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2015年09月

新商品

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駿河うまいものマルヤスさんから、
三島馬鈴薯100%使用の無添加ポテトチップスが発売されました。
現在は売り切れ中ということですが、
特別に戴き、スタッフみんなで試食しました。

三島コロッケの原料として全国的に有名になった三島馬鈴薯は、
通常のジャガイモに比べて価格が4倍くらいする高級ブランド。
そして通常はポテトチップスにはむかないとされる、メークインなんだって!!

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このブランドジャガイモの味を活かすため、
味付けは西伊豆戸田(へだ)産の天然塩のみ、
揚げ油も植物油100%にこだわったのだそう。

確かにジャガイモの風味がとてもよくて、
油っぽさもなく美味しいポテトチップスでした。
120gで450円(税抜)とのこと、
お値段は高めですが、発売したらぜひまた買いたいです。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2015年09月30日 11:28

『僕は、そして僕たちはどう生きるか 』 梨木 香歩 著 理論社

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『西の魔女が死んだ』以来久しぶりの梨木香歩さん。

読了後、初めて表紙の絵の意味がわかりました。

主人公はコペルと呼ばれる男の子14歳。
コペルが土壌生物の調査に出かけた日一日のできごとに、
不登校、全体主義、環境破壊、巧妙に仕組まれた青少年への罠、
戦争へ向かう気運など、
現代社会の様々な負の問題を物語に織り込み、
それでいて梨木さんらしい優しさに包まれた作品でした。

そしてこれから先、万が一自分が戦争に行かなければならなくなった時が来たとしても、
「良心的兵役拒否」という言葉があることを皆に知っていて欲しいと思います。

「普通」「みんなが…」という言葉を安易に使うことの怖さ、
けれども人が生きるために、群れは必要。

強制や糾弾のない、許しあえる、ゆるやかで温かい絆の群れ。
一人になることも、離れることも認め、そしていつでも迎えてくれる。
そんな「いい加減」の群れを作り、
出会った人に
「やあ。よかったら、ここにおいでよ。
気に入ったら、ここが君の席だよ。」
と言えるような力を身につけ生きていきたいと強く感じました。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2015年09月29日 08:45

向田邦子 おしゃれの流儀 向田和子 かごしま近代文学館 編

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生活クラブの月一回の機関紙、
『本の花束』で紹介されたので興味が沸きました。

向田邦子さんといえば、
若くして飛行機事故で亡くなった人気作家、脚本家の方。
というイメージしかなかったのですが、
向田さんが愛用した洋服の数々を拝見すると、
今でも古びない素敵な服ばかりで、
流行に左右されない本物を見る目があった方なのだと感じました。

出版社にお勤めの頃、
三か月分のお給料を、アメリカ製の水着一枚に替えたというエピソードや、
子どもの頃、両親からデパートで一枚だけ気に入った服を選びなさいと言われ、
ちょっと見にいいと思って選んだ黄色い服が、
子供心に失敗だったことに気づき、
その年は我慢して着つづけたものの、
その後の服選びにかなり慎重になったというエッセイなど、
とても興味深く読みました。

「傘一本でも、一年かけて探す。嫌なものは嫌」
という徹底ぶりに、本当にお洒落な人なんだと思いました。

執筆の時に着る「勝負服」、焼肉を食べる時に着る「ヤキニクフク」
猫と遊ぶための「面会服」、猫をみとるための「病気服」など、
理由を読めば納得の、
向田さん流のお洒落がよくわかりました。

私もまるっきり真似することはできないけれど、
安物買いはもうやめて、少しは向田さんを見習ってみようと思います。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2015年09月28日 17:27

坤櫓、巽櫓

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先日は見られなかった、
家康公四百年祭で無料公開中の
坤(ひつじさる)櫓と巽(たつみ)櫓を見学してきました。

坤(ひつじさる)櫓は、
方位を干支で表すと南西の方角を坤とよぶことから、
駿府城二の丸の南西の角に位置します。

櫓は矢の蔵とも書かれ、
普段は武器庫として使われたり、
戦の際には、見張り台や、攻めてくる敵への攻撃の拠点となる場所です。

「駿府御城惣指図」、「駿府御城内外覚書」といった現存する資料を基に、
ほぼ忠実に復元されたとのこと。

内部に入ると一部の床がガラス張りになっていました。
これは基礎の部分も当時と同じ工法で行っていることを見せるためなんだそう。
工事中入り込んだ蛇がそのまま抜けられなくなり、
ミイラ化してしまった姿も見られました。

内部に入るととてもいい木の香りがします。
残念ながら、今昔スコープという体験アトラクションは
待ち時間が長くて出来ませんでした。

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巽櫓は、東南東の角にあります。
こちらは一足先に平成元年、
付属する東御門も平成八年に復元されました。
内部はかなり広いです。

