新着記事

カテゴリー

アーカイブ

ほしいも 色の変化

ほしいも統計

日本各地のほしいも

よくあるご質問

ほしいもブログ

ほしいも農家の皆さん





ほしいもブログ

きらくな寝床

自然農の田んぼ2022 田んぼ見学会

10月15日、自然農でお米を作っている田んぼの仲間が集まり、
稲刈り前の田んぼの見学会をしました。
始めてから10年たちますが、
仲間の田んぼをじっくり観る機会というのはなかったので、
それぞれの思いや工夫なども聞けてとても有意義でした。
写真は、赤米の紅ロマンという品種だそう。
穂がピンク色できれいです。

草の管理に失敗してしまったという田んぼの稲刈は、
草をかき分けて踏み倒しながら、
できるだけ稲だけを刈るようにするといいと教えてもらいました。

チガヤというイネ科の雑草が多い田んぼ。
地下茎が太く繁殖力も強いためとても厄介で、
これが繁殖するととても大変なんだとか。
ウチの田んぼではあまり見かけないので助かります。

水が漏れてしまっていたという田んぼ。
水が少ないと稲が生長しないし、
沢山入りすぎると水温が上がらず分けつが進まないなど、
水の管理はとても難しいです。
原則として棚田の場合、
下の田んぼに面した側には水路を切らない方がよいとのこと。
また田んぼの中に水路を切る場合も深くしすぎないことと、
途中までにすることなど色々勉強になりました。

これはわが家の田んぼ。
今年は草の管理がうまくいき久しぶりの豊作の予感です。

黄金色の穂が垂れた田んぼをゆったりと飛ぶ赤とんぼや、
どこまでも高く澄んだ青空を見ているだけで、
とても気持ちがよかったです。

【きらくな寝床】

日時:2022年10月17日 17:29

自然農の田んぼ2022 草取り

台風15号の被害を受けてから約一週間。
田んぼの様子を見に行ってきました。
いつも通っていた道が通行止めになっていたり、
片側通行になっている箇所がいくつかあり、
改めて被害の大きさを感じました。

田んぼ横を流れる藁科川の土手も、
大きくえぐられてしまい通行止めでした。
ここはいつも車を停めていた場所なのですが、
当分車を停めるのは無理そうです。

ポンプの設置場所が濁流にのまれて崩壊し、
泥水が水路を伝って田んぼに流れ込んだそうですが、
幸いにも稲が倒れることはなかったので一安心です。

稲より背の高い草を刈ってきました。

大豆畑は、大きくなりすぎた大豆に実がつき、
重かったためか何本か倒れてしまっていました。
倒れて泥水につかった葉は枯れてしまい、
茎が折れた大豆はこのままおいてももう育たないので刈りました。

鞘の中身はまだぺちゃんこなので、
本当はもう少し大きくなるまで置きたかったです。
食べられるかどうかわかりませんが鞘だけ外して持って帰りました。

その後家で茹でて食べました。
実は小さいですが味は美味しかったので、
無駄にならなくてよかったです。

【きらくな寝床】

日時:2022年10月03日 16:30

自然農の田んぼ2022 草取り

8月28日、藍の生葉染めの為に田んぼまで来たので、
草取りもやることにしました。

とはいえ田んぼの中に入ると根を傷めてしまうため、
来月終わりまで入らない方がいいとのこと。
畔から手が届くヒエだけを刈りました。

出穂の準備ができているようで、
平たかった茎が丸みを帯びています。

と思ったら一株だけ穂が出て花も咲いていました。

田んぼの中には入れないので、
石垣周りの草取りをしました。

きれいになりました。

次は大豆畑。
また更に大きくなっています。

大豆の花が咲き始めました。
小さいけどとても綺麗。

倒れてしまった大豆が何本かあり、
木の枝で支えて起こしてみましたが、
このままで大丈夫か心配です。

【きらくな寝床】

日時:2022年08月30日 15:56

自然農の田んぼ2022 番外編「藍の生葉染め」

自然農の畑で藍を育てている仲間が、
藍の生葉染めを教えてくれました。
藍は動物性たんぱく質と接着するので、
染める物はそれぞれ家からシルクの布を持ち寄ることに。
私は前日に頑張って古着の長襦袢をほどきました。

当日、まずは藍を刈り取るところから。

草を取り除いた藍を人数分に分けています。
この後持ち寄ったシルクの布に絞りをしました。
ビー玉と輪ゴムを使ったり、
細紐で縛ったりとそれぞれ自分好みに絞りを入れました。

