ほし太の日向ぼっこ
草取りの楽しみ

過酷な草取り合宿の唯一の楽しみが、
たかおさんのメロン♪
今回はたかおさんのお宅のすぐ裏の畑で作業していたこともあり、
10時に冷えたメロンを持ってきてくれました。
手を洗う水までバケツに用意してくれる気遣いがたかおさんらしいです。
一玉を4等分した贅沢な食べ方は産地ならでは。
それを1人で3切れも食べる豪傑もいます。
ツルから切ってちょうど一週間めのメロンだとききました。
甘くて、ちょうどよい熟し加減で、そのくらいが一番美味しいそうです。
そして夕方には「漬物があるから食べに来い」と、
こんなにたくさんご馳走を用意してくれてありました。
焼きおにぎりに、かぼちゃの煮物、
きゅうりとシロ瓜の漬物(これは生姜醤油につけて)
トマトにゆで卵と、
一日の空腹と疲れが一度に吹き飛びます。
そしてまた次の日の10時にはスイカが届きました。
美味しくて、美味しくて
何より、たかおさんと奥さんの優しさが身に沁みます。
こんなに優しい農家さんと知りあえて
一緒に干し芋作りができるのは、
本当に幸せなことだなあと毎度のことながら、
今回の草取りでも思いました。
【ほし太の日向ぼっこ】
草取り応援

二泊三日で有機のサツマイモ畑の草取り応援に行ってきました。
この草取り、私は心の中で「草取り合宿」と呼んでいます。
なにしろ、一日中ひたすら草取り。
そして寝るのは事務所の床にせんべい布団一枚敷くだけ。
食事も自炊のため、
ご飯を炊いてツナ缶やふりかけ、
よくて野菜と肉を焼いて食べるという過酷なもの。
幸いにも今回は天候が味方となり、
涼しい中で草取りができたことがせめてもの救いかな~?
三日間、写真の畑を5人で草取りしました。
ハクザやスベリヒユがかなり育っていて苦戦しました。

一日終わると体じゅうがあちこち痛くて、
とくに腰は曲がったまましばらく伸びません。
それでも綺麗になった畑を見ると、
達成感で嬉しくなります。
追伸
昨日は「大暑」でした。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「大暑」の直接ページはこちら
大暑
【ほし太の日向ぼっこ】
セミの抜け殻

梅雨明けするとすぐに、例年ならセミが一斉に鳴き始めます。
たしか二年前の今頃、
茨城の草取りから帰ってきたら、
「蛙鳴蝉噪」の季節になっていた…
というブログを書いた記憶があります。
今年は何でセミの声がしないのかな~?
と昨日も友人と話したところです。
ところが今日、庭の木にセミの抜け殻がいくつもついているのを見つけました。
ということはそろそろ蝉噪が聞けるのかな~。
【ほし太の日向ぼっこ】
京はやしやの抹茶あんみつ

日経新聞のお取り寄せランキングで見たときから気になっていました。
抹茶スイーツ好きとしては一度は食べてみたかったので、
今回思い切って頼んじゃいました。
最初に見たとき「小さっ」て思ったけど、
楽天のレビューでも、
「美味しいけど量が少ない」というのがちらほらあったのを思い出しました。

抹茶くずもちと抹茶寒天は、
濃いお茶の味が美味しいです。
寒天がぷるんぷるんして、
白玉はモチモチで上からかける黒蜜もいい感じ♪
見た目は小さいけど食べてたら結構満足しました。
今度は、
京はやしやカフェの抹茶パフェを食べてみたいな~。
【ほし太の日向ぼっこ】
「采配」 落合博満

プロ野球中日ドラゴンズ前監督の、
8年間の在職中4度のリーグ優勝と1度の日本一、
そしてAクラスを一度も逃すことのないチームを作り上げた
その秘訣について、
この本にはその考え方がわかりやすく書かれています。
プロの世界は結果がすべて。
そしてその結果を出し続けるためには
何か特別な方法があるわけではなく、
当たり前のことをやり続けること。
選手に対して、コーチに対して、
そして中日ファンに対して、プロ野球ファンに対しても、
常に誠実でぶれないこと。
「落合博満」という人の優しさが感じられる本でもありました。
野球ファンだけでなく、
どんな年代のどんな立場の人にとっても、
考え方の基本を教えてくれるとても良い本だと思います。
中日ファンならなおさら楽しめます。
【ほし太の日向ぼっこ】
今月のもでらあとライブ♪

7月11日は同級生出演のクラシックライブの日。
今回は、ジャズピアニストの望月美保子さんと、
ボーカルの吉澤毅一さん、フルートはお馴染み佐藤充一さんの三人。
クラシックとジャズ、そしてシャンソンという、
なかなか珍しいプログラムでした。
吉澤さんが歌ってくれた曲、
前半は「パリ野郎」「アコーディオン弾き」「愛の讃歌」の3曲ですが、
今まで思っていたシャンソンのイメージが変わりました。
後半も「愛の幕切れ」「人生は過ぎゆく」「朝日のあたる家」という3曲。
気分はすっかり「美和明宏の世界」でした。
聞けばシャンソンとはフランス語で「歌謡曲」という意味なんだそう。
女心の複雑な恋心と哀しみを、
男性の吉澤さんが切々と歌ってくれました。
フルートでも、
「パリの空の下」「パリのお嬢さん」「愛の小径」という
3曲のシャンソンを演奏してくれました。
この中の「愛の小径」はプーランク作曲の
美しい旋律で大好きな曲ですが、
私は今までクラシックだと思っていました。
他にも中森明菜さんの曲をメドレーで演奏したり、
「枯葉」のジャズバージョンや、
チック・コリアの「スペイン」など、
毎度のことながら、美保子さんのジャズピアノが素敵でした。
いつも車で行くのでアルコールは飲みませんが、
今夜の演奏は、飲まなくても少し酔った気分になりました。
【ほし太の日向ぼっこ】
スイカの上に干し芋

