きらくな寝床
自然農の田んぼ 2020 共同田んぼの田植え
6月14日、棚田の共同田んぼで黒米の田植えをしました。
午前中は小雨混じりの空模様でしたが、
次第に晴れて気温も上がり、田植え日和となりました。
10人集まったので、二人が苗取りをし、
8人が一列に並んで苗を植えていきました。
しっかりとたくましく育った黒米の苗です。
本数も十分足りるので、大きく育った苗だけを選んで植えます。
共同の田んぼの全景です。
手前が苗床でした。
午前中だけでは終わらず午後2時過ぎまでかかりましたが、
最後は苗床だったところも整地して無事終了しました。
共同の田んぼで収穫した黒米で、
来年のお正月にみんなで餅つきをします。
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ 2020 田植え
6月9日、自然農の田植えを行いました。
当初の予定では、今週末の共同の田植えの後に、
自分たちの田んぼもするつもりでしたが、
水曜日からずっと雨予報なので急遽の決行です。
5月31日に苗床の草取りをしてから9日たち、
田植えができるほど苗がしっかり育ちました。
このところ晴天が続いていたので苗床がカラカラに乾燥しています。
水を撒いてから、根を傷めないように苗取りをしました。
苗は一本づつ苗箱に並べます。
去年は苗が足りなくなってしまったので、
今年は苗床を少し広げたつもりでしたが、
発芽率があまりよくなくてまた苗が足りるか心配です。
数えながら苗取りをして植えていきます。
いい天気なので苗の根っこが乾いて傷んでしまわないように、
100本ほど苗をとったら田植えにとりかかります。
日曜日に畔塗りしたところもいい具合に乾いていました。
今年も株間(かぶま)と条間(じょうかん)を、
去年と同じ45㎝×45㎝にしました。
先週刈った草をどけて苗を植える場所を鎌で掘り、
苗を置いたら土をかぶせて周囲に草をもどします。
一列に14~15本づつ植えたので、
大体7列植え終わったところでとった苗が終わりました。
ここでいったんお昼休憩です。
お昼ご飯もそこそこに、すぐに田植えを再開しました。
苗をとっては植え、を繰り返して5時間。
何とか田んぼ全体に植え終わりました。
去年は苗床だった場所は植えなかったのですが、
心配した苗も余充分足りて余ったので、
苗床だった場所はもちろん、
最後の三分の一ほどは45㎝間隔の真ん中にも植えました。
止めておいた取水口を開いて、
水を勢いよく入れて今年の田植えも無事終了。
お疲れさまでした。
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自然農の田んぼ 2020 田植え前の準備
6月7日、田植え前の準備をしました。
苗床の苗は先週よりも育っていましたが本数が心配です。
まずは田んぼの草刈りです。
ここでしっかり刈っておくと田植えの後もしばらく草が抑えられます。
丁寧にやるので狭い田んぼとはいえ3時間かかりました。
棚田の石垣の草も刈ります。
田んぼの畔も草刈り機で刈りますが、
水路の脇は草が落ちてしまうので手で刈ります。
水の周りがよくなるように真ん中に水路を2本入れます。
最後は畔塗りです。
溝を掘ってから水を引き入れて土を戻します。
モグラの穴をふさぐためにしっかり土を踏みこみます。
最後表面をならして完成です。
色々盛りだくさんな作業で一日頑張りました。
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自然農の田んぼ 2020 苗床の草取り
5月31日に苗床の草取りに行ってきました。
前回の草取りからちょうど2週間です。
苗は育ってきましたが、発芽率はあまりよくないようです。
前回かなり小さい草もきれいに抜いたので、
それほど草は多くありませんでした。
2人で1時間ほどの作業で終わりました。
この後田植え前の準備でいろいろやりたかったのですが、
お昼ご飯を食べていたら雨が降り出してしまい、
他の作業ができませんでした。
来週また水路を掘ったり畔塗りをしたり、
田んぼ全体の草刈りなどを行います。
心配なのは田んぼに植える苗の本数が足りるかどうかです。
