2020年01月
映画:ジョジョ・ラビット 監督:タイカ・ワイティティ
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娘の友人からの熱烈なお勧めを聞いて鑑賞してきました。
戦争映画で忘れられないのは『ライフ・イズ・ビューティフル』で、
今回も思い出しましたが『ライフ・イズ…』が、
父親の愛を強く感じるのに対して、
『ジョジョ・ラビット』はジョジョの成長の物語だと感じました。
奇しくもアウシュビッツの慰霊の記事を読んだばかりで、
舞台が第二次世界大戦下のドイツ。
しかも立派な兵士となることを夢見る10歳の少年ということで、
最初は複雑な心境でしたが、
ジョジョの可愛らしさにすぐに映画に夢中になりました。
ジョジョは、脳内フレンドのアドルフ・ヒットラー(監督自ら演じている)
の助けを借りて青少年集団ヒトラーユーゲントの合宿に参加します。
ヒットラーを愛する気持ちは人一倍ですが、
訓練でウサギを殺すことができず、
教官から「ジョジョ・ラビット」という不名誉なあだ名をつけられます。
ある日、母親と二人で暮らす家の隠し部屋に、
ユダヤ人少女エルサが匿われていることに気づきます。
ユダヤ人は角が生えていて野蛮な生き物だと信じているジョジョですが、
だんだんと強く賢いエルサに惹かれていきます。
戦時下であり、ましてや10歳という年齢は、
完全に与えられた価値観の中で生きています。
大人でもそんな人が大多数です。
ジョジョは自分の目で見たもの、感じたことにより、
次第に本当の世界を知り今までの価値観を変えていきます。
少年の目を通した戦争の悲惨さ、人間の愚かしさ、
人間の優しさがこちらにダイレクトに伝わってきました。
鑑賞後の方がより胸にぐっときています。
良い映画でした。
【ほし太の日向ぼっこ】
アーモンドミルク
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先日ネットで偶然見かけた、
「アーモンドミルクでカップヌードルを作ると美味しい!」
という記事を見てから一度やってみたいと思っていました。
ちょうど我が家にはコストコで購入した、
オーガニックのアーモンドミルクがあります。
最近カップ麺は食べていないのですが、
おそらく一番合いそうなのはシーフードヌードルかと考えて購入。
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困ったのは、
カップの線まで沸騰したお湯を入れるとだけ書かれているため、
アーモンドミルクをどれくらい温めていいのかわからないので、
困りました。
適当な分量を沸かし、入れた直後はこんな感じでした。
なんだかとっても美味しそう!
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3分間きっちり計り、ふたを開けるとこんなでした。
さっそく実食。
ん?麺がちょっと固い?
お湯の時より麺が戻るのに時間がかかるのかもしれません。
アーモンドミルクは、そのまま飲んでも牛乳のようにコクはないので、
思ったよりもあっさりとしていましたが、
ちょっとクラムチャウダーっぽい味になっていたかな。
思い切ってカレー味とか、
普通のカップヌードルの方が違いが分かったかなぁ。
でもまあまあ美味しかったです。
【ほし太の日向ぼっこ】
金継ぎその後
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先日貼り合わせたところに漆で線を描いたカップのその後です。
漆塗り同好会の金継ぎが得意な仲間から、
「引いた線が太かったり、はみ出ていて修正したい場合には、
漆が乾いた後、つまようじの先にテレピン油をつけて、
気に入らない部分を引っ掻いたら、掻き落とすことができて、
きれいな線に修正することができます」
という丁寧な説明をしていただきました。
補足として、
「つまようじは面でなく線で整えるので、
広い範囲を汚してしまったら引いた線を消さないように気をつけて、
げき落ちくんできれいにした方がいいと思います」
とのアドバイスに従ってげき落ちくんを採用し、
なんとか汚れはきれいに落ちました。
が、今度は本当にちゃんとくっついているのか心配になって、
カップに水を入れて置くことにしました。
するとあら大変、カップから水がしみ出て来ました。
これは失敗だと思い、慌ててまた仲間に助言を求めると、
これはよくあることだそうで、
「テレピン油で薄めた生漆を表裏両面に塗って、
内部に染み込ませて一日置いてから、
表面の汚れをげき落ちくんで拭いたら多分漏れはとめられます」
と教えてもらいその通り実践。
それが写真の状態です。
その後もう一度水を入れてみると確かに漏れは止まりました。
持つべきものはデキル友人です。
【きらくな寝床】
バレンタインチョコ
