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静岡伝統工芸体験『卵殻貼りの下駄』

201311072.jpg

いつもお世話になっている静岡市西部生涯学習センターで、
『卵殻貼りの下駄作り』という講座が開催され参加しています。

卵殻貼りは蒔絵の一部に使われる技法で、
古くはパリ万博に出品され人気を博し、盛んに輸出もされていたようです。
この白さは生卵でないと出ないそうで、ゆで卵は使えないんだって。
表と裏を間違えないように裏に墨が塗ってあります。

定員12名のところ応募が13名だったということで全員希望通りに参加。
9月24日に会費納入と事前説明会で、自分のサイズにあった下駄を選ぶ集まりがあり、
その時に図案を考えてくるように宿題が出されたのですが、
時間がいっぱいあったはずなのに中々できず、
あわてて前に日の夜から考えだし、結局講座の1時間ほど前に決定しました。

まずは、きれいに塗装された下駄の表面をペーパーで軽くこすります(研ぐといいます)。
左が研いだ状態。

201311073.jpg

そこにカーボン紙を挟んで図案を写します。
いろいろ悩んで左右で1匹の蝶になる図案にしましたが、
蝶の人が3人くらいいました(みんな違うけどね~)

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そもそもこの講座を受けようと思ったのは、
漆塗りで卵殻貼りをやりたいので、その仕方が習えるかな?という動機。

今回は鶏卵でやるようです。
裏には黒く墨が塗ってあります。
それを自分で細かくして、塗料を塗りながら貼っていきます。

201311075.jpg

塗料は漆ではなくて『カシュー』というもの。
カシューナッツの油から作るらしいけど漆のようにカブレないし、
値段も安いらしいです。

細かく砕いた卵殻を爪楊枝の先でとって貼ります。
先を舐めると卵殻がくっつくので、
塗料を塗った下駄に置いていきます。
卵の殻で細かいパズルをしてるみたいで、
眼がとってもつかれました。
一日終わってここまで、来週は仕上げに入ります。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2013年11月09日 07:33