あと2週間でもう少し小さい苗も育ってくれるといいのですが。
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自然農の田んぼ 2020 共同作業と苗代草取り
5月17日、共同作業の草取りと苗代の草取りに行きました。
まずは、田んぼの周りをぐるりと囲ったイノシシ除けの柵周りの草取りです。
人数がたくさんいたので午前中できれいになりました。
共同の田んぼに植える黒米の苗代の草取りも、
同時に手分けしてやりました。
黒米の苗もすくすくと育っています。
こんなに小さくても黒米の特徴が出ています。
共同作業の次は我が家の苗床の草取りです。
約2週間前にカイワレのように小さな雑草を徹底的に抜きましたが、
やはりまた雑草はしたたかに芽を出し育っています。
心配した稲もようやく芽吹いてきましたが、
まだまだ小さいです。
共同作業からぶっ続けで4時間。
殆ど休みなく草をとり続けて、
ようやくきれいになりました。
元通り不織布を掛けなおして終了。
また2週間後に草取りと田植え前準備に来る予定です。
毎年今頃からよく見かけるシマヘビがいました。
150㎝ほどの大きさでした。
自然農だと生き物が多くいるので、
ヘビにとっても餌に困らず、住みやすいのでしょう。
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らっきょうの塩漬け
自然農の田んぼの横に野生化したらっきょうが生えています。
仲間たちはそれを毎年今頃掘って塩漬けを作ります。
この前苗床の草取りに行った時、
早々に作って持って来てくれた仲間の塩らっきょうが美味しかったので、
私も作ろうかなと思っていたら、
私の分も掘ってくれてありました。
でもらっきょうをキレイにするのは、なかなかの手間です。
掘ってくれた量を見たらとても1人でやれる気がしません。
確か姪が欲しいと言っていたのを思い出し、
掘ってもらった3分の2は姪にあげて(押し付け)、
残りを自分で塩漬けすることにしました。
キレイにしたらっきょうの重さをはかったら150g。
姪は確か350gくらいあって大変だったと言ってました。
ごめんね。
姪は塩の分量を、らっきょうの重さの3%できっちりはかったようですが、
私は適当に一つまみの塩をとりらっきょうにすりこんで、
ちょうどあった菊姫カップの中に入れたらピッタリでした。
月曜日の朝に塩漬けにし、
二日たった今朝一粒味をみてみたら、
「うん、美味しく浸かってる!」
冷蔵庫でそのまま冷やしておけばお酒のおつまみにもよさそうです。
150gくらいならそんなに大変じゃなくできてよかったです。
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ 2020 苗代の草取り
5月5日、籾まきからちょうど10日がたったので、
苗代の草取りに行ってきました。
そろそろ稲の芽も出ているだろうと期待して、
藁をどけると、一面びっしりと草の芽が出ていますが、
稲の芽は全く出ていません。
カイワレの赤ちゃんのような小さな草を丁寧に抜いていくと、
時々草の根に引っ張られて籾が表面に出てきます。
殆どの籾は蒔いた時と変わらない様子でしたが、
たまに長い根っこを出している籾もありました。
中心に写っている籾には3㎝位の根っこがはえていました。
抜いた雑草は苗代の外に出しますが、
その動きも大変なのでタッパーを置いて、
その中にまとめて入れることにしました。
アルファルファという牧草のような葉物によく似ています。
作業時間2時間の間、こういう草を何千本も抜きました。
そして見つけた稲の芽は5本だけ。
こんなに発芽が遅かったのは初めてかもしれません。
最後に不織布をトンネルにして終了。
次に来るときはたくさん芽が出ていることを期待します。
苗代の草取りの後、
土曜日に予定している共同の草刈りに参加できないため、
その代わりとして、
休憩場所近くの空き家の周りの草刈りをしました。
通路まで草ぼうぼうでした。
途中、美味しいコーヒーと手作りケーキの差し入れを頂き、
頑張って最後まできれいに刈り終えました。
この日の作業は正味4時間。