入ってすぐに、お堀で見つかった鯱が展示してあります。

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臨済寺に今も現存している竹千代の間が再現されていました。
家康が今川家の人質時代、
あずけられた臨済寺の住職太原雪斎などから
教えを受けたといわれています。

お堀の上を吹く風が涼しくて、
当時の様子を感じることが出来ました。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2015年09月27日 09:29

食事会

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フィットネススクールの友人5人と食事に行ってきました。
今回のお店は静岡市駿河区八幡にある、
「スローフード 3104(サトシ)」さん。

最初はお造り。
鯛(なんていうタイだったか忘れてしまった)、生だこ、鰹の三点盛り。
新鮮でとても美味しかったです。わさびもよかった。
蛸は吸盤と身を別々に切り離し、食べやすくしてありました。
細かな心遣いが嬉しいです。

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二皿目は、揚げ物。
生麩、茄子、栗、万願寺トウガラシの揚げびたし。
赤が効果的です。
生麩のモチモチっとした食感、
栗のホックりとした甘さ、トウガラシの辛さとがいいハーモニーを醸しています。

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三皿目は、焼き物。
きれいに骨をとった太刀魚をあぶり、
胡麻のきいた大根おろしをつけて戴きます。

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四皿目は、胡麻豆腐。
つくりたてのもっちりくにゃくにゃな噛みごたえと、
胡麻の風味、黒豆の優しい甘さが嬉しいです。

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五皿目は、牛肉。
イチボというお肉だそう。
ランプと呼ばれるおしり上部のお肉のうち、下側のやわらかい部分。
ニンニクが聞いた醤油ベースのソースと絡めていただきます。
つけあわせの皮ごと焼いた玉ねぎが甘くてトロトロでした。

この玉ねぎの丸ごとソテーは、
いつかやってみたいと思っていたのですが、けっこう時間がかかります。
思わぬところで食べることができて嬉しかったです。

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ご飯ものはお茶漬け。
鮭と三つ葉、枝豆がのったおむすびをくずしながら、
お出汁がきいた汁とともにいただきます。

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デザートはアイスクリーム。
ラムレーズンアイスに、今が旬の無花果をトッピング。
女性が好きなデザートです。

3104は、ご主人(といってもまだ若い)が一人でやっているお店です。
手をかけて作った美味しいお料理とお酒が楽しめます。
今度は家族と一緒に来たいです。

コースは4500円でした。
ご馳走様。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2015年09月26日 08:44

しずおかアレモキッチン/コレモストア

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静岡市美術館鑑賞後、
9月1日にオープンした180日間限定のお店、
『しずおかアレモキッチン/コレモストア』に行ってみました。

静岡の特産品を紹介するという目的なんだそう。

アレモキッチンでは、昼はランチ夜はお酒が楽しめます。
ランチタイムはメインから一品選んで
好きな小鉢3品で750円、5品で880円。

メインは ヒレカツ、トマトソースハンバーグ、フライ盛り合わせ、
さばの味噌煮、鶏塩唐揚げ(5個)、浜松餃子(5個)の中から選びます。

今回はフライ盛り合わせ(蓮根、アジフライ、クリームコロッケ)を選択。
小鉢は、イカのマリネ、オクラと山芋ワカメのねばねばサラダ、
茄子の揚げびたし、タコとキュウリの酢の物、かぼちゃプリン。
ご飯は発芽玄米入り、味噌汁付きでした。

一緒に行った友人はまさかのデザートを2品(抹茶とプレーンのプリン)を選びました。
中々美味しくてヘルシーな昼食で大満足。
プリンも美味しかったです。

1階のコレモストアには、
静岡県内のお土産品がいろいろあり、
抹茶のおうどんの試食もさせてもらったり楽しめました。

また行こうっと!!

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2015年09月25日 17:27

春信一番! 写楽二番!

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友人と静岡市美術館で開催中の『春信一番! 写楽二番!』を鑑賞してきました。
アメリカのフィラデルフィア美術館所蔵の浮世絵名品展です。
浮世絵展とは関係のない話ですが、
フィラデルフィア美術館前の階段は、
映画ロッキーの中で、
ロッキーがトレーニングしながら駆け上がっていく階段なんだそう。
懐かしいです。

さて展示内容はというと、
浮世絵版画が墨一色で摺られていた「墨摺絵」から始まり、
錦のように美しいことから「錦絵」と呼ばれた多色摺りにいたるまでを、
順を追って紹介しています。

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明和2年(1765年)、
江戸の趣味人たちの間で絵暦を交換することが流行り、
浮世絵の技術が飛躍的に向上したのだそう。
鈴木春信らの絵師が趣向を凝らして描きあげ、
彫り、摺り師が繊細な技術で彫り、摺った浮世絵版画はまさに芸術品でした。

