きらくな寝床
海辺の生活。

「遠州横須賀街道ちっちゃな文化展」に行く途中、
小林ゆうさんの自宅を訪ねました。
著書「つくる。生活」のなかでは、
海辺の家でのゆったりとした時間の流れの中で生まれる、
豊かな毎日が描かれていて、
一度訪ねてみたいと心から思っていました。
訪れたとき、ゆうさんはちょうど陶芸用の土が届いたところで
石がごろごろと入った精製していない土と格闘していたと、
泥んこの服で楽しそうに話していました。
普通の陶芸家は石は入っていない綺麗な土を頼むのだそうですが、
ゆうさんは、手のひらが傷だらけになってもこの石ゴロゴロの土がいいと
笑って話していました。
土への究極の愛ですね。

先日の台風の影響で、
海岸はかなり砂浜がえぐられてしまっていました。
この日も風が強く、海は少し荒れ模様でしたが、
この風と、この風景と、匂いに実際触れて、
ゆうさんの世界に少しだけ近づけた気がしました。
【きらくな寝床】
愛宕下羊羹♪

遠州横須賀名物「愛宕下羊羹」。
明治から100年以上続く老舗だそうで、
横須賀ちっちゃな文化展に来たお土産に買ってきました。
広いお店だけど、ケースの中には羊羹だけが並んでいました。
羊羹一筋のお店なんですね♪
種類は小豆、白餡、抹茶、栗の4種類。
残念ながら栗は売り切れで三種類を購入!

早速家で試食♪
薄く切ってもしっかりとした食感と丁度よい甘みに、
普段はそんなに羊羹が好きじゃない私も、
この愛宕下羊羹は、とっても美味しいと思いました。
また来年行ったら必ず買おうっと!!
【きらくな寝床】
遠州横須賀街道ちっちゃな文化展♪

10月21日(金)~23日(日)の三日間、
静岡県掛川市の横須賀地区に残る古き良き町並みを、
そっくりそのまま美術館にしてしまおうというイベント、
「遠州横須賀街道ちっちゃな文化展」が開催されました。

全国の作家の方々の手によるバラエティ豊かな芸術作品が、
町のいたるところに飾られます。
また町内の名人たちによる技の披露も見たり、買ったりすることができます

普段生活しているお宅の軒先や部屋、
土間を借りて様々なイベントが催されます。
横須賀街道には、
古きよき建物がそのまま現役で残されています。

普通の街並みをあえて『晴れ舞台』にする。
それは『日常の良さ』をあらためて意識すること。
普段の暮らしが当たり前に続いていることが、
いかに貴重なかけがえのないことなのかを
強く意識できた今年の文化展でした。
【きらくな寝床】
初めての自家製酵母パン

ずっと前から「自家製の酵母を作ってパンを焼きたい!」と思っていました。
この前、小林ゆうさんの本を買ってからまたその気持ちが強くなり、
簡単そうなレーズンを使って作る酵母から始めました。
オーガニックのレーズン半カップと水一カップをビンに入れ、
温かい場所に置き、一日一回蓋をとって3~4日。
楽しみに待っていたけれど…。
一回目は、急に気温が下がる日が続き
温度が足りなかったのか、うまく発酵してくれませんでした。
二回目の挑戦は、
電気ポットの横の温かいところに置いて3~4日。
ぷくぷくとしていい感じになった時、忙しくなってしまい
しばらく放っておいたら少し元気がなくなってきて、
慌ててパン作りを決行!
①地粉200g、完全粉100g、塩小さじ1、みりん大さじ1
それにレーズン酵母を一瓶全部入れ、
15分位一生懸命こねたら丸く成型し、
密封容器に入れて、温かいところで8~10時間発酵させる。
②1.5倍くらいに膨らんでいたら、取り出して地粉をふり、もう一度成型。
この時、生地が柔らかく手についてしまい大変でした。
③布巾にも地粉をふって包んでザルに入れ、
温かいところにおいて、乾燥しないように一時間ほど休ませる。
④頭に十字の切込みを入れる。
オーブンに、上下二段に天板を入れ、
下に石を入れたパイ皿を置き250度に予熱する。
⑤210度に下げて15分焼く。
その時、下の段の石にすばやく水を半カップくらいかける。
⑥前後を入れ替えて10分焼いて出来上がり。
見た目も香りもとっても美味しそう♪
ところが切ったら中は???
やっぱり発酵が足りなかったのかな~、
膨らむというよりずしっとした感じ。
まだまだ道のりは遠そうだけど、また再度チャレンジしたいな。
【きらくな寝床】
むくみ改善の食事

最近夏の疲れが残っているのか「むくみ」が気になります。
そこへマクロビオティックの教室で、
タイムリーな「むくみ」改善のワークショップが開催され受講してきました。
まず、「むくみ」というのは陰性過多な状態で、
体の中の水分の循環と利用が円滑に行なわれないと
「むくみ」となって現れるそう。
「むくみ」のタイプを知って早期対応をということで、
局所性(よくおこる、顔や足など)
全身性(心臓や肝臓、腎臓の障害)
突発性(原因の特定は困難。病気の前兆)
の3タイプ、怖いのは最後の突発性のむくみだそうです。
マクロビオティックでは、
これらを食事を通して改善していきます。
まず食事の指針としては、
○過食を避け、極力小食にする。
○よく咀嚼する(一口50回)
○水分を控える。
○油脂を避ける。
○極陰性食品を避ける。など…。
むくみによく効く食べ物は、
胡麻・自然薯・はと麦・小豆など
やっぱり「小豆かぼちゃ」はいいみたい!
講義の後に出された食事は、
「とろろのポタージュ」
「野菜チヂミ」
「胡麻風味の南瓜と水菜のサラダ」
「フルーツと三年番茶のシロップゼリー」
むくみ改善によい食材を使って、
美味しくおしゃれなメニューでした。
【きらくな寝床】
今月のマクロビオティック♪