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今年もバレンタインコーナーに色々な商品が並んでいます。
デパートには有名パティシエのチョコレートが、
スーパーには手ごろな値段の可愛い詰め合わせチョコがあり、
見ているだけでも楽しいです。
中でも一番のお気に入りが、
昨年、娘から教えてもらって初めて買った、
ゴンチャロフのアンジュジュのシリーズ。
宮崎一人さんというイラストレーターが描く猫がとっても可愛いです。
今年のテーマは旅なんだとか。
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これはペンケース型の缶にチョコが10粒入っています。
チョコも肉球形や可愛いいプリントがほどこされ、
食べるのがもったいないくらい。
ネットではどこも売り切れのようで、
イトーヨーカドーで買いました。
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もう一つパッケージに魅せられて買ってしまったのが、
星の王子様のブック型缶。
こちらはメリーチョコレートが出しています。
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中身は8粒ですが缶が凝っている分ちょっと高いです。
どうも私は「猫」と「本」というキーワードに弱いよう。
【ほし太の日向ぼっこ】
いちご大福
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今の時期にけっこう楽しみにしているのが「いちご大福」。
「いちご大福はそんなに当たりはずれなく美味しい」
と思っていたけどやっぱりお店によって値段も味も差があります。
値段が安くて美味しいのは断然シャトレーゼです。
苺フェアで販売される「さぬきひめ」と「やよいひめ」を使った苺大福は、
去年買って美味しかったので今年も楽しみにしていました。
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こちらは「やよいひめ+粒あん」。
大粒で実がしっかりした苺の実と粒あんが良く合います。
お餅も厚みがあって食べ応え充分。
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こっちは「さぬきひめ+こし餡」。
皮が柔らかくてジューシーな大粒苺と
こし餡の優しい甘さがベストマッチです。
どちらも美味しいけど私はこし餡が好きなので、
さぬきひめ方が好きです。
どちらも二個入りで324円はすごくお買い得だと思います。
販売しているうちにもう一回くらい食べたいな。
【ほし太の日向ぼっこ】
手作りお味噌 その3
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大豆を全部茹で終わって友人の待つ坂ノ上に着くと、
準備万端用意されていました。
杵と臼、糀を塩切りして大豆と合わせるための大きな飯台。
どれも我が家にはないので、
一緒にお味噌を作らせてもらえてとても助かります。
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先ずは糀と塩を混ぜ合わせる作業「塩きり」をします。
塩の分量は、糀+大豆(乾燥豆の重さ)の22%です。
カメの底にまく分と、一番上にまく分の塩をとっておいて、
残りはよ~く混ぜ合わせ、固まった糀もほぐします。
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今回も山形の有機大豆と在来種の豆を別々に仕込みました。
先ずは山形の大豆から。
新豆ではないので毎年茹でるのに時間がかかり、
しかも完全に柔らかくならないのでつぶすのも大変です。
そこで今年は姪から教わって高い圧力がかかるゼロ活力鍋を買いました。
すると、例年柔らかくならなくて苦労していた豆が、
驚くほど軟らかくなり、つぶす作業も楽になりました。
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つぶした大豆と塩切りした大豆をよく混ぜ合わせて、
団子にしていきます。
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出来上がった味噌玉を、
カメに投げ入れていきます。
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空気が入らないように勢いよく、
どんどん投げ入れます。
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味噌玉が全部入ったら上からげんこつで押し込み、
平らにならします。
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上にとっておいた塩をまき、
