ほし太の日向ぼっこ
フェイジョアの実♪

昨年の6月ごろ、
二十四節気につかう写真のために花を探していたら、
会社の近くの畑に、
赤い珍しい花が咲いている木がありました。
早速写真を撮って、
ネットでその花を探したら「フェイジョア」という名前でした。
その時はまさか実が食べられるとは思っていなかったのですが…。
スタッフが覚えてくれていて、
その畑のところにある無人販売所で
「フェイジョアの実」を買ってきてくれました。
その実が、なんともいえない芳香なのです。
またまたネットで調べたら、
南米原産の木で、この辺りではなかなか見ることのできない木でした。
さっそく二つに割って中をスプーンですくって食べると、
実は「バナナとパイナップルを足したような味」
と書かれていましたが、
そこまで美味しい感じではなくて、
ほのかな甘みは、「まくわうり」みたい。
食感は梨のようにじょりじょりした感じでした。
食べ方は、そのまま食べたり、
ジャムや果実酒にするとあったので、
この香りをいかして美味しく食べるにはその方がいいかもしれません。
【ほし太の日向ぼっこ】
今月のもでらあと♪

毎月第二水曜日はクラシックライブの日。
前半ではクーラウの「三本のフルートのための三重奏曲(トリオ)」
を、佐藤 充一さん、川島 裕子さんの二本のフルートで演奏されるなど、
ライブハウスというよりリサイタルのような曲目が続きました。
日本人作曲家「中川いずみさん」の「ディアー・フレンド」
も綺麗で、私は好きな曲でした。
メインはフルート、と思いきや伴奏が超難しい曲が多くて、
今夜はピアニストも素晴らしかったです。
富士市在住の「渡邊 浩代さん」は、
なんとご自宅にスタインウェイのピアノがあるそうで、
なるほど、そんな方なら今夜の演奏の素晴らしさもうなづけるなと思いました。
後半もドップラーの曲など、
リサイタルっぽい曲が多かったのですが、
楽しかったのは現代の作曲家「ショッカー」の
「三つのダンス more」とかいう曲でした。
フルートのデュエットというと優雅なイメージでしたが、
曲を聴いてみると二人の真剣勝負みたいな感じがしました。
三人の実力が遺憾なく発揮された聴き応えのあるライブでした。
【ほし太の日向ぼっこ】
玉豊(たまゆたか)平干しいも

ホームページにのせるための写真をいくつか撮っています。
干し芋といえば「玉豊平干し」といえるほど、
玉豊の干し芋は最もポピュラーな干し芋です。
甘くて柔らかくて本当に干し芋の王様といっていい味です。
この玉豊の唯一の欠点が写真移りが悪いということ。
何故かというと、色が黒ずんでいるから。
蜜がうくほど美味しそうな干し芋でも、色がさえないために、
まず、綺麗な陶器のお皿に合わないのです。
例えば、「玉乙女」や「いずみ」といった品種は色が黄色やオレンジ色で
見た目もとても美味しそう!
ところが玉豊の写真を撮るのは本当に大変です。
色々試行錯誤を重ねて、まあ合うなぁと思うのが木のお皿かザルなのです。
それもハランの緑色の力を借りて…。
だから、
なかなか「玉豊の平干し芋」を美味しそうに撮るのは至難の業なのです。
この写真もまだまだだな~。
【ほし太の日向ぼっこ】
人参芋の丸干し

今年掘ったさつまいもを焼き芋にしたら、
人参芋が一番美味しかったので、
人参芋の干し芋も食べてみたくなりました。
人参芋はタツマでは「兼六」という品種を栽培しています。
これは静岡県掛川市で長年にわたって美味しい人参芋を作っていた
兼子和三郎さんという方からその苗を分けていただいたから。
確かに兼子さんの人参芋は絶品でした。
そして、なかなか苗をゆずってもらえなかったのを思い出しました。
でも、兼子さんが高齢になられて干し芋づくりが大変になった時に
やっと苗を分けてもらえました。
最初は静岡県でつくり、
そのあと、干し芋のメッカである茨城県に持って行って栽培を始めました。
でもなかなか兼子さんの干し芋に近づくことができませんでした。
人参芋は栽培も難しくて、
大きく育ちにくく、加工も繊維が多くて大変でした。
だから、人参芋の干しいもは見た目が小さくて見栄えもあまりよくありません。
だけど、昨年の人参芋のほしいもを食べたら、
甘くてほのかに人参の風味がして、それがまた美味しいのです。
そろそろ兼子さんの人参芋に近づけたかな~♪
【ほし太の日向ぼっこ】
今日のお弁当♪

