きらくな寝床
自然農の田んぼ2024 田んぼ見学会&持ち寄り昼食会
10月6日に自然農の田んぼ見学会がありました。
前日の雨から一転、
よく晴れて10月とは思えないような真夏のような日差しと気温でした。
まず最初は共同で栽培した米粉用の品種「みずほちから」の田んぼから。
左端の2列は友人が管理していた稲で、他の列が共同の管理でした。
比べると明らかに違いがあります。
共同の管理をしていた方は稲の分けつが少なく穂の付き方もマチマチです。
この差は草の管理をしっかりやれたかどうかだそう。
草取りはタイミングとやり方が大事だということがよくわかりました。
その後は順番に各自が管理する田んぼを回り、
どんなやり方をしたかの説明を聞きました。
苗の作り方、草のとり、畔とモグラ穴の対処、水の管理など、
田んぼごとに様々な苦労があり、
それぞれが頑張った成果が見られました。
今年は全体的に直まきの苗の成長が悪く、
苗床で作った苗の方がよく育っていました。
我が家の田んぼでも、直まきの発芽率がよくなかったので
苗が足りず田んぼ全体に植えることが出来ませんでした。
また、草取りのタイミングが
台風の雨や出穂で入れなかった期間が長く、
最後は草の勢いに押されてしまったように感じます。
ただ上の田んぼから温かい水がよく入ったそうで、
思ったよりもよくできていると言われました。
こだわりを持って様々な品種を育てている仲間もいます。
これはとても背が低く実が丸っこいまるで雑穀のように見える黒米。
大黒?という名前だそうです。
これは緑米の仲間で「ハッピーグリーン」という品種だそう。
福岡正信さんの農園で作られたお米なんだとか。
面白いと思ったのは、
種もみを浸水させた時に水に浮いてしまった籾を、
たい肥のところに混ぜたら芽が出てきたので、
一番最後に田んぼに移植してみたという稲がとてもよく育っていました。
適度な栄養分があるところで発芽した苗は
その後の成長もいいのかもしれないと思ったそうです。
午前十時から始まった田んぼ見学会ですが、
約二時間かけて今回参加した9家族の田んぼを回りました。
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ2024 久しぶりの草取り
9月28日、久しぶりに田んぼの草取りにやってきました。
共同作業で田んぼに来ることはありましたが、
ちょうど穂が出るタイミングだったことから根を傷めないよう、
田んぼに入るのはやめていました。
調べたら8月10日が最後の草取りでした。
実に一か月半以上も前なので、
案の定、田んぼの中は草ぼうぼうでした。
こんなに草取りの間が空いたのは田んぼを初めてからおそらく初めてで、
どこから手をつけていいかもわからないほどです。
考えても仕方ないので端からどんどん始めます。
稲の近くは鎌で手刈り、
畔と水路わきは草刈り機で手分けして刈ります。
稲周りの背の高い草を重点的に刈り、
通路の柔らかい草は踏み倒しながら、
田んぼ全体にまんべんなく入りました。
田んぼの中は今年も「あさひ」を中心に、
赤米や香り米など、違う品種が混じりあってにぎやかです。
始めてから2時間半。
ようやく田んぼ全体の草取りが終了しました。
草に押されていた稲がのびのびしたようです。
田んぼの草取りでくたくたですが、
最後に大豆畑の様子も見に来ました。
大豆畑の方はまた一段と育って草にも全く負けていません。
ほっと一安心です。
サヤもけっこうなっていますが、
まだ実は膨らんでいません。
よく見るとまだ小さな芋虫がたくさん葉っぱの上にいます。
ちょっと目をこらすとあっちにもこっちにも、
何十匹も発見してしまい、
このままにはできないので頑張って虫取りをしました。
【きらくな寝床】
木の匙
漆塗りの仲間が、
木地のままのスプーンを買ってきて
自分で丁寧に拭き漆をして仕上げていました。
おそらく10回以上は塗っていました。
友人は漆塗の本職ではないけれど、
丁寧に仕上げられた漆塗りのスプーンは
市販の物よりも美しく感じ、
桜の木の木目がとてもきれいです。
手に持つとその軽さに驚きます。
「仕上がったスプーンはどうするの?」
と聞いたら
「知り合いに頼んでフリマかどこかで売るつもり」
というので他の仲間と一緒に、
