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ほしいもブログ
自然農の田んぼ2022 唐箕かけ
11月27日、先日脱穀した籾米の唐箕かけに行ってきました。
唐箕とは、手で羽を回して風を送り、
そこに少しづつ籾米を落とすことでゴミや藁を飛ばすという仕組み。
今ではとても珍しいと思います。
上から籾米を投入します。
一度に沢山はできないので少しづつ何回かに分けます。
脱穀の時にも大きな藁やゴミは取り除いたので、
けっこうきれいだと思っていましたが、
まだまだ藁がたくさん混じっています。
これを取り除いておかないと、
籾摺りをするときにすぐに詰まってしまうため大事な作業です。
準備ができたのでさっそく始めます。
大体1秒間に一回りするくらいの速さでハンドルを回し、
籾米は1㎝ほどの隙間を開けて落としていきます。
茶箱にはちゃんと重みのある籾米が落ちてきます。
コメ袋の方には二次選でダメな籾米が落ちてくる仕組みではありますが、
ほとんどがいい米でした。
一回かけ終わった米です。
けっこうきれいになりましたが、まだ藁が多いのでもう一回かけます。
こういう穂から脱粒していない米は、
みんな二次選の方に落ちてしまうので気づいたら穂から外します。
全部かけ終わりました。
18㎏くらいですが2時間半以上かかりました。
本当は大豆も収穫したかったのですが暗くなってしまったので断念。
日が落ちるとすぐに寒さと夜露が降りてきました。
山の夕暮れはとてもはやいです。
日時: 2022年11月29日 10:31