ほし太の日向ぼっこ
いずみの有機干し芋

何度も書きましたが、
昨年の夏の猛暑と少雨はサツマイモの生長にかなりの影響が出ました。
有機栽培のサツマイモも
ほんの少ししか収穫できない上に、
硬めで少し筋っぽい干し芋に仕上がってしまいます。
そんな中で、
過酷な自然環境の影響をあまり受けなかったのか、
「いずみ」という品種のサツマイモは美味しく出来上がりました。
なので、
今年の有機干し芋は
この「いずみ種」の干し芋を中心に販売をしていきます。
ということで、さっそく写真撮りをしたので載せてみました。
【ほし太の日向ぼっこ】
蓮根のエキス

今月のニュースレターの記事に何を書こうかと考えていたら、
そろそろ花粉が舞う時期ということで、
花粉症の対策について調べてみました。
花粉症は自己免疫疾患なので免疫システムを正常にし
気管を強くする食事を心がけることが大事。
まず避けたい食品は、
体内に老廃物を多く作り出す油脂、
動物性食品、
精製した砂糖、
冷たい飲み物や果物です。
また水分も控えめにし、
午前中は老廃物の排出作用や臓器の修復作用が高まるため、
食事はなるべく少量にするのがいいようです。
毒素や老廃物をためないよう、
胃腸、腎臓、肝臓、脾臓などの消化器系の臓器を強化することも大切。
蓮根は、その形からもわかるように、気管を強くします。
蓮根を輪切りにして、たっぷりの水(蓮根60gで水300ccくらい)で
八~十分程煮てその煮汁(蓮根エキス)を
毎日飲むと花粉症対策によいそうです。
(使った蓮根は梅酢などにつけたり、煮物に使えます)
私も2月から毎日これを飲んでいます。
また蓮根の節をおろして、絞り汁を鼻腔にたらすと
鼻づまりにも効くとのこと。
今年はクスリに頼らず、
自然の食べ物で花粉症に負けない爽やかな春を過ごしたいですね。
【ほし太の日向ぼっこ】
薪で蒸かした干し芋

茨城の産地では干し芋を蒸かす時、
ほとんどの農家はボイラーの蒸気を使います。
でもほんの数軒ですが
いまだに薪を使って干し芋を蒸かす農家があります。
干し芋つくりは真冬の一番寒い時に行われます。
大抵の日は氷点下になる冬の朝、
薪を燃やして氷水から蒸気が上がるまで、
蒸気が上がってから干し芋が蒸けあがるまで、
三時間以上かけてさつまいもを蒸かします。
その大変さは容易に想像がつきます。
話は逸れますが、
子供の頃、我が家のお風呂は薪で沸かしていました。
大人たちが、「薪で沸かした風呂の湯はやわらかい」
と言っていたのを思い出します。
「物理的には、水が蒸気になってその熱でさつまいもを蒸かす。」
ということに違いは無いのでしょうが、
やっぱり薪を使って蒸かすのと、
ボイラーとでは違いがあるように感じます。
住谷 伸夫さんの「いずみ丸干し芋」は
薪で蒸かした、希少な品種「いずみ」の「丸干し芋」
という三拍子揃った貴重な干し芋です。
それが二月の「毎月お届け干し芋セット」の
おまけ干し芋と聞き、
思わず「食べた~い♪」と言ってしまいました。
そうなんです、この仕事をしていてもそうそう食べられる干し芋ではないのです。
【ほし太の日向ぼっこ】
卒業式には袴です。

早いもので娘もあと一ヶ月で卒業です。
これでもう着られるのも最後のチャンスと、
袴を勧め、娘もその気になったのですが…。
本当は買いたいと思っていた袴。
ネットではポリエステルの袴ばかりで、
おまけにレンタルもポリエステルの袴のオンパレード。
デザインは、
よく言えば現代風、でも刺繍入りとか柄入りとか、
色々見たけどあんまりぴんと来なくて困っていたら…。
駄目もとで聞いた友人が袴を持っていて貸してくれました。
それも紺色、毛100%の正統派!
早速手持ちの着物と合わせて見たら、
紺色って何でも合うのね~。
今のところ、ピンク、オレンジ、黒の三種類の候補があり
迷ってしまいました。
【ほし太の日向ぼっこ】
トマト鍋

