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きらくな寝床

自然農の田んぼ2025 稲刈り

「(14日の)夜に降った強い雨のせいで
田んぼの稲が倒れてしまったので、
倒れた稲は早急に刈って干した方がいいです」
と地元の友人から連絡がありました。
すぐに田んぼに行きたかったのですが、
水・木はあいにくの雨で、
ようやく晴れた今日(17日)に急遽稲刈りにやってきました。
画像は友人が送ってくれた田んぼの様子です。

このところの雨続きがウソのように、
汗ばむ陽気の秋晴れでした。
田んぼの向こうに見える山と空がきれいでした。

予想通り13日の草取りの時からすでに倒れそうだった、
あさひとは違う背の高い稲(おそらく香り米)が、
倒れていました。

まずは稲架を立てるスペースを確保するため、
あさひを2列ほど刈りました。
一人で稲架を立てるのが初めてだったので、
なかなか苦労しました。

稲架ができたので、
倒れた稲と茎が枯れてきている稲を探して刈りました。

スペースがあまり広くないので、
刈った稲が縛れるくらいになったら
どんどん縛って干すのをを繰り返して、
何とか倒れた稲と茎が枯れてきている稲を刈り終わりました。
田んぼ全体の1/5くらいを刈りました。
田んぼに残した稲は、
まだ葉が青々としているので、
来週あたりに稲刈りの予定です。

【きらくな寝床】

日時:2025年10月17日 17:27

自然農の田んぼ2025 稲刈り前の草取り

10月13日、稲刈り前の準備の草取りに来ました。
仲間の田んぼでは、
早稲の黒米の稲刈りが終わっていました。

前回の草刈りから3週間たつので、
稲と同じくらいの高さまで育った草がたくさんはえていて、
最初は草に埋もれてしまいそうでした。

今回は稲刈りをしやすくするための草刈りなので、
稲周りを中心に田んぼ全体に入りました。

1時間半ほどがんばって、
入れないほど草ぼうぼうだった畝間をかなりスッキリさせました。

お天気次第ですが、
今週末か来週末には稲刈りをしたいので、
稲架用の材木を運んで田んぼにわきに準備しました。

田んぼの後は大豆の様子も見に行ってきました。

少ないながらも実がだいぶ膨らんできたので、
稲刈りのタイミングで枝豆も収穫できそうです。

【きらくな寝床】

日時:2025年10月14日 17:34

ボタニカルアート作品展

木版画でご一緒している仲間が、
ボタニカルアートのサークルにも所属していて、
その作品展があるというので行ってきました。

ボタニカルアートというのは、
植物学的な視点から植物の形や特徴を正確に描写する芸術表現のこと。
鉛筆デッサンに水彩絵具で着色され、
花だけでなく、根や球根、枯れた後なども同じ画面に描かれます。

花水木というサークルで、
月に一回活動されているそうですが、
10人の方の作品はどれも素敵で見ごたえがありました。
友人に聞いたところ、一週間の展示で五百人ほどの来場があったそうです。
正確な描写ながら、作品には作者のお人柄も垣間見えるような気がして、
芸術の秋を彩る素敵なひと時を過ごせました。

【きらくな寝床】

日時:2025年10月07日 17:20

持ち寄り昼食会

田んぼ見学会の後、
雨がひどくなってきたので地元の友人宅にお邪魔し、
一品持ち寄り昼食会を行いました。
地元の木材を使い友人が設計から施工まで一人で建てた素敵な家です。

私が持参したのは、
車麩のカツ(昆布と椎茸の出汁と醤油で下味をつけました)
茨城の自社農園で試し掘りしてきたサツマイモと、
りんご、きゅうりのサラダ(味付けはオリーブオイルと濁り酢、塩コショウ)

友人は、玄米ご飯と自家製ごま塩、お味噌汁、
オクラのピカタ、ピーマンの塩昆布和え、白菜の漬物。
他にも、豆腐の梅酢漬け。
豆乳きな粉プリン(ごま醤油ソースかけ)、栗のペースト入り米粉の蒸しパン。

