は、、鮪の赤身と天然の真鯛のお造りが出ましたが。
写真を撮り忘れました。美味しかったです。
三皿目は、カニ焼売。
せいろで熱々で出て来ました。
一口では食べられないくらいの大振りの焼売でした。
焼き物は、銀鱈の粕漬け。
ワイン漬けされたプチトマトも美味しかったです。
新ジャガまんじゅう。
桜えびとグリーンピースのアンがかかっていました。
ホクホクでした。
南瓜と蛸、インゲンの炊き合わせ。
蛸はとっても柔らかかったです。
こしあぶらと、空豆の天ぷら。
タラの芽に似ていますが、
こしあぶらも美味しい山菜でした。
鰯としょうがのごはん。
きぬむらさんは、ご飯が土鍋で炊いてくれるのでいつも美味しいです。
最後は自家製プリン。
ケーキ屋さんで売っているような、
トロリとした濃厚で滑らかなプリンでした。
男性陣が日本酒を呑んでいたのと、
ほぼ満席だったのでお料理が出るのがいつもよりゆっくりでした。
今回は春を堪能するメニューで、
いつもながら丁寧な仕事ぶりでとっても美味しかったです。
また来たいです。
ふじの国⇔せかい演劇祭 ユビュ王、アパルトヘイトの証言台に立つ
南アフリカの ウィリアム・ケントリッジ氏演出の、
「ユビュ王、アパルトヘイトの証言台に立つ」を観劇しました。
学生時代、アパルトヘイトという政策について知った時、
違和感と驚きと、そして南アフリカに生まれなくてよかった、
と思ったことを思い出しました。
この演劇は「真実和解委員会」という、
実態解明のために作られた実在の機関の様子を、
俳優は、ユビュ王とその妻だけで、
あとは人形やアニメーション、ドキュメンタリー映像を使い描いています。
ユビュ王は、19世紀の不条理演劇の祖ともいわれる演劇ということで、
そのユビュ王が、様々な悪事を証言します。
この演劇の初演は1997年。
アパルトヘイト政策は1994年まで続いていたようなので、
まさにリアルな実態を暴き出していると感じました。
みていて思ったことは、その立場におかれたら、
誰もが支配する側に簡単に回ってしまうのではないか
という恐怖でした。
ハンドスプリング・パペット・カンパニーという、
南アフリカ随一の人形劇団との共同制作で、
人形のデザインや動きも流石で、必見の価値ありの演劇でした。
まめや萬久 『金のかすてら』
義妹から、まめや萬久さんの 『金のかすてら』という
とっても可愛いカステラを貰いました。
金沢らしい金箔をはったカステラが、
兎の形にカットされていて、
食べながら型抜きができるんだそう。
一人でやるのは勿体ないので、
娘たちが帰って来る連休までとっておきました。
中身を取り出すと三切れに分かれていて、
形の違う兎が型抜きされていました。
サイトを拝見すると、
日本に数台しかないフランス製の最新カットマシンを使っているそう。
さっそく型抜きしながら食べてみました。
美味しい、楽しい、可愛いという三拍子揃ったカステラ。
これからのギフトって、こういう要素が必要かもしれませんね。
ふじの国⇔せかい演劇祭「イナバとナバホの白兎」
今回の演劇祭で一番楽しみにしていた、
SPACの新作「イナバとナバホの白兎」を観劇しました。
駿府城公園で野外上演された「マハーバーラタ」に続いて、
2作目の街中野外上演です。
この演劇は、フランスのケ・ブランリー美術館より、
開館10周年記念のため、SPACに依頼された新作です。
というのも、この美術館の開館こけら落とし公演として、
マハーバーラタが上演され、大好評を博したからでした。
上演されるのが「クロード・レヴィ=ストロース劇場」という名前なのだそう。
そこで、芸術総監督の宮城さんが、
レヴィ=ストロースが最晩年に書いた『月の裏側』という書物から、
イナバの白兎と北米先住民の神話とのつながりについて書かれた箇所を発見。
この演劇の構想を得たのだということです。
物語は3部構成となっていて、