またまたお弁当のことを書きたいと思います。
今日のご飯は不耕起栽培のお米「あさひ」の新米です。
昨年まではこしひかりだった、不耕起のお米。
今年から、より栽培方法にあっている「あさひ」という品種になりました。
歯ごたえもあり、甘みも食感もいいご飯でした。
メインは蓮根のハンバーグ。
野菜たっぷりの煮びたし(ブロッコリー・人参・小松菜・蕪・茄子)は、
昨晩のおかずの残りをリサイクルしたもの。
人参のサラダ。
白ねぎのカルパッチョは、
油をひかないフライパンで、弱火でじっくり焼いた白ねぎを、
ゆずこしょうとワインビネガー、オリーブ油につけたもの。
さつまいもと蓮根のてんぷら。
大根とほうれん草のお味噌汁。
蕪のぬかづけ。
お弁当には昨晩のおかずの残りはかなり重宝します。
【ほし太の日向ぼっこ】
最近のお気に入り♪

最近よくやる料理方法、野菜の蒸し煮。
密封性の高い少し大きめの鍋を使って、
いろんな野菜を蒸します。
やり方は簡単!
硬めの野菜(根菜や茎など)
中くらいの野菜(葉物の茎)
葉っぱ
に分けて、
それぞれオリーブ油をまわしかけ塩ひとつまみふり
ふたをして鍋を強火にかけて2~3分
1~2分ごとに順々に野菜を入れていくだけ。
今日は
ブロッコリー、ニンジン、かぶ、ナス、小松菜。
仕上げにバルサミコ酢をひとたらし。
それだけで歯ごたえのいい野菜の蒸し煮の完成です!
【ほし太の日向ぼっこ】
恒例の焼き芋

芋掘りが終わったら、
干し芋に加工できない小芋は店頭でつめ放題で販売されます。
もちろん、有機栽培、無農薬のお芋です。
品種も、人参芋、安納芋、いずみ、玉乙女、玉豊、紫芋と様々あり、
毎年これを買って焼き芋にして、
今年の干し芋の味を先取りするかのように
それぞれの味を楽しみます。
今日は人参、安納、玉豊を焼きました。
不作であまり大きなお芋はとれなかったけれど、
味の方は甘みがあって美味しかったからほっとしました♪
三つ焼いて、ぺろりと平らげてしまいました。
私と同じく毎年これを楽しみにしてらっしゃるお客さんも多いようです。
【ほし太の日向ぼっこ】
ゴッホ展

国立新美術館で開催されている「ゴッホ展」に行ってきました。
今年は没後120年というメモリアルイヤーなのです。
この展覧会のテーマ、「こうしてわたしはゴッホになった」
というタイトルが始めはあまり好きではなかったのですが、
じっくりと最初から観ていくと、
確かに、ゴッホがゴッホになっていくその過程を追体験していく感覚になりました。
いままであまり見た事のない、
アムステルダム時代の素描や習作、
遠近法を表現するために使われたフレームのレプリカ、
ゴッホ自信が集めた日本の浮世絵や、
尊敬する芸術家たちの作品を模写したものとその実物が並べて展示してあり
とても興味深かったです。
ゴッホ自身が額装し額にも彩色してある黄色が印象的な静物画、
「マルメロ、レモン、梨、葡萄」。
色の退行が認められるとはいえまだまだ鮮やかな青が印象的な「アイリス」
表現しないことでよりその存在を強調した「ゴーギャンの椅子」
実物大に再現した部屋とともに鑑賞できる「アルルの寝室」
ゴッホらしい点描と輝く色彩の光りの中で私たちに何かを語りかけるような
「灰色のフェルト帽の自画像」
ゴッホは妹に送った手紙で、
「100年後の人にもまるで生きているかのごとく見える肖像画を描きたい」
といっていたその言葉どおりに
120年後の私たちの心をふるわせ、感動を与えてくれます。
【ほし太の日向ぼっこ】
富士山♪

秋晴れのお天気が続くと富士山がよく見えます♪
これは先週の土曜日に東京へ行く新幹線の中から撮った写真。
「今日はいいお天気で富士山が綺麗に見えます!」
という車内放送がありました。
最近はこんな放送が入るようになったんだね。
でも今頃の富士山は、
まだ雪が少なくて頭のてっぺんにちょろっとのっているだけで、
なんだかちょっと間抜けな感じなのです。
やっぱり富士山は
真冬の真っ青な空に雪をかぶった姿が一番美しいです。
【ほし太の日向ぼっこ】
映画「レオニー」

「イサム ノグチ」の名前は知っていても
彼のお母さんのことは何も知りませんでした。
だからこの映画の試写会の募集を見つけたとき、
とても見たいと思いました。
100年前の日本に、息子を連れてやってきて、
異国の地で言葉も話せず、親しい友人もなく、
そして愛した人は自分を裏切り、どれほど心細かったことか…。
子供を育て、自立することは並大抵の苦労ではなかったと思います。
ただひとつ信じることが出来たのは
息子「イサム」の美を感じとる才能だったのでしょう。
わずか10歳の息子に自宅の設計をさせて、
そして見事な家が完成します。
イサム ノグチは数多くの作品を残したけれど、
そのイサムは、レオニーが創りあげた最大の作品なのだと思います。
松井 久子監督の撮る映像と音楽はとても美しくて、
彼女の人生を浮き彫りにして見せてくれました。
【ほし太の日向ぼっこ】