ほし太の日向ぼっこ
映画「ツレがうつになりまして」観ました。

友人がペア招待の試写会を当てて、私も誘ってもらいました。
うつは「心の風邪」とも言われ、誰でもかかる病気らしい。
「うつ病」という名前は誰でも知っているけれど、
その病気にかかった当人と家族の大変さはあまり知られていなかった。
この原作本が出て救われた人も多かったみたい。
私も読んで、
うつという深刻な内容にもかかわらず、
主人公二人の様子が可愛らしい漫画と、
ユーモラスな表現で描かれ、
人と人のぬくもりがとても温かく、共感できたことを思い出します。
映画でも、
原作から抜け出したような「宮崎 あおい」と「堺 雅人」が
息のあった夫婦役を演じていました。
我慢はしない。
事実は事実として受け入れる。
そしてできることを楽しむ。
そんな二人が夫婦としても成長していく姿がとても印象的でした。
できないことを「頑張って」というのでなく、
「できないことはできなくていいじゃん」
私だったら迷わずツレにそう言ってあげられるかしら…。
時には笑い、時には涙する。
ほのぼのとして心が温かくなる映画でした。
【ほし太の日向ぼっこ】
菊姫「山廃吟醸(平成9年)」

山廃仕込はちょっと苦手、と思っていました。
でも今年の2月「菊姫会総会」に参加した時に、
山廃仕込の酒をブラインドで試飲して「美味しい♪」と思ったのが、
この「山廃吟醸」でした。
もう一つついでに告白すると、
「吟醸酒」も「BY大吟醸」の新酒以外は苦手と思っていました。
ところが私にとって苦手の、吟醸酒+山廃仕込なのに、
この「山廃吟醸」はかなり洗練された味で、好きになりました。
例えていうなら、
完熟した果物のような甘さと熟成感があります。
その時から、
ひそかに「何かの折に飲もう♪」と冷蔵庫の奥深くにとっておいた、
9BYの山廃吟醸を、
普通の日に飲んでしまいました(もったいない…)
せめてこのブログに書いてしまおうと…。
言い訳ですが、
普段からこんなぜいたくなお酒は飲みません。
最高の原料と仕込み、これだけの年月をかけたお酒を飲むと、
なんでもない普通の日でも特別な日になりますね。
【ほし太の日向ぼっこ】
菊姫「ひやおろし」

この夏白山登山の折、
室堂の参篭殿で一足先に飲んだ「ひやおろし」は本当に美味しかった!
その記憶とともに、
もう一度家で「ひやおろし」を飲みました。
今まで気にしたことなかったけど、
この時期は「ひやおろし」という商品が各酒蔵から目白押しだった。
そしてその中でもこの「菊姫ひやおろし」は、
値段も一番高額なら、
おそらく濃さもいちばんでしょう。
まだ残暑が残るこの時期にこんな濃いお酒を出してくるとは、
さすが菊姫です。
氷を浮かべて少し薄まっても全然関係ないくらい。
そんなに濃いお酒でも、
普段の家庭料理ともよくあって美味しいものが出揃うこの時期、
秋の味覚と「ひやおろし」ってなんだかとっても贅沢でいいな!
追伸
毎年恒例の干し芋セットの秋1番の
「幻干し芋2011」今日から出荷が始まりました。
昨年までは12種類でしたが、今年は15種類の干し芋セットです。
それも選りすぐりで、貴重な、希少な干し芋ばかりです。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
幻干し芋2011の直接ページはこちら
幻干し芋2011
【ほし太の日向ぼっこ】
鍵善良房「鍵もち」

秋になると抹茶が飲みたくなります。
それは美味しい和菓子があるからかも…。
戴きものの「鍵善良房の鍵もち」と抹茶で一服。
鍵もちは、求肥に黄な粉をまぶしたシンプルな和菓子。
とはいっても鍵善良房さんは、
創業が江戸中期(最近元禄までさかのぼったらしい)というから、
もう300年以上も前から続く老舗。
京都にはこういうお店がたくさんありますね。
江戸時代の人と同じお菓子を食べられる、
そう思うだけでもなんとも充分ありがたく美味しく感じます。
【ほし太の日向ぼっこ】
金木犀

秋来ぬと 目にはさやかに見えねども
風の音にぞおどろかれぬる
平安時代の三十六歌仙の一人、藤原敏行の詠んだうた。
いつの時代になってもこの心情はよくわかる大好きなうた。
これは立秋の日のうたというから、
まだまだ秋とは言えない残暑の頃。
それでも秋の気配を感じるという感受性の鋭さにはかないません。
私は金木犀の香りがしてくると、
ああ秋だなぁと感じます。
学生の頃、
文化祭の準備で毎日遅くまで学校に残っていた、
そんな家との行きかえりのときいつもこの金木犀が香っていた…。
そんな思い出に一瞬でもどってしまう、
「香りの記憶」ってすごいなと思う。
【ほし太の日向ぼっこ】
抹茶と和菓子

