2012年03月
今月のマクロビオティック料理教室
一度温かくなってから、また少し冷え込む日が続いています。
今月は春のメニューをすこしづつ取り入れながら、
身体を温めるおかゆ。
玄米を炒って小豆と一緒におかゆに炊き、
もう少しで炊き上がるときに、
炒めたごぼうと人参、椎茸、長ねぎを入れて、
玄米小豆粥の「おめでとう」に、
根菜が入った消化もよく栄養たっぷりのおかゆです。
味付けは、ほんの少しの麦味噌ですが、
最後にのせた青海苔がいいアクセントになっていました。
元気なときはもちろん、調子の悪いときでも
このご飯なら美味しく食べられそうです。
副菜の1品は、炒めたごぼうとエリンギ、人参と茹でた筍、
小松菜の葉っぱと茎を春巻きの皮で包んで揚げた春巻き。
食べるときは玄米酢をつけて戴きます。
付け合せにはポテトサラダ。
乾煎りした舞茸と、茹でた人参、
薄いまわし切りにした玉葱と胡瓜とりんごを混ぜて、
大豆マヨネーズで和えます。
もう1品は、戻した切り干し大根とひじきを、
それぞれ叩いた梅と、醤油で下味をつけて三つ葉と和えた物。
さっぱりとしていて、歯ごたえもよかったです。
主食以外はすべて、
春の味「酸味」をつかっています。
おかゆの玄米は、一人80gと少なめながら、
副菜がボリューム満点でお腹がいっぱいになりました。
静岡市葵区のマクロビオティック料理教室「12cups」の
3月のメニューです。
里芋入り小豆粥
牛蒡と小松菜の春巻き
じゃが芋と舞茸のサラダ
ひじきと切り干し大根の梅ドレッシング和え
【きらくな寝床】
2012 ハートtoハート 絆 コンサート
昨年の5月、静岡市では初めてという、
個人が主催者となったチャリティコンサートが開かれました。
長年、街頭紙芝居でボランティア活動をされている、
市川 光男 さんが発起人となり、
被災地のために何かしたいという有志が集まりました。
そして東日本大震災からちょうど1年の今日、
「未来の子ども達のために」と題して、
再びチャリティコンサートを開催し、参加してきました。
障がいのある方の人形劇や、
子どもバンド、
ゴスペルのプロ「VOXRAY」の歌(写真)、
福島県在住の尼僧「鈴倭夢海(すずわむかい)さん」の講話、
大道芸、クラシックアンサンブル、ジャズ、joy choirのゴスペルと、
本当にレベルの高い内容が盛りだくさんでした。
震災から一年のこの日、家で一人過ごすのではなく、
「被災地のために何かしたい」その思いで集まった仲間です。
静岡市在住の彫刻家「前嶋 秀章」さんが、
震災の後、犠牲となった子ども達のことを思い
彫り上げた地蔵菩薩像「光明」。
この場が初披露となりました。
この後は、被災地へと贈られるそうです。
静岡市の造形作家「たたら なおき」さんが描いた幕絵。
市川さんからの注文は「木漏れ日の向こうに未来が見える絵にして欲しい」
ということでした。
シンボルとなった1本の松が竜となって笑顔の子ども達が見守る中
未来へと羽ばたく様子が力強く描かれていました。
先日被災地の方から、
「2011年は3・11に始まり、自分たちにとってはまだ2011年が続いている…終わっていない」
というお話を直接聞きました。
まだまだ復興には時間がかかるでしょうが、
この絵のように明るい未来へ向かって
みんなで、一歩一歩前進していきたいです。
【きらくな寝床】
ターシャ・テューダー 最後の言葉
「いつか年をとったら、老後はターシャのように暮らしたい」
と思っていました。
でもいつか…ではなく今からでも
ターシャの暮らしのエッセンスや考えを取り入れることはできます。
今回この本を読んで感じたのはそのことでした。
自分と自分の周りの人に美しい考えで接すること。
自分の手で何かをつくりだすこと。
