2019年11月
今年最初で最後の紅葉
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今日、足久保にある新光明寺で義父の13回忌法要がありました。
久しぶりに兄弟が集まり、顔をそろえてお墓参りもしました。
入り口の紅葉がとてもきれいで、
お墓参りの人よりも紅葉狩りに訪れる人の方が多いくらいでした。
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この後タツマでは一年で一番忙しい12月を迎えます。
紅葉を眺められるのも今日が最初で最後だと思い、
写真を撮ってきました。
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住職さんが、じゃらんに載せてもらってから、
紅葉狩りの人が増えましたよと教えてくれました。
確かに京都に行かなくてもきれいでした。
【ほし太の日向ぼっこ】
歳時記の写真
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熟成干し芋達磨庵のホームページの干し芋歳時記のページは、
月に一度の更新です。
干し芋を使った季節の写真に文章を添えますが、
これが毎月なかなか苦労します。
先に写真が撮れた時、文章が先にできた時と、
その時々に違いますが、
今月は先に写真を撮りました。
というのも、友人のGちゃんからこの間、
ものすごく大きく育った立派な柚子をいただいたから。
これを歳時記の写真に使いたいと思ったのと、
Iさんから、すき焼きをいただいた時に借りた鉄鍋を見ていたら、
この中に丸干し芋を入れて撮ったら面白いかも。
とアイデアが出ました。
こういう時は一気に行った方がいいので、
まだ文章は書けていないけど写真だけ先に撮ってしまいました。
白菜、水菜、ネギ、型抜きした人参、
舞茸と一緒に丸干し芋をどっさり入れてみました。
中々面白い写真になったと思います。
【ほし太の日向ぼっこ】
リサラーソンカフェ
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2019年10月4日(金)から2020年1月27日(月)まで、
東京銀座のマロニエゲートに期間限定出店している、
リサラーソン・カフェに行ってきました。
店内はそれほど広くないので予約しておいて正解でした。
早く着いたので先におみやげコーナーを物色。
400円のカプセルトイを二つ買って、
箸置きサイズのマイキーをゲット!
マイキーの柄のマスキングテープとクロスも買いました。
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こちらは友人が頼んだマイキーのプレート。
エビのソースがかかったアーモンドミルクライス。
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こちらは私の、ライオンプレート。
チキンがゴロゴロ入ったカレーでした。
どちらも見た目はばっちり!
とっても可愛くてよかったのですが、
肝心のご飯がべちゃべちゃであまり美味しくはなかったなぁ。
でもこの造形をするのにはそれくらいじゃないとダメかも。
それにご飯の量が握りこぶしよりも大きくて、
全部食べ切るのが大変でした(貧乏症なので残すのは嫌なのです)
顔の部分はクッキーでできていて、
それがまたとっても甘くてびっくり。
見た目と味の両立は難しいですね。
【ほし太の日向ぼっこ】
『祝祭と予感』 恩田 陸 著 幻冬舎
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蜜蜂と遠雷のスピンオフ短編集、
『祝祭と予感』を読みました。
本編を読んでからしばらくたち、映画も観ていないのですが、
読み始めてすぐにあの世界の中に戻ることができました。
魅力的な登場人物たちの、
本編では語られなかったその後やそれ以前の物語が、
読みやすいタッチで描かれ、
あっという間に読み終えてしまい、
最後の方は読み終えるのがもったいなくなってしまいました。
もっともっとあの世界の中に浸っていたかったです。
でも短い中にとても奥行きが感じられて、
恩田さんは、本編を書くときすでにここまで考えていたのかな。
もう一度蜜蜂と遠雷を読み返したくなりました。
【ほし太の日向ぼっこ】
スーパー歌舞伎Ⅱ『オグリ』
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友人に誘われて、スーパー歌舞伎Ⅱ『オグリ』を観劇してきました。
今年、シネマ歌舞伎で『ワンピース』と『ヤマトタケル』をみましたが、
ナマでスーパー歌舞伎を見たかったので、念願かなって嬉しかったです。
オグリは、ヤマトタケルと同じく、
三代目市川猿之助氏が哲学者の梅原猛氏に依頼して作った歌舞伎です。
第一幕、
豪華な嫁入り行列に、突如小栗党と名乗る若者6名が襲い掛かり、
花嫁を連れ去ります。
小栗党とは、3年前に常陸の国の判官として今日の都からやってきた、
オグリこと藤原正清(中村隼人)のもとに集まり、
義兄弟の契りを交わした6名の若者たちで、
それぞれが今の世の中で生きづらい事情を抱えています。
彼らは、オグリのもと何ものにも縛られず、やりたいことをやり、
欲しいものを手に入れて、一度きりの人生を喜びにあふれたものにしようと生きていました。
一方、奪われた花嫁の照手姫(坂東新悟)は家のための望まぬ結婚だったことから、
小栗党の隠れ家においてほしいと頼み、
オグリたちと一緒に暮らすうち、次第にオグリに惹かれていきます。
それを快く思わない照手の父と結婚相手の毒矢に打たれ、