ちょっと前まで干し芋は完全に冬だけのものでした。
ところが、
最近では一年中干し芋を販売してくださるスーパーさんも増えてきました。
卸売り市場への配達も週に3回ほどありますが、
やっぱり夏の主役は「スイカ」。
冬がしっかりと確保されている干し芋の置き場所ですが、
夏のこの時期はちょっと肩身が狭いのです。
結果、スイカの上に干し芋の箱がのっているという、
今だけのシュールな景色が見られます。
【ほし太の日向ぼっこ】
農園のトマト

今年も長砂農園にトマトがなりました。
黄色のミニトマトです。
去年も美味しく頂きましたが、
今年のトマトはさらに見た目もよく味もよいです。
実の中に筋が入ってるのは糖度の高い証拠だと、
テレビで紹介してました。
長砂農園もだいぶプロの農家らしくなってきました。
もちろん、トマトは出荷するわけじゃないけれど…。
【ほし太の日向ぼっこ】
くじ運

ささやかな「くじ運」があります。
毎年夏になると誰かから「ガリガリ君」の差し入れを貰います。
今年一番最初は、運送会社のお兄さんから頂きました。
そして何故かスタッフの中で私だけ当たりがでます。
今年もさっそく当たりました(手前の棒)。
去年も当たりました(奥の棒)。
でも引き換えるの忘れてた…。
まだ大丈夫かしら?
そういえば、映画の試写会もよく当たるので、
姉からは「宝くじを買ったほうがいいよ~」
とよく言われますが、
それほどのくじ運はたぶん無いでしょう。
【ほし太の日向ぼっこ】
監査

生活クラブの役員として、初めて監査に行ってきました。
静岡単協独自の取組である
「紙カップ納豆」と「経木納豆」の生産者冨良食品さんです。
まず1ヶ月前に事前学習を行い、
主に監査する内容と疑問点についての質問を行い、
それに対する返答を踏まえての監査です。
冨良さんは、
毎年のよう色々な支部が監査に訪れているので、
ほとんど言うことはない程レベルが高いです。
ただ一点工場が古いので、
衛生面と防虫、防鼠についてと放射能検査についてが重点項目となりました。
まずは入り口で、白衣とネット帽子を着け、
靴の上からカバーを履き、消毒マットの上を通って見学開始です。
原料を置いている保管庫は、
マイナスイオン発生器の上に種類ごとに大豆が置かれていました。
ここには2日分の原料だけを置き、
一度にたくさんの原料は置かないということでした。
次に製造工程の見学。
生活クラブ仕様の納豆は少量なので、
原料を量り、手洗浄し一晩浸水。
翌日、専用の釜で圧力をかけて
25分から60分、平均50分くらい蒸します。
蒸しあがった大豆に納豆菌をスプレー。
そのあと熱湯で蒸され三角に折った経木に納豆を入れ、
コンテナに並べて10段に重ねて室へ。
場所によって温度に差が出るため、
一番上には経木を何枚か重ねてのせていました。
34度の室でお昼から翌朝8時まで19時間熟成。
翌日、糸の状態を見て室出しを決めるそうです。
室の後ろ扉から出して容器をシール。
(経木納豆なら三角の袋をかける)
そして熟成が進まないようにすぐに冷蔵庫へ。
この作業をする部屋が一番しっかり隔離されていました。
そのあと賞味期限を印字し、
紙パックはシュリンクして梱包出荷となります。
どの作業に携わる人も上下白衣と、
顎までの帽子、マスクを着用しての作業です。
とても暑い日で、
もっと軽装の私たちは汗ばんでいましたが、
作業されている方たちは慣れているので、
このくらいの気温で暑いと感じる人はいないそうです。
流石ですね~。
また工場内で使用する器具は、
豆の種類ごとに熱湯で洗っていました。
排水溝も毎日洗浄しているとのこと。
放射能検査も、
原料の豆はもちろん種類ごとに、
経木と納豆も検査されています。
虫は小バエが一番多いそうですが、
アース製薬の「虫コロリ」とアースジェットを使用。
これは生活クラブからの要望で
禁止の薬物を使っていないものを探したそうです。
虫コロリは、月に一度か二度作業終了後に行い。
小バエが発生した場合は、ラインを止めて使用するそうです。
他にも虫対策として
器具はよく乾燥させること、
溝や鉄板に檜チオールをスプレーする。
事務所前の植木を8割ほど撤去したなど、
細かく対応されていました。
鼠対策では、
外部業者に委託し月に一度の点検があり、全て記録されていました。
工場の衛生状態は、三菱メディエンスという外部機構に委託し、
年に一度の判定があります。
毎年Bランクだったというのですが、
昨年使っていない水槽を撤去し工場内の棚を整備するなどの改善で、
今年初めてAランクをもらえたそうです。
これも地道な努力の積み重ねですね。
今回の視察は、私自身にとって大変いい経験となりました。
是非タツマでもいいところは取り入れて行きたいです。
【ほし太の日向ぼっこ】