暮らしの中に喜びを見つけだすこと。
そして、本当に欲しいものをみつけること…。
様々な困難を乗り越えながら、
自分の人生を過ごしてきたターシャの言葉には、
優しさと深い重みがあります。
時には、人間よりも猫の方が、
自分の命に忠実に生きているように感じます。
生まれ変わったら猫の人生もいいかも♪
【猫とお昼寝】
SPAC「グリム童話 本物のフィアンセ」
2週続けてSPACの「グリム童話 本物のフィアンセ」を観ました。
先週は昨年から楽しみに予約していたグリム童話の二本立てチケット。
今週は、SPACの会への早期入会特典として招待してもらった分。
二回も観る事ができてとてもとても幸せ♪
「この薔薇はなぜこんなにも美しいのか?」
その問いから始まり、その問いで終わる物語の世界。
でもここから私自身の世界は始まります。
世界はただ美しいのではなく、「私」が関わって初めて美しいのだということ…。
(本物のフィアンセパンフレットより引用)
美しいと感じることができる自分自身を愛しく、
大切に思いました。
前回よりも長く余韻を感じています。
【ほし太の日向ぼっこ】
映画 ドラゴン・タトゥーの女
この映画、私は最初観たいとは全然思っていませんでした。
でも私の大好きなブログ「一日の王」さんが、
とても褒めていたから、俄然観たくなりました。
一日の王さんの言葉をそのまま引用させてもらうと、
「まだ映画を見ていないあなたが、私は羨ましい。
まだ原作を読んでいないあなたが、私は羨ましい。
なぜなら、これから存分に楽しめるのだから……
何も知らないあなたは、
これから、あの蠱惑的な世界に耽溺できるのだから……」
これって最高の殺し文句ですよね~。
で行ってきました。
ストーリーも確かに面白いけど、
とにかくリスベット役のルーニー・マーラーの演技がすごかった!!
あのたくさんの登場人物を読みながら把握するのはとても大変だと思うから、
映画にしてよかった、と思った。
158分の長さを感じさせず、
最後までぐいぐいと引き込まれました。
楽しいお話じゃないけど、リスベットの強さに感動です。
【ほし太の日向ぼっこ】
星野道夫 永遠のまなざし
星野道夫さんが、カムチャッカ半島クリル湖畔で、
熊に襲われて命を落とされてから今年で16年。
この本は、星野さんと親交の深かった小坂洋右氏と大山卓悠氏が、
星野さんの死の報道で、
誤ったイメージが広まってしまったことに疑問を持ち、
事故当時を知る人を探し、話を聞き、死の真相を突き止めていく前半と、
星野さんの人柄と功績を追う後半とに分かれ、
星野さんが亡くなられてからちょうど10年目に出された本です。
死の報道を聞いたとき、
本当に驚き、とても悲しく思いました。
でも、映画 地球交響曲の龍村 仁 監督が、
「彼の死は本当に悲しいけれど、
たとえば都会の街中で交通事故にあって亡くなるような死に方より、
熊に襲われて亡くなる方が星野さんらしい」
とお話されていて、妙に納得したことを思い出しました。
後半は、星野さんが書いた文章の引用がたくさんでてきて、
久しぶりにまた星野さんの本が読みたくなりました。
最初に出会った「アラスカ 風のような物語」を読んでから、
ずっと星野さんの書く文章と星野さんの撮る写真が大好きでした。
もう新たな星野さんの作品に出会うことはできないけれど、
何度でも本を読み返して、
「星野さんとまた出会いたい」と思います。
【ほし太の日向ぼっこ】
あさりせんべい 菓子蔵せき
干し芋の配達から帰ってきたら机の上に置いてありました。
会社のスタッフの誰かのお土産でしょう。
夕方ちょうどお腹が空くころなので嬉しく戴きました。
一つの袋に4枚も入っていたので、
残りは家族のお土産に(お土産のお土産…。)