マクロビオティックの考え方では冬にトマトは食べません。
でも鍋という料理方法はよく使います。
そのトマトと鍋が合わさった鍋!
昨年暮れに
生活クラブで新しくデビューしたので買ってみました。
なかなか試す機会がなかったのですが、
娘のところに行ったので作ってみました。
具は白菜、人参、ブロッコリー、ほうれん草、舞茸、ウインナー。
鍋のつゆに全部入れてあっという間に出来上がるから簡単簡単。
味はまあ想像どおりということで、一回食べればもういいかなと思いながら、
鍋の〆はご飯を入れて雑炊に…。
その時に豆乳ととろけるチーズを少し入れたらあら不思議、
絶品のリゾットになりました。
このリゾット食べたさにまた買っちゃうかも…。
【ほし太の日向ぼっこ】
焼きほし芋専用ほし芋♪

今年の冬は例年以上に干し芋を食べます。
理由は?といえば「忙しいから」なんです。
忙しくてお昼が食べられない時とか、
遅く帰ってきてその時間にガッツリ食べるのは気がひけるとか、
甘いものが食べたいのだけど後ろめたい時…。
なんていう時はホントに干し芋は強い味方です。
そういう人が多いのかはわかりませんが、
今年は干し芋がよく売れているようです。
(だから忙しいのですが…)
今日は角切り干し芋の、真っ白く粉がふいたものを
トースターで焼いて食べました。
これくらい粉がふいていると、
口に入れた瞬間に甘みが来てそのままでも美味しいけど、
焼くとその粉がカリッとなってさらに美味しくなります。
「う~ん、この美味しさをみんなに教えたい!」
いっそのこと、「焼き干し芋専用干し芋」として販売してみようかしら…。
【ほし太の日向ぼっこ】
つや姫

普段はほとんど玄米を食べています。
でも、「タツマのお米頒布会」に入っているので、
お米の品種によっては、白米を選びます。
どんな品種を白米にするのかというと、
「減農薬特別栽培 魚沼こしひかり」とか、
夏の「おだがけ」は玄米より白米を選びたくなりますね。
父親は白米派なので、
ほとんどは父親が食べているのですが、
12月のお米山形の「つや姫」も白米にしました。
その父用のつや姫のごはんがやけに美味しそうに見えます。
まずはその色!
真っ白でその名のとおりツヤツヤしています。
そして粒の大きいこと!
ふっくらとして見るからに美味しそうです。
そしてひと口食べると
「美味しい!!」
そうなんです、つや姫って本当に美味しいお米なんです。
昨年は作柄のよくなかった中で、
私の中で一番のお米は「つや姫」かな~?
【ほし太の日向ぼっこ】
新聞小説(等伯)

昨年、国立博物館で開催された「長谷川等伯展」。
今まで名前は知っていても、実際に絵を見たことはありませんでした。
初めて等伯の絵を見たとき、
なんて多彩な人なんだろうと思いました。
その中でもやっぱり「松林図屏風」は忘れられません。
今月「等伯」の小説が、日経新聞誌上で連載が始まりました。
今まで、新聞小説にはあまり興味がなかったのですが、
「等伯」となれば話は別です。
400年以上前にどんな人生を生きたのか。
あの「松林図屏風」がどんな経緯で描かれたのか。
たぶん長い連載になるだろうけど、
途中で挫折しないで楽しみに読み続けたいと思っています。
【ほし太の日向ぼっこ】
梅の花

一番寒いこの時季に、
いち早く春の訪れを教えてくれる梅の花が好きです。
春の桜も綺麗だけど、
凛としたその姿と、清清しい香りに心惹かれます。
梅は幹がごつごつとしていて、
たとえ満開になっても桜のように華やかではないけれど、
風雪に耐えて花を咲かせる力強さを感じます。
最初に梅が好きになったのは、
尾形 光琳の紅白梅図屏風を見たときからかも。
白梅の幹はほとんど画面からはみだしていて
ほんの少ししか描かれていなかったけれど…。
でも梅の木のどっしりとした風格が感じられて、
中央に大きく描かれた水流の動の動きと、
静かに調和していました。
この国宝の屏風は、熱海にあるMOA美術館の所蔵です。
毎年二月の一ヶ月間だけ公開されます。
【ほし太の日向ぼっこ】
今月のマクロビオティック

新年最初のマクロビオティックの料理教室は鍋でした。
蓮根をすってから揚げて鍋にするという陽性なメニュー♪
それに大根おろしや、素揚げ大根をあえたサラダでちょっぴり陰性で
加えてデットクスにもいいメニュー。
ご飯は、大根葉を細かく切ってから胡麻油で炒めて
ゆかりと一緒に混ぜ込んだ菜飯♪
最近少し食生活が乱れていたので、
これをきっかけにまた立て直していかなくっちゃ♪
【ほし太の日向ぼっこ】