2012年11月
漆塗り教室4日目
前回貝の細工を貼った上に漆を塗って一週間。
漆は湿度が高いと乾き、乾燥していると乾かない、
という面白い性質があります。
冬の乾燥した中では中々乾かないので、
先生が工房で乾かして来て下さいました。
今日はこれをサンドペーパーで砥ぎます。
最初は1000番台のペーパーを使い、
表面のでこぼこを水をつけながら丁寧にけずり、
綺麗な布で拭っていきます。
1500番、2000番と目の細かいペーパーに変えながら、
だんだんと表面の漆を完全に研いでしまいます。
最後は貝細工の上に残った漆も丁寧にとります。
細かいところはシャープぺんの先のようなものでとりました。
細工がだんだんとはっきりと浮き出てきて、
表面全体が白く平になったら、次の作業へ。
コンパウンドという白いクリーム状のものを、
布につけながら全体を磨いていくと、
最初白かった表面がだんだんと綺麗に輝いてきます。
この作業は芸大などでは半日近く磨いているそうで、
磨けば磨くほどいいみたい。
私は研ぐのに時間がかかり、この作業は15分ほどでしたが、
隣の彼女は1時間くらい丁寧に磨いていました。
全体が磨けたら水で濡らした綺麗な布で脂分を丁寧に拭き取ります。
その上からまた漆を薄く塗り、
今度は和紙で磨きます。
今日の作業はここまで、来週までまた乾かします。
塗っては磨き、塗っては磨くという、
漆塗りはとても手間がかかる作業だということがよくわかりました。
【ほし太の日向ぼっこ】
郵便ポスト
先週の木楽名会で、会社のポストを作りました。
前日に色を塗った板を仮組みし、寸法が合わないところを切って、
屋根がのる部分は両方を斜めに裁断し、
いよいよ本組みです。
長めのネジで止めるのでまっすぐになるよう気を使います。
ネジの穴は後から見えないように木で塞ぐので表面を少し引っ込めます。
蝶番は一人で取り付けるのは難しいので、
仲間に手伝ってもらいなんとか完成~♪
開けるときちょっと「ぎぃ~」という音がしますが、
それも愛嬌です。
家に帰って前面が寂しいので何か入れたいと思い、
「POST」と描くか「タツマ」とするか悩みんでいると、
娘が「ポストって書く必要ないんじゃない?」と言うので、
英字の筆記体で「TATUMA]としてみました。
遊びで切り抜いたウサギがあったのでそれも貼ってみたら、
なかなか可愛いポストになりました。
もうひとつの悩みが取り付けです。
今までは大きな樽に乗せていたけど、
今回のポストは薄いので自立式にはなりそうもなく、
ホームセンターで相談したら、
「振動ドリルとコンクリート用のドリルの刃を買って壁に穴を開け
ねじを打ってポストをひっかけるといい」と教わりました。
でもドリルを買ったら1万円くらいします。
困って、お店の入り口の壁を見たら、
前に何か取り付けてあった穴がちゃんと開いていました。
それを利用できないかと寸法を測ったらピッタリ!!
ということでドリルも買わずにみごと取り付けに成功!!
干し芋屋さんの店頭にはあまりそぐわない可愛いすぎだったかも…。
今回かかった費用は、
材料の木材1800ミリ×90ミリ×18ミリの板3枚、
198円×3 、カット代金30円×6箇所180円
蝶番(二個入り)580円・真鍮の取っ手298円
塗料980円(茶色)698円(白)
合計3330円
ネジやボンドは家にあったものを使ったのでこれだけ。
【きらくな寝床】
ウーマン・イン・ブラック(亡霊の館)
久しぶりの試写会の招待状が当たりました。
嬉しいけど、でも…。
応募するとき深く考えずに申し込みしたのですが、
届いて見たらホラー映画。
実はホラーや怪談、心霊写真などは大の苦手。
子供のころ家族で「エクソシスト」を観にいった記憶が今でも残っているほど。
未だになぜ家族で「エクソシスト」だったのかは謎ですが…。
果たして無事に鑑賞してくることができるのか…。
娘に代わりに行って貰おうと思ったら娘も苦手だって、
「一番端の席にして、駄目なら出てくれば」と言われました。
旦那も出張だし、こうなったら怖いもの観たさで行って来ます。
ひとつだけ楽しみなのが、
ハリー・ポッター役のダニエル・ラドクリフが主演ということ、
大人になったハリーに会ってきます。
(最終章の時にはもうかなり大人な感じでしたが…)
行ってきました!!
