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ほし太の日向ぼっこ

第二東名ウォーキング

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2月26日日曜日、前日の雨はやんで曇りのウォーキング日和。
過去にも何回か行なわれていたこの第二東名ウォーキング、
ここ新静岡インターを含む区間が最後のため、
様々なメディアでの宣伝効果が効いて大盛況でした。

静岡流通センターに自家用車を置いて、
そこから市のシャトルバスに乗り換えインターまで約10分。

ワーキングの距離は、
新静岡から新清水の間のほんの短い区間だけなので、
往復7キロくらい。
ゆっくり歩いても2時間かからないくらい。

なのに、シャトルバスを待つ時間が2時間!!
流通センターの周りをぐるりと一周する長い列ができていました。
(まず流通センターにたどりつくまでにも渋滞でしたが、
裏道を知っていたため、そこはすんなりと行けました。)

やっと入り口にたどり着いたのは、
朝家を出てから二時間45分後でした…。

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開通は4月14日。
高速道路上を歩けるのも最後と、沢山の人が訪れました。
中には道路上に寝転んで記念撮影をする人も…。

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「眺望ウォーキング」と言う割には
景色を楽しむようなところは少なかったけど、
車で走るだけではけして気がつかないようなものも、
歩いているとよくわかります。
進入路がかなり傾斜になっていること、
追い越し車線の方が走行車線よりも幅が広いこと、
地震対策の道路のつなぎ目など、
興味をそそりました。

帰りのバスも2時間待ちかと思ったら、
意外とすんなり45分ほどで乗れました。

歩き疲れと言うより、待ちつかれた一日でしたが、
二度と出来ないいい体験ができました。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2012年02月27日 14:56

幕末太陽傳

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1957年(昭和32年)封切りの川島雄三監督作品。
主演はフランキー堺さん。

いくつかの落語を主題にした、
幕末の品川宿にある遊郭を舞台に繰り広げられる喜劇なので、
随所に笑いの要素があって楽しい映画でした。

デジタル修復版ということで、
映像も綺麗(モノクロ映画)ですが…
実はチラシはカラーだったので、
始まるまでてっきりカラーの映画だと思いこんでいました。

艶やかな着物姿の女優さんがたくさん出るので、
カラーだったらさぞ綺麗だろうと少し残念でした。

昭和32年頃は、落語はもっと身近なものだったのだと思います。
「品川心中・居残り佐平次・三枚起請・お見立て」
などの演目は誰もが知る噺だったのでは…。

私は落語同好会に入っているのでもちろん知っていましたが、
落語を知らなければ、この映画の面白さは半減です。

南田洋子さんがとってもキュートで、
フランキー堺さんはまさに、はまり役でした。

観客が、一緒にこの時代を追体験することができる貴重な映画だと思います。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2012年02月26日 08:57

サラの鍵

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「サラの鍵」を最初に知ったのは映画の予告でした。
でも「この本を読もう!」と思ったのは、
私の好きな作家の「角田光代さん」が、
よかったという感想を書いているのを読んだからです。

その記事には「映画もとてもよかった」とあったので、
映画も観たいと思いますが、
内容がとても重いので覚悟がいります…。

普通、原作がいいと映画は物足りなく思うものですが、
このケースは両方いいというのです。

フランス警察による、フランス国民であるユダヤ人の一斉検挙
通称「ヴェルディヴ事件」。
1942年に実際にあった、この惨劇は、
日本人の私だけでなく、フランス国民にもあまり知られていない事件でした。

物語は、その一斉検挙の朝、
弟を守るために隠し部屋に隠して鍵をかけた「サラ」と、
現代のフランスで「ヴェルディヴ事件」を調査する、
アメリカ人ジャーナリスト「ジュリア」の物語が交互に展開されます。

サラは、すぐに戻って弟を部屋から出してあげられると思っていました。
けれども両親とも引き離され、様々な困難が降りかかり、
ついには弟を助けるために収容所を脱出します。
サラの気持ちが痛いほど伝わってきて物語に引き込まれました。

