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コドモノクニ

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今から90年程前の日本で、
こんなに素晴らしい児童雑誌が発行されていたなんて、
全然知りませんでした。

紙面に登場した早々たる顔ぶれに驚きました。
北原白秋、野口雨情が童謡顧問、中山晋平が音楽顧問、
編集主任は和田古江、絵画主任は岡本帰一という豪華さ。

大判、多色刷で、画用紙のような厚紙を使用した美しい紙面は、
近代日本を担う子どもたちの情操を育てることに
大いに貢献したことでしょう。

今でも愛される優れた童謡が生まれたのも、
この「コドモノクニ」の功績といえるほど。

1922年1月から1944年3月まで、
第二次大戦で紙不足となるまで287冊が刊行されたということです。

ノスタルジックな絵や色遣い、また今観ても驚くほどモダンな表現もあり、
当時の子供たちはどんなにワクワクした気持ちでこの本を読んだのか、
ページを開くと自分もまた同じ気持ちを追体験できます。

2010年から特別版として復刻されたこのシリーズ、
現在VOL5まで刊行されていて、少しづつでも揃えていきたいな~。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2012年02月12日 07:37