2017年03月
分葱(わけぎ)
会社の近くの無人販売所に「分葱」がありました。
そうかぁ、もうそんな時季なんだね。
毎年春になると父親が畑から分葱をとってきました。
それが結構な束なので、ちょっと面倒くさいなぁと思いながら、
きれいにして、葱ぬたを作るのが日課でした。
葱ぬたは、私も父も娘も大好きなメニューです。
いつかの年は、
父親が大事にとっておいた分葱の球根を、
枯れた葱と思って捨ててしまい、怒られたことも思い出します。
もう父親の作ってくれた分葱は食べられません。
当たり前に思っていたものが、
どんなに貴重な有難い物だったのか、
失ってみて初めてわかります。
さっと湯がいて、
きれいな色のまま調理します。
私の自己流レシピは、
自家製味噌と米酢、てんさい糖にすりゴマを入れて、
分葱と新わかめと和えます。
春のメニューです。
【ほし太の日向ぼっこ】
屋根裏の絵本かき ちばてつや 著
昔も今も漫画好きですが、
中でもちばてつやさんは一、二を争う大好きな作家さんです。
あしたのジョー、おれは鉄平、のたり松太郎、あした天気になあれ、
などなど、胸躍らせ、時に涙しながら読んだことを思い出します。
ちばてつやさんの自伝ということで、
読まないわけにはいきません。
中には中国からの引き揚げの苦労や、
漫画家になったいきさつ、
あしたのジョーのこと、弟さんのことなど、
本当に興味深い内容がいっぱいでした。
もちろんおなじみのキャラクターたちのイラストも満載で、
もう一度あしたのジョーを読み返したくなりました。
(もちろん愛蔵しています)
お人柄もよくわかり、
ますますちばてつやさんのことが大好きになりました
【ほし太の日向ぼっこ】
今日のアシュくん
最近ますます遊びに磨きがかかっている猫のアシュくん。
私が作った猫タワーが大のお気に入りで、
家にいるときはここによじ登り外を眺めています。
私がちょっと買い物などに出かけて、
ひとりでお留守番の時には、
この上でじっと待っていることも多いです。
そして不思議なのがヒゲ。
眉毛とヒゲが長くてウェーブしているのがチャームポイントの一つだったはずなのに、
気づくと短いヒゲがかなり目立ちます。
ヒゲも自然と抜けかわるのは知っていますが、
こんなに急に短くなっているのはおかしいです。
折れてしまったのか抜けてしまったのか、
軍手をはめた手に向かって、
狂ったように飛びついたり、
噛みついたりするからこすれて折れたり抜けたりしちゃったのかなぁ?
とにかくこんな猫ちゃんは初めてです。
【猫とお昼寝】
ベジブーケ
少し前になるけれど、
娘と母のお墓参りに行ったとき、
そこの売店で売っていた無農薬野菜。
その中にベジブーケがありました。
なんだかとっても可愛いので、
娘と一束づつ買って来ました。
中身は葉物野菜中心で、
菜花の黄色と蕪の白、人参のオレンジがアクセントになっています。
ブロッコリーのように見える野菜は、
ブロッコリーとケールとの掛け合わせと聞いたような気がします。
これだけはゆでた方が美味しいと言われて、
他のお野菜は、サラダで食べられると聞きました。
でも一日おいてしまい少ししんなりしてしまったので、
結局みんなさっと茹でて、塩昆昆布で和えたり、
そのまま何もつけずに食べましたが、
とっても美味しかったです。
お花のように飾ることはできないけど最後まで無駄なく食べられるベジブーケ。
気に入りました!
言い忘れましたが一束500円。
私ならこれをいただいたらメチャクチャ嬉しいな。
【ほし太の日向ぼっこ】
お気に入り
昨年の11月にやってきた猫のアシュくん。
まだ生後4ヶ月だというのに、
体重はすでに3kgを超え見た目はすっかり大人の猫のよう。
でも中身はまだまだ子供で、
お気に入りのおもちゃがこれ。
取り上げようとすると「ウー」と一丁前にうなったりもします。
好き過ぎて、こんなにボロボロになってしまいました。
中から出てきた綿を口に入れたりするので、
これは処分して同じものを買ってあげました。
ところが、破壊力が格段にアップしているため、
なんと一日で同じような状態になってしまいました。
困ったものです。
【猫とお昼寝】
すももの花
しばらくブログをお休みしている間に季節がすっかり変わり、
庭にあるすももの樹に、花が満開に咲いていました。
すももは桜と同じ、薔薇科サクラ属です。
だから花も良く似ていますね。
東京ではもう桜が開花したようですが、
静岡はまだしばらく咲きそうにはありません。
今年の春は、いつもより肌寒く感じるのは桜も同じでしょうか。
1300年近く前、大伴池主が詠んだ歌が、
今の私の心に寄り添ってくれます。
いつの時代でも人の心はあまり変わらないのですね。
桜花 今ぞ盛りと 人は言へど 我は寂しも 君としあらねば
【ほし太の日向ぼっこ】