2014年01月
自家製味噌
今年もお味噌を仕込む時期になり、
昨年仕込んだお味噌の
半分はもうすでに食べてしまったけど、
熟成させておいたもう一つのカメをあけてみました。
一年ねかせておいたので熟成がかなりすすんで、
一番上はたまり醤油のようになっていました。
私はこういうお味噌が大好きだけど、
糀を分つき米で作ってもらったし、大豆も粒々が多いので
人によっては好き嫌いがあるかも…。
変わった味噌といえば、
先日漆塗りの同好会でメンバーのひとりから頂いたのが『カルダモン味噌』
「これはそのまま食べる味噌だよ」と教えてもらったので、
湯豆腐の上にのせて食べてみました。
スパイスの香りがよくて、
初めて食べる味だけどとっても美味しくてびっくり!
そのままでもお酒のつまみになりそうです。
作り方が載っていないかとネットで調べてみたけど出てこないから、
彼女のオリジナルかも。
この次会ったらレシピを教えてもらいたいな~。
【ほし太の日向ぼっこ】
ウェルカム・ガーラント
娘のために、久しぶりに木で作ってみました。
端材で売っていた8㎝×40㎝×1㎝のヒノキの板を二枚買い、
鉛筆で下書きしておいて近所のホームセンター『エンチョー』へ…。
板を買うとき、糸ノコの機械を使わせてもらえることを確認してあったので、
サービスカウンターで、糸ノコの刃(50円)を購入。
初めて使う機械だったので最初は少し緊張したけど、
糸ノコはよく使っていたので、何とか刃も装着し、いざ開始。
途中2回ほど刃が外れたけど、
心配してた刃が折れることはなく
(糸ノコの刃はよく折れます)、
無事45分ほどで8文字切り抜き完了!
(写真にはないけど猫の顔も作ったので)
一番大変だったのは、WELCOMEの中の『O』という文字。
あらかじめ家で真ん中に穴を開けておき、
糸ノコの刃を一度はずし、穴を通して装着し、切り抜きました。
作業終了後に料金を支払おうとしたら、なんと無料!!
エンチョーさんありがとうございました。
色を塗るかどうかまだわからないけど、
仕上げにペーパで磨いてから、
おせちを縛ってあった紐を通して間にウッドビーズを入れてみたら、
思った以上に可愛くなりました。
残念なことは、猫の顔は紐を通す穴を開けたら耳のところが割れてしまい…。
でも久しぶりに木工がやれて楽しかった~♪
木の香りはやっぱりいいです。
【ほし太の日向ぼっこ】
薪蒸かし 紅はるか 干しいも
今年注目の品種だった「紅はるか」を作る農家が増えたため、
薪蒸かし農家も、紅はるかで干しいもを作りました。
今では貴重な薪を燃やしてサツマイモを蒸かすのは、
ある意味とっても贅沢なことかもしれません。
江戸時代からそのままの製法で作った干しいもは、
どこか懐かしく、ほっとした味わいに感じます。
2月の毎月お届け干し芋セットのおまけとして今日出来上がってきました。
写真撮りしてても美味しさが感じられるくらい、上出来な干し芋です。
【ほし太の日向ぼっこ】
紅はるか角切り芋
毎日のようにできたての干し芋が届きます。
今回は、新しい品種の『紅はるか 角切りほしいも』です。
紅はるかの干し芋は、
甘みが強く、ねっとりとしてとっても美味しいです。
それは角切りにしてもそうで、
今日は朝の太陽の光が差し込む窓際で撮ったら、
それこそ輝くばかりに光る美味しそうな写真が撮れました。
干しいもは地味な色なので、
写真に撮るとさらに地味に写ってしまうことが多いけど、
これはかなり本物に近い感じで写っています。
【ほし太の日向ぼっこ】
『古代米大福 』 うろこや総本店
友人から、山形の銀山温泉のお土産に頂きました。
一年前から行くという話を聞いていましたが、
銀山温泉は2月が一番メインの時季ということで、
その少し前、1月に憧れの『能登屋』に宿泊したんだそう。
私も何年か前に泊まりましたが、
東北出張の時だったので「夜遅くに着いて翌朝早く出る」というせわしなさで、
雰囲気を全く楽しめませんでした。
写真を見せてもらいましたが、
雪が降っていて、積もった雪が深くて情緒満点です。
能登屋さんで出されたお菓子だったそうですが、
お土産などの販売はいっさいなく、仕方なくお取り寄せしたんだって。
地元の黒米を使った大福餅の中は、山形らしいずんだ餡。
小ぶりでしかも甘さ控えめなので、一度に2個は食べられます。
とっても美味しかったです。
【ほし太の日向ぼっこ】
花緑の夢空間
一年4か月ぶりの開催でした。
毎回抽選に当たるかドキドキしますが、今年も無事当選。
姉と一緒に久しぶりの落語会を楽しみました。
この会は駿府公園内にある日本庭園『紅葉山庭園』内の茶室で行われるため、
落語の前には、美味しい本山抹茶と和菓子「福梅」の呈茶サービスがありました。
