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きらくな寝床

自然農の田んぼ2024 番外編今年初めての枝豆収穫

稲刈りの後は大豆畑の様子を見に行きました。
葉をだいぶ虫に食べられてしまっていますが、
大豆は元気で実もたくさんついていました。

そろそろ食べられそうだと思い、
倒れかかっていた大豆を二本だけ収穫しました。

こちらが在来の大豆です、
サヤが小さめでたくさん実がついています。

こちらは仲間から分けてもらった黒大豆。
サヤが大きく実は少なめです。
今回黒豆はまだ収穫するのはやめておきました。

たくさん実がなっていますが、
まだ小さかったのでもう少し大きくしたかったところです。

大豆2本ですがけっこうたくさんの実が収穫できました。
枝豆で食べたり事務所のお弁当にも使います。

【きらくな寝床】

日時:2024年10月19日 11:43

自然農の田んぼ2024 稲刈り

10月17日週末の天気が雨予報だったので
急遽稲刈りを行いました。
この時季でもまだ夏日を記録するほど
とても日差しが強く暑い日でした。
仲間の田んぼでは
一足早くすでに稲刈りが終わっているところもありました。

この日は我が家を含め3家族が稲刈りに来ました。

水路にしていた周辺の稲がまったく育たず、
その場所がぽっかり空いてしまっていたので、
シートを広げてそこから稲を刈り始めました。

約3週間前に一度草刈りをしてあったので、
草は少なく稲は刈りやすいです。
今年の分けつは平均して10本以下で、
一番よかった稲で25本でした。

刈った稲を一握りくらいずつ、左右と中心とに重ねて置き、
湿らせた去年の稲わらを2本使って縛ります。

縛りおわった稲です。

最後に稲を干すための稲架(はさ)をたてます。

片側に杭を3本打ち込んだら紐でしっかりと縛ります。

足が完成したら
今年自分たちで皮をむいた竿をのせて稲架の完成です。

端から縛った稲をかけていきます。
稲の結び目を同じ向きにそろえておき、
外側の二束と中心の一束を交互にしてかけます。

一番最後に種もみ用の稲をかけて終了。
全部かけ終わりました。
これを見ると今年はやっぱり少なくて寂しいです。

【きらくな寝床】

日時:2024年10月18日 10:42

真菰(まこも)

田んぼの仲間が植えていたマコモを分けてくれました。
初めて知った植物なので少し調べてみました。

マコモは、イネ科マコモ属の大型の多年草。
全国各地の川や沼の岸辺に群生していて古くは万葉集に詠まれたり、
本草綱目に取り上げられ薬草として利用されたり、
古来より“神が宿る草”といわれ、
各地の神社でご神体や霊草として大切に扱われていたのだそう。
近年は護岸工事などで少なくなっているようです。

マコモには黒穂菌(くろぼきん)が寄生しやすく、
感染したマコモは夏を過ぎると根もとの茎の部分が肥大し、
その膨らんで太くなった茎の部分を「マコモダケ」と呼び食べられるそうです。
今回いただいたのがそのマコモダケです。

味はクセがなく柔らかい筍のような食感なんだとか。
さっそく食べてみようと思い素焼きにしてみましたが、
細かったのでアッと今に黒焦げになってしまいました。
せっかくいただいたのに、果たして食べられるでしょうか?

皮をむくと中身は白く美味しそうでした。
食べ方は「塩や醤油をつけていただく」とネットに書いてありましたが、
何もつけずに食べたら
ほのかな甘みとかすかにトウモロコシのような香りがして、
とっても美味しかったです。
また一つ勉強になりました。

【きらくな寝床】

日時:2024年10月13日 08:28

自然農の田んぼ2024 田んぼ見学会&持ち寄り昼食会2

仲間の田んぼを見学した後はいよいよお楽しみの昼食会です。
画像には全部写っていませんが、
今回もそれぞれが持ち寄ったご飯やおかずがたくさん並びました。
メインはやっぱり小豆入りの玄米おにぎり。
その左横には、オクラの塩こうじ添えと、
キュウリと紫玉葱の塩こうじ和え、
蓮根と糸こんにゃくヒジキの煮物もあります。
右隣にあるのはうちが持参した納豆こうじと車麩のカツです。
茗荷と青紫蘇の和え物と、ジャガイモの豆乳煮、
ツルムラサキの醤油糀和えとごぼうの唐揚げもありました。

