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グランシップ寄席~ニッポンノコワイハナシ~

7月23日に開催されたグランシップ寄席~ニッポンノコワイハナシ~
落語・講談・浪曲で震える夏
日本の三大話芸で“怪談”をたっぷりと…。
に行ってきました。

怪談話ということで会場入り口から雰囲気たっぷりでした。
お目当ては立川談笑師匠の落語ですが、
講談と浪曲はほとんど聴いたことがないので興味深々でした。
最初に、浪曲師 玉川奈々福さんによる、
浪曲と講談、落語についての解説がありました。
浪曲は、舞台上のテーブルに派手なテーブルかけがかけられ、
浪曲師は、立ったまま語る、またはうなるというそうです。
また、曲師と呼ばれる三味線の方と一緒に舞台を作ります。
曲師は広沢三舟さんというとても美しい人でした。
『亡霊剣法』という演目で、
浪曲と講談は主に歴史上実在した人物の物語を語るのだそうです。
語りとうなり、三味線と合いの手だけで情景を舞台に浮かび上がらせる芸の力は、
さすが日本の伝統芸だと感じました。

仲入りの後は、
林家つる子さんによる落語『お菊の皿』
お馴染みの番町皿屋敷ですが、
羽織の下には白い着物で雰囲気たっぷりに演じ笑わせてくれました。

次は講談師 神田阿久鯉さんによる『村井長庵 雨夜の裏田圃』
とにかくこの村井長庵という人物がとんでもない悪党で、
これじゃあ恨んで化けてで出たくもなります。
端切れのいい語り口と張り扇で釈台を叩く音がとてもリズミカルでした。

最後のトリは立川談笑師匠による新作落語『夜、 る』
とにかく怖くしてほしいと依頼され、
今回のために作ってきた噺とのこと。
お母様が看護師だったという経験をもとにしているのかも。
笑いは少なく本当にありそうな物語でちょっと感動もしました。

二時間半の間、この夏の猛暑を忘れて涼しく過ごせました。
楽しかったです。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2023年07月27日 09:05