きらくな寝床
ぬりもの祭り
毎年楽しみにしている「ぬりもの祭り」。
今年は、11月10日と11日に青葉シンボルロードで行われました。
中でも楽しいのは卵殻貼りの体験コーナーです。
一つは無料でやらせてもらえ、二つ目からは200円という安さ。
いつもなら2つやらせてもらうのですが、
今年は、私と娘、姉と姪と姉の孫の5人で参加したので、
一人一つづつ作りました(写真は娘の作品)
下塗りはしてあり、キーホルダーも付いているという至れり尽くせりです。
卵殻を貼ったら、回りにカシューという人工の漆をぬってもらいます。
卵殻貼りのいいところは、どんな作品でも素敵に見えるところです。
小学校3年生の姉の孫も誰よりも時間をかけてなかなか上手に仕上げました。
その後は、自分で上から黒い漆を塗り、乾いたら研ぎだします。
そうすると1年使っても卵殻ははがれずしっかりとします。
そしてもう一つの楽しみが、漆塗りの製品を安く買えることです。
日曜日の午後だったので少なくなってしまいましたが、
ワイングラスの底の部分が漆塗りになったものが気に入り2客購入しました。
3000円以上の購入で福引もできて漆塗りのお箸が当たりました。
楽しい催しでした。
【きらくな寝床】
講座が始まりした。
毎年この時季、静岡市西部生涯学習センターで開催される、
静岡伝統工芸~漆塗り弁当箱~の講座が7日に始まりました。
全6回で、漆塗りのお弁当箱とお盆を仕上げます。
講師は細田豊先生で、漆塗りの同好会「田町ジャパン」がお手伝いをします。
受講生の方は全部で16名で、リピートの方もけっこういらっしゃいました。
「昨年自分のお弁当箱を作ったので、今年は旦那様のを作りたい」という方も。
参加費の支払いが事前にあり、
その時にデザインを考えてきて下さいとアナウンスがあったそうで、
初日からすぐに作業に取りかかれたため、
螺鈿細工の貝をカッターで切り取り、
漆で貼るところまで進んだ方も多かったです。
お盆に木固めの薄めた漆も塗り終え初日の作業は終了です。
週に一回、一ヶ月半かけてどんな作品ができるか楽しみです。
【きらくな寝床】
木版画カレンダー
木版画の教室で仲間と一緒に制作していた木版画のカレンダーが完成しました。
今日、全員の版画を持ち寄り12枚づつセットにしました。
並べてみると壮観です。
自分の拙い版画でも仲間たちに助けられて、
それなりにちゃんと見えます。
順番に自分の担当した版画の感想を話し、講師の先生からの講評をいただきました。
一年前よりもみんな上達しているのがよくわかります。
一人二部づつ戴きました。
無事完成してよかった!
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ 2018 稲かり
11月3日、共同と自分たちの田んぼの両方の稲刈りを行いました。
自分たちの田んぼは10月27日に行う予定でしたが雨が降ってしまい、
共同の稲刈りと同じ日に行うことになりました。
一日で終わらせなければならないのでいつもより早めに家を出て、
9時に田んぼに着いたらすぐに自分たちの田んぼから始めました。
先月の台風以来初めて来たのですが、倒れた稲もなくほっとしました。
が、竹などを入れておいた物置の屋根のトタンが飛んでしまっていて、
田んぼの中にその残骸がいくつか落ちていました。
ここもかなり強い風が吹いたようです。
今年の稲は分けつが少なく、多いもので20本、少ないのは1本というのもありました。
平均すれば6~7本といったところでしょう。
一株刈ったら雑草を取り除き一握りくらいの束にして右、左、真ん中に重ねて置き、
重なった部分を麻紐で縛ります。
稲を縛っている間に、男性陣が共同部分の草刈りをしに行きました。
ポンプ周辺や田んぼ全体の周囲を除草しました。
全部縛り終えたところです。
36束でした。
去年よりは少なかったように感じます。
縛り終わった稲を天日干しする竿(稲架)にかけます。
仲間が大きい稲架(はさ)を作ってくれたので半分借りました。
二人で12時過ぎまで頑張って何とか稲刈りが終了。
お昼ごはんの後は共同の黒米と赤米の稲刈りです。