こちらはスイーツコーナー
カップ入りのマフィンと、
花豆の含め煮、大学芋(こだわりのココナッツオイル使用だそう)
寒天と黒みつ、発酵あんこの米粉どら焼きがありました。

お腹が空いていたのでたくさん盛りつけてしまいました。
玄米ご飯と納豆こうじは相性ばっちりでした。
車麩のカツも好評でした。

皆で持ち寄ると美味しいものが色々食べられて幸せです。

この日は10月とは思えないほどの強い日ざしの田んぼの上は、
なかなかの暑さでしたが美味しくて楽しい昼食会でした。

【きらくな寝床】

日時:2024年10月12日 16:12

自然農の田んぼ2024 田んぼ見学会&持ち寄り昼食会

10月6日に自然農の田んぼ見学会がありました。
前日の雨から一転、
よく晴れて10月とは思えないような真夏のような日差しと気温でした。

まず最初は共同で栽培した米粉用の品種「みずほちから」の田んぼから。
左端の2列は友人が管理していた稲で、他の列が共同の管理でした。
比べると明らかに違いがあります。
共同の管理をしていた方は稲の分けつが少なく穂の付き方もマチマチです。
この差は草の管理をしっかりやれたかどうかだそう。
草取りはタイミングとやり方が大事だということがよくわかりました。

その後は順番に各自が管理する田んぼを回り、
どんなやり方をしたかの説明を聞きました。
苗の作り方、草のとり、畔とモグラ穴の対処、水の管理など、
田んぼごとに様々な苦労があり、
それぞれが頑張った成果が見られました。

今年は全体的に直まきの苗の成長が悪く、
苗床で作った苗の方がよく育っていました。
我が家の田んぼでも、直まきの発芽率がよくなかったので
苗が足りず田んぼ全体に植えることが出来ませんでした。
また、草取りのタイミングが
台風の雨や出穂で入れなかった期間が長く、
最後は草の勢いに押されてしまったように感じます。
ただ上の田んぼから温かい水がよく入ったそうで、
思ったよりもよくできていると言われました。

こだわりを持って様々な品種を育てている仲間もいます。
これはとても背が低く実が丸っこいまるで雑穀のように見える黒米。
大黒?という名前だそうです。

これは緑米の仲間で「ハッピーグリーン」という品種だそう。
福岡正信さんの農園で作られたお米なんだとか。

面白いと思ったのは、
種もみを浸水させた時に水に浮いてしまった籾を、
たい肥のところに混ぜたら芽が出てきたので、
一番最後に田んぼに移植してみたという稲がとてもよく育っていました。
適度な栄養分があるところで発芽した苗は
その後の成長もいいのかもしれないと思ったそうです。

午前十時から始まった田んぼ見学会ですが、
約二時間かけて今回参加した9家族の田んぼを回りました。

【きらくな寝床】

日時:2024年10月08日 08:55

自然農の田んぼ2024 久しぶりの草取り

9月28日、久しぶりに田んぼの草取りにやってきました。
共同作業で田んぼに来ることはありましたが、
ちょうど穂が出るタイミングだったことから根を傷めないよう、
田んぼに入るのはやめていました。
調べたら8月10日が最後の草取りでした。
実に一か月半以上も前なので、
案の定、田んぼの中は草ぼうぼうでした。

こんなに草取りの間が空いたのは田んぼを初めてからおそらく初めてで、
どこから手をつけていいかもわからないほどです。

考えても仕方ないので端からどんどん始めます。
稲の近くは鎌で手刈り、
畔と水路わきは草刈り機で手分けして刈ります。

稲周りの背の高い草を重点的に刈り、
通路の柔らかい草は踏み倒しながら、
田んぼ全体にまんべんなく入りました。

田んぼの中は今年も「あさひ」を中心に、
赤米や香り米など、違う品種が混じりあってにぎやかです。

始めてから2時間半。
ようやく田んぼ全体の草取りが終了しました。
草に押されていた稲がのびのびしたようです。

田んぼの草取りでくたくたですが、
最後に大豆畑の様子も見に来ました。
大豆畑の方はまた一段と育って草にも全く負けていません。
ほっと一安心です。

サヤもけっこうなっていますが、
まだ実は膨らんでいません。

よく見るとまだ小さな芋虫がたくさん葉っぱの上にいます。
ちょっと目をこらすとあっちにもこっちにも、
何十匹も発見してしまい、
このままにはできないので頑張って虫取りをしました。