染料づくりに入ります。
藍の葉を上から下に引っ張ると簡単にとれるので、
茎から葉っぱだけを全部はずします。

ザルに入れて簡単に水洗いします。
(田んぼの畔を流れる川の水です)

後で葉を揉みだすので染料が染み出しやすくするために、
葉を細かくちぎります。

ちぎった藍の葉をネットに入れて2重にします。
なるべくネットの中に空間ができるよう上の方ギリギリで縛ります。

バケツの中に染めたい布がしっかり漬かるくらいの水を入れ、
その中に藍の葉を入れて揉みだします。
「汚れた雑巾をごしごし洗うようにしっかりと」だそうです。
だんだんと緑色の抹茶のような色になってきます。
藍の葉が溶けてドロドロになり泡がたって少しとろみがつくくらいで完成。

いよいよ染めに入ります。
あらかじめ水に漬けておいたシルクの布を軽く絞り、
揉みだした染料の中にいれ空気に触れないように10分ほど泳がせます。
(この間、「歌を三回歌って」と言われました。楽しいです)

好みの色に染まったら、
布を取り出して空気に触れさせ、
またつけてを3~4回繰り返します。

最後、絞りを外してから水で洗って完成。

出来上がった布を干して乾かします。
皆の布が風に舞ってとても涼し気です。
楽しかった!

【きらくな寝床】

日時:2022年08月29日 17:43

自然農の田んぼ2022 共同草取り

8月20日草取りの共同作業がありました。
2週間ぶりの田んぼですが稲が元気に育っていて嬉しいです。
お盆を過ぎるとしばらく田んぼに入らない方がいいので。
今日は田んぼの中の草刈りはしません。

お隣の一般慣行栽培の田んぼでは、
早くも穂が色づいてきていました。

自然農の田んぼでは、
仲間が作っているシンピという早稲の黒米に出穂が見られました。
アサヒはもう少し先です。

草刈りは毎度の石垣周り。
一か月たつとかなり草ぼうぼうになります。

二人で半分づつ手分けしてきれいにしました。
石垣が太陽の熱で温められているので天然の岩盤浴状態となり、
すぐに汗がふきだしてきます。
一時間ほどできれいになりました。

男性陣は草刈り機で休耕田の草刈りをします。
雨続きで田んぼに水が溜まっていて刈りにくそう。
泥もバシャバシャ飛んできます。

やかんを叩く音が響いてきました。
地元の友人が自家焙煎の薫り高いコーヒーを入れてくれました。
田んぼでこんなに美味しいコーヒーが飲めるのは幸せです。

石垣がきれいになったところで共同作業の草刈りは終了。

お昼ですが続けて畔をきれいに草刈りします。

大豆もかなり大きく育っていました。
草には負けていませんが、
風通しをよくするために根本周辺の草を刈りました。

【きらくな寝床】

日時:2022年08月22日 15:11

自然農の田んぼ2022 草取り

8月6日、二週間ぶりに田んぼと畑の草刈りにやってきました。
雨が多いので田んぼ脇を流れる藁科川も増水しています。
その影響でしばらく田んぼに水を入れるポンプを止めてあったそうです。

