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ほし太の日向ぼっこ

今年のできたて干しいも

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冬本番という感じの寒い日が続きますが、
干しいも産地では、寒くなると干しいもの加工が本格化し、
天日干しされた干しいもが毎日干しあがってきます。

昨年は近年で一番美味しい干しいもができた年でした。

今年の干しいもはというと、
やはり夏の猛暑と少雨の影響で、
全体的に固めで、甘みが薄く仕上がっています。

蒸かしを長めにしたり、デンプンが糖に変わるように
少し寒に当てたりしながら工夫していますが、
昨年と比べると出来はあまりよくありません。

もう少し様子をみて、1月2月になったら甘みがでてくるのを
期待していますが、
収穫された原料も少ないので、加工はいつもの年よりも
早く終わってしまいそうです。

農産物は天候に左右されるので、
人ができることは本当にごくわずかなのだとつくづく感じたこの一年でした。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2010年12月17日 20:05

最後の忠臣蔵

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赤穂浪士の討ち入りから16年後を描いた映画。
主役の 瀬尾 孫左衛門に役所 広司、寺坂 吉右衛門は佐藤 浩市と、
どちらも大好きな実力派俳優の競演で、観る前から期待十分でした。

撮影は、本当に江戸時代の建物を建てて行われたそうで、
家屋や衣装は、リアルに当時の様子が感じられました。
最後のエンドロールには、その家屋の様子だけが淡々と映っていたのだけれど、
それだけで感極まってしまうほど、加古 隆さんの美しい音楽と映像があっていました。

台詞は少なめで、主には目や表情で様々な感情が表現されていて、
特に孫左衛門と吉右衛門の再会のシーンでは、言葉以上に伝わるものがありました。

そして、大石 可音役の桜庭 ななみさんは凛とした美しさで、
武家の娘を演じきり、物語に華と深みを与えています。

切ない映画ですが、観終わった後はなぜか清清しいものを感じました。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2010年12月12日 06:00

今月のもでらあとライブ♪

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ついこの前「もでらあと」のことを書いたばかりの気がするのに、
もう1ヶ月たってしまいました。
その調子で一年も早くて、
友人が出演する今年最後、12回目の「もでらあとライブ」でした。

今夜は久々のフルート1本とピアノ。
一部は「ロンドンデリー」から始まり、
その後は、浜松の作曲家 伊藤 康秀さんの曲を数曲演奏。

その中でも「木星のファンタジー」はかなり好きな曲♪
管楽器のための「古典組曲」もよかったです。
綺麗な旋律が多いのに、
演奏はかなり難しいらしく、
けっこう演奏者泣かせな作曲家さんらしいです。

その次が、フランスの作曲家 イベールの「間奏曲」。
風がびゅうびゅう吹いているような、周りをぐるぐる取り巻いているような
そんな感じから始まる面白い曲でした。

一部の最後は、プッチーニのオペラ トスカから「歌に生き、恋に生き」。
この曲は、よくソプラノ歌手が引退のときに好んで歌うそう。
絶叫型の曲でした。

二部に入ると、
「You Raise Me Up」から♪
この曲はいつ聴いても癒されます。

そしてこの夜最大の大曲、約10分の「カルメン幻想曲」!
良く知っているお馴染みのメロディも繰り返し出てきて、聴き応え充分で満足しました。

そして、雰囲気はがらりと変わってここからはクリスマスソング♪

カッチーニの「アベマリア」は、実はカッチーニが作曲したのではなく、
1970年代に作曲され、90年代までは知られていなかったというびっくりな話を聞いてから、
改めてこの曲を聴いたのだけれど、やっぱりこの曲は綺麗で幻想的です。

クリスマスのムードが盛り上がったところで、
ヘンデルの「荒野のはてに」
アダンの「オー・ホーリー・ナイト」
ここでまた、伊藤 康秀さんの「クリスマスソング・メドレー」
最後は初めて聴く編曲の「サイレント・ナイト」でした。

今年も一年音楽で癒されたので、
来年も変わらず楽しみにしたいと思います。

「もでらあと」は今年でなんと35周年を迎えたそう!
長いあいだ音楽を聴く場を提供してくださって本当に感謝です!!