汗ばむ陽気でしたが気分は爽快でした。
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ 2020 自分たちの苗代づくり
共同の田んぼの苗代作りの後に、
自分たちの田んぼの苗代を作りました。
大勢でやった共同の方はあっという間にできましたが、
自分たちの方は時間がかかります。
先ずは場所を決めて草刈りから始めます。
表面の土を削って外に出しやすくするため、
溝はまだ掘りません。
表面の土を出し草の根っこを取り除いたら、
少し耕してから土を手で細かくしていきます。
表面の土を細かくし終えてから周りの溝を掘り始めました。
1人がスコップで土に切り込みを入れ、
少し持ち上げてからもう一人が上げていくと、
きれいに整い、苗取りをした後に埋め戻す作業も楽になります。
種籾を3㎝四方に一粒づつ蒔いていきます。
上にかぶせる土を細かくします。
溝を掘ったのが遅かったので土が湿っていて、
細かくするのは大変でした。
出来た土をかけていきます。
籾が完全に隠れるまでかぶせます。
上から手で軽く押さえて平らにします。
去年の稲わらを切ります。
共同作業だと同時進行で誰かがやってくれますが、
自分たちの田んぼはすべて自分たちでやらなくてはならないので、
小さな田んぼとはいえ時間も手間もかかります。
切った藁をかぶせます。
不織布をかぶせて完成です。
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ2020 苗代づくり
4月25日、自然農の田んぼで苗代づくりをしました。
先ずは共同の田んぼで育てる赤米の苗床から。
草を刈り、周りに溝を掘って苗床の大きさを決め、
表面の土を削り外に出し表面にある草の種を除きます。
その後残った草の根っこを丁寧に取り除きます。
表面を少し耕して土の塊を手で細かくして、
表面を手でポンポンと抑えながら平らにします。
種もみを3㎝四方に一粒の間隔で蒔いていきます。
黒い土の上に小さな灯りがともったように見えます。
溝を掘った時に出た土をふるいで細かくしておきます。
この作業は何気に一番大変です。
細かくするために、
溝を先に掘って中から出た土を乾かしておくのがいいです。
出来上がった土を蒔いた種もみの上からかぶせます。
籾が見えなくなるまで土をかぶせたらまた手で軽く押さえます。
去年収穫した稲わらを7~8センチに切ります。
切った稲わらを土の上からかぶせます。
これは保温と保湿と鳥よけです。
最後に不織布を上からベタ掛けして終了。
今年から田んぼを始める仲間が、
来る途中で自分たちの田んぼ用に、
この不織布を買いにホームセンターに寄ったら、
マスク不足の影響で品切れになっていたそうです。
こんなところにも新型コロナの影響がありました。
この後は、7日から10日ほどで発芽しますが、
草の方が早く芽を出すのでその頃にはまた草取りに訪れます。
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ 2020 共同作業一回目
4月11日、今年一回目の田んぼの共同作業がありました。
まだ何も手を入れていない我が家の田んぼです。
参加者が揃うまでイノシシ除けの柵周りを除草しました。
揃ったところで本日の草刈り場所に移動。
坂ノ上公民館の先にある、水路周辺を除草しました。
ススキが生い茂っていて最初は水路も見えないほどでした。
一時間ほどかけてようやく水路が見えてきました。
場所を移動して手前の水路周辺の除草もしました。
先程の場所に比べると草もまだかわいいので楽でした。
ノカンゾウは他の草を抑えてくれるそうで残しておきます。
石垣だけをきれいにしました。
共同作業は一時間半ほどで終了。
その後、マイ田んぼの石垣の草を刈りました。
水路から下田んぼに流れ落ちた土を上げもどし、
周りの水路のところも除草して作業終了。
時間はそれほど長くはありませんが、
久しぶりの農作業で手首と腰がかなり痛かったです。
少し汗ばむ陽気でしたが、
田んぼのいい空気を吸い、周りの山の景色を眺めて気分爽快でした。
次の作業は25日に苗代づくりです。
【きらくな寝床】