そしてサラの人生を通してジュリアもまた、
自分の人生について深く考えます。

あまりにも悲惨な出来事は
「知らない方が幸せだったかもしれない」とも思いますが、
読み進むうちに
「知らないことは罪かもしれない」とも思えてきました。

今の自分が、どんな人々の子孫であるのか、
どんな出来事の積み重ねによって今ここに存在しているのか
そんなことを考えさせられた本でした。
読んでよかったと思います。

「サラ、私もあなたのことを忘れない」

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2012年02月25日 07:11

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最近マスコミで大ブームになった「塩糀」
いち早く友人からもらってその美味しさは体験済みだけど、

先週は、味噌作りや菊姫会などイベント盛りだくさんで
なかなか塩糀まで手が回りませんでした。

お味噌の糀をとりに行ったときに頼んでおいた糀を、
やっと土曜日に買ってきて、日曜の朝仕込みました。

友人に教わった比率で、
糀500g・水500cc・塩165g

最初は塩と糀をよくなじませてから水を入れて、
これから一週間熟成を待ちます。
楽しみ~♪

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2012年02月23日 07:57

玄米豆乳リゾット

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「朝ごはんはあまり重たくないものを食べた~い♪」
ということで、よく作るのがこれ「玄米豆乳リゾット」

残り野菜をみじん切りにして(今日はたまねぎとほうれん草)
オリーブオイルで炒めたら、
玄米とだし汁(これが肝心で、乾燥まいたけでとった出汁)で、
柔らかくなるまで火を通します。

ここで、サンドイッチに使って残ったテンペも入れちゃいました。

いい感じになったら、ペッパー、ハーブソルト、自家製味噌で味付けし、
豆乳をどぼどぼと投入(ダジャレ!?)
ご飯と豆乳がなじんだらあっという間に出来上がり。

前の晩から仕込んでおいた「干し芋ヨーグルト」と一緒に、
けっこうボリューミイな朝食になりました。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2012年02月21日 07:29

あさひやベーカリー

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菊姫酒造のすぐ近く、鶴来の町に「あさひやベーカリー」があります。
このお店のことを知ったのは実は菊姫さんのブログから。

「菊姫の酒かすを使った蒸しパンを作っている」という記事を読んで、
どうしても食べたくなり、昨年の夏「白山登山」のときに
やっと念願かなって買って帰りました。

その時の記憶が残っていて、
今年も蔵を訪れたのでまたまた寄ってみました。

写真は雑穀がいっぱいの「雑穀パン」と、
「りんご蒸しパン」と「ショウガ紅茶蒸しパン」
どれも美味しくて娘にも大好評でした。

若いご夫婦が、天然酵母と国産小麦、
そして菊姫の酒かすなど、本当にいいものを使って作っているということが、
ここのパンを食べるとよくわかります。
また菊姫に行ったときは絶対に寄ってこようっと♪

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2012年02月20日 14:05

蔵見学

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菊姫会総会の後、
毎年希望者が酒蔵見学を行ないます。
写真は、菊姫の八幡工場(貯蔵庫)。
精米所もここにあります。

菊姫のお酒は、定番の山廃純米でも3年。
最高峰の「菊理姫(くくりひめ)」は10年間寝かせて蔵出しされるため、
貯蔵庫もかなりの大きさです。

酒造りは、雪景色の鶴来の町の中、
明治蔵、昭和蔵、平成蔵で行なわれます。
今はほとんどの仕込が終わっていましたが、
絞りたての新酒と、熟成させたお酒の飲み比べや、
色の違いを確認させてもらいました。

菊姫のお酒はみなほんのり金色なのですが、
それも熟成により生まれる色だということがわかります。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2012年02月19日 13:42

菊姫会

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毎年2月のこの時季に、
石川県の日本酒の蔵元、「菊姫」のお酒を販売している、
全国の酒販店約300店で構成する「菊姫会」の総会が開催されます。

