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家族旅行 その4

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二日目の宿「あかん 鶴雅別荘 鄙の座」は、
阿寒湖のほとりに立つ一日20組限定のお宿。
入口を抜けると、すぐ目の前に阿寒湖が見えます。

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到着してすぐにウェルカムドリンクのサービスで、
温かい柚子茶と窯焼きプリンを出してくれました。

おしぼりはハッカの精油で香りづけされ、
旅の疲れがやさしくほどけていきます。

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木をふんだんに使い、あちらこちらにアート作品が展示されたロビーは、
とても居心地がよく、
夜はバーカウンターになるという木のカウンターと椅子も素敵でした。

右手奥には足湯があります。
足湯には温かい烏龍茶と缶コーヒーが備え付けられ、
自由に飲めます。
足湯横には、竜の置き物の口から阿寒千年水が出てきました。


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お部屋の写真を撮るのをすっかり忘れてしまい残念ですが、
全室、24時間かけ流しの露天風呂とマッサージチェア、
ボーズの音響設備が備え付けられ、
冷蔵庫は2台あり、
有料のドリンクと、無料のドリンクと分けられています。
無料のドリンクは、ペットボトルのお水、お茶、コーラ、
そしてお風呂上りにどうぞと、アイスクリームまで置いてありました。

昨日6人で寝た部屋よりも広くてびっくり。
今日は贅沢にも2人づつ3部屋に分かれるので、
ここに6人寝てもよかったねと冗談も出ました。

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大浴場は前半の女性専用風呂には、
内風呂と岩盤浴があり、とても気持ちよかったです。
脱衣所には、無料の牛乳が置かれていて温泉気分を盛り上げます。
生クリームが出来ているほど濃い放牧牛乳でした。

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夕食は萌木会席。
食前酒には、ハスカップのワイン。

箸附(写真)は、とうもろこし豆腐、大倉(オクラ)、ラディッシュ、美味だし、山葵。
とうもろこしの甘さが出た美味しいお豆腐でした。

前菜
北海縞海老打瀬漬け
紅鱒酢〆
野菜の浸し、スイートパンプキン(と書いてありましたが冬瓜でした)
フルーツほうずき、ロマネスコ、パプリカ色々

お魚2種類は味が付いているのでそのまま。
お野菜は素材の味がわかるよう薄味でした。


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造里 五種盛り合わせ

幻の魚 イトウ、本鮪、平目、雲丹、牡丹海老

イトウは初めて食べましたが脂がのっていて、
とても美味しかったです。
淡水魚とは思えないです。

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鍋 道産めんめ 鄙の座風鍋

北海道では、目の大きい金目鯛のことを「めんめ」というのだそうです。
コラーゲンたっぷりの、プリップリの身が本当に美味しくて、
味噌仕立てのスープも全部飲み干してしまいました。

焼き物は、
時不知(ときしらず)柚庵焼き、
又は、大兵(おひょう)塩麹漬け
獅子唐焼き浸し

おひょうはカレイの仲間ということで、
鮭かカレイで迷っていたけれど、
一人獅子唐も選択肢にあると勘違いして大爆笑。
その後出てきた彼のお魚には特大の獅子唐が盛り付けてありました。
粋な計らいです。


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煮物、
鮑柔らか煮と野菜の炊き合わせ、
又は、阿寒ポーク赤味噌煮

鮑は冷製でポークは熱々という両極端。
鮑の方が人気が高いということでしたが、
ポークもなかなか美味しそうでした。

強肴
道産和牛のステーキ醤油麹漬け
新じゃが芋(写真)

ステーキは味が付いているのでそのままパクリ。
柔らかくて何とも言えず美味しかった!
新じゃがもホクホクで幸せ。

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止肴
鱈場蟹土佐酢和え、土佐酢ジュレ

最後に酢の物とは珍しいです。
少し味が濃いめでしたがさっぱりしました。

食事
茸御飯釜炊、赤だし、香の物
(むかわ町産 ふっくりんこ使用)

ここまでで、かなりお腹がいっぱいでしたが、
ご飯もとっても美味しかったです。

果子
パテシェエのスペシャルデザート。
アップルパイのようなものと、
パッションフルーツのソースが入ったクリームブリュレ(写真)
とが選べました。
デザートまで、最初から最後まですべて美味しくて大満足でした。

ドリンクは、
エスプレッソやフレッシュジュース、紅茶など色々選べました。

夜の11時ごろに、
一階のライブラリー前でお夜食にお茶漬けが出されると聞きましたが、
お腹がいっぱいで残念ながらいけませんでした。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2016年09月18日 06:34