「知らない人に売るくらいなら私たちが買いたい」
と申し出ました。
さてそうはいっても、
木地の状態で買ったスプーンの値段は1500円で、
それに手間ひまかけて漆を塗って仕上げたら
いったいいくら支払ったらいいでしょう。
市販されたら5000円以上はします。
言ってはみたものの、
実際には売ってもらえないだろうと思っていたのですが、
何とほとんど原価でということでした。
手間と塗った漆の値段は自分が楽しんだ代償
と考えているのでしょうか。
仲間の優しさにつけこんだみたいで本当に申し訳ないですが
どれくらい手間がかかっているか十分わかっているつもりなので、
大事に大切に使わせていただきます。
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ2024 大豆畑の草取り
共同作業の草刈りの後大豆畑の様子を見に来ました。
在来種の大豆は大きく育って可愛い花がたくさん咲いていました。
草もかなり大きくなっていますが、
大豆を切ってしまいそうなので周りの草だけを注意深く刈りました。
ツル性の草が大豆に絡みつき
倒れそうになっているのもたくさん見つけたので
それを重点的に切りました。
草刈りが終わったら大豆が清々したように感じました。
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ2024 共同作業の草刈り
9月7日に自然農の田んぼで共同作業の草刈りがありました。
前回の共同作業が台風で延期になったため、
約二か月弱ぶりとなりました。
今回も石垣周辺を皆で草刈りしました。
石垣の道路上は草刈り機で刈ってあったので、
石垣とフェンスにからまったツルを刈りました。
下の草は踏み倒すだけでよいとのこと。
一時間弱でほぼきれいになりました。
フェンスの田んぼ側もきれいにしました。
田んぼの草がかなり成長していましたが、
今は穂が出たところなので
根を傷めないよう田んぼに入って草取りはしない方がよいそうです。
快晴で気温も高い日だったので、
稲の花が咲いていました。
慣行栽培ではもう新米の収穫がそろそろ始まっていますが、
自然農の田んぼはゆっくりと育ちます。
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ2024 草取り
8月10日、前回から2週間たつので草取りにやって来ました。
雨がなく連日の猛暑ですが草の勢いは止まりません。
いつものように端から一列おきに除草開始です。
水が入っているので雨が降らなくても稲は元気ですが、
除草は中腰になるので大変です。
脱皮したばかりのバッタがいました。
ヒエは見つけたら必ず刈っていますが、
それでも見落としてしまい、
稲のような顔をして大きく育ったヒエが今回も何本かありました。
殆ど休憩もしないで我武者羅に草を刈って一時間半。
稲は清々したように見えます。
例年、8月20日くらいに出穂がみられるので、
その後は田んぼに入れません。
今回が出穂前の最後の草刈りになるかもしれないので頑張りました。
田んぼの次は大豆畑です。
大豆は上にかぶせた草がうまい具合に抑草になっていて、
大豆が負けそうなくらいの草はいませんでした。
あまり草を刈りすぎると肝心な大豆の葉が虫に食われたり、
雨が少なくカラカラに乾いてしまうため、
大豆のすぐ近くの大きい草だけを刈っていきます。
大豆畑は15分ほどで終了しました。
自然農の田んぼや畑のある静岡市葵区坂ノ上は、
市街地から40キロほど離れた山間部にあるため、
住宅のある場所と比べると涼しいのですが、
田んぼに比べて畑には水が入らないので、
少しくらいはお湿りの雨が欲しいところです。
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ2024 草取り
前回から2週間たった7月27日、
田んぼの草取りに来ました。
今月10日から中干しで田んぼの水が止まっていて、
当初の予定は20日まででしたが
前半雨が多かったため24日まで水が止まっていました。
25日の早朝から水が入り始めたということなので、
この日はもう田んぼには十分水が回っていましたが、
中干し期間中にモグラが穴を開けたり、
