2012年08月
ほしキラリ干し芋
9月の定期宅配干し芋のお宝干し芋は
「ほしキラリ」です。
昨年あたりから注目の新品種。
とにかく色がとっても綺麗。
そしてねっとりとした食感と、
くせのない甘さがあり、
干し芋適正のある品種だということがよくわかります。
まだ作っている農家さんはほとんどいないので、
今後広まって行くかはわからないのですが、
収穫量があまりよくないということなので、
美味しい干し芋になる品種だとわかっていても、
それほど増えて行かないかもしれません。
なんとか欠点を克服して、
増えて行くといいのですが…。
【ほし太の日向ぼっこ】
コミック 「ヒロイン失格」 幸田もも子著
タツマのスタッフが貸してくれました。
少女マンガにあるまじき、ヒロイン「はとり」の変顔が、
かなりツボで久しぶりによく笑いました。
ところどころに出てくるその変顔が、
幼い頃「梅図かずお」さんの恐怖漫画を、
怖いものみたさに読んだことを思い出させました。
この漫画は恐怖漫画じゃないけど、
いろんな漫画の要素が入っているような気がして、
きっと作者さん自体が漫画大好きなんだろうなって感じました。
巻末のオマケページも楽しいです。
「はとり」の、かなりはっちゃた性格と、
自己中だけど、それにすぐ気がつき反省するところが可愛いです。
登場人物それぞれによさがあって、
みんなを応援してあげたい気持ちだけど、
一番は弘光くんかな?
まだ漫画は続いているので、
また最新号が出たら貸してくれるかな~♪
【ほし太の日向ぼっこ】
最果てアーケード 小川 洋子著
続けて読んだ本の装丁が両方とも私の大好きな画家、
酒井 駒子さんなのでびっくりしました。
(図書館でリクエストしたため本の表紙は届くまで知らなかったのです)
大好きな作家さんです。
「世界の窪み」にあるかのような忘れられたアーケード。
レース屋、義眼屋、輪っか屋、勲章屋…。
いつの時代なのか、どこにあるのか、
本当にそんなお店が存在するのかさえも解らない
そこで配達係をしている少女の目線から物語は進行していく。
それは常に死の匂いとともに…。
小川洋子さんの作品は、
真綿でくるまれたような不思議で安心感のある感覚と
ベール越しに見ているような優しい光が感じられます。
まるで夢のなかにあるような舞台。
でもなぜか懐かしく、読み終わるのが勿体無いような気持ちになる作品です。
コミックの原作として書かれた作品なので、
そちらも是非読んでみたくなりました。
【ほし太の日向ぼっこ】
七夜物語上 川上弘美 著
もともと川上弘美さんは好きな作家さんですが、
ご自身にとって初めて書かれたファンタジー小説なので、
私も久しぶりに楽しみに読みました。
ページ毎に酒井駒子さんの挿絵が載っているのが嬉しいです。
(朝日新聞で掲載された新聞小説だったため)
読んでいて色々なファンタジーの要素を含んでいるなあと思いました。
それはナルニア国物語だったり、不思議の国のアリスだったり、
エンデだったりと、ふとした場面で昔読んだ物語を思い出します。
面白いのは舞台が1977年に小学生の主人公の生活が、
私自身も過ごしてきた体験とも重なり、
当時の世相も感じられたりして妙に懐かしい気持ちになりました。
下の方も早く読みたいです。
【ほし太の日向ぼっこ】
抹茶ソフト
興津駅近くのお茶屋さん「荻野商店」
の店頭で販売しているソフトクリーム。
何年か前に食べて美味しかったことを覚えていたので、
興津に配達の途中寄ってしまいました。
そのときに比べるとコーンの部分が美味しくなっていました。
ミックスとバニラもありましたが、
ここでそれを食べる人いるかな~?
この日の気温は35度近く。
車の中であっというまに美味しく食べてしまいました。
ちょっと小ぶりだけど、
200円という安さ!!
