2016年10月
11月の歳時記
この前から何回かに分けて、
達磨庵の歳時記の写真の撮影をしています。
11月は七五三。
最初は、お赤飯と栗、生落花生、お茶の花、落雁と干し芋で
写真を撮りました。
自分としては中々気に入った出来だったのですが、
七五三感が出ていないということでとり直し。
次に、前に手に入れておいた千歳飴の袋の裏側を使い、
同じくお茶の花、赤まんま、稲穂と干し芋で撮影。
この日は曇りだったのでなんとなく全体的に暗い写真となってしまいました。
そして今日、
久しぶりの晴れの日に、
こんどは、赤まんまをおままごとのご飯に見立て、
鯛は切り紙で作りました。
花はまたスタッフが調達してくれた「ホトトギス」
そして目立っているのが七五三のご祝儀袋です。
まだどの写真を採用するのかは決まっていませんが、
明日サイトにUPする予定です。
もしよろしければ、
明日以降に熟成干し芋達磨庵のサイトで確認してみてください。
【ほし太の日向ぼっこ】
鞄図書館 〈1〉 芳崎せいむ著 東京創元社
小さな鞄の中には、この世のありとあらゆる本と
世界の真理が詰まっています。
そしてこの鞄は意志を持ってしゃべります。
が、その言葉は全てゲーテの言葉の引用。
このゲーテ好きで、何故か日本に行きたがっている鞄と一緒に、
司書さんと呼ばれるおじさんが一緒に旅をしながら、
その人に一番必要な本を一冊だけ、鞄の中にある本を貸出しします。
貸出期間は1年間。
一話完結の物語の中で紹介される本は章末に紹介されているので、
実際に興味を覚えた本を手に取ることもできます。
時に優しく、時に悲しく、
そしてちょっぴりホラーな異次元の世界に遊ぶ心地よさ。
もし自分がこの鞄図書館に出会ったとしたら、
どんな本をリクエストするんだろうとふと考えました。
【ほし太の日向ぼっこ】
続・深夜食堂 松岡錠司 監督
安倍夜郎氏の人気コミックを原作に、
2009年からドラマ化され2015年には映画化もされた「深夜食堂」の続編。
新宿ゴールデン街を思わせる路地裏の小さな食堂「めしや」。
メニューは豚汁定食のみで、営業時間は夜の12時から朝7時まで。
マスター(小林薫)に食べたいメニューを言えば作ってくれるということで、
夜な夜な常連客が集まってくる。
第一話「焼肉定食」
ストレスがたまると喪服を着て街を歩くのが趣味という出版社勤務の範子(河合青葉)。
ある日担当した作家の葬儀で知り合った石田(佐藤浩市)と恋に落ちるが…。
第二話「焼きうどん」
近所の蕎麦屋の女主人聖子(キムラ緑子)は亭主を亡くし息子を育てながら、
一人で店を切り盛りしている。
息子の清太(池松壮亮)は出前で店を手伝っているが、
中々子離れできない母親に年上の恋人さおり(小島聖)を紹介できないでいる。
第三話「豚汁定食」
金に困った息子から頼まれ九州から大金を持って上京した夕起子(渡辺美佐子)。
来い来い詐欺ではないかと心配する常連客たちは…。
という3部構成となっていて、
毎回素朴だけれど、美味しそうな料理がメインに出てきます。
コミックも、ドラマも、映画も見ていない私でも楽しく鑑賞できました。
常連客達がけっこう濃いキャラクターなので、
それぞれにまつわるストーリーを想像しながら観るのも楽しかったです。
もちろんコミックやドラマ、映画を観た人なら、
それを踏まえてさらに楽しめたでしょう。
【ほし太の日向ぼっこ】
靴磨きの裏ワザ
一昨日の朝かけっぱなしのテレビでやっていた色々な裏ワザ。
中でちょっとやってみたいと思ったのが、
バナナの皮を使って革靴を磨く方法。
さっそくそろそろ履こうと思っていた黒のショートブーツで試してみました。
艶もなく埃がかぶったような状態でしたが、
バナナの皮の内側でこするとみるみる艶が出てキレイになりました。
一通り拭いたら乾いたぼろ布できれいにふき取って終了。
簡単でした。
調べたら、バナナの皮にはタンニンが豊富に含まれていて、
そのタンニンには、皮を柔らかくしたり汚れを落とす作用があるのだそう。
なるほど理に敵っているのね。
【ほし太の日向ぼっこ】
子猫が生まれました。
タツマの事務所の3軒お隣の新聞屋さんの店先で、
今日野良猫が3匹子猫を生んだそう。
野良猫とはいえとても人懐っこくて、
普段から近所の人に可愛がられている猫らしく、
子どもが子猫を触っても全く怒らない温厚な猫です。
母猫は茶寅ですが、
子猫はお母さんよりも薄いベージュ色が2匹と黒ネコが1匹。
新聞屋さんに段ボール箱に入れてもらっています。
早くいい飼い主が見つかるといいのですが…。
新聞屋さんのお隣のおうちにはお子さんが3人いて、
その子どもたちが、家の前の駐車場に描いた猫の絵。
何とか飼い主が見つかってほしいという願いがこもっていて微笑ましいです。
【ほし太の日向ぼっこ】
大きな熟柿
スタッフが会社の近くの無人販売所で、
今度は大きな熟柿を買ってきました。
長さが約9センチ、直径6センチ、重さは230gありました。
大きな渋柿です。
山梨では甲州百目柿といってこういう大きな柿を干し柿にします。
それはとても美味しいのですが値段も高級です。
百目柿の名前の由来が、百匁(約375g)からつけられたという説があり、
大体350g~400gくらいあるということで、
この柿よりさらに大きいです。
これは2つ入って100円という安さですが、
熟してなくてしっかりした柿が売っていたら、
私も百目柿の干し柿を作ってみたかったです。
【ほし太の日向ぼっこ】
台湾キンセン茶 金魚
友人の後藤さんから「ブログのネタにいいでしょ」と、
珍しいお茶をいただきました。
聞くと金魚の形をしたお茶とのこと。
ワクワクしながらお湯を注ぎました。
金色の烏龍茶のいい香りです。
そして緑一色なお茶だったからというのもあるけど、
期待が高すぎただけに、
一見、金魚というよりネズミ?