知人にとても美味しい和菓子を戴いたので抹茶を点てました。
とはいってもまったくの自己流。
茶せんは持っているけど、
抹茶茶碗はその時の気分で自由に選びます。
今回はちょっと小ぶりだけど
この前買ったばかりの「小林ゆうさんのお茶碗」
抹茶用ではないけれど、
お茶の色がとっても綺麗に見えます。
そしてなんといっても今日のメインはこれ、
京都の「亀屋友永さんの岩ごろも」
よく「松露」と呼ばれる、
鹿の子に砂糖ごろもがかかったお菓子。
一見ものすごく甘そうに見えるけど、
中の小豆がほっこりしていて
まわりのころもが口の中でほろりとほどけ、
何とも言えない上品な甘さなんです。
このお菓子、
作るのにとっても手がかかっているらしく、
ひとつひとつ手作りで全部形が違っています。
まさに職人さんの腕のみせどころ。
亀屋友永さんでは、
「一個の値打ち」を大事につくられているそう。
もっと「岩ごろも」のアップの写真を撮ればよかったとちょっと後悔です。
【ほし太の日向ぼっこ】
静響定期演奏会♪

9月27日、友人に誘われて「静岡交響楽団 第46回定期演奏会」へ。
静岡に住んでいながら、
静岡交響楽団の演奏を聴いたのはこれが初めてでした。
今年はフィンランドを代表する作曲家
ジャン・シベリウスの生誕150周年にあたり
プログラムはすべてシベリウスの作品でした。
幕開けは交響詩「フィンランディア」
作曲当時はロシアの圧政下にあったフィンランドの愛国心を呼び覚ます曲として、
別名で演奏されられたこともあるそう。
間に祈りにも似た合唱が入り
私はCDしか聴いたことがなかったので
今回初めて生で聴くことができ感激しました。
次は、ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
シベリウス唯一の協奏曲。
大編成のオーケストラにもかかわらず、
静寂な世界を表現している第一楽章には驚きました。
沼田 園子さんのヴァイオリンソロは素晴らしかったです。
最後は、交響曲第二番 ニ長調
8曲あるシベリウスの交響曲の中でもっともポピュラーな曲。
幻想的で雄大な北欧の大自然が表現されているように感じました。
静響は、2008年3月承認条件が難しいNHK交響楽団を初めとする、
財団法人日本オーケストラ連盟の準会員の承認を受け、
名実ともに一流オーケストラの一員となったということで、
これからの活躍がますます楽しみです。
【ほし太の日向ぼっこ】
人参のポタージュ♪

日曜日愛車の6ヶ月点検でディーラーへ。
そこに置いてあった野菜料理の本の中の、
人参のポタージュが気になりました。
手帳にレシピをメモしてきて早速今日チャレンジしてみました。
材料は
人参 80g・玉葱 50g・オリーブ油 小さじ1
押し麦 大さじ1・だし汁 150cc・
豆乳 220cc・麦味噌 小さじ1/2・塩・胡椒 適宜
これだけで出来ちゃう簡単さ♪
①最初に玉葱と人参を炒めたら、押し麦とだし汁を入れて15分煮る。
②豆乳とあわせてミキサーにかける。
③鍋に戻して麦味噌をとき、ひと煮たちしたら塩・胡椒して出来上がり。
押し麦がちょうどいいトロみをだしてくれました。
優しい味わいで、
つくりたてのブルーベリーのジャムとベーグル
小豆かぼちゃと一緒にちょっと幸せな朝食でした。
【ほし太の日向ぼっこ】
映画 赤い靴

この映画が1948年に作られたとはとても思えませんでした。
もちろん、マーティン・スコセッシ監督の監修のもと、
二年の歳月をかけてデジタルリマスターされた
美しい映像美があってこそですが…。
それにしてもこの完成度には驚きです。
最近の新作映画を観るなら、
絶対こちらを観た方が満足すると思います。
贅沢を言えば、
もう少し大きなスクリーンで観たかったなあ…。
「赤い靴」の17分間ものバレエシーンでは、
自分が本当に劇場に行ってバレエを観ているかのような臨場感がありました。
他にもバレエの名作のシーンがたくさんあり、
とっても満足しました。
「赤い靴」の物語と、
ヒロインが愛と芸術の二つに引き裂かれる葛藤がシンクロしていて、
ヒロインには最後まで踊り続けて欲しかったなぁ。
追伸
昨日10月の【毎月お届け干し芋】出荷しました。
今月の干し芋にご興味がある方は、
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定期宅配干し芋
【ほし太の日向ぼっこ】
平干し芋三種セット
【ほし太の日向ぼっこ】