2013年09月
佐野元春『Film No Damage』
1983年、27歳の佐野元春のエネルギッシュな姿が画面狭しと映し出されます。
アルバム『SOMEDAY』の大ヒットによる人気絶頂期に単身ニューヨークへ渡った元春。
まさにその直前の姿を、今こうして再び見ることができ言葉にできない感動がありました。
30年前、「つまらない大人にはなりたくない」と言った彼は、
本当につまらない大人にはならず、ずっと輝き続けて、
歌詞の一言一言で、メロディのワンフレーズで
私たちに生きる喜びと力を授けてくれています。
70分の短いドキュメンタリーと思っていたら、
見ごたえ、聴きごたえ十分のライブパフォーマンスに圧倒されました。
【ほし太の日向ぼっこ】
映画 『許されざる者』 李相日監督
クリント・イーストウッドが監督主演し、アカデミー賞 作品賞を受賞した作品を、
明治初期の北海道(蝦夷)に舞台を移し時代劇としてリメイクされたのだとか。
私はオリジナルを見ていないので、
どこまでが忠実に再現されていたのか今一つわからなかったけど、
北海道の大自然を写した迫力ある映像美が印象的でした。
伝説の人斬り十兵衛を演じた渡辺謙は、渾身の演技だったけど、
どうしてもそれほどの悪人には見えなかったし、
妻によって、人間らしい生活を手に入れ、子供二人を育てていながら、
また人斬りに戻るという設定自体が、私には受け入れ難いものでした。
柄本明演じる金吾は、昔なじみの十兵衛をまた殺人の場に引っ張り出しながら、
自身は最後の一線を越えられず脱落していく悲哀を見事に演じ、
すごく上手だったけど、実際そんな人がいたら迷惑な話ですね。
アイヌの青年五郎を演じた、柳楽優弥、
実はエンドロールが流れるまで彼が演者とは気が付きませんでした。
それほど彼は役になりきっていたと思います。
佐藤浩市は、自分の街を守るために時には悪に徹する警察署長を見事演じていました。
他、小池栄子、忽那汐里等々好きな俳優陣が沢山出ていたので、
その点は楽しめましたし、それぞれ迫真の演技が伝わってきました。
みんなが力を合わせて、一生懸命に作った真面目な映画という印象を受けました。
ところでタイトルの『許されざる者』とは、いったい誰のことなのでしょうか?
やっぱり人斬り十兵衛のことなのかな?それとも賞金首の二人なのか、警察署長なのか…。
人は誰でも罪深いものだということなのかな。
【ほし太の日向ぼっこ】
マンゴーアイスバー
その名も『まるでマンゴーを冷凍したような食感のアイスバー』
セブンイレブン限定なんだそう。
姉が3時にアイスを食べたいと言ったので『サクレ』という氷菓子を買おうと思って行ったら
目につき思わず買ってしまいました(130円)。
マンゴー果汁は23%使用だそうで、
本当にマンゴーを凍らせて食べてるような感じ。
調べたら贅沢マンゴープリンと同じ会社でした。
プリンだとちょっと甘すぎる気がしたけど、
アイスバーだと丁度よく思うということはやっぱりアイスは糖分が高いんだろうね~。
【ほし太の日向ぼっこ】
山梨のもの
主人が買ってくるいつもの上野駅でのお土産。
今回は山梨県のものだったということで…。
昔懐かしい爪楊枝でさして食べる丸い羊羹と思ったら、巨砲のゼリー(630円)
懐かしくてさっそくプスッとやったら、下にぽとっと落ちました。
ゼリーが柔らかすぎて爪楊枝に刺さったままで持ちこたえられなかったみたい。
これから食べる方はご用心を。
桔梗信玄餅ならぬ、桔梗信玄棒6本入り260円。
一見すると、げんこつ飴かな?
と思うけど食べてみるともっと柔らかくて、真ん中は湿気ったクッキーみたいな感じ。
(言い方悪いですが…食べても何かよくわからなかった)
茨城に『吉原殿中』というお菓子があって、
ポン菓子を筒状に固めたものに黄な粉がまぶしてあって中々美味しいのだけど、
それとも違う感じでした。
富士山世界遺産登録にわく富士吉田市。
地元で愛されている“吉田のうどん”をカップめんに再現(195円)!
ということでしたが、
もちもちっとした腰のある麺が特徴なのにそれは再現されず、
キャベツや人参の具が吉田うどんらしさを出してたかな~。
わざわざ一つ買った後で、うどん好きの娘のためにもう一つ買い足したそうだけど、
果たして喜ぶかどうか…。
このお土産は山梨県のイメージアップにつながってるのかな~?
【ほし太の日向ぼっこ】
新さんま
義弟から新さんまをもらいました。
水産関係の仕事をしているので、たくさん戴いたそう。
今年は、東北でサンマがとれないとニュースで聞きました。
確かにスーパーに並んだサンマは、どこも一匹300円近い値段です。
もらったサンマは北海道産なんだって。
さっそく塩焼きで戴きました。
よく太って脂がのったサンマは秋の味覚のナンバーワン♪
主人は、ワタの苦いところが好きなので身とワタを交換して、
猫たちも頭の部分をもらって大喜びでした!