一緒に入っていた栞に、
「日本中でここにしかないおみやげ
渥美半島のあさりせんべい」
とそれだけ書いてありました。
「ここにしかない」っていいですね~。
確かに「えびせんべい」や「いかせんべい」はよくありますが、
「あさりせんべい」は初めて見ました。
一枚に一つあさりが入っていました。
生地そのものはあっさりしてましたが、
胡麻がいっぱい入っていたので胡麻の味がして美味しかった♪
追伸
昨日は「啓蟄」でした。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「啓蟄」の直接ページはこちら
啓蟄
【ほし太の日向ぼっこ】
♪「銀座壷焼 発酵バターカステラ」(文明堂)♪
旦那様が、茨城からの帰りに東京でお土産に買ってきてくれました。
お取り寄せでは買えない貴重なものだったみたい。
文明堂といえばカステラが有名だけど、
こちらはパウンドケーキといった感じ。
ドライフルーツやアーモンドがいっぱい入っていて濃厚なお味♪
食べ終わってから「電子レンジで30秒ほど温めると出来立ての美味しさが味わえます」
という紙を発見。
確かにそうかも、残念気付くのが遅かった~。
食べ終わった壷だけ見ると、
ちょうど梅干を入れる容器によさそう。
これでケーキを焼こうと考えた人、頭が柔らかいです。
それと、食べていて思い出したのは「不二家のスコッチケーキ」
私くらいの年代の人には懐かしいと思います。
けっこうコマーシャルが流れたり、御遣い物で戴いたりもしたけれど、
最近見かけないな~?
と気になって調べたら、今も販売してました。
初めてこういうケーキを食べたのが、
スコッチケーキだったので未だにそのイメージが強いです。
【ほし太の日向ぼっこ】
お雛さま
毎年飾るお雛様。
そして毎年写真を撮ります。
でもなぜか、その年によって表情が違うように感じるのです。
能の面が、角度によって泣いているようだったり
笑っているようだったりというのと同じかもしれません。
去年のお内裏さまとお雛様は、大人びた表情に感じたのですが、
今年は少し幼く感じます。
撮影した日の天気や時間も関係するかもしれません。
でも、やっぱり一年に一度のひな祭りはいいですね~♪
お米の配達に行ったら、
お客様からこんなに可愛い「おてもと」を戴いたと、
配達のスタッフから1本、貰いました。
爪楊枝で作った姉様人形♪
髪には赤い糸で飾りもついています。
勿体無くて使えないけど、眺めているだけでも嬉しくなります。
【ほし太の日向ぼっこ】
納豆好き♪
我が家では娘を筆頭に、みんな納豆が大好き♪
普段はあずま食品の「有機納豆」か「黒豆納豆」なのですが、
納豆売り場でこんなものを見つけて、
おもわず買ってしまいました。
でも我が家では添付の納豆の「たれ」はあまり使わないので、
たれで味が違うのは買っても一度だけかな~?
でも納豆のカレー味って、
今までありそうでなかったです。
納豆業界の創意工夫にはいつも感心します。
ちなみに中身はこんな感じでした。
パッケージに「超極小粒(とってもちいさい)」
と書いてあったとおり、
かなり粒が小さい納豆でした。
納豆は小粒のほうが好きですが、
もう少し大きい方が好みかな~。
だけど、これだと納豆をおやつ感覚で食べられそうでいいかも♪
名前が、パンにもご飯にもあうということで、
「ごぱん納豆」って可愛いです。
追伸
昨日3月の「毎月お届け干し芋」出荷しました。今月は薪ふかし紅マサリ丸干し芋です。
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干し芋のタツマ
毎月お届けの「今月の干し芋」の直接ページはこちら
今月の干し芋
【ほし太の日向ぼっこ】