今月のメニューはカレー。
マクロビオティックでは、カレーは暑い時期しか食べません。
香辛料は暑い国で作られるもの、
身体を冷やす働きがある陰性の食べ物だから。
調理もなるべく火を通す時間を短くします。
香辛料は、ターメリック・コリアンダー・チリペッパーの三種類。
材料は、玉葱、茄子、ピーマン、トマト、しめじ。
思い立ったらすぐに作れそうなところが嬉しいです。
ジャガイモ、きゅうり、玉葱、りんご、とうもろこし、海草のサラダ。
冬瓜とおくらの豆乳スープ。
人参と木耳も入って優しい味でした。
そしてデザートはフルーツ汁粉。
練り餡を水で薄めてラム酒を混ぜ、
季節の果物とミューズリーをのせていただきます。
簡単だけど、なかなかの味でした。
【きらくな寝床】
つくる生活展+アフリカ料理

キャトルエピス 静岡店で、9月17日~19日の三日間、
こばやしゆうさんの「つくる生活展+アフリカ料理」がありました。
ゆうさんとは、中野和馬さんの工房で一度お会いしました。
御前崎の海岸での生活を「つくる生活」という本に綴っているのを読み、
実際にゆうさんの作る作品をどうしても見たくなり会場を訪れました。
キャトルエピス 静岡店は、タツマの本社がある清水区の住宅街にあって、
不似合いな程おしゃれなケーキ屋さんでした。
店内も、そしてケーキの並ぶショーケースも木をふんだんに使い
ナチュラルな雰囲気が、ゆうさんの作り出す世界とよく調和していました。

もう一つのお楽しみはアフリカが大好きなゆうさん直伝の
アフリカ料理が食べられること。
こちらは静岡市葵区のカフェ カプーさんの調理でした。
二種類あったので両方にチャレンジ!
こちらは「ゴンボソース&クスクスカメルーン」
オクラ・モロヘイヤ・玉葱を塩とゴマでシンプルに味付けし、
里芋を原料にしたお餅のような食感のクスクスと一緒に食べるもの。

こちらは「アフリカンベジタブルマフェ&クスクス」
豆と野菜のトマト煮込みをピーナッツバターでコクを出し、
クスクスにかけたもの。
どちらも初めて食べる味でしたがベジタブル料理なので気に入りました。
両方食べ比べてこっちが好みでした♪
ゆうさん手作りの、土の感触がとっても優しいカップを一つ買いました。
【きらくな寝床】
イチジクのタルト♪

先週の土曜日は久しぶりの木楽名会。
8月は会場の予約がとれなくて一ヶ月お休みでした。
だから久しぶりににみんなで集まり、
それぞれの作業と、8月の旅行や山登りの写真を見せてもらい、
話に花が咲きました。
お茶の時にはいつも色々なお菓子を焼いてきてくれる
メンバーがいます。
今回のお菓子は、
「イチジクが全然甘くなかったからタルトしてみたの」と、
見るとタルト生地の上に
イチジクが贅沢に敷きつめられていました。

イチジクの香りと食感が楽しめる絶品のタルト♪
動物性食品を何も使わず、
こんなに美味しいお菓子をいつも作ってくれるありがたいメンバーです。
【きらくな寝床】
蔓かご作り

静岡市西部生涯学習センター主催の講座、
「四季折々の自然を楽しむ暮らし」最終回は
蔓で編むかご作りでした。
講師の方が今月上旬に山で採ってきてくださった葛の蔓で、
かごを作りました。
古代エジプトの象形文字にも蔓で編んだかごを表すものがあったり、
青森の三内丸山遺跡で、編んだポシェットが出土したりと、
古くから人は、蔓を編んで入れ物を作ってきたようです。
私は以前エコクラフトという、
紙バンドを編んでかごを作る手芸にはまったことがあり、
始める前はちょっと自信がありました。
ところが、自然の蔓は堅くてあちらこちら曲がっているし、
全然思うように編めませんでした。
本当なら平たいかごを編んでみたかったのに、
気がつくとこんなに細長い鳥の巣のようなかごになっていました。
自然のものは難しいと実感しました。
でも楽しかったので今度は自分で蔓を採ってきて、
次こそ平たいかごを編みたいな♪
【きらくな寝床】
中野 和馬さん回顧展~陶の可能性を求めて~

2009年に43歳の若さで急逝された、
島田氏出身の陶芸家「中野 和馬さん」の回顧展が、
9月10日~10月16日まで、島田市博物館分館にて開かれています。
まだまだ日中は残暑が残る9月11日、この回顧展を訪れました。

島田市博物館分館は、古い日本家屋です。
普段は、やはり静岡出身の版画家「海野光弘さん」の作品が展示されています。
海野さんの作品は、日本の農村風景が多くとても郷愁を感じ、
この日本家屋にぴったりです。
その古い畳の部屋と中庭に、
和馬さんの、初期から亡くなる直前までの作品が50点ほど展示されていました。
スタッフの方のお話では、
殆どが販売された個人蔵のものなので、
今回を逃せば、一度にこれだけを観ることはもうできないということでした。

和馬さんの在りし日の作陶姿や、
絵付けまで施され焼かれずに残った作品も飾られています。
今ではたった一枚手元に残った和馬さんのお皿、
割れてしまうのが怖くて、使うことが出来なくなりました。
奇しくも、海野光弘さんも40歳の若さで亡くなられ、
お二人が生み出す作品を永遠に観ることができないのが本当に悲しくて、
才能が惜しまれます。
【きらくな寝床】