【ほし太の日向ぼっこ】
猫もたいへん。
9月になってめっきり秋らしく、
過ごしやすい日が続いて我が家の猫たちも元気モリモリになってきた!
と思ったら、また残暑が盛り返してきて、
一度涼しくなった後の暑さは、
人間も猫にもこたえるらしく、こんなだらしない格好に…。
でも本当に猛暑の時は一緒にいることもなかったから、
これでも過ごしやすくなってるんだろうね。
【猫とお昼寝】
簡単お昼
作るたびに違った形になるロコモコ丼。
今回は、ニンジンのサラダと、レタス、パプリカ、ゴーヤ、アボカドに、
ソースたっぷりのハンバーグを載せて、
さいごに、SSKフーズのチーズドレッシングたまり醤油味をかけていただきました。
思えばこのドレッシングは、ロコモコ丼の時にしか使わなかったにゃ。
今回で終わったけど買おうかどうしようか思案中。
あると便利なんだけどね~。
【ほし太の日向ぼっこ】
ミニかぼちゃ
田んぼの仲間が自然農の畑で作ったミニかぼちゃをたくさんいただきました。
鑑賞用と聞いたので、
ハロウィンのお化けかばちゃの顔を掘ってみようかな?
そういえば去年の10月27日の土曜日、
会社帰りに近くの草薙駅前を通ったら、
ハロウィンの恰好をした子供や親たちが練り歩いているのを見ました。
その日は十三夜のお月見だったのに、
日本の伝統行事よりハロウィンなんだ~
とちょっとさびしく思ったことを思い出しました。
【ほし太の日向ぼっこ】
9月のもでらあとライブ
今月のクラシックライブの日は、
ピアノ・フルート・ベース・パーカッションのカルテット。
80年代のJPOPを中心に、ジャズのアレンジで聴かせてくれました。
第1部は
ドビュッシーの月の光
Fly me to the moon
月の砂漠
SAND BEIGE
私はピアノ
チャコの海岸物語
ミ・アモーレ
歌謡曲もメロディだけをアレンジで聴くとまったく違った曲のようで
美しい旋律が際立ち、改めてその曲の良さを感じました。
ここでもホヤホヤの2020年東京オリンピックの話題でしたが、
さすが音楽家だけあって、
開会式の演出や、音楽監督は誰かという話で盛り上がりました。
演出はだいたいどこの国も映画監督がやるそうで、
北野たけし監督の名前が挙がっているそうな。
音楽監督は久石譲さんかな~
第2部は
歌の翼に
かもめが翔んだ日
天城越え
ジェラシー
ダンスはうまく踊れない
オリビアを聴きながら
異邦人
スペイン
1部にくらべてアンニュイな曲が多かったですが秋にはいいね。
それにしても、ベースとパーカッションの二人は若くて、
リアルタイムにこの曲たちを聴いていないのに、
よく演奏できるものです。
パーカッションは、三人の演奏を一度聴いてから
次に自分なりのアレンジで入って曲を完成させたそうで、
センスが問われる大変なポジションですね~。
とっても可愛い女の子でした。
久しぶりの“もでらあとライブ”は友達とも会えたし楽しかった~♪
生の音楽に触れるのはやっぱいいな!!
スペインとアンコールのマイ・フェイバリット・シングス最高!!
これが聴きたくて行くようなものです♪
今夜のメンバー『Midnight Quartet』
フルート:佐藤充一 ピアノ:望月美保子
ベース:望月浩介 パーカッション:古川春美
【ほし太の日向ぼっこ】
映画『蔵』 監督:降旗康男
古い映画が好きな主人が、比較的新しい作品をレンタルしてきたので
何かとおもったらこの『蔵』という1995年の作品。
もう18年前なるんだ~試写会で見ました。
原作者の宮尾登美子さんの作品が好きだったので、
当時すごく感動したように記憶していますが、
細かいところは忘れてしまったので懐かしくて一緒に見ました。
主演の浅野ゆう子さんが美しくて品があり、
映画デビュー作の一色紗英さんも、芯が強い盲目の女性を体当たりの演技。
また松方弘樹氏が共演のほか、自らエグゼクティブ・プロデューサーもつとめていて、
大正から昭和の時代の酒蔵の当主がよく似合っていました。
他にも加藤治子さん、朝丘雪路さんや黒木瞳さん、西島秀俊さんなど豪華出演陣でした。
舞台は大正から昭和にかけての新潟県亀田町。
雪の中の酒蔵、そして酒造りのシーンの映像が美してとても印象的でした。
そしてセリフももちろんその地方の方言です。
NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』もそうですが、
方言は気持ちがより伝わるような気がして、いいなぁと近頃つくづく思います。
23時くらいから見始めたので結局見終わったのが1時半近くなり、
借りてきた本人は早々に寝てました(今夜もう一度みることになるでしょう)
昔見た映画をもう一度見るのもたまにはいいですね。
【ほし太の日向ぼっこ】