草はかなり成長していました。
さっそく端から稲周りの除草を一列おきに開始しました。
水が入っているので膝がつけないのが大変でした。
二人がかりで一時間半かけて田んぼ全体をきれいにしました。
草刈り前は稲がどこにあるのかわからない場所も多かったけれど、
草を刈ったらけっこうしっかり成長しているのが確認できました。
稲のようなふりをしたヒエがしっかり成長しているところもありました。
稲周りが終わったら、
前回できなかった石垣の草も刈りました。
30分以上かけてきれいになりました。
田んぼの次は大豆畑の様子を見に来ました。
大豆は草に負けずに育っています。
上にかぶせた草が思った以上に抑草になっていました。
雨が降っていないので、
草を刈りすぎるとカラカラに乾燥してしまいそうなので、
大豆が隠れてしまいそうな背の高い草だけ刈って終了しました。
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ2024 共同作業の草刈り
7月13日に自然農の田んぼで共同作業の草刈りがありました。
当初は14日の日曜日に参加する予定でしたが、
天気予報で日曜が雨予報だったため、
急遽、仕事の配達だけして草刈りに向かいました。
とはいえ7月13日~15日は市内がお盆期間になり、
草刈りに参加したのは3名のみでした。
いつものフェンス際の石垣の上部を
二人がかりできれいにすることにしました。
石垣は太陽の熱を吸収してサウナのような暑さになります。
草は伸びて木の幹のように太く手ごわくなっていました。
ちょうど一時間で石垣の右半分がきれいになりました。
共同作業はここまでにして、
先日蒔いた大豆畑の様子を見に行きました。
しっかりと大豆の芽が出ていて一安心。
草も思ったよりも少なかったので、
大豆の近くの背の高い草だけを刈りました。
二粒ずつ蒔いて、
ほとんどの場所で2本芽が出ていたのでよかったです。
大豆畑は10分ほどで終了しました。
ここからが本番です。
前回の草取りから2週間たった田んぼは
草がまた一面に伸びていました。
端から稲の周りの草を刈っていきます。
10日から20日まで田んぼの水が止まっているので、
膝をついて除草できたのはよかったのですが、
この暑さで雨が降らなければどうなったことかと冷や冷やしました。
二人で頑張って田んぼ全体が終わりました。
稲がのびのびしたようです。
最後に草刈り機で田んぼの空いている場所の草を刈りました。
畔もきれいにしてこの日の作業は終了。
お疲れさまでした。
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ2024 草取りと大豆まき 続き
田んぼ全体の草取りが終わったら、
次は、直まきした苗が密集しているところを間引きします。
前回は小さかった苗が成長して間隔が狭いと感じたら採り、
間隔が空いてしまった(苗が消えてしまった)場所に
植え継ぎしました。
最後は大豆蒔き。
昨年も大豆を蒔いた畑です。
草は刈らずに蒔くところだけ鍬で耕します。
大体10㎝四方くらいで間は30㎝~40㎝といった感じです。
草ぼうぼうなので最初に目印に紐を張りました。
大豆を蒔くところだけ鎌で土を柔らかくして、
対角線上に一粒づつ蒔きました。
手前は在来の大豆を、
奥側には仲間からもらった黒豆を蒔きました。
最後に草をかぶせ、鳥よけの紐を張って終了です。
4時間ほどの農作業でした。
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ2024 草取りと大豆まき
6月26日に田んぼの草取りに来ました。
田植えを終えてから2週間以上たつので、
苗がどうなったか、草がどのくらい伸びたか心配でした。
思った通り田んぼ一面草に覆われていて、
一見するとどこに苗が植わっているのかわかりません。
苗を植えたところに張った紐を頼りに草取り開始。
苗を探しながら、抜いてしまわないように気をつけます。
草取りしていくと
ようやく苗がはっきりわかるようになりました。
思ったよりはしっかり育っていて一安心です。
育ちのいい苗です。
二人がかりで約3時間。
ようやく田んぼ全体の草取りが終わりました。
【きらくな寝床】