豆乳きな粉プリン

食後には自家焙煎のコーヒーと豆腐のチーズケーキも。
素敵な空間で美味しい手作りランチとデザートをいただけて、
いい時間でした。

【きらくな寝床】

日時:2025年10月06日 17:15

自然農の田んぼ2025 田んぼ見学会

10月4日、収穫前の田んぼ見学会を行いました。
あいにくの雨模様でしたがそれほど強い雨ではなかったので、
合羽を着て田んぼを回りました。

まず最初は共同で育てた米粉の稲「みずほちから」の田んぼです。
それぞれ2列くらいづつ管理を受け持って草刈りを行いましたが、
草刈りに入るタイミングや回数で育ちにかなり差が出ました。

草が稲を越すくらい成長してしまわないよう、
草刈りの方法を教わりました。
まずは、左側の稲に沿って草を内側に倒しながら踏み込みます。
次に右側の稲に沿って最初に倒した草の上に重ねるように、
草を倒しながら踏み込みます。
上になった草の根元を鎌で切っていきます。
それによって上の草が枯れ、
その重みで下の草も起き上がってこないので抑草となるそうです。
これを一列おきにやっていく。
土が見えないように草で覆われるようにしておくとよいとのこと。

今回の参加者は4人と少なかったので、
それぞれの田んぼ+他のメンバーの田んぼも見学しつつ、
話を聞きました。

今年は直まきしたところの稲の育ちがあまりよくなかった。
という話がよく出ました。
今までは5月の連休あたりに籾まきをすることが多かったのですが、
今年は4月半ばに籾まきをした仲間がいて、
その苗の育ちが良かったことから、
来年は籾まきの時季を早めてもいいかもしれないという話も出ました。
気候がだんだんと変化しているのを感じます。

籾米を毎年自家採取していると、
よく先祖返りの様な稲が育ちます。
仲間の田んぼで今年苗の時点で目立つ大きな苗があったので、
この場所に植えたと言います。
先祖返りの稲は、籾一粒一粒で違う稲が育つそうで、
なかなか美味しいコメは育たないようですが、
そんな中から黒米を選別して育てているのが、
「奥藁大黒(おくわらだいこく)」と名付けた黒米なんだそう。
興味深いです。

自分たちだけで田んぼをやっていると、
どうしても自己流になってしまいがちですが、
他の仲間の田んぼを観て、話を聴くととても勉強になります。

【きらくな寝床】

日時:2025年10月05日 15:09

自然農の田んぼ2025 稲刈り前の草取り

9月20日に草取りにやってきました。
地元の友人に聞いたところ、
二日前の18日まで、まだ水がちょろちょろと入っていたそうで、
柔かいところがまだあるかもしれないので気をつけてとのこと。
朝から曇り空で時折雨もぱらつくような天気でしたが、
涼しく農作業にはいい気温だったため
草取りを決行することにしました。
ところが着いたとたんに雨が降ってきました・・・。

ほぼ一か月以上草取りをしていないので、
田んぼの中は草が我が物顔に育っていました。
友人からは、できるだけ一列おきを徹底した方が良いとの
アドバイスをもらったので
手分けして一列おきに草を刈りました。
降ってきた雨ともともと濡れていた稲の両方で、
すぐに手袋も上着もぐっしょりと濡れてしまいました。

ちょうどお彼岸の時季で、
畔には彼岸花が咲いていました。
猛暑であろうとなかろうと、
ちゃんと時期が来れば咲くんですね。

二人がかりで約二時間。
一列おきで田んぼ全体の草刈りが終了しました。
全部だったら到底終わらなかったです。

今年も背の高い香り米や、赤米が混じっていました。

多品種を作っている仲間の田んぼは、
更に色とりどりできれいです。

最後に大豆畑も見に行ってきました。
ざっと数えて13.4本の大豆が育っていました。
今年は少ないので、育った分の貴重な大豆を大事に食べます。
草取りに入ったら
またヌスビトハギの種が大量に全身に付着してしまい、
後が大変でした。

【きらくな寝床】

日時:2025年09月22日 15:54

金継ぎ

先日物置を片付けていたら割れた器が出て来ました。
いつ割ったのかも覚えていませんが、
漆で金継をするためにとっておいたものです。

昨晩、漆塗り同好会があったので、
さっそく麦漆を作って割れた欠片を貼り合わせました。

麦漆は、強力粉を水で練ってグルテンを作り、
同量の生漆と混ぜて粘りが出るまでよく練ります。
それを割れ目に塗り貼り合わせます。
久しぶりだったので量の加減がわからず3回くらい粉を足し、
なんとか形になりました。
粉々になって欠けてしまった箇所もあるので、
その部分は次回に錆漆を作り埋めます。