(使っている抹茶は100g1200円のだとか)
以外とくどくなく爽やかなお茶の風味が楽しめます。
また配達のときに寄っちゃおう♪
【ほし太の日向ぼっこ】
自由研究♪
タツマのお店の隣の隣に住んでいる、
小学4年生の風花ちゃんは、
夏休みの自由研究になんと「ほしいも」を選びました。
お店にきて熱心に色々質問していくので、
こちらもつい一生懸命説明してあげたくなりました。
まずは干し芋の歴史から。
4年生には少し難しいかもしれないけれど、
干し芋発祥の地は静岡だったということと、
そのきっかけが、鹿児島の船を御前崎沖で助けたこと。
という2点だけは是非とも知ってほしいと思いました。
その次は作り方。
けれど、最近の子には「蒸かす」という調理方法が、
中々理解できないようでした。
「サツマイモやシューマイはいつもどうしてるの?」
と聞いたら、
「お母さんはいつもレンジでチンしてる」という答え。
実際の写真をもとに説明し、
資料もたくさん渡したので
それでも少しは理解してくれたでしょうか?
出来上がったものを見せにきてくれました。
風花ちゃん、がんばったね!!
【ほし太の日向ぼっこ】
一閑貼り完成♪
この間からずっとやっていた「一閑貼り」の竹かご、
今日やっと完成しました。
柿渋を何度も何度も塗って、それでもなかなか艶がでなくて、
気づいたらかなり、お醤油で煮しめたような色になってしまいました。
おかしいと思って実際やっている人に聞いてもらったら、
和紙を貼った上からボンドを薄めて塗るのだそう。
そしてその上から柿渋を塗れば、
丈夫になり艶もすぐに出てくるんだって。
私は、貼った和紙に柿渋が充分染みこんだら
艶が出てくるのだと勝手に思っていたから、
たっぷり柿渋を塗りこんでしまいました。
色がだんだん変わってくるらしいからこの先どうなることやら…。
でもとりあえず持ち手を付けて完成♪
早速明日から使おう。
【きらくな寝床】
五郎島金時いも
義理の弟の実家が石川県なので、
お盆に里帰りしたお土産にもらいました。
加賀伝統野菜の一つで名前はよく知っていましたが、
お菓子になったものしか食べたことがなかったので、
さっそくオーブンで焼き芋にしてみました。
焼くともっと実が黄色になるかと思いきや、
以外と白かったです。
焼き方が下手だったかも。
でも、食べたらほっこほこで甘くて美味しかった♪
いくら甘くて美味しくても、
ほこほこなお芋は、干し芋にはむきません。
多分干したら固くなってしまうから…。
金時芋の干し芋はやっぱり無理かな~?
追伸
昨日は「処暑」でした。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「処暑」の直接ページはこちら
処暑
【ほし太の日向ぼっこ】
映画 ダークナイト・ライジング
前回の戦いで正義を守るためあえて悪役を引き受け、
自宅に引きこもったブルースが、
再びバットマンとして戦いの場にもどってくるまでが前半。
敵の罠に陥り、奈落の底まで叩きのめされたバットマンが、
どうやって起死回生するのか、
その人間的葛藤と成長を描いた後半。
3時間近い長さがまったく気にならずに引き込まれました。
永年仕えた執事アルフレッドとの別れのシーンには胸が熱くなりました。
これで3部作は完結ということですが、
この後も観たくなる余韻を残したラストでした。
【ほし太の日向ぼっこ】
映画「あなたへ」
試写会に行ってきました。
「故郷の海へ散骨してほしい」という妻の望みを叶えるため、
生前一緒に旅行しようと約束していた車で、
富山から長崎まで向かう、
その道中で出会う人との人生模様と、風景の美しさ、
そして主人公の心の葛藤が美しく描かれていました。
夫婦として15年連れ添い、
お互いが分かり合っていると思っていても、やはり別の人間。
それぞれの思いや気持ちなんて
わかっていないのが本当のところでしょう。
でもだからこそ、
「自分が死んだあと、相手の時間まで一緒に止めたくはない」から、
「さようなら」という一言に、
どれだけの思いを込めたのか
それを考えると胸が熱くなります。
妻ができる夫への最後の思いやりでした。
よく映画と本はどちらが好きかと考えると、
映画は映像として視覚から情報が入る分、
自分で想像する余地があまりなく、
本も読んでいると自分のイメージとは違うなあ…
なんて思ってしまうけれど、
この映画は登場人物が多くを語らない(特に高倉健さんは)ため、
ちょっとした表情や目線、
後姿なんかで色々と想像し考えました。
ストーリーとしてはちょっと作りすぎな感じはしますが、
物語なんだからこのくらいはあってもいいのではとも思いました。
しみじみとしたいい映画でした。
【ほし太の日向ぼっこ】