ほし太の日向ぼっこ
配達の途中に♪

この時期が一番忙しい干し芋屋さんは、
カトリック教徒でもないので、寂しいけどクリスマスとは無縁です。
でもこの季節は街も人もなんとなく華やいで好きです。
一番最後の配達の途中ちょっと遠回りをして、
イルミネーションの綺麗なお宅の前を通り、
寒かったけど、
綺麗な光に少しだけクリスマスの雰囲気を楽しみました。
前に、イルミネーションを飾る家の人は、
色々なご苦労があると聞きました。
まずは電気代!
月何十万とか…。
それから、イルミネーションを綺麗に見せるためには
家の中は電気を消したり、雨戸を閉めたりとひっそりと過ごすそうです。
色々な大変さをクリアして、私達の目を楽しませてくれる方々に感謝です。
そんな話を、たまたま見に来ていた見知らぬ人と気軽に話せた夜でした。
【ほし太の日向ぼっこ】
今日のお弁当♪

久しぶりにまたお弁当の写真をとってみました。
メインは昨日のロコモコ丼の残りのレンコンハンバーグを、
椎茸に詰めて焼いもの。
味付けは柚子胡椒で、ちょっと和風にしてみました。
煮物は牛蒡と牛肉の煮物。
あとは野菜いろいろ。
人参のオリーブオイルと黒胡椒のサラダ。
大根、セロリ、人参、きゅうりのしば漬け風サラダ。
黒豆茶で楽しんだ黒豆を煮豆にしたもの。
ほうれん草と油揚げのお味噌汁。
これで食材の数は、20品目くらいかな~♪
【ほし太の日向ぼっこ】
ロコモコ丼

本当のロコモコ丼は食べた事がないのですが、
娘から大体こんな感じと聞いて、
自己流のロコモコ丼をつくります。
ハンバーグと目玉焼きとアボカド。
あとはその時にある野菜を一緒にご飯にのせれば出来上がり!
マクロビオティックからは離れてしまうけど、
時々こういうご飯も食べたくなります。
もちろんご飯は玄米で、
ハンバーグといってもレンコンのハンバーグなんだけどね♪
残り物のなますも一緒にのせてみたけど、
これもなかなかグーでした。
【ほし太の日向ぼっこ】
マクロビオティックのケーキ♪

娘が八ヶ岳の「Nature Patisserie」でクリスマスのケーキを予約して、
今日いち早く届きました。
クリスマスには早いのですが、娘の誕生日が22日なので
早速戴きました。
チョコとかぼちゃパウダーで格子模様をつけたスポンジの中に、
デコポンを使ったオレンジムースと有機バニラビーンズを使った
ほろ苦いカラメルムースと、
甘夏みかんで作ったマーマレードが間に入って
とっても美味しいケーキでした。
娘は「マクロビオティックのケーキは見た目が地味だよね~」
と言っていたけど、
私は充分可愛いし、何より今まで食べたどのケーキよりも
最高に美味しくて満足しました。
やっぱりデザートは人を幸せにしてくれますね♪

【ほし太の日向ぼっこ】
苗のお礼♪

さつまいもの苗を送っている岐阜のお客様から、
お土産に「栗きんとん」をいただきました。
実はひそかに大好物なのです。
今回は岐阜からわざわざ苗のお礼に来てくださいました。
なぜお礼かというと、
岐阜では、地元で「かぼちゃ芋」というさつまいもを干し芋にしていたそう。
それがだんだん地元で作付けが少なくなってきて、
方々探して、たどりつたのがタツマで栽培している人参芋だったというのです。
これからはその人参芋が岐阜で育って、
かぼちゃ芋として干し芋に加工されていくとのだと思うと、
なんだかとっても嬉しいです。
【ほし太の日向ぼっこ】
千両たまねぎ