仲間が自宅の庭で採れた「とくさ」を持ってきてくれました。
紙やすりの代わりにこれを使ってはみ出た漆をとり除きます。
器にキズをつけずにうまく漆だけを砥ぐことができます。
「とくさ」はその砥ぎの作業に使用する砥草から名づけられたそうです。

【きらくな寝床】

日時:2025年09月18日 15:34

ひっつき虫

大豆畑の草取りに入った後、
腕や体に沢山のひっつき虫が付いていました。
草刈りしたのはほんの5分くらいでしたが、
それこそ何百もの草の種が引っ付いていて、
それを取り除くのに草取りよりも時間がかかりました。
おそらくこの植物は
「ヌスビトハギ(盗人萩)」だと思います。
娘が小学校の時の自由研究で、
身近な植物の名前を一緒に調べて覚えていました。
名前の由来は、
盗人が地下足袋をはいてつま先立ちして歩いた足あとに、
種の形が似ているからという説と、
気づかないうちに衣服にくっつくからとの説があるそうで、
花が萩に似ているからヌスビトハギとなったようです。
確かに花は可愛いんですが厄介な植物です。

【きらくな寝床】

日時:2025年09月08日 15:22

自然農の田んぼ2025 共同作業の草取り

9月6日、共同作業で約3週間ぶりに田んぼに来ました。

前日は台風15号の接近で記録的短時間大雨警報も出ましたが、
この日は朝から快晴で気温もぐんぐん上昇してきました。
田んぼの横を流れる藁科川の水かさはかなり多いです。

共同作業はいつもと同じで、
休耕田の草刈りです。
5人が草刈り機で広い田んぼの草を刈りました。

草刈り機がない自分は、
いつもは二人がかりでやる川沿いのフェンスの草取りを、
今日は一人で受け持ちました。
フェンスは2~3ヵ月ぶりなので、
仙人草や芋、蔦などがからみついていました。

いつものようにきっちりとはできませんでしたが、
できる限り頑張りました。

途中、地元の友人から梅ジュースの差入れがあり
生き返りました。
大きな梅が一粒入っていて
それがトロトロの食感でまるでスイーツのようでした。
我が家でも梅ジュースはよく作りますが、
中身の梅はシワシワになってしまうので不思議でしたが、
完熟の梅で作ったからのようです。

休憩後も頑張り、
約一時間半ほどでほぼきれいになりました。

田んぼの稲にはちょうど穂に花が咲いていました。

草もかなりはえていましたが、
穂が出たらもう田んぼには入れない(入らない方がよい)ので、
草刈り機で畔の草を刈りました。

それでもあきらめきれず、
畔から手の届く草を何とか刈っています。

田んぼの後は大豆の様子も見に行きました。
育っている大豆はちらほらです。

それでも育った大豆には花が咲いていました。
大豆にするのは無理でも枝豆で食べる分くらいを期待します。

.

【きらくな寝床】

日時:2025年09月07日 14:22

試し刷り

木版画同好会で毎年共同で木版画カレンダーを作っています。
来年のカレンダーの担当月は2月。
愛猫のアシュとレモンの木を組み合わせた構図にしましたが、
制作がなかなか進まずもう何ヶ月も同じ版を彫っていました。
前回の教室でようやく輪郭線の版が彫り終わったので
今日は試し刷りをしました。
準備をしていると仲間の一人が、
この「つりがね」という画材を貸してくれました。
子どものころ紙を載せた上から鉛筆でこすると
絵が出てくるという写し絵というのをよくやりましたが、
それと同じで彫った版木に薄い紙をのせて
上からこの墨でこすると絵が浮き出るというもの。
版画用画材で調べたら「乾拓に使用する墨」と出て来ました。

つりがねでこすったのがこれです。
摺らなくても雰囲気が分かりとても便利だと思いました。

これは実際に試し摺りしたものです。
ボール馬連で摺りました。
輪郭線が濃く太くなります。

こちらは絵の具をのせるまでは同じで、
竹の馬連で摺ったもの。
優しい雰囲気の輪郭線になりました。
仲間からはこっちの方がいいねと言われました。

【きらくな寝床】

日時:2025年09月02日 15:59