お茶の葉がパンパンに膨らむとさらにネズミ感が高まります。
これはこれで可愛いと言えなくもないですが…。
会社だったのでスタッフに見せたら
「可愛い~ホントの金魚みたい」と大評判。
テンションが低かったのは私だけでした。
でも味はかなりいい上等のお茶でした。
飲み終わってもう一回お湯を注いで2杯飲みました。
後藤さん、いつもご馳走様。
【ほし太の日向ぼっこ】
自然農の田んぼ 稲刈りその2
昨年、我が家の田んぼに出現した突然変異のような稲が、
今年も仲間の田んぼにできました。
これは山口さんの田んぼにできた稲。
特別に囲いがされていました。
こちらは、竹内さんの田んぼにできた稲。
昨年の我が家の稲は、ずっと青々と成長を続け、
とうとう寒くなって実が熟さずに枯れてしまいました。
今年の稲はどうでしょうか。
種もみがとれるといいのですが…。
楽しみではあります。
竹内さんの稲架掛け。
昔ながらの稲わらでしばってあるので、
見た目もいいです。
今日出勤途中のラジオで、
昔は金色の帯のように稲の稲架掛けが見られたけれど、
今はコンバインで刈ってしまうので、
そういう光景が見られずさみしいという投書が読まれていました。
日本人にとっては郷愁を誘う風景ですね。
竹内さんの畦豆。
大豆にして味噌をつくるそうです。
来年はウチもやってみたいものです。
こちらも竹内さんが育てている宇宙イモ。
エアポテトともいうそうです。
見た目はグロテスクですが山芋の仲間のようです。
お土産に最後の枝豆と宇宙イモをいただきました。
枝豆は夜さっそく茹でておつまみに、
宇宙イモはまだ食べていませんが、
天ぷらやサラダでいただけるようです。
町田さんから、坂ノ上産サツマイモの蒸かし芋の差し入れ。
小ぶりですが、ホクホクした食感と優しい甘さがとても美味しかったです。
品種は紅あずまだそう。
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ 稲刈り
10月23日田んぼの稲刈りに行ってきました。
一番楽しい作業です。
稲刈りは満月期にするといいと聞き、
23日は今月最後のチャンスです。
これを逃すと3週間くらい後となってしまいます。
まずは共同の赤米から。
1週間前に草刈りをしましたが、一列おきだったことで草がけっこう残り、
稲を刈ってから草と稲を分けるのにけっこう手間取りました。
赤米の分けつは平均10本ほどでしたが、
皆育ちが揃っていました。
3~4株刈り取って一束にし、
それを三束重ねていきます。
こうしておくと後で縛る作業が楽です。
午前中一杯はこのままにして乾かします。
午後から稲架にかけていきました。
三束を両側2束と中心一束に分けて、
2束が交互になるように、結び目を揃えてかけていきます。
全部かけ終わりました。
赤米はやはり他の稲とは色が違います。
また、のぎ(稲の先端に出ている髭のような穂先)が長いのが特徴です。
共同の赤米の次は、我が家のあさひの刈り取りです。
今年はあまり育ちがよくなかったので、
全体的に分けつは少なめでした。
それでも、一番よく育った稲は32本分けつしていました。
(一番少ないのはたった2本でした)
こちらも3束にして重ねていきます。
約1か月前に徹底して目立つ草を刈ってあったので、
草を取り除く手間があまりなく、
稲刈りがスムーズにできました。
本当は稲を縛るのは昨年の稲わらを使いますが、
今年は昨年の稲わらがなくなってしまい麻縄で縛りましたが、
滑りが悪くて縛りにくかったです。
全部かけおわりました。
今年は少なかったので、お隣の山口さんの稲架に間借りしました。
【きらくな寝床】
隠岐の島の干し芋
友人の息子さんが隠岐の島に旅行に行って買ってきたという、
干し芋をいただきました。
彼はよくタツマの干し芋を買って食べているので、
「参考に」と言ってくれました。
「タツマの干し芋の方が美味しいよ」とも。
戴いたのは、
海士(あま)町産シルクスイート使用の「かんぺ」と書かれた角切りタイプ。
まず驚いたのは色の綺麗さです。
茨城県産のシルクスイートはもっとくすんだ色になります。
まるで紅はるかのように綺麗なオレンジ色でした。
よく乾燥していて、手には全くくっつかず食べやすいです。
原材料はサツマイモだけなのに、不思議と塩味を感じます。
甘さは控えめですが噛んでいるとお芋の味と甘味が出てきて、
これはこれで美味しいです。
旦那様や姉にも食べてもらいましたが、
けっこう好評でした。
ウチでは選別で訳ありになってしまう「パカ(白い部分)」が入っているのも
愛嬌ですね。
ネットで色々調べましたが、
「かんぺ」という名前も、海士町産の干し芋も出てこなかったので、
本当に地元にちょっと出回るだけなんでしょう。
それでも遠く離れた隠岐の島でも干し芋が作られているのを知って、
ちょっと嬉しいです。
【ほし太の日向ぼっこ】