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2010年12月11日 07:47

章姫

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この前、「とちおとめ」を戴いたと思ったら、
今度は母の友人から「章姫」を戴きました。

そう、この時期の苺はとっても高いので、
自分ではなかなか買えませんが、
戴くととっても嬉しいものです。

この「章姫」、もともと静岡で作られていた、
「ワンダー」という酸味の強い細長い苺と、
「女峰」という甘みの強い品種をかけあわせてできた人気の品種です。

静岡には、最近国宝に認定された久能山東照宮の海側の斜面で、
「石垣いちご」の栽培が有名です。
ここは、観光いちご園が軒を並べていて、
シーズン中には渋滞がおこるほどの人気の場所です。
それも昔は「ワンダー」だったので、
ミルクをつけて食べたものです。
最近はほとんど「章姫」なので、ミルクはいらなくなりました。

苺は最近12月、1月が旬になってしまい、
この時期の苺が一番美味しいので、
苺刈りもお正月から始まります。
お天気がいい日に、
海を眺めながら甘くて美味しい苺をお腹一杯食べられる幸せは
なかなか他では味わえません。
「ああ、久しぶりに苺刈りに行きたくなりました」

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2010年12月10日 08:32

静岡おでん

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最近B級グルメで人気になった「静岡おでん」
私も「静岡おでんの会」の立ち上げの時、
会のメンバーとして「静岡おでんマップ」を作るために
あちらこちらの店をたくさん取材してきました。

でも、どこのB級グルメもそうだと思うけれど、
もともとはその土地のどこの家庭でも普通に作られていたもの。

今でも、各家庭の味がそれぞれあって同じ「静岡おでん」とはいえ、
個性は様々です。

我が家はやっぱり主人の母が作ってくれる「おでん」が一番大好き!
母は、牛すじと、鶏の皮、モツで出汁をとるので、
かなり濃厚なスープのなかで練り物や、大根、じゃがいも、蒟蒻、たまごなどを煮ます。
これは後をひく美味しさで、
お正月は、「おせち」より「おでん」が一番人気です。

写真のおでんは、
母のおでんではなく、ときどきご馳走になる
元の職場の同僚が作ってくれたもの。

彼女のおでんは牛すじとかつおの出汁なので、
母のよりはかなりあっさりとして、こちらもかなり美味しく後をひきます。

作る人によって個性はさまざまですが、
静岡おでんの5個条というのがあります。
①黒はんぺんが入っている。
②黒いスープ(牛すじの出汁なので、色ほどしょっぱくないのです)
③竹串にささっている(家庭ではモツしかさしていない場合もあります)
④青海苔、だし粉をかける。
⑤駄菓子屋にある。

特に⑤は、最近少なくなりましたが
子供の頃には小銭を握りしめて駄菓子やに走っていったものです。
会計は串の数なので、そこで算数の勉強にもなりました。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2010年12月09日 08:13

とちおとめ

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栃木のお客様から、
お土産に「とちおとめ」を戴きました。

この「とちおとめ」、
日本一たくさん作られている苺ということは知っていたのですが、
静岡には「章姫」という苺があり、
殆ど地元で売っている苺は「章姫」なので、
「とちおとめ」は初めて食べました。

まず形が「章姫」とはずいぶんちがうなぁと思いました。
「章姫」は上がふくらんでいて下がほっそりとした、
いかにも苺という形なんだけど、
「とちおとめ」は、
下のほうもふっくらして平べったい印象があります。
短い足が二本でているような形もあり、
なんとなくユーモラスな感じでした。

それが「とちおとめ」の一般的な形なのか、
たまたま戴いた苺がそうだっただけなのかはわかりません。

食べてみると、
やっぱり日本一は伊達じゃないなーと思わせる、
甘みとそして苺らしい酸味もあり、
とっても美味しい苺でした。

「おとめ」とか、「姫」の名前がしっくりくるというのは
やっぱり見た目の華やかさからですね。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2010年12月08日 07:05