掛け軸は、千年松の字に若松の絵(後から友人に写真を見せてもらいました。)
花緑師匠の色紙も飾ってあったみたい(全然気づかなかった…)
まずは、二つ目の柳家緑君(ろっくん)の『子ほめ』から。
前に静岡に来てくれた時には前座だったので無事二つ目に昇進。
花緑師匠のお弟子さんたちは噺のスキルがとっても高く、最初から笑いが絶えません。
続いてお待ちかねの花緑師匠登場。
まずは、インフルエンザやノロウィルスが流行している中、
どのように身を守るかということで、
空間のウィルスを死滅させるという薬剤クレペリンの話があり、
思わず私も買おうかという気持ちになりました。
ネタは『権助提灯』。
本妻とお妾さんの家を行ったり来たりして夜が明けてしまうという噺。
4人の登場人物の演じ分けが本当に上手で大爆笑でした。
中入りの後は『井戸の茶碗』
花緑師匠独自の時事ネタも入り楽しめました。
初めて落語を生で聴いたという姉はすっかり花緑師匠のファンになったようです。
この会はもう11回目ということで、こんなに長く静岡に来て下さって本当に嬉しいです。
これからもずっと続いて行ってほしい楽しみな会です。
【ほし太の日向ぼっこ】
ちんすこう
沖縄のお土産に旦那様が買ってきました。
でも我が家の近くには沖縄県のアンテナショップがあるので、
わざわざ買ってこなくても買えるの知らなかったんだね。
ちんすこうを少し調べてみたら、
琉球王朝時代から作られているお菓子なんだそう。
昔はもちろん王侯貴族した食べられなかったとか。
今では庶民的なお菓子ですね。
1996年頃から、ショコラのような味のバリエーションができたようで、
今ではチーズ味や紅イモ味、塩味などもあるみたい。
小麦粉と砂糖とラードを使って作るというのは知ってたから、
サクサクした軽い食感の割にカロリーは高そう。
ラードの代わりに練りごまを使って手作りするレシピを見つけたので、
今度作ってみようかしら…。
【ほし太の日向ぼっこ】
紅はるか 丸ほしいも
一年で一番寒いこの時季は、丸ほしいもの最盛期です。
天日で一か月間じっくり干した丸ほしいもには、
平ほしいも にはない味わいがあります。
焼き芋とも違う、独特のしっとり感と甘さ、サツマイモらしさも充分に味わえます。
写真は、紅はるかの丸ほしいも。
少し小ぶりですが、きれいな玉子の黄身のような色が特徴です。
しっかりと干しあがった丸ほしいもは、
ちゃんとした弾力があり、飴色に輝く光沢もあります。
切った時の断面の色が特に綺麗なので、
一本を三つに切って断面を見せてみました。
干場の隣の畑によく見かける、白菜を下にしいてみました。
【ほし太の日向ぼっこ】
静電気
よく言われる『静電気体質』というのは根拠が全くないそうですが、
私自身、パチッとくる回数が人より多いです。
着ている洋服の素材だとか、不健康な人が起きやすいだとかも言われますが、
原因が何なのかは全くわかりません。
ともかく静電気を上手に逃がすことができればいいのだと、
静電気防止グッズには興味深々です。
この前TVでも特集をやってました。
髪をしばるシュシュやネックレスもありましたが、
このブレスレット型が使いやすいと思い購入。
効果のほどはよくわかりませんが、
気の持ちようで何だかちょっとパチッが減ったような気がします…。
ストレッチ素材だから着脱が簡単なところが気に入ってます。
【ほし太の日向ぼっこ】
映画『もうひとりの息子』2012年フランス
昨年は実際に出生時に取り違えられてしまった男性のニュースがありましたし、
映画『そして父になる』も話題でした。
けれどもこの『もうひとりの息子』は、取り違えられた二人の息子が、
それぞれイスラエル人とパレスチナ人という衝撃のストーリー。
テルアビブに住むシルバーグ家の長男ヨセフは、
18歳になり兵役検査を受け、血液型から両親の実の子ではないという事実が判明します。
湾岸戦争の混乱の中、出生時の病院で別の赤ん坊と取り違えられ、
もう一人の息子は、ヨルダン川西岸地区に住むアル・ベザス家のヤシンでした。
それぞれ愛情深い家族に育てられた二人の息子は、
18年間培ってきた自身のアイデンティティが根底から覆り、悩みます。
それぞれの両親も、育てた息子と実の息子に対する愛情に葛藤します。
もしこの母親が自分だったら…と考えながらの鑑賞でした。
ユダヤ人とは何か、アラブ人とは何か…。
人種の違いではなく、育った環境の違い、言語、文化、宗教などによるので、
外見からは見分けることはできないのだそう。
この二人の息子たちが大人になって、
またその子供たちが育ってと、時間がかかるかもしれないけど、
いつかイスラエルとパレスチナに平和が訪れることを願って、
フランス人女性監督ロレーヌ・レヴィが、最後に希望を見せたように感じました。
【ほし太の日向ぼっこ】