感想は「ものすごーく怖いけど、
原作がしっかりしていて、セットや役者にお金をかけて、
丁寧に作られた映画ならホラーでも面白い!!」
ということがわかりました。
一番怖いシーンは目をつむって見ないようにしたけど、
何より怖かったのは気配。
人形の瞳に蝋燭の灯の動きを写したり、
何気ないワンカットを挟んで怖さを演出します。
最初から最後まで、怖いけど先が気になる…。
最近の若手女優が、
「映画はホラーしか観ない!!ドラマや恋愛ものだと先が読めて面白くないから」
と言っていたのを思い出しました。
心配したけど、ちゃんと最後まで無事鑑賞できました。
【ほし太の日向ぼっこ】
チラシまき
生活クラブは、食の安全・人の健康・そして自然環境に配慮して作られたものを
共同購入している生活共同組合です。
購入者は組合員となり運営も自己資金でまかなうために、
宣伝広告費も限られてしまうため、
組合員が自分たちで、チラシまきや展示説明会などで加入者を募集します。
今日は役員に割り当てられたチラシをまきに、
二人で静岡の長田地区へ行ってきました。
前日は大雨だったのが一転快晴の気持ちの良い日でした。
お互い仕事があるため前々から日にちを合わせていたので、
雨じゃなくてよかった~♪
二人で持ち寄ったチラシは全部で298枚、
約1時間半かけてポスティングしました。
とにかく疲れた~、
そして郵便ポストにも様々なタイプがあることがわかりました。
中にはどうやって開けていいのかわからないものも…。
でもノルマが終わってやっと肩の荷が下りました。
【ほし太の日向ぼっこ】
自然農の脱穀
11月23日に予定していた稲の脱穀が雨で24日に変更になりました。
本当ならいい天気の下でやりたかったけれど、
朝方また雨が降ってあまりいいコンディションではありませんが、
田んぼに足踏み脱穀機2台と唐箕(とうみ)を設置。
23日は予報で雨が降ることがわかっていたので、
町田さんが急遽、稲をブルーシートで覆ってくれて
だから雨の後でもすぐに脱穀の作業に入れました。
まず、干してある稲を竿から外して脱穀機まで運びます。
そこで3束づつ縛っている紐をほどいてから
一束づつ脱穀していきます。
足で踏むと勢いよく回転する突起にあわせて稲を差し込むと、
簡単に脱粒していきます。
脱穀機はリズム良く踏まないと、
逆回転になってしまうので中々大変です。
この機械ができる前はもっと大変だったのでしょうが、
現代の稲作に比べると、この足踏み脱穀もかなり重労働です。
2台で半日かけてやっと収穫の半分くらいが終わりました。
(籾柄つきで30キロの袋に1.5倍くらいありました)
ほとんどが「あさひ」という品種です。
他にも黒米や緑米、来年の種もみ用も脱穀したので、
そのつど脱穀機をきれいにして、籾が混ざらないようにします。
脱穀が終わった籾。
箕の中にはゴミや茎、雑草なども混ざったまま。
大きなものは取り除いて唐箕にかけます。
土曜日の作業はここまで、残りは翌日に持ち越しです。
日曜日は、前の日残した稲の脱穀をやってから、
唐箕にかけて籾と籾殻、ゴミに分けます。
唐箕は、ハンドルを回すと風が起こります。
そこへ上から少しづつ籾を落とすと、
粒がしっかりとした重い籾は下に、
中身の入っていない軽い籾がらは飛ばされるという仕組み。
本当に「良くできた機械だねぇ」とみんなで感心しました。
下からどんどん綺麗になって出てきます。
「あさひ」は全部で70キロ近くありました。
もみすりしても60キロくらいかな?
