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きらくな寝床

自然農の田んぼ2024 籾の直まき

4月28日、田んぼに籾を直まきしました。
前日に雨が降ったおかげで田んぼの土はちょうどよく湿り、
種もみにとっては良い環境でした。

実は昨年収穫したお米から種もみを取り置きせずに、
うっかり全部籾摺りしてしまったため今年は蒔く種がありません。
友人に玄米と種もみを交換してもらい、
28日に籾まきができるように浸水も頼みました。
見ると少し発芽しかかったところで丁度蒔きやすい籾米です。

これはポット苗を作っている友人から余った種もみをいただいたもの。
もうすでに発芽していて、
根っこもけっこう長く伸びているので取り扱い注意ですが、
この種も大事に植えてみました。
根付くかどうかは賭けです。

昨年から田んぼ全体の草は刈らずに
種もみを蒔くところだけ手で草を刈りながら、
土を少し耕して筋蒔きしています。
田植えの時のように目安のために紐を張り、
条間は50センチにしました。
調べたら昨年は45センチでしたが、
草取りの時に苗を踏んでしまうので今年はさらに広くとりました。

草を刈り一粒づつ種もみを置いていきます。
同じ姿勢でいる時間が長いので、
背中や腰、膝もすぐに痛くなります。

あまり厚く土をかけると芽出しが遅れ、
とは言え鳥に見つかって食べられないように、
籾がしっかり隠れるように土をかぶせます。
この日は天気が良く気温も高めだったので、
前日の雨で湿っていた土も、
浸水させていた籾もどんどん乾いていくので、
時間との勝負でした。

お昼の休憩もとらずに頑張って3時間ちょっと、
全部で10列の籾まきが終了。
何とか田んぼの半分近い面積に籾を蒔き終りました。

最期にアナグマと鳥よけの紐を張りました。
2週間後の共同作業の時に苗の状態の確認と草取りを予定しています。

【きらくな寝床】

日時:2024年04月29日 14:03

陰刻

木版画の教室で先日講師の大久保先生が、
陰刻摺りの実演をして下さいました。

通常の版画は白い紙に順番に色をのせていきます。
それを陽刻と呼びますが、
陰刻は最初に背景を黒一色に摺ってから色をのせていきます。
黒を摺るときは、墨汁:ポスターカラーの黒を8:2くらいで混ぜるので、
漆黒といえるくらい真っ黒になります。
果たしてそれに色がのるのか心配になるほどです。

色々な紙とのせる色を変えて摺ったものを見せてくれました。
手前のススキや月は金色に見えますが、
黄色や黄土色をのせているそうです。

黒にのせる絵の具はかなり濃く溶き、
水はほんの少ししか使わないそうです。
その分糊はたっぷりめでした。
竹馬連をつかいあまり強い力でこすらないのがコツ。
強くこすると色が沈んでしまうのだそう。

のせる色や力加減で出る色が全く変わってきます。
陰刻は難しいと感じました。

モーブをのせるとこういう感じになります。
いつかは挑戦してみたいものです。

【きらくな寝床】

日時:2024年04月21日 11:36

自然農の田んぼ2024 一品持ち寄り昼食会

4月6日、今年度の農作業を始める前の顔合わせを兼ねて、
一品持ち寄りの昼食会が自然農の田んぼでありました。

今年は桜の開花が遅れたおかげで
坂ノ上に向かう途中の藁科川沿いの桜が満開でとてもきれいでした。
山もところどころピンク色にお化粧していて
まさに「山笑う」景色。

皆が集まる前に我が家の田んぼの様子をみてきました。
オイヌノフグリや、カラスノエンドウ、ヘビイチゴの花が咲いていて、
田んぼにも春が訪れています。
今月末には籾まきですが、
今はまだ草も短くのどかな風景でした。