【きらくな寝床】

日時:2024年10月04日 09:08

木の匙

漆塗りの仲間が、
木地のままのスプーンを買ってきて
自分で丁寧に拭き漆をして仕上げていました。
おそらく10回以上は塗っていました。
友人は漆塗の本職ではないけれど、
丁寧に仕上げられた漆塗りのスプーンは
市販の物よりも美しく感じ、
桜の木の木目がとてもきれいです。
手に持つとその軽さに驚きます。

「仕上がったスプーンはどうするの?」
と聞いたら
「知り合いに頼んでフリマかどこかで売るつもり」
というので他の仲間と一緒に、
「知らない人に売るくらいなら私たちが買いたい」
と申し出ました。

さてそうはいっても、
木地の状態で買ったスプーンの値段は1500円で、
それに手間ひまかけて漆を塗って仕上げたら
いったいいくら支払ったらいいでしょう。
市販されたら5000円以上はします。
言ってはみたものの、
実際には売ってもらえないだろうと思っていたのですが、
何とほとんど原価でということでした。
手間と塗った漆の値段は自分が楽しんだ代償
と考えているのでしょうか。

仲間の優しさにつけこんだみたいで本当に申し訳ないですが
どれくらい手間がかかっているか十分わかっているつもりなので、
大事に大切に使わせていただきます。

【きらくな寝床】

日時:2024年09月22日 09:10

自然農の田んぼ2024 大豆畑の草取り

共同作業の草刈りの後大豆畑の様子を見に来ました。
在来種の大豆は大きく育って可愛い花がたくさん咲いていました。

草もかなり大きくなっていますが、
大豆を切ってしまいそうなので周りの草だけを注意深く刈りました。
ツル性の草が大豆に絡みつき
倒れそうになっているのもたくさん見つけたので
それを重点的に切りました。

草刈りが終わったら大豆が清々したように感じました。

【きらくな寝床】

日時:2024年09月08日 18:40

自然農の田んぼ2024 共同作業の草刈り

9月7日に自然農の田んぼで共同作業の草刈りがありました。
前回の共同作業が台風で延期になったため、
約二か月弱ぶりとなりました。
今回も石垣周辺を皆で草刈りしました。

石垣の道路上は草刈り機で刈ってあったので、
石垣とフェンスにからまったツルを刈りました。
下の草は踏み倒すだけでよいとのこと。

一時間弱でほぼきれいになりました。

フェンスの田んぼ側もきれいにしました。

田んぼの草がかなり成長していましたが、
今は穂が出たところなので
根を傷めないよう田んぼに入って草取りはしない方がよいそうです。

快晴で気温も高い日だったので、
稲の花が咲いていました。

慣行栽培ではもう新米の収穫がそろそろ始まっていますが、
自然農の田んぼはゆっくりと育ちます。

【きらくな寝床】

日時:2024年09月07日 18:17

自然農の田んぼ2024 草取り

8月10日、前回から2週間たつので草取りにやって来ました。
雨がなく連日の猛暑ですが草の勢いは止まりません。

いつものように端から一列おきに除草開始です。

水が入っているので雨が降らなくても稲は元気ですが、
除草は中腰になるので大変です。

脱皮したばかりのバッタがいました。

ヒエは見つけたら必ず刈っていますが、
それでも見落としてしまい、
稲のような顔をして大きく育ったヒエが今回も何本かありました。

殆ど休憩もしないで我武者羅に草を刈って一時間半。
稲は清々したように見えます。
例年、8月20日くらいに出穂がみられるので、
その後は田んぼに入れません。
今回が出穂前の最後の草刈りになるかもしれないので頑張りました。

田んぼの次は大豆畑です。
大豆は上にかぶせた草がうまい具合に抑草になっていて、
大豆が負けそうなくらいの草はいませんでした。

あまり草を刈りすぎると肝心な大豆の葉が虫に食われたり、
雨が少なくカラカラに乾いてしまうため、
大豆のすぐ近くの大きい草だけを刈っていきます。

大豆畑は15分ほどで終了しました。
自然農の田んぼや畑のある静岡市葵区坂ノ上は、
市街地から40キロほど離れた山間部にあるため、
住宅のある場所と比べると涼しいのですが、
田んぼに比べて畑には水が入らないので、
少しくらいはお湿りの雨が欲しいところです。

【きらくな寝床】

日時:2024年08月15日 16:02