いつもと同じように最初は大豆畑から。
この前よりもまた一段と成長していました。

大豆は草に負けていないのでそのままでもよさそうですが、
根本周辺の草だけは刈ることにしました。
30分ほどで大豆畑は終了。

次は田んぼです。
稲もよく伸びていますが草も勢いが増しているので、
こちらはけっこう時間がかかりそうです。

この前草を刈らなかった通りを、
一列おきにやっていきます。

お隣の一般慣行栽培の田んぼでは早くも出穂が見られます。
自然農の田んぼも今月中旬以降には穂が出そうです。

二人で2時間かけて田んぼ全体を除草しました。

10本以上分けつしている稲です。
今年は全体的に育ちがいいです。

久しぶりに過ごしやすい気候だったので、
田んぼの草刈りの後、石垣の草も刈りました。

田んぼと畑を合わせて2時間半以上の作業でしたが、
最近の中では一番涼しい日だったので長時間やれて捗りました。

【きらくな寝床】

日時:2022年08月07日 14:20

自然農の田んぼ2022 草取り

7月23日の午後、
予想最高気温が35度を超える日ざしが焼けるように暑い日でしたが、
午前中は事務仕事をして午後田んぼの草刈りに来ました。

いつも通り最初は大豆畑から。
先週も確認しましたが遅れて蒔いた大豆は芽が出ていませんでした。
やはり時期を外れるとダメなようです。

鳥よけに張ってあった紐は草刈りの邪魔になるので外します。

お隣との境界部分は特にきれいに刈ります。

40分ほどで草刈りが終わった大豆畑。
元が田んぼだったため、
溝を切ってあったところは外して大豆を蒔いたので
少しまばらですが順調に育っています。

次は田んぼ、すでに汗だくですがここからが本番。
一列おきに草を刈っていきます。

1/3ほど草刈りしたところで、
中干しが終わりポンプが動いて田んぼに水が入り始めました。
稲にはよかったけれど水が入ると膝がつけないので草刈りは大変です。

2時間かけて何とか全体の草刈りを終えました。
夕方になるとさすがに気温が下がって少し涼しくなってきました。
田んぼに水が回って稲が生き生きしたようです。

【きらくな寝床】

日時:2022年07月26日 09:35

漆塗り

以前どこかのお店でランチを食べた時に、
お料理やご飯がこういう木の台に載せられて出て来ました。
それがいいなぁと思い真似して自分で作ったのですが、
普段そんな洒落れたことはもちろんしないので、
あまり使わずに何年も経ってちょっと汚くなってしまいました。
特にこっちの板は先日天ぷら油をこぼして油も染みています。
漆塗り同好会の日に持って行って漆を塗ってみることにしました。

こちらがもう一枚の木の台。
最初のはおそらくヒノキですが、
こちらの木はタモか何かで木の表面が逆立っていました。

どちらも漆を塗る前に、
240番と320番のペーパーで表面をきれいにしました。

今回は刷毛ではなく布に漆をしみ込ませて塗り込む、
拭きうるしにしました。
油がかかってしまった部分は、
漆がつきにくいのか若干色が薄くなっていますが、
全体的に汚れは目立たなくなりました。

こちらの木は逆目っぽいので漆の吸い込みがよく、
ちょっと色が濃くなってしまいましたが、
塗る前よりも雰囲気が断然よくなりました。

いつも手袋をして塗っているのに、
気づくと穴が開いて指にしっかり漆がついてしまいました。
指先はかぶれることはないけれど、
汚れが一週間くらい落ちないのでちょっと困ります。

【きらくな寝床】

日時:2022年07月21日 17:17

暑中見舞い

木版画の同好会に入っているので、
せめて年2回、
暑中見舞いと年賀状くらいは出したいと思い、
土日に頑張りました。
図は前に描いてあったあくび猫にして、彫りと摺りで4版。
23枚できたのでこれからまた頑張って手書きして出します。
今年は残暑お見舞いにならなくてよかったです。

【きらくな寝床】

日時:2022年07月11日 17:27

自然農の田んぼ2022 大豆畑と田んぼの草取り

このところお天気が安定していないので、
短い時間でも草取りをしようと毎週のように田んぼに来ています。
9日も雨の合間をみてやってきました。
田んぼの水を引いている藁科川は雨でかなり増水していました。

一般慣行の田んぼは中干しの時期となり、
10日から20日までポンプが止まり、
田んぼに水が入らなくなるとの連絡がありました。
中干しは、田んぼの水を抜いて稲の分けつを抑えることと、
土壌に酸素を供給するため、根張りをよくするなどの目的で行います。
時期は田植えの約一か月後、
または出穂の約一か月前を目安にするそうです。
自然農の田んぼでは少し早いのですが何とか稲に頑張ってもらいます。

今回の草取りもまずは大豆畑から。
大豆は離れた所から目視できるほど育っていました。

草もそれ以上に成長しているので大豆周りを草取りです。

最後に、芽が出なかった場所にもう一度種を蒔いて終了。

友人が美味しいコーヒーを入れてくれたので小休止。
農作業の合間に薫り高いコーヒーが飲めるのはかなり贅沢です。

ここからは田んぼに入ります。
水があるので中腰の姿勢となり腰が大変です。

大豆と同じく稲周りの草を取りますが、
条間の草は背が高いものだけ刈って後は残します。

草取りが終わった田んぼ。
今年はいつもより成長がいいのでこの先も楽しみです。

仲間の田んぼもよく育っています。

【きらくな寝床】

日時:2022年07月10日 16:13