2019年02月
嬉しいお誘い
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前の職場で一緒だったIさんからまた、
「ご飯食べにおいで!」の嬉しいお誘い。
「事務所を出るとき連絡してね」と言われ、
アシュを家に置いてから、いそいそ出かけていきました。
Iさんのお宅に着くと車を降りた途端にもういい匂いが…。
そのいい匂いのもとは、ミニ春巻きでした。
テレビで精進料理を見て、真似して作ってみたのだそう。
なんと中身は切干大根とのこと。
揚げたてカリカリでとっても美味しくて、
5つもあったのにペロリと食べてしまいました。
中身は切り干し大根だけじゃなくて、春雨も椎茸も入っていました。
味付けも美味しかったです。
メインは、菜の花のちらし寿司。
椎茸、人参、レンコン、油揚げ、コンニャクが具沢山に入っていました。
茅の舎の出汁を使ったおすましも、
菜の花と玉子が沢山入って上品な味。
一足先にひな祭りのご馳走のようです。
これで全てと思いきや、シーフードグラタンまで出て来ました。
お正月用に梅の花で買ったんだって。
これは作ったんじゃないからねと言われました。
食前酒(お酒じゃないけど)として、梅シロップ(二年もの)もいただきました。
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これは最近作った「いちご酢」なんだって。
最近ちょっと太り気味の息子さんに送るために作ったと言ってました。
甘くていい香りでとっても美味しかったです。
送ったらきっとお孫さんたちが美味しい美味しいって飲んじゃうね。
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お腹がいっぱいで、グラタンはお土産に貰って帰ることにしたのに、
デザートのケーキと珈琲までいただきました。
なんとキャトルエピスのショートケーキと木苺のロールケーキでした。
あんなに遠くまで買いに行って来たなんて、
とっても有難くて、申し訳ない気持ちです。
普段は作ってあげることばかりなので、
作ってもらってご馳走していただけるのってすごく嬉しくて幸せな気持ちになります。
ご飯のあとはIさんの青春時代のお話を聞かせてもらい、
何だか映画か小説を一冊読んだような楽しいひとときでした。
【ほし太の日向ぼっこ】
第十六回菊姫会 その4
菊姫会二日目は、9時から総会が行われ、
平成30年度事業報告、決算報告、監査報告に続き、
平成31年度事業計画案、事業予算案が承認され、
新役員の選出等が行われ無事閉会しました。
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そして菊姫会最後のプログラムは、
菊姫合資会社 製造部長 喜本 卓哉氏による、
「プロセスコントロールと酒造り(一トン仕込みと三トン仕込み)のお話。
製造工程におけるプロセスコントロールの機能は、
「要求される品質が安定して継続的に得られるように、
プロセス(仕事のやり方)を安定させること」との説明が最初にありました。
菊姫の一トン仕込みも三トン仕込みも、
近年の変化はプロセルコントロールの考え
(よい作業、安定した作業、持続可能な作業)を取り入れることで、
品質が向上して、安定した造りが年々実現されてきているとのこと。
その安定性は、20年前とは比べ物にならないほどだそうです。
実際に、菊姫の昭和蔵と明治蔵(平成蔵)の製造ポテンシャルを例にとり、
製造能力の固定概念を打破して改善してきたことを説明し、
特に、原料処理の品質は吸水の均一性の部分で大きく向上したということです。
山田錦という最高の酒米によって到達した現在のお酒の品質は、
これから先の未来へ続くことを考えた場合、
良い結果を生み出してくれる人の力量だけに頼っていたのでは、
今は良くても、長く続かず、
それでは菊姫の品質を守ることができない。
そうなると、
その製品が最適なプロセスで造られているかどうかが大事なのだといいます。
喜本さんのお話を聞き、
菊姫の造りは毎年同じことをすることは無く、
進化(深化)していることがよくわかりました。
イメージだけの手間隙ではなく、
製造部の方々が、時間を費やし、
菊姫の品質を守るためおこなってきた、
「真の手間隙」が今回のお話で理解できました。
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菊姫会推奨のお酒、鶴の里と山廃純米の酒質と、
そのための仕込みの違いについても説明があり、
大変勉強になりました。
【ほし太の日向ぼっこ】
フルーツティー
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昨年の夏、ローソンで販売したフルーツインティー。
大人気だったらしく、娘と一緒に探したけどどこも売り切れ。