落語に「千両みかん」という噺があります。
ある大棚の若旦那が夏に重病にかかり「みかんが食べたい」と言う、
それを聞いた番頭があちこちの八百屋を探してやっと見つけたのが、
蔵いっぱいのみかん箱の中から、たった一つ腐らないで残った「みかん」。
そのみかんが千両でした。
落ちは、実際の落語で楽しんだもらうとして、
我が家では、父親が畑をやっていて色々な野菜を作ってくれます。
6月にとれた玉葱も、つるしておくと大体年内くらいまではもつのですが、
今年は猛暑だったので、殆どの玉葱が腐って消えてしまいました。
これが最後の玉葱です。
毎年この時期に最後まで残った玉葱を見ると、
その「千両みかん」の噺を思い出します。
【ほし太の日向ぼっこ】
今月のマクロビオティック

今年最後のマクロビオティックの教室は
「野菜玄米おこげ」でした。
寒い時期は、野菜を切る時間は短く(大きく切る)
調理時間は長くなります。
そして調理方法は組み合わせます。
おこげは、玄米を炊いてからオーブンで焼き、
そして油で揚げて食べるという、とっても陽性の料理です。
だから寒い季節には身体を温めてくれます。
そして、じっくり水分がとぶまで乾煎りしたおからと
根菜を入れた汁。
なますも身体を冷やさないように火を入れてから作ります。
デザートは簡単だけど、シナモンが入って大人の味になりました。
【今日のメニュー】
野菜玄米おこげ
焼き蕪と柿のなます
根菜おから汁
薩摩芋と林檎の揚げ春巻き
【ほし太の日向ぼっこ】
断捨離のすすめ

今まで 片付け=収納 と思っていた私の頭は、
この本を読んで目からうろこでした。
とにかく物を手放すこと。それが断捨離なんですね。
私にとってはそれが一番難しいこと。
何でもかんでもとっておく、
いつか使えるかも、
と、家の中は際限なく物置状態に…。
そこで役立ちそうな呪文の言葉がたくさん出てきました。
「海外へ引越しするとしたら大事に持っていくか?」
「いっそのこと家が火事になってしまったら楽になるモノではないのか?」
「ガサ入れ された場合、2~3時間で終わる状態か?」
「棺おけに入れてもらいたいものか?」
などなど、もう少し自分にぴったりくる呪文を考えて、
私も断捨離を実行したいです。
【ほし太の日向ぼっこ】
今年のできたて干しいも

冬本番という感じの寒い日が続きますが、
干しいも産地では、寒くなると干しいもの加工が本格化し、
天日干しされた干しいもが毎日干しあがってきます。
昨年は近年で一番美味しい干しいもができた年でした。
今年の干しいもはというと、
やはり夏の猛暑と少雨の影響で、
全体的に固めで、甘みが薄く仕上がっています。
蒸かしを長めにしたり、デンプンが糖に変わるように
少し寒に当てたりしながら工夫していますが、
昨年と比べると出来はあまりよくありません。
もう少し様子をみて、1月2月になったら甘みがでてくるのを
期待していますが、
収穫された原料も少ないので、加工はいつもの年よりも
早く終わってしまいそうです。
農産物は天候に左右されるので、
人ができることは本当にごくわずかなのだとつくづく感じたこの一年でした。
【ほし太の日向ぼっこ】
最後の忠臣蔵

赤穂浪士の討ち入りから16年後を描いた映画。
主役の 瀬尾 孫左衛門に役所 広司、寺坂 吉右衛門は佐藤 浩市と、
どちらも大好きな実力派俳優の競演で、観る前から期待十分でした。
撮影は、本当に江戸時代の建物を建てて行われたそうで、
家屋や衣装は、リアルに当時の様子が感じられました。
最後のエンドロールには、その家屋の様子だけが淡々と映っていたのだけれど、
それだけで感極まってしまうほど、加古 隆さんの美しい音楽と映像があっていました。
台詞は少なめで、主には目や表情で様々な感情が表現されていて、
特に孫左衛門と吉右衛門の再会のシーンでは、言葉以上に伝わるものがありました。
そして、大石 可音役の桜庭 ななみさんは凛とした美しさで、
武家の娘を演じきり、物語に華と深みを与えています。
切ない映画ですが、観終わった後はなぜか清清しいものを感じました。
【ほし太の日向ぼっこ】