黒米も赤米も、まだ青い稲があるので葉が枯れた稲だけ刈り取りました。
5人がかりなのであっという間に終了しました。
稲刈りの後は畑の大豆の様子を見に行きました。
刈り取るのは葉が全部枯れて落ちたあとでいいそうです。
あまり手をかけずに大豆ができたのでけっこう嬉しいです。
一枝だけ枝豆で食べるために切ってきました。
夜、ビールのつまみにしたら粒は小さめでしたが甘くて美味しかったです。
【きらくな寝床】
グランシップ寄席~春風亭一之輔・玉川奈々福・神田松之丞~
にっぽんの話芸新時代!と題して、
落語の春風亭一之輔さん、浪曲の玉川奈々福さん、
講談の神田松之丞さんを迎えたグランシップ寄席に行って来ました。
落語は好きでたまに聞きに行きますが、講談と浪曲は初めてでした。
神田松之丞さんはチケットがなかなかとれないということで有名ですし、
一之輔さんも、NHK落語ディーパーに出演中で知名度も実力も文句なしです。
都内でもこの組み合わせは無いという大変珍しい会で、
今をときめく人気者を集めただけあって満席でした。
まずは前座の柳家あお馬さんが登場。
「子ほめ」は、好きな噺でよくききますが
しっかりとした口調でききとりやすくて面白かったです。
続いて出てきた神田松之丞さんの講談「雷電の初土俵」。
落語でいう所の枕がとても上手くて、
本編も勢いがあって話に引き込まれます。
さすがチケットが取れない人気講談師です。
講談の特長として、
一番の盛り上がりの場面で「お時間となりました」となるのが、落語との一番の違いでした。
続いて一之輔さんの「百川」。
噺自体もかなり面白くて好きな噺ですが本当に上手で面白かったです。
仲入りをはさんで、
もう一度一之輔さんが登場。
「ガマの油」を時間まで披露。
トリが玉川奈々福さんの浪曲でした。
これは人気者の二人が次の仕事へ行くための順番だったようで、
落語が終わって帰る人が出ないように「休憩中にロビーに地雷を仕掛けました」
という一之輔師匠の話には笑いました。
浪曲も初めてききましたが、最初に奈々福師匠のレクチャーがあり、
設えのこと、三味線の伴奏のこと、ここぞという掛け声について教えてくださり、
浪曲の世界に安心して浸ることができました。
演目は「大井川乗り切り」。
江戸時代の元馬術指南役という有名な馬の名人とその家来が大井川にやってきて…。
という迫力満点な見事なかたりでしたが、
こちらも、講談同様一番の盛り上がりで「お時間まで」となりました。
まるで一人芝居の演劇を観ているような質の高い話芸でした。
講談、落語、浪曲の聴き比べは、とても楽しい初めての体験でした。
【きらくな寝床】
完成!
木版画同好会で製作中の版画カレンダー。
先日の教室の日に頑張って、
私の担当分の刷りがようやく全部終わりました。
最後に刷ったのは輪郭線の黒。
水彩絵の具の黒一色で試し刷りしてみたら
何となく黒が強すぎる気がしました。
先生に相談して、
こげ茶を入れてみたらどうかということで、
少し黒を弱くしてみました。
比べてみると黒一色のときより優しい雰囲気になりました。
あらためて1版前のをブログの写真で見たら
輪郭線なしのもふんわりとした印象で、
これはこれでいいなぁ。
次に猫の版画をやるときは、
輪郭線を、クマガイモリカズ風に赤にするか、
思い切ってやめてみようかな。
【きらくな寝床】
あともうちょっと
木版画同好会で製作中の版画カレンダー。
全員で作業する日(カレンダーに完成させる)が11月6日に決まり、
いよいよお尻に火が付いて来ました。
前回、アシュの毛の部分とみかんの輪郭を刷ったので、
残りはあと、みかん、葉っぱ、肉球、全体の輪郭線の4版。
それを次回の教室でやるのは無理なので、
昨日の日曜日の夜、
頑張って、みかん、葉っぱ、肉球の3版を刷りました。
刷る場所はそれぞれ小さいので色を載せるのは楽なのですが、
用紙を湿らせておくためにバフン紙の間に数枚づつ挟んでおいた紙を取り出し、
刷ったらもどし、を28枚づつやるのでけっこう時間がかかりました。
ちょうど台風24号が接近中だったので、
途中で停電になったらどうしようとひやひやものでした。
本当は一気に輪郭線まで刷って完成!