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お馴染みの、写楽「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」、
北斎「富嶽三十六景 凱風快晴」、広重「富士川上流の雪景」
や歌川国芳「かごのとりすずめいろどき」など、
素晴らしい作品の多い中、
私が一番感動したのが、鈴木春信の「やつし芦葉達磨」という錦絵でした。

この作品は、あえて輪郭線を描かず、
川面を流れる芦の葉の上に立った達磨様(美人)の軽さを表現していて、
ピンク一色に見える着物地には、
実は空摺(からずり)といって、あえて色を付けずにバレンで摺り、
凸凹の陰影だけで表現する方法がとられています。

実物を近くで観なければ絶対にわからない、
細かな表現におどろきました。
素晴らしかったです。

江戸以外の地で作られた錦絵の紹介もあり、
150点余りの作品を鑑賞するのに3時間ほどかかり、
大変見応えのある美術展でした。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2015年09月24日 18:28

クラフトビール

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最近、クラフトビールという言葉をよく聞きます。
確かに地方にある小さな醸造所で作られた様々なビールをよく見かけます。

一体クラフトビールって何だろう?

というのも、コンビニで旦那様が買ってきた「十六夜ビール」。
これ、とってもフルーティで一口飲んで美味しい!って思ったんです。
それが、大手ビールメーカーキリンのグランキリンというシリーズでした。
これもクラフトビールっていうのかな?

アメリカのクラフトビール(醸造所)の定義っていうのが、
・小規模
・独立
・伝統的 ということらしいです。

ということに当てはめると、グランキリンは違うのかなぁ…。
でも限定醸造で、今までになかったテイストというのは
それだけでクラフトビールといってもいい気がします。

何はともあれ、美味しいビールが手軽に飲めるようになるのは大歓迎ですね。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2015年09月23日 18:16

家康公四百年祭

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友人に誘われ、静岡市の駿府公園で開催中の、
家康公四百年祭に行ってきました。

ここの所仕事が忙しく、
すっかり浦島太郎状態だったのでこんなお祭りがやってたなんて、
まったく知りませんでした。

まず目についたのがこのねぶた。
家康公と、一富士、二鷹、三なすびの縁起のいいものづくし。
本物のねぶたとは違いこちらは風船のようでしたがよくできていました。

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こちらは、発泡スチロールでできた天守閣モニュメント。
高さ15メートルあるそうですが、ちょっとクオリティに難ありな感じ。
見たがっていた友人もがっかりしていました。

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これは昨年再現された坤櫓(ひつじさるやぐら)
江戸時代と同じ材料と工法で約160年ぶりに復元されたそうです。
高さ約14m、二層3階建て。
無料で入館公開されていましたが、16時までで終了。
残念でした。

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18時15分からの、
チームラボがプロデュースした『夜の駿府城跡と浮遊する光の天守』を観ました。
高さ約17mに108個の球体をピラミッドのように浮遊させた光と音楽のショー。
家康公の生涯をモチーフとしているのだとか。
きれいでした。

途中から触れる球体も登場し、
「見て、聞いて、触れる」のコンセプトのようです。

他にもB-1グランプリの屋台だったり、
静岡麦酒のテントや、ショーなど、かなり大がかりなお祭りです。
9月27日まで。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2015年09月22日 17:35

ミュージカル『レ・ミゼラブル』

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徳川家康公四百年祭の記念事業として、
9月17日から24日まで、静岡市清水区にあるマリナートで開催中の、
ミュージカル『レ・ミゼラブル』を観劇してきました。

マリナートは少しこじんまりとしたホールでしたが、
オーケストラの生演奏での上演は流石に迫力がありました。

セットも次々に早変わりし、
舞台転換もとてもスムーズに物語に入り込めました。

何よりも役者さんたちの歌声が素晴らしかったです。

レ・ミゼラブルの原作はかなり長いですが、
それを3時間に凝縮しているので、
やはり原作は知っていた方がいいと思いました。

ジャン・バルジャンとジャベール、
コゼットとエポニール、
社会の底辺に生きる娼婦たちと、
自分たちの力で社会を変えようと理想を夢見る学生たち、
それぞれの登場人物を対比させつつ、
心情もクローズアップされていて、
その人物の生き方そのものを見せてもらったような濃い3時間でした。

挿入歌はかなり有名です。
その同じメロディを違うキャラクターが、
まったく違う場面で歌ったりするところも大変印象的でした。

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ロングランなので、キャストも日替わりで変わります。
他の日を観ていないので比較はできませんが、
今回のキャストはかなりいいと思いました。

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原作を昔「ああ無情」というタイトルで読んだことがありますが、
とてもうまく付けた邦題だと思います。
強欲な宿屋の夫婦、テルナディエ夫妻は最後まで生き延び、
裕福になってしまうところはとても不条理ですが、
物語の終わりがいつもハッピーエンドではない
ということも真実味がありますね。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2015年09月21日 16:17