オグリと義兄弟たちは、二人の婚礼の晩に毒矢によって全員命を奪われます。
照手は川に沈められることになり、あわや命を落とす寸前に、
船頭たちに救われそのまま川に流されていきます。
プロジェクションマッピングを駆使した豪華できらびやかな演出と、
舞い散る花びらのオープニングはとても美しかったけれど、
二人が幸せになったと思ったとたんの悲劇に心が痛みました。
第二幕、
照手は、塩焼きの翁に助けられるがその妻の嫉妬にあい、
人買いに売られ、美濃の国の女郎屋に売られてしまう。
身を売ること以外は何でもすると主人に頼み、けなげに下働きをしている照手。
一方、地獄にやってきたオグリたちは閻魔大王たちと対決。
地獄も極楽も信じないというオグリと、
閻魔はこの世で本当に強いのは、
生きることに苦しみ悩み、その意味をどこまでも考え続ける者であり、
お前には苦しみと悩みが足りないと諭す。
オグリたちとの闘いの末、自ら地獄を焼き払う閻魔。
客席までかかる水しぶきの演出には度肝を抜かれました。
第三幕、
小栗判官の墓を訪れていた遊行上人(猿之助)は、
閻魔大王から、オグリを行くべき道に導いてほしいと頼まれる。
オグリは、閻魔によって身体が腐って朽ちていく餓鬼病となり、
それを見た遊行上人が、オグリを乗せた土車を一度引けば百人の僧を、
二度引けば千人の僧を供養したのと同じ功徳が得られるとして、
人々に車を引かせる。
照手もこの車を引くがオグリとは気づかず、
オグリは照手に自分の身を明かすことはできない。
照手と別れてからも、数々の悲劇に見舞われながらも、
自分を救ってくれた人々のために祈ると誓うオグリ。
熊野の湯の峰にたどり着き、
湯に飛び込むオグリを薬師如来が抱きとめたとき、
オグリの身体が元に戻り、罪が許されます。
遊行上人とオグリの二人同時の宙乗りはワクワクしました。
そして最後、美濃の国の国司としてやってきたオグリと照手が再会し、
それぞれ罰を受けてこの世に戻っていた六人の義兄弟たちも現れ、
皆で歓喜の舞を踊りフィナーレへ。
休憩中に買っておいた『スーパーリストバンド』をはめて、
会場が一体となって歓喜の踊りを踊って盛り上がりました。
一緒に行った友人は私よりも歌舞伎をみていますが、
この歌舞伎が一番良かったと話してくれました。
スーパー歌舞伎は、古典歌舞伎の演技、演出と、
現代性のある主題、現代語によるセリフでわかりやすいうえに、
最新の技術を使った舞台装置によって見ごたえのある舞台となっていました。
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観劇のツアーなのでお昼はお弁当が付きました。
特製オグリ弁当は、会場で1500円で販売されていましたが、
すぐに売り切れとなっていました。
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これがスーパーリストバンド(1000円)
猿之助さんと隼人さんのサイン入り。
本当に最初から最後まで見ごたえのある舞台で楽しかったです。
「来年もスーパー歌舞伎があったら絶対に行こうね」と友人と約束しました。
【ほし太の日向ぼっこ】
駿府そば祭り
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日曜日駿府匠宿で開催されていた
「駿府そば祭り」に主人と一緒に行ってきました。
駿府匠宿は、静岡の伝統工芸を体験できる場所として作られ、
その20周年を記念して開催されたのがこのそば祭りでした。
漆塗りの仲間も出ていてチラシをもらいました。
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静岡の有名店の出店や、そば打ち体験、
そば粉や、そば打ち道具の販売などいろいろ盛りだくさんでした。
会場に着くとすぐに仲間が声をかけてくれて、
静岡そば打ち同好会で参加していました。
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さっそく、その「鴨汁ぶっかけそば」を食べました。
ネギも鴨もたくさんのっていて鴨の出汁がよくきいていました。
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せっかくなのでもう一軒。
藤枝の「手打そば八兵衛」さんで、
海老天そばと、もりそばを頼みました。
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そば打ち同好会のお蕎麦も美味しかったけど、
こちらはさすがの繁盛店。
新そばのお蕎麦はやっぱり美味しかったです。
会場に着いたのが13時過ぎだったので、
そば打ち体験も受付終了になっていました。
売り切れ閉店のお店もあって全部は見られませんでしたが、
ガレット&クレープのお店や、蕎麦がき汁粉、
蕎麦がきけんちん汁、静岡おでんや、丸子峠の特大鯛焼きのお店もあって、
胃袋がもっと大きければなぁと思いました。
楽しかったです。
【ほし太の日向ぼっこ】
低温調理
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最近話題の低温調理器を手に入れました。
一度、沸騰した湯の中で湯煎するように調理したことがありますが、
低温調理は温度管理(細菌を増やさないようにする)のが難しいということで、
専用の器具を使った方がよさそうです。
先ずは手軽な鶏のムネ肉とモモ肉で試しました。
ジップロックに塩こうじを塗ったお肉を入れ、
できるだけ空気を抜きます。
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付属の料理本には、63℃で一時間調理と書いてありましたが、