今年も石川県の加賀温泉郷山代温泉にて、
一日目は、菊姫生産部製造課主任の井出さんによる
「精米について」と、
日本のシンセサイザーの第一人者、松武 秀樹さんによる
菊姫にまつわる様々なシーンを、
音と映像で再現した講演が行なわれました。

菊姫では酒造りの重要な要素の一つとして
自家精米を行なっています。
柳家(菊姫の社長)の家訓に「精米を他所に任せるようなら酒造りをやめろ」
というのがあるそうです。
何度か精米所の見学をしたことがありますが、
初めて見たときには、酒蔵とは思えない程の
あまりの規模に驚いた記憶があります。

講演では、
いかにして酒米の最高峰である兵庫県吉川町産「山田錦」を
仕入れできるようになったか。
精米機の歴史や、
仕込む酒によって変わる精米の話など、
たいへん興味深く聴きました。

松武さんの講演は、
空想の世界と現実世界。音楽と菊姫という本当に楽しい内容でした。
「山廃純米はロックに合う♪」なんて妙に納得です。

その後は利き酒勉強会と、懇親会。

菊姫では、一部の酒を除きほとんどに
兵庫県吉川町の酒米「山田錦」を100%使用しているため、
製造原価は、おそらく日本一の日本酒です。

毎年こうしてただ集まり懇親会を行なうのではなく、
しっかりと勉強もするというスタンスはとてもいいと思います。

(写真は、二日目の柳社長の講演の様子)

柳社長からは、国税庁醸造試験所の役割と現状についてのお話。

全国清酒鑑評会で毎年金賞をとり続けていた菊姫が、
平成13年以降出品をとりやめた理由…。

菊姫が日本酒の文化を大切にし、
本当にプライドを持って真摯に酒造りを行なっていることを
この二日間で再認識しました。

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写真は精米歩合の異なるお酒の比較コーナー。
8年ほど熟成された吟醸酒の「吟」(精米歩合40%)と、
「加陽菊酒(精米歩合55%)」。

速醸酒の新酒の精米歩合の異なるもの、山廃の新酒と熟成の比較、
そして、菊姫全銘柄の試飲コーナーもありました。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2012年02月18日 23:14

ヨーグルトin干し芋

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茨城のスタッフが「お料理の本で見た!」
と作ってきてくれました。
それがなんとまあ
「チーズケーキ」のようになってとっても美味しいんです♪

干し芋を細かく切って、
プレーンタイプのヨーグルトに混ぜて一晩おくだけ。

固くなってしまって
そのままだと食べづらい干し芋でも、
一晩たつとヨーグルトの水分を吸収して柔らかくなるし、
ヨーグルトは、水分が減って、
まるでレアチーズケーキの様♪

どちらも身体にいい食品だから、
これってもしかしたら「最強?」
いままでやりそうで、やってなかった新しい出会いです。
みんなに勧めたくなりました。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2012年02月14日 07:43

コドモノクニ

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今から90年程前の日本で、
こんなに素晴らしい児童雑誌が発行されていたなんて、
全然知りませんでした。

紙面に登場した早々たる顔ぶれに驚きました。
北原白秋、野口雨情が童謡顧問、中山晋平が音楽顧問、
編集主任は和田古江、絵画主任は岡本帰一という豪華さ。

大判、多色刷で、画用紙のような厚紙を使用した美しい紙面は、
近代日本を担う子どもたちの情操を育てることに
大いに貢献したことでしょう。

今でも愛される優れた童謡が生まれたのも、
この「コドモノクニ」の功績といえるほど。

1922年1月から1944年3月まで、
第二次大戦で紙不足となるまで287冊が刊行されたということです。

ノスタルジックな絵や色遣い、また今観ても驚くほどモダンな表現もあり、
当時の子供たちはどんなにワクワクした気持ちでこの本を読んだのか、
ページを開くと自分もまた同じ気持ちを追体験できます。

2010年から特別版として復刻されたこのシリーズ、
現在VOL5まで刊行されていて、少しづつでも揃えていきたいな~。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2012年02月12日 07:37