1部はイナバ編、2部はナバホ編としてそれぞれの神話を紹介し、
そして3部では、元となった大きな神話を、
SPAC俳優陣全員の共同制作という形で創り上げたというのです。
SPACらしい、スピーカーとムーバーが別れたスタイル。
また、今回特に目を引いたのが様々な仮面でした。
それにより神話の世界にすんなりと入りやすく感じました。
また、セリフは演じる俳優自らが考えたそうで、
より力強く、魂の入った言葉の数々が時に単独で、時に重なり合い、
奥行き深く響いてきました。
世界中に伝わった神話。
その元となったのはきっとこんな物語だったのだろう。
そう思わせる物語の最後。
感動的なセリフとともに、舞台上は一気に祝祭の場となって終演。
素晴らしい演劇でした。
きっとフランスの観客にも大きな感動を与えることと思います。
三代目、りちゃーど 演出:オン・ケンセン
ふじの国⇔せかい演劇祭。
次に観劇したのはシンガポールの著名な演出家オン・ケンセン氏による、
「三代目、りちゃーど」でした。
この演劇は、シェークスピアの「リチャード三世」を、
野田秀樹氏が潤色し、1990年に夢の眠遊社で上演されたものを、
今回あらたにオン・ケンセン氏が演出したものです。
裁かれるのは、「りちゃーど」で弁護人は「シャイロック」。
法廷の場にはシェークスピア自身も登場し、
シェークスピアの書いた戯曲の登場人物が、
シェークスピア自身の生い立ちから悪意を暴き、
様々な確執を繰り広げます。
時にドタバタな言葉遊びがあり、
リチャード三世の王位争いがいつの間にか、
華道界の跡目争いに置き換わるなど、
ハチャメチャな展開の中、物語が進行していきます。
キャストがまた面白く、
歌舞伎の中村壱太郎さん、狂言の茂山童司さん、宝塚出身の久世星佳さん、
バリの影絵芝居俳優など、異色の組合せが新鮮でした。
とてもエネルギッシュで、スピード感があり、
見応えがありました。
お茶摘み
毎年5月に、芝川にある義兄の山で、
兄弟姉妹が集まってお茶摘みを行います。
自家消費用のお茶なのでもちろん無農薬のお茶の木。
それを手摘みで新芽の柔らかいところだけを摘んでいきます。
今年はゴールデンウィーク中の予定していた日が
雨の予報だったので、
日程がなかなか決まらず心配しましたが、
ちょうど、八十八夜にあたる5月1日に行うことが出来ました。
山口さんに作ってもらったマイ竹かご持参で参加。
みんなに感心されました。
義兄弟の一人が毎年作ってくれる手打ち蕎麦。
これが楽しみで参加しているようなものです。
私は静岡おでんを作っていきますが、
おでんもみんなが楽しみにしていてくれるようなので
作り甲斐があります。
ふじのくに⇔せかい演劇祭 2016 「おうちにかえろう」
毎年ゴールデンウィークに楽しみな『ふじのくに⇔せかい演劇祭』
今年もいよいよ29日から始まりました。
オープニングは、オーストラリアから参加の
ティム・ワッツ、アリエル・グレイ、クリス・アイザックスの三名による、
「It’s Dark Outside おうちにかえろう」です。
この演劇は一人の老人が、
住み慣れた家を離れ、アウトローに追いかけられながら、
テントを持って荒野をさまよい歩く。
という大冒険の様子を、
仮面やアニメーション、人形を使って様々に表現しています。
実は老人は認知症にかかっていて、
冒険は心の中に起こる色々な妄想やさまよいによって起こっているのですが、
それを時におかしく、時に哀愁を持ってみせてくれました。
アフタートークでは、演技者の身内にも認知症の方がいて、
そのことが今回の作品にも深く影響を及ぼしたと聞きました。
人形の動きは文楽を思わせ、
綿を使って老人の思い出や大切なものを表現していましたが、
それもまるで漫画のふきだしのようで、
とても親しみやすく感じました。
これからが楽しみな若い表現者たちでした。