昨年も使ったさらしをそのままのせて、
板をのせて、この上に重しをしたら完成です。
このまま来年の年明けまで熟成させます。
【きらくな寝床】
手作りお味噌 その2
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自然農の畑で作った在来種の大豆を、
一晩浸水させておいたらこんなにふっくらしました。
色も緑だし、形も少し細長くて、
明らかによく見かける大豆とは違うことがわかります。
畑を借りている坂ノ上で作られ続けていた豆なので、
土地にあっているのでしょう。
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手作り味噌の準備として、
昨年仕込んだお味噌をカメから出しました。
昨年から自分で作った大豆(在来種)と、
タツマで仕入れた有機大豆の両方でお味噌を作っていますが、
同じ日に同じ糀を使って同じように仕込んだのに、
出来上がったお味噌の色が全く違うことに驚きました。
この濃い色のお味噌は在来種の豆で作ったお味噌です。
舐めてみるとお味噌のしょっぱさも感じますが甘みもあります。
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こちらはタツマで仕入れた山形産有機大豆を使ったお味噌。
大豆の色が白いので在来種の豆の味噌よりも色が薄い仕上がりです。
こちらは味噌らしい味でいつもの我が家の味です。
昨年は豆が柔らかくならなかったので豆の粒もたくさん入っています。
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両方のお味噌をすべて取り出し、タッパーに詰めました。
これを一年かけて食べます。
空いたカメは洗わずにそのまま新しいお味噌を仕込みます。
【きらくな寝床】
手作りお味噌
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糀も出来上がり、
後は大豆を茹でてお味噌の準備は完了です。
今年自然農の畑でとれた在来の大豆も1㎏以上あったので、
いつもの大豆とは別にこれもお味噌にします。
今朝洗って水に漬けてきました。
新豆なので一晩浸水させて明日の朝に煮ます。
毎回思うけど本当にきれいな緑色です。
過酷な環境でもしっかりときれいな豆ができて、
かなり強い豆だと思います。
エネルギ―高いかも。
【ほし太の日向ぼっこ】
塩糀
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お味噌の仕込みの時一緒に塩糀を作ります。
糀やさんにお味噌用の糀を頼むとき、
塩糀用に余分に頼んでおきます。
これはお味噌の時と同じように塩切りしたところです。
分量は糀100gに対して塩が30gです。
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塩切りした糀に水を入れました。
これで10日ほど毎日かき回しておくと完成です。
魚を漬けたり、お肉を漬けたりとても重宝します。
【ほし太の日向ぼっこ】
SPAC演劇『グリム童話 少女と悪魔と水車小屋』 演出:宮城聡
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2011年の初演から9年ぶりに再演された、
宮城さん演出の『グリム童話~少女と悪魔と水車小屋』を観劇しました。
今年最初のSPACが、宮城さんの作品なのはとても嬉しいです。
プレトークでの大高さんのお話も面白く、
これから始まるお芝居にとてもワクワクしました。
9年前とは違う薄い紗幕がかかっていましたが、
幕が上がるとが、
前回と同じ折り紙のような印象の白一色の美しい舞台が現れます。
ワンシーンごと、静止した俳優さんが、
ささやくような声で紡ぐセリフ。
まるで絵本をめくっていくような感覚になります。
最初にこの舞台を鑑賞したのは東日本大震災の直後でした。
あれから9年たちましたが、
その時のことは今でもよく覚えています。
悪魔役の武石さんのファンになったのもこの時からです。
今回武石さんの悪魔は、かなり怖さが増したように感じました(笑)
子どもの頃、王子様とお姫様が出てくる童話が大好きでした。
苦難をのりこえて結ばれる二人は結婚し、めでたしめでたし。
何とも言えない安心と幸福感を感じていました。
けれど、大人になりそれから先の方がずっと長いことを知りました。
だから、めでたしめでたしで安心はできないけれど、
最後に王様が語るセリフ「これからはすべての奇跡に驚き続けよう」
というセリフは、何回聴いても胸にグッときます。
おとぎ話の中でも現実でも、
その気持ちさえ持ち続けていけたら、
きっと幸福な人生を過ごすことができるんじゃないかな。
宮城さんの演出は、
いつも私に幸せに生きるヒントをもたらしてくれます。
【ほし太の日向ぼっこ】