安納芋の干しいも♪

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今月の「定期宅配干し芋」のおまけ干しいもは
「安納芋の干しいも」です。

安納芋は、今一番人気のさつまいもです。
焼き芋にすると、黄金色に輝いてほくほくとした
まさに「さつまいも」っていうお芋なんですが、

それを干し芋にするのはかなり大変でした。

干しいも名人の「たかおさん」にも断られ、
他、何人かの農家さんにも「もう持ってくるな!」と言われたとか…。

現在は自社で安納芋を作り、
干し芋にも加工していますが、
なかなか大きく育たないので大変です。
加工も、
かたまりで身割れする性質から、かなり苦戦します。

それでも加工を続けるのは、
やっぱり安納芋のよさがあるから♪

現在販売するまでには量が確保できませんが、
定期のお客様だけには召し上がっていただこうと
今年もまた苦労しながら作ります。

安納芋について詳しくはこちら
干し芋のタツマhttp://www.tatuma.co.jp/

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2010年12月05日 08:29

お店の看板(その後)

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先週の土曜日に父親と一緒に作った看板、
実際にお店に持っていったらこうなりました。

ただそれだけなのですが、
ちゃんと塗装して、ポップを貼ったら
あまりにも大きさがピッタリだったので
また紹介したくなりました。

ポップの内容は、
片面が年末恒例の「干し芋福袋」

もう片面が、
石川県にある日本酒の蔵元、菊姫の新酒
「にごり」と「山廃純米 生原酒 無濾過」
お正月用の「樽酒」のお勧め。

「はくばく」のラーメンセット
と盛りだくさんです。

自画自賛ですが、
なかなかいい看板が出来上がりました♪

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2010年12月04日 09:51

「ソウル・ボーイへの伝言」

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佐野 元春 30周年アニバーサリー・ツアー
全国クラブ・サーキット ツアーin 清水 SOUND SHOWER ark

まさかまさか、佐野元春さんが
地元の清水に来てくれるなんて♪
それもライブハウスに!

会場に入ってビックリ!
舞台がすごーく近いんです。

今までで一番近くの、手を伸ばせば届きそうな距離で
元春さんの姿を見、声が聴けました
もうそれだけで充分なんだけど、
さすがライブハウス、
本当にたくさんの曲を演奏してくれました。
オールスタンディングはこうなると最高です。

誰かがこの夜の感想を、
「音楽は時を超えて更に輝く!」と書いていたけれど、
まさにその言葉がぴったりでした。
30年前の元春さんも格好よかったけど、
30年後の今のほうがもっともっと素敵です。

そして最近の歌詞は、かなり哲学的!
聴いていて深いなぁと思います。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2010年12月03日 09:35

セラフィーヌの庭

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20世紀初頭のフランスの田舎町に実在した「素朴派」の画家、
セラフィーヌ・ルイ(1864-1942)の半生を描いた映画。

貧しく身寄りもない彼女は、家政婦をしながら日々の暮らしを送っている。
深い信仰心を持つ彼女は、神からの啓示を受けて絵を描きはじめたのだという。

誰かに絵を習ったわけでもなく、
自然の草や土、動物の血から絵の具をつくり、
花や草、木、果物の絵を描き出す。

彼女の描く絵は、美しいけれど
見る者を不安にさせる狂気のようなものが感じられ、
それはやがて心を病んでいく彼女の運命をも予感させる

田舎の貧しい家政婦だった彼女が
ドイツ人の画商ウーデに出会い画家となり、
名声を得るはずだったその一歩手前で時代の渦に翻弄され、
悲劇的な最期へとむかう様子をカメラは淡々と描きだす。

セラフィーヌを演じた女優さんは、
まさに彼女そのものになりきっていたように思いました。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2010年12月02日 09:31