唯一姪だけが飲んでいて「すごく美味しかった!」と言ってました。
それが、今日から今度はホットティーとして発売されると聞いて、
さっそく買ってみました。
ホットマンダリンオレンジティーに、
マンダリンオレンジ、いちご、レモンの3種類のドライフルーツが入っているため、
何といっても香りがとってもいい~。
蓋を開けると、ドライフルーツなので見た目は少し残念な感じでした。
そして、いちごは細かくなっていて酸味があり、
マンダリンオレンジは房のままで3~4房、これは甘くて美味しい。
レモンは輪切りが一枚だけで、最後に食べてみたけどそれほど酸っぱくはなく、
けっきょく一番酸っぱかったのはいちごでした。
いちごが一番沢山入っているので、全体の印象が酸味が強いフルーツティでした。
飲み終わったあともしばらく口の中に酸味が残ってました。
【ほし太の日向ぼっこ】
第十六回菊姫会 その3
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一日目のハイライトは19時からの懇親会。
なんと乾杯のお酒は「菊理媛(くくりひめ)」
極上の吟醸酒だけを厳選し、さらに十余年間ゆっくりと寝かせ、
歳月をかけて磨き上げた菊姫の中の最高峰のお酒です。
兵庫県産特A地区の山田錦を50%以下まで磨き、造りは速醸仕込み。
酸味は殆どなく、すっきりとしていながら、深い余韻の感じられる味わいです。
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菊姫の営業部、製造部、出荷担当の社員さんたちが、
自己紹介をしてくれました。
個性は様々ですが、
みな菊姫で働くことに生きがいと喜びを感じていることがよく伝わってきます。
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会場からの要望で、社長の奥様ゆきえさんも舞台に出て一言。
美人で気さくで、とっても明るいキャラクターのゆきえさんは大人気です!
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懇親会の最後に「菊姫賛歌」を歌うのもゆきえさんの役目の一つ。
菊姫賛歌は、地元のCMで流れているそうですが、
県外の私たちにとっては耳慣れない曲でした。
が、今年で16回目の菊姫会で毎年歌っているので、
もうすっかりマスターして大きな声で一緒に歌います。
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最後は、菊姫会役員、とみた酒店の富田さんの一本締めで一次会は終了。
富田さんは仲良くさせてもらっている酒屋さんの一人です。
なんとお店の向えに業務スーパーがあるそうですが、
だからこそ、ちゃんとしたお酒を買いたい人が集まってくるのだといいます。
次回はいよいよ二日目のことを書きます。
【ほし太の日向ぼっこ】
姉のお弁当
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芝川に住んでいる姉。
次の日の仕事が早いので、勤務先に近い我が家に泊まりたいと、
今月2回目のお泊り。
最初は近くで買うからと言われましたが、
たまにしか来ないし普段お弁当は作り慣れているので、
日曜日だけどお弁当を作りました。
ご飯はちらし寿司。
姉が自分で買ってきた肉団子と、ロマネスコのチーズ焼き、
大根と人参のなます、がんもどきの煮物を詰めて、
炒り玉子とおぼろ、のりを散らして完成!
と思い渡したら、
「何か赤いものを入れたい」と言われました。
プチトマトは買ってないし、困ったなぁと思い、
「リンゴならあるけど、ご飯の上にのせるのはねぇ…」と言ったら、
「私はいつものせていくよ」と言うので、
リンゴウサギを作ってのせてあげました。
何だかもはや姉と言うより私の娘のような気がしました。
【ほし太の日向ぼっこ】
dancyu3月号買いました!
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かざまりんぺいさんが紹介してくれた「dancyu3月号」日本酒特集買いました。
五つの蔵の、五つの物語 感動の蔵
として、静岡の誇る「磯自慢」が紹介されていてちょっと嬉しい。
けれど、りんぺいさんが仰っていたように、
日本の全酒蔵729蔵にアンケートを敢行したなら、
全酒蔵のお酒を載せれば、
ボリュームといい情報といい圧倒的で、
すごく話題性があったと思います。
話題のdancyuが日本酒を取り上げてくれたのはすごく嬉しいけど、
729の酒蔵があるなら、729の物語もあるはず、
この一冊で、今の日本酒がわかります。
というのはどうなのかなぁ。
da
菊姫は、普通酒の「菊」が紹介されました。
「一般的な純米酒を凌ぐほどの豊かな風味に、テイスター陣もどよめいた」
とのコメントは納得です。
【ほし太の日向ぼっこ】
今日は猫の日!
