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ほしいもブログ
もでらあと ライブ
毎月第二水曜日は、もでらあとクラシックライブ。
3月10日は、フルート、サックス、ピアノの演奏を楽しみました。
最初にプログラムを受け取ってびっくり!!
今夜は前半後半ともに10曲づつという盛りだくさんな内容となっていました。
第一部
1、あなたの声に心は開く/サン=サーンス (F)
サムソンとデリラの中から、稀代の悪女デリラが歌う歌ながら、
とてもきれいな旋律です。
2、シシリアーノ/バッハ(F)
フルートソナタ2楽章、大バッハ作とされていたけれど、
現在は息子たちの作品とわかっているようです。
3、組曲より/ゴダール(F)
アレグロ・ワルツ
フルートの技法を駆使して演奏される、とても楽しい曲でした。
4、アラベスク/ドビュッシー(P)
大好きなドビュッシーのアラベスク。
ピアノソロの演奏も聴き応えありました。
5、美しい夕暮れ/ドビュッシー(S)
ここからはサックスソロの演奏。
旋律が美しい曲を選んだとのお話の通り、
夕焼けが目に浮かぶような曲調でした。
6、サマータイム/ガーシュイン(S)
もとはオペラ「ボーギーとべス」の中のアリアとして作曲された曲ですが、
今ではジャズのスタンダードナンバーとして有名です。
素敵な演奏でした。
7、ハーレムノクターン/ヘイゲン(S)
演奏者の北山さんの生家の裏に映画館があったそうで、
そこから流れてきたこの曲が思い出に残っているとお話され、
確かに古い映画で流れて来そうなノスタルジーな曲でした。
8、チャールダッシュ/イトゥラルデ
有名なモンティのチャールダッシュとは別の曲。
小さなチャールダッシュと呼ばれていて、
サックスの曲の中では1,2位を争う人気曲らしいです。
9、2つの間奏曲/イベール(トリオ)
元はフルートとバイオリンとハープの曲
1楽章と2楽章が全く違う曲調で楽しかったです。
フルートとサックスのハーモニーもなかなか素敵です。
第二部はピアノソロの演奏から。
1、即興曲 No.1 /プーランク(P)
2、即興曲 No.15 (エディット・ピアフに捧ぐ)/プーランク(P)
1は、いかにも即興曲らしい現代曲っぽい感じでしたが、
エディット・ピアフに捧ぐ即興曲は、
ピアフの曲のフレーズが使用され情緒たっぷりに演奏さました。
ここでサックスソロに交代
3、アヴェ・マリア/シューベルト(S)
お馴染みのアヴェ・マリアもサックスで聴くとまた一味違いました。
4、私のお父さん/プッチーニ(S)
私の好きなオペラのアリアの中で1、2位を争う曲です。
5、母が教えてくれた歌/ドヴォルザーク(S)
いつの時代でも母は特別な存在なんですね。
6、ヴェニスの謝肉祭/ドゥメルスマン(S)
ヴェニスの謝肉祭は多くの編曲がされているそうです。
サックスの技巧を駆使しての演奏は圧巻でした。
7、ソナタ ハ長調 第1・2楽章/バッハ(F)
演奏者の佐藤さんが、
この年になるとバッハの曲に癒されると言ってましたがわかる気がします。
8、椿姫による幻想曲/ジュナン(F)
有名なオペラ「ラ・トラヴィアータ」の曲のモチーフで、
様々なフルートの超絶技法がかなりの聴き応えあり。
10分の大曲。
9、ジーン・ハーロウの墓碑/ケクラン(トリオ)
10、ラグ・タイム・マーチ(トリオ)
11、オーバー・ザ・レインボウ(トリオ),アンコール
このトリオは昨年に続き、2回目の出演だったそうですが、
私は今回初めてでした。
美しい演奏をとても堪能しました。
不思議なメンバー構成でしたが、
国立音大卒業生が所属する、静岡県の同調会メンバーということで、
トリオ名は「同調会トリオ」となりそうです。
サックスの北山敦康さんは、副会長。
フルートの佐藤充一さんは、事務局。
ピアノの服部慶子さんは、新入会員なんだそう。
年令も全く違うメンバーなのに息がピッタリでとても素敵な演奏会でした。
盛りだくさんなので、ライブチャージが安すぎるんでは?と思ったほど。
また次回も楽しみです。