63.5℃にしてタイマーをセット。
先にお湯を40度くらいまで温めておくと早いです。
見ていると63.5℃まで上昇するとずっとそのままキープされ、
お湯もゆるやかに攪拌されています。
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一時間たってから取り出し、スライスしたところです。
レシピでは玉ねぎのスライスをどっさりのせて、
ごま油と醤油をかけていただくとあり、やってみました。
ムネ肉がしっとりと柔らかでとてもおいしくなりました。
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こちらはもも肉の方です。
同じように柔らかいけれど、ムネ肉よりも獣肉臭さがあります。
低温調理はムネ肉の方が美味しくなると感じました。
他のお肉でも挑戦してみたいです。
【ほし太の日向ぼっこ】
マイクロカプセル香害 古庄 弘枝 著
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数年前から周囲の洗剤や柔軟剤の香りが、
とても強くなってきているのを感じていました。
すれ違いざまに感じるにおい、
道を歩いていると排水溝から上がってくる、
シャンプーやソープのにおい。
スーパーの売り場には数多くの洗剤と柔軟剤が置かれ、
毎日毎日テレビからは繰り返し柔軟剤や除菌スプレーのCMが流れてきます。
何だかおかしいと思っていた時この本の存在を知りました。
この本には多くの人の体験が載っています。
全国各地、年齢も職業も様々なその方たちは、
ある日突然、息もできないくらいの症状に侵されます。
ベランダからやってくるご近所の柔軟剤の香りで、
激痛や息苦しさを感じる人。
職場にいられなくなってしまった人。
電車やバスに座ると他の人の柔軟剤の臭いが体に移染してしまうため、
外出もできず、
どこにも逃げ場のない苦しみを感じ続けている人がなんと多いことか。
花粉やPM2.5より恐ろしいのは、
柔軟剤に含まれる有害物質がマイクロカプセルという微粒子にされ、
そのまま血管に取り込まれ肺にまで及ぶこと。
この本に載っている事例は、
けして化学物質に敏感な人が過剰に反応してしまう特別な事例などではなく、
私たちも、誰もがいつ発症してもおかしくないと感じました。
これはもはや大気汚染といっていいほどの事態だと思います。
赤ちゃんに柔軟剤を使って洗った衣類を着せることは虐待ではないでしょうか。
という言葉がとても印象に残っています。
この情報を一人でも多くの人に知ってもらいたいと思います。
【ほし太の日向ぼっこ】
秋思
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熟成干し芋達磨庵のホームページに、
干し芋歳時記というコーナーがあります。
毎月、季節の花や果物と一緒に干し芋を盛り付け写真撮りします。
簡単な文章も載せますが、
今月は「秋思(しゅうし)」というタイトルでページを作りました。
秋思というのは、俳句の季語です。
秋に感じる、そこはかとないもの寂しさのことをいいます。
日の暮れるのが早くなり、
色づいた木々もだんだんと葉を落とし、
木枯らしが吹くころ、
なんだか急に寂しさに襲われることがあります。
春爛漫のころや、暑い夏、寒さ厳しい冬には、
こんな気持ちになることはけしてないですね。
写真は、配達スタッフが摘んできてくれた野菊と、
姉からもらった蜜入りのりんご、
ミカンは、浜松でつくっている天下糖一(てんかとういつ)という品種。
小春日和の午前中、
葡萄のツルからの木漏れ日がまぶしいくらいでした。
この写真は採用されませんでしたが、
姉は気に入ってくれたようです。
【ほし太の日向ぼっこ】
ルバーブ
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木版画の友人から珍しい野菜『ルバーブ』をいただきました。
とってもきれいな赤い色です。
タデ科ダイオウ属の多年草で、
日本ではショクヨウダイオウと呼ばれているそうですが、
これまではあまり食用として好まれていなかったようです。
長野の野菜直売場のようなところで買ったみたいで、
「時期はちょっと過ぎてるけど、ジャムにするのがいいよ」
と言われました。
見本に7月ころ作って冷凍しておいたという、
緑のルバーブのジャムも持ってきてくれたのですが、
野菜とは思えない酸味があって、
果物で作ったジャムのようでトロみもあり美味しかったです。
レシピも教えてもらいました。
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「ちょっと家でおいてしまったのと、時期も過ぎた感じなので、
繊維がなかなか柔らかくならないから、
最初にフードカッターで細かくしてから煮るといいよ」
とも教えてもらいました。
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繊維が柔らかくならないなら、力技で圧力鍋を使おうと、
ルバーブに分量の砂糖を混ぜてしばらく置き、
水分が出たところに、白ワインとレモン汁を入れて5分ほど煮てみました。
5分圧をかけてから10分ほど置き蓋を開けてみると、
まだしっかりみじん切りの状態のまま。
ジャムというより佃煮のようでした。
仕方がないのでもう一回今度は赤ワインを入れてもう5分煮てみました。
たいていの野菜はこれでかなり柔らかくなるはずですが、
やっぱりしっかり固形物が残っています。
色もこんなに変わってしまいました。
上手に作って次回の版画に持っていきたかったけれど、
味は悪くないですが、これはちょっと見せられないなぁ。
【ほし太の日向ぼっこ】