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猫の日にあわせ、ツイッターで
「猫の写真へたくそ選手権」なるものが開催されているそうです。
私はツイッターをやってないので投稿はできませんが、
アシュの写真なら数々撮ってきました。
ちょっと探しただけでもへたくそで残念な写真ならいくらでもあります。
ということでちょっとだけ公開。
レジ袋に興味があるアシュのため、
生活クラブの特大レジ袋をかぶせてみたところ…。
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新しい爪とぎが完成して、
最初の爪とぎのシーンを撮影しようとしたところ、
肝心のアシュの顔は全く見えません。
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暖かい赤外線ヒーターの前で抱っこしたら、
うっとりとした顔で眠ったアシュくん。
可愛い寝顔を撮ろうと思ったのに何だか間抜け面でした。
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猫タワーの一番上に納まったアシュですが、
体のサイズと全く合っていないのに無理やり収まろうとしているアシュ。
以上、好評だったら第二段もあるかも!
【猫とお昼寝】
第十六回菊姫会 その2
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講演のあとは勉強会です。
菊姫製造部 井出 俊幸さんによる
「吉川の山田錦と菊姫、そして菊姫の米焼酎」についてのお話。
菊姫は兵庫県吉川に村米(契約栽培米)を持っています。
兵庫県以外には門外不出だった山田錦を、
柳社長が15年かけ苦労して手に入れたお話しを昨年お聞きしました。
現在でも、兵庫県以外では菊姫だけなのだそうです。
そして近年、山田錦の需要が増え兵庫県以外でも生産する府県が多くなりました。
井出さんは、平成27年~30年度産の12府県23点のサンプルを手に入れて、
菊姫入荷の山田錦と比較したそうです。
一見すると非常に見た目がいいと思えた関東産の山田錦でも、
千粒重や祖タンパクなど吉川産との違いがみられ、
アルカリ崩壊もよくない(麹でとけにくい)といった性質がわかり、
山田錦としてはどうなのかなぁ…という疑問がわいたそうです。
うすうすわかっていましたが、
山田錦ならなんでもいいというわけではないことがデーターからもはっきりしました。
また、菊姫の村米の範囲は吉川の半径3kmぐらいの8地区ということで、
兵庫県の中でも特A地区です。
その根拠も、川の流域間での陽イオン交換容量や、
気温日較差などのデーターで示されていました。
そして、生産者別の試験醸造を実施したり、
千粒重や祖タンパクを調べています。
それでわかったことは、
粒の張りが良いほど、透明感のあるふくらみが出る。
祖タンパクがある程度以下になると、キレイすぎてしまう(旨み、ふくらみが弱い)
祖タンパクがある程度以上になると、後口に嫌味が出てくる。
ということで、祖タンパクは標準的な範囲で、粒張りが大きいもの、
且つ、収量が平均以上のモデルを推奨しているということでした。
山田錦を手に入れたことだけに満足せず、
最高の原料米としてさらに良いものを、
生産者と一緒に作っていく菊姫の姿勢がとてもよくわかりました。
また、たびたび吉川を訪れている井出さんですが、
地元にある山田錦の郷という施設で地元のお酒も色々と試飲したそうです。
そこで感じたことは「お米が一緒でもお酒は様々」だということ。
どなたの言葉だったか忘れてしまいましたが、途中で語られた、
「原料の差は技術では埋められない」が、
「原料が一緒なら、技術の差が活きる」
という言葉がとても印象に残りました。
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山田錦の話の後は、菊姫の米焼酎について。
菊姫では、H12BYから焼酎の製造を開始。
井出さんは九州や沖縄に出向き色々勉強してきました。
その時様々な種酒を持つのが良いと教えられたそうで、
今回、4タイプのきき酒が用意されていました。
A:加賀の露
B:食中酒向けのイメージで、しろものをブレンドしたもの
C:常圧のイメージを強調して、樽貯蔵をブレンドしたもの
D:加州剣
普段焼酎はまったくと言っていいほど飲んでいないので
ストレートの焼酎はとても強い口当たりです。
正直に言うと、味の違いはあまりよくわかりませんでしたが、
それでもお米の旨みや香り、甘みをそれぞれ感じました。
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【ほし太の日向ぼっこ】
第十六回菊姫会 その1