と行きたかったのですが力尽きてしまいここまで。
でも後一息がんばろうっと!
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ 2018 共同作業の草刈り
9月22日、共同作業の草刈りがありました。
このところすっかり秋めいて涼しい日が続いていましたが、
朝から晴れて気温が上がり、
久しぶりに熱中症という言葉を思い出しました。
6人で午前中1時間半、休耕田と電柵下の草刈りをしました
草刈り後の電柵下です。
久しぶりに暑さの中での作業だったので中々きつかったです。
お昼ごはんを食べてから、
自分たちの田んぼの様子を見てみると、
2週間前にも草を刈ったのに、ヒエが大発生していました。
もうだいぶ穂が出揃っているので
本当は田んぼに入りたくないのですが、
背に腹は変えられず、
最初は手の届く範囲だけと始めましたが、
次から次と目に付き結局一通りヒエを中心に草刈りしました。
ほとんどは“あさひ”という品種ですが、
田植え後に稲がなくなってしまったところに植え継いだのは、
共同の苗床で作った赤米だったので、
所々に赤米の穂があって綺麗でした。
2本だけ背の高い稲もあります。
田んぼの草取りの後は大豆畑の様子を見に行きました。
2週間前に花が咲いていた後に豆のサヤができていました。
大豆のたくましさにが嬉しいです。
ここでも大きな目立つ草を刈りました。
まだサヤの中身は膨らんでいないので
収穫は田んぼの稲刈り後になりそうです。
枝豆で食べたり、もしかしたらお味噌もつくれるかも、
と今から楽しみな収穫です。
【きらくな寝床】
カレンダー制作
昨年に続き、今年も木版画の教室でカレンダーを作ることになっています。
それぞれが担当する月の版画を25枚刷ります。
私の担当は2月。
猫のアシュとみかんで、無理やり冬っぽくしました。
早い人はもうとっくに刷り終わっているのですが、
前回の教室で、家では中々時間が取れず進展しない私を見て先生が、
次回はバックをここで全部刷りましょうと仰いました。
一番大変なバックさえ終われば、後は家でもできそうだからです。
版画は用紙を湿らせる時間も必要なので、
いつもは10時ぎりぎりか遅刻の私が、
あさいちでお弁当を作り、9時半に教室に入って準備しました。
刷り始めは大変なので先生に手伝って頂き、
ようやく版木に色がのってきれいに刷れるようになったのは残り10枚程のとき。
広い面積のべた刷りは本当に難しいです。
それでも、2時間半かけて何とか刷り終わりました。
ここまでやったら早く完成版が見たいものです。
残り4版、日曜日にできるかな。
【きらくな寝床】
大川花火大会
毎年8月13日は、自然農の田んぼを借りている坂ノ上で、
大川地区の花火大会があります。
18時から神事が行われ川原に立てられている大松明に火がともされます。
着いたのは18時半近くだったので、
松明は半分くらいになってしまっていましたが、
竹がはぜるパーンという音が山間にこだましていました。
盆踊り会場に少しですが屋台も出ます。
いつもなら、ヤマメの塩焼きや、椎茸バーガー、そば粉のような地元らしいものが出ますが、
今年は、焼きそば、焼き鳥、フランクフルト、わたあめ、みたらし団子といったものしか見かけず、
ちょっと残念でした。
花火は20時から上がるので、
その前に一品持ち寄りで食事会をしました。
私は、車麩のカツと、人参と小松菜の白和え、自分で作った玄米の酢飯を持参。
他のメンバーは、玄米のお稲荷さん、生姜カレー、キュウリの酢の物、お茶ガラと干ししいたけの佃煮、
大豆の甘辛揚げ、モズク酢、ブドウにパイナップルなどなど、
ちょうど食事が終わる頃花火が始まりました。
いつもは30~40分ほどで終了する花火が、
今年は1時間かけて上げられたので、ちょっと間延び感がありましたが、
それでも最後5分間の連続花火は圧巻。
それを観るためだけに行ってもいいくらいです。
そしてここの花火の一番のよさは、
おなかに響くドーンという音です。
【きらくな寝床】