仲間たちが集まってきて、
それぞれの手作り料理が並び始めました。
メンバーが揃ったところで各自の料理の説明を聞きました。

右上から、お豆腐の梅酢漬け。
大根、筍、椎茸の煮物。
ジャガイモのと春菊のガレット。
菜の花と油揚げ、しめじのお浸し。
玄米稲荷ずし。

我が家が持参したのは、
干し芋の香草パン粉焼きと
丸干し芋と新玉ねぎ、ミックスビーンズ、プチトマトのサラダ。

お隣はジャガイモと春菊のかき揚げと菊芋チップス。

レタスサラダと梅酢豆腐、
ゆかりと梅干の玄米おむすびときんぴらごぼう。

焼津かつお節せんべいは手作りの竹で編んだお皿の上に。
そして、自然農の畑で作った大根で漬けたお手製の沢庵は、
柿の皮、リンゴの皮、みかんの皮、ウコンで色付けしたそう。

お隣はインドのお米「バスマティライス」を
ターメリックと一緒に炊いたものとスパイスで味付けしたひよこ豆。
自宅前で採取したわらびのお浸しでした。
かかっているお醤油は自然農をしている友人手作りの醤油だそう。

写真にはありませんが、
お豆腐の味噌田楽、胡麻みそとバジルのパイ、
ジャガイモのスパイシーサラダもありました。

ぽかぽか陽気の一日、
田んぼで美味しいお料理を食べながら仲間と語らい、
楽しい時間を過ごしました。

【きらくな寝床】

日時:2024年04月07日 14:53

椿のがく

先日漆塗りの仲間から戴いた椿のがくです。
その方が、どこかのお店のテーブルコーディネートで、
椿のがくに漆を塗って箸置きにしてあったと教えてくれました。
たしかに面白い形なので、
飾りピンやブローチにも出来そうと思い、
自分でも漆を塗ってみることにしました。
表面を紙やすりで軽くこすってから、
漆をテレピンでシャバシャバに薄めたものを塗りました。
薄い漆は生地によくしみ込むので木地固めになります。
塗る前よりも色は少し暗くなりました。
この次からは薄めない漆を塗っていきます。
どんな仕上がりになるか楽しみです。

【きらくな寝床】

日時:2024年02月23日 16:14

手作り味噌 本番

2月10日、ぽかぽか陽気で梅の花も満開です。
昨年の味噌づくりの時は、
まだ一輪か二輪咲き始めたところでした。
空も抜けるような青空です。

大豆3㎏と2㎏の下処理が全部終わっているので、
後は味噌玉を作ってカメに詰めていくだけです。

まずは糀の塩切りから。
これも3㎏と2㎏に分けて行いました。
大豆3㎏+糀3㎏には1.32㎏(22%)の塩を、
大豆2㎏+糀2㎏には0.88㎏の塩を入れてよく混ぜます。

しっかり塩切りできたらつぶした大豆とよく混ぜ合わせ、
味噌玉を作ってカメに投げ入れます。
上から良く押し込んで空気を抜き表面を平らにして塩をまき完成!
このまま夏を越せば美味しいお味噌の出来上がりです。
今年も無事に味噌づくりができてよかったです。

【きらくな寝床】

日時:2024年02月10日 15:58

手作り味噌 いよいよ大詰め

山形産大豆3㎏を茹でてつぶし終わったので、
昨日から自然農の畑で作った在来の新豆2㎏に取り掛かりました。
まずはきれいに洗うところから。
売っている豆とは違い、
ゴミやくず大豆も混ざっているので、
洗いながらゴミとダメ豆を取り除きます。
これも結構手間がかかります。
きれいに洗い終えたら浸水させ、
一日置いたら茹で始めます。
アサヒの圧力鍋で古豆は10分圧をかけましたが、
新豆は圧が掛かったところで火をとめるので0分調理になります。
それでも古豆よりも柔らかくふっくらと煮上がります。