初めてみんなで行なった坂ノ上でのお米づくりは大成功と言えました。
12月の半ばにはもう一度集まり、
まわりの柵を片付けたり棚田の整備をして、いよいよ新米の試食です。
【きらくな寝床】
ポスト製作中
会社のポストが台風で壊れてしまい、
だんだんと情けない状態になってきたので
思い切ってポストを作ることにしました。
ホームセンターで材料を調達し、
今回は安い板を買って貼り合わせ、
組み立てる前にペンキを塗ったところです。
続きはまた明日。
【ほし太の日向ぼっこ】
漆塗り教室
静岡市田町にある「西部生涯学習センター」主催の
『漆塗りのお弁当箱作り』に参加しています。
全6回のうち3回目が終わったところ。
田町で長年、漆塗りの工房を開いている細田さんの指導の下、
漆塗りのお弁当箱と飾り板を作ります。
一回目は、板に生漆を塗り、お弁当箱のデザインを考えました。
漆塗りのアクセントに、
螺鈿のように貝を貼る、
色漆で、葉っぱや彫った模様や布を型押しする、
鎌倉彫りの模様を彫るなど、
それぞれ趣向を凝らして模様をつけます。
私は貝を貼ることに決めて、
二回目の作業は、稲とトンボと太陽を作り粘着テープに移し取ります。
薄い貝は熱湯で柔らかくして切ります。
細かい作業なので大変でした。
そこに漆を塗ってお弁当箱に貼り付けて漆が乾くまで一週間置きます。
板に二回目の漆を塗って布でふき取ったところ。
だんだん色が濃くなってきました。
これが漆。
塗るときはクリーム色に近いけど、
空気に触れるとこげ茶色に変化していきます。
先週貼った粘着テープをそっと剥がし、
(それでもけっこう貝がはげてしまいました)
上から漆を塗ったところ。
来週は磨くそうです。
どんな作品に仕上がるのかとっても楽しみです。
追伸
一昨日、「プレミアム干し芋セット」販売開始しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
直接ページはこちら
プレミアム干し芋セット2012
【きらくな寝床】
高級な柿
見た目は至って普通、
ちょっと小ぶりですが、とっても甘くて美味しい柿。
なにが高級かというと…。
実はこの柿、
東京の叔父さんが、義母に送ってきたものをお裾分けしてもらったもの。
叔父さんちの庭でとれた柿なのです。
そこは、新宿から地下鉄で10分くらいの殆ど都心と言ってもいい場所。
そんな高級住宅街のお庭に生った柿なので、
なんだかとってもありがたい気持ちで戴きました。
追伸
11/22は「小雪」でした。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「小雪」の直接ページはこちら
小雪
【ほし太の日向ぼっこ】
たかおさんの野菜
干し芋農家の隆夫さんから、採れたてのお野菜を戴きました。
白菜・ほうれん草・大根・しょうが…。
驚いたのはその大きさ!!
ほうれん草は、ちょうど買ったばかりのがあったので並べてみると、
通常の二倍近くもありました。
隆夫さんからは前にも
すごく大きく育ったきゅうりを戴いたことがあるけど、
よっぽど土がいいのか肥料がいいのかしら?
大根はブリ大根や、ナマス、サラダで頂きました。
みずみずしくてとっても美味しい♪
へたに味付けしなくても充分そのままがいい~。
ほうれん草は味噌汁には1本で充分な大きさだったから、
胡麻和えにしたりお浸しにして楽しみました。
白菜はおじいちゃんに漬物にしてもらったので、
しばらく楽しみが続きます。
【ほし太の日向ぼっこ】
ディズニー・シーのお土産
娘は毎年友達とディズニーリゾートに出かけます。
今年はディズニーシーに行ってきました。
平日だったのでアトラクションは比較的空いていたようですが、
新しいアトラクションの「トイ・ストーリー・マニア」だけは
140分待ちくらいで乗れなかったそう。
でもお土産はその「トイ・ストーリー・マニア」。
アトラクションも、このようにウッディの口から入るようで、
見事にその様子が再現されています。
口を開けると中からチョコボールが二種類、
ピーナツと苺のチョコ。が出てきます。
味もなかなか〇ですが、この形状が可愛くて
娘は家と彼と職場にと3つも買ったようです。
【ほし太の日向ぼっこ】