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平成31年2月19日(火)・20日(水)の二日間、
第十六回菊姫会が、山代温泉ゆのくに天祥で開催され、
菊姫酒造の製品を販売している酒販店が全国から集まりました。
初日は14時スタート。
始めに、菊姫会会長 酒舗まさるや社長 園部 松男氏の挨拶から。
日本酒を取り巻く状況は非常に厳しいけれど、
二日間を通してしっかり勉強し、大いに飲み、語り合って、
日ごろの事業に活かしてほしいとのこと。
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次に菊姫合資会社代表 柳 達司氏の挨拶。
柳社長の挨拶はいつも短い。
多く語らないだけで伝わるものはすごくある、といつも思う。
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続いて、菊姫合資会社専務取締役 柳 荘司氏が、
「これからの菊姫について」と題してお話されました。
荘司さんは、次期菊姫酒造を担う存在です。
年齢は若いけれど、柳社長同様日本酒に対する強い信念が伝わってきます。
消費者の日本酒離れについては、
酒蔵がしっかりした酒造りを怠ったツケだと仰り、
菊姫の存在意義について常に考え続けているのだといいます。
それはお米の旨味が凝縮された、本当に美味しい日本酒造りを続けることであり、
素晴らしい日本酒文化を後世まで伝えていくのだと。
菊姫会に参加していつも思うけれど、
菊姫酒造の社員、従業員さんの一人一人からも伝わってきます。
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そしてゲスト講師 かざまりんぺい氏による、
「日本酒に未来はあるか?~私が見た「新世代日本酒」とその後の日本酒事情~」
と題しての講演がありました。
かざま氏は、元講談社の編集者として、
数々の有名漫画家を担当され名作を世に送り出してきました。
現在は、子供の遊び及び親子遊びを支援する
「アソベンチャー・クラブ日本」代表として、
アウトドア遊びやサバイバル術、工作などを通じて、
子供たちに「生きる力」や「非認知能力の大切さ」を伝える活動、
幅広い執筆活動などを行っています。
また、日本酒が大好きで酒蔵めぐりもライフワークの一つだというユニークな講師でした。
多彩な方なのでお話もあちこちにとび、どれも興味深いものでした。
(余談ですが漫画編集者時代のお話は夜の懇親会の二次会で詳しく聞かせていただきました)
雑誌dancyu3月号での、日本の全酒蔵にアンケートを敢行!という日本酒特集の話、
日本酒製造現場で今起きていること、
酒米生産者の現状や、水をめぐる問題、
菊姫も第一回開催時に受賞したIWC(海外機関主催のコンテスト)について、
海外での日本酒事情や消費者の変化について、
など約1時間半たっぷりとお話していただきました。
結論から言えば、これからの日本酒の未来は、
呑み手の変化に対応していくこと、
またしっかりとした情報発信していくことが大切ということで、
「酒販店が握っている」と仰っていました。
何度も出てきた「風を吹かそうよ」という言葉が印象的でした。
(つづく)
【ほし太の日向ぼっこ】
漆塗り同好会
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漆塗りが大好きで漆塗りの同好会に入っています。
毎月第1と第3水曜日の夜7時から西部生涯学習センターで活動しています。
が、仕事が7時に終わるので、
猫のアシュを家に置きに行ってご飯をあげてから向かうと、
だいたい8時近くなってしまいます。
それから漆を出して作業するのはちょっと時間的に無理なので、
仲間がやっている作業を見たり、話しを聞くのを楽しみに行っています。
この間は、色漆を漉すところを見せてもらいました。
最初、すりこ木のようなもので漆をよく練っていました。
「それは何?」と聞くと、
「折れたバットの根元の部分」と教えてくれました。
それがちょうどいいそうです。
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充分練った漆を漉し紙に包んで、
専用の道具で少しづつ圧をかけていくと、
だんだんと染み出してきて下の器に漆がたまります。
この道具、なんと手作りなんだそう。
今まで漆をわざわざ漉してから塗ったことはありませんでしたが、
これをすることによって、成分の均一化と塵の除去ができるのだそう。
そういえば塗った漆を乾かしてみると、
表面にいっぱい塵のようなものがついていることってけっこうありました。
家の中の埃かと思っていたけど、
もともと漆の中に入っている塵もけっこうあるんだね。
勉強になります。
【ほし太の日向ぼっこ】