【きらくな寝床】

日時:2024年02月09日 15:50

手作り味噌の強い味方

手作り味噌の仕込みで大変なのが、
大豆を茹でることと潰すこと。
今までは自然農の田んぼがある坂ノ上まで大豆を茹でて運び、
全部臼と杵でつぶしていました。
でもそれだとかなりの重労働(男手)が必要です。
昨年、姪からミンサーを借りてつぶしたらとてもうまく行ったので、
(ただしそれもかなり大変でした)
今年は自分でもミンサーを買い、
茹でたそばから潰していく作戦にしました。

とはいえ大豆が冷めないとつぶせないので、
朝茹でた大豆を夜仕事から帰ってから潰す、
または夜に茹でた大豆をお弁当を作りながら朝潰す。
という隙間時間を活用してやっています。
一度に茹でられる大豆の量はせいぜい400gくらいなので、
3㎏の大豆を全部茹でるには7回転ほどしなければなりません。
土曜日までには全部を頑張って間に合わさなきゃね。

【きらくな寝床】

日時:2024年02月07日 16:42

手作り味噌

今年も手作り味噌の仕込みの時期がきました。
麹は友人が麹屋さんに玄米を持ち込みで作ってもらうよう手配してくれました。
大豆は山形産有機大豆3kgと、
昨年自然農の畑で収穫した在来の豆2㎏で仕込みます。
山形産有機大豆は収穫からかなり時間がたった豆なので、
柔らかくなるまでに時間がかかるため、
仕込み予定の10日のちょうど一週間前の今日から浸水を始めました。
これから一週間は、通常のお弁当作りと並行して、
お味噌の大豆を茹でてつぶしていかなければならないので結構大変です。

【きらくな寝床】

日時:2024年02月04日 15:58

焼津版友会展

焼津市本町にある「藍画廊」で、
焼津版友会展が開催され観てきました。
今年で13回目となるそうです。
長田木版画教室の仲間7名と講師の大久保先生他、
11名の力作が並びました。

あまり広くない画廊ですが、
作品30点と、教室で作成した木版画カレンダーや、
小さな白黒の木版画「静岡百景」26点のファイルも置かれ、
なかなか観応えがありました。

1月25日静岡新聞に掲載された記事のコピーもありました。
25日から30日までの開催です。

【きらくな寝床】

日時:2024年01月30日 15:35

自然農の田んぼ2024 田んぼの補修

1月14日、久しぶりに田んぼに来ました。
新年餅つき会に参加できなかったので、
これが2024年になって初めての田んぼです。
昨冬は田んぼの補修も畔塗りもやらなかったので、
今年はやらなければと思いやって来ましたが、
シーズンオフなので人影もなくひっそりしていました。

地元の友人にアドバイスしてもらい、
水路から下の田んぼに落ちた土を戻すこと、
畔が低くなったところにその土を盛ること、
田んぼの中の高いところと低いところをなるべく均一にする。
という3つを心がけてやりました。

まずは土を盛るところの枯れ草をどけて緑の草は刈ります。

下の田んぼから土を上げます。

上げた土が馴染むように表面を少しならします。

同じ様に低くなった畔の枯れ草をどけて草を刈り、
土をのせます。

水の入り口のところにも土が溜まっているので、
その土を田んぼの低いところへ持って行きます。

去年高くて水回りがよくなかった場所の土を、
低い方へ移します。

土の中から出てきた大きな石。

上の田んぼから水漏れして石垣に穴が開いてしまったところに、
見つけた石を詰めてみました。

一時間ほどで田んぼの補修が終わりました。

次にやるのは、友人が山から間伐して運んでくれた丸太の皮むきです。
稲を干す稲架にするか、短く切って杭にするためです。
自分たちが使う分は自分できれいにします。

最初は鎌でやってみました。
なかなか大変です。

友人が道具を貸してくれました。
あまり力を入れずに引いていくと簡単に皮がむけていきます。

一本の丸太をきれいにするのに、
二人がかりで1時間以上かかりました。
楽しかったけれど、だんだんと日が落ちてきて寒くなってきました。

きれいにした丸太は名前をつけて稲架置き場に収納しました。
これで本日の作業は終了です。

【きらくな寝床】

日時:2024年01月15日 14:56