きらくな寝床
友人宅の料理♪
私のマクロビオティックの師匠でもあり、
自然農の先生でもある町田さんちでお昼をご馳走になりました。
この日のメニューは「おでん」
とはいっても、「静岡おでん」とは全く違うものでした。
油揚げの巾着の中には、
「もちあわ・しいたけ・玉葱・人参」が入っていて、
昆布の出汁をよく吸って、モチモチの食感が本当に美味しかった~♪
他には、ごぼう・蓮根・大根・じゃがいも・昆布が入ってました。
身体がホットするような料理です。
デザートに、お菓子作りの名人奥さんの
「ナッツとかぼちゃのタルト」をいただきました。
かぼちゃクリームと上にのったナッツがとっても贅沢な味。
こんなに完成度が高くても、
砂糖も乳製品も使わずに作ってあります。
いつも町田さんちにお邪魔すると、心もお腹も癒されます。
【きらくな寝床】
お味噌の蔵出し
丁度一年前に、仕込んでねかしてあったお味噌を、
今年の仕込みに甕を使うので、初めて出しました。
いい色に熟成していて、とってもいい香り
糀が2キロと大豆が2キロで仕込んで、
約8キロのお味噌が出来ました。
これから一年このお味噌を食べるのが楽しみです。
夜はさっそく「ふろふき大根」にお味噌をのせて…。
いつもなら砂糖やみりん、ショウガや柚子なんかを入れて作る味噌も、
今日はそのままお味噌だけのせてみました。
緑の葉っぱは、わさびの茎を塩昆布で和えたもの。
ほのかな甘みもあって、
甘いお味噌を作らなくても、このお味噌があれば充分美味しかった~♪
これがホントの手前味噌ですね。
【きらくな寝床】
メシとも
最近のお気に入りの「ご飯の友」は、
これ「ゆかりのふりかけ」。
前から好きなんだけど、
買ったのだと細かすぎたり、塩分が強かったりして、
あんまり毎日食べたいとは思わないんだけど、
これは違います。
まず、昨年の秋(?)もしかしたら夏(?)に、
友人の後藤さんから梅干の紫蘇をたくさん貰いました。
それはそのまま刻んでおむすびにしたり、
料理にも使ったりもしたけど、
やっぱりこれ♪
ふりかけにしたくてほとんど取っておいて、
晴天が続いて乾燥する冬になってから、
父親が天日に干してカラカラに乾いた紫蘇を、
すり鉢ですってふりかけにしてくれました。
塩分も申し分なくまさに丁度いい塩梅で、
細かすぎずところどころ大きさが違うところがいいんです。
娘も「これがあれば、おかずがいらないね~」というくらい
大のお気に入りです。
【きらくな寝床】
竹ざる作り
これは「鈴竹」という竹ざるを編むのに適した竹。
あまり近所で見かけることはなく、
山の上のほうに自生している竹らしいです。
木工のサークル(木楽名会)で、
「今年の大晦日には自分が編んだ竹のざるで年越し蕎麦を食べよう」
という話が持ち上がり、
メンバーの町田さんが、山から「鈴竹」をとってきてくれました。
そして現在、竹ざる職人への修行中の原田さんが指導してくれて、
まずは、材料作りです。
原田さんが持参してくれた道具いろいろ。
自作のものもありました。
まずは竹の皮をむき、
金のたわしでこすると青々とした綺麗な竹になりました。
その竹を、上の細い方からまずは二つに割っていきます。
中々まっすぐに割れないので曲がってしまったら、
途中で修正しながら割ります。
二つに割れたらまたそれを
今度は太い方から、二つか三つに割っていきます。
割った竹を、
今度は皮の部分だけを残して薄く削ぎます。
ここまでで、やっと編む前の段階の材料ができあがります。
竹を取ってきたらここまではすぐにやっておかなければならないけど、
ここまでしておけば、しばらくは置いておけるそう。
メンバー全員が編むためには150本くらい必要になるので、
まだまだ次回も引き続き同じ作業をしていきます。
これは原田さんの作品。
大きい方は「梅干を干すためのざる」
小さい方は「お蕎麦のざる」
こんなに大きいのは大変だけど、
一人用のざるなら、
年越しそばには間に合うかしら…。
【きらくな寝床】
注連縄飾り♪
年末に戴いたものだけれど、
新年の最初はこのことを書こうと思いました。
自然農の町田さんから、毎年届く注連縄のお飾り♪
手作りのお飾りで、
ウラジロの葉と、千両の実、飾り紙もついています。
私はこの町田さん手作りの飾りがとっても好きです。
これを飾って、今年一年家族全員健康で幸せに過ごせるよう祈ります。
今年は杵と臼でついた手作りの玄米餅と、
赤米も一緒に戴きました。
これでお正月の気分が一気に高まります。
【きらくな寝床】
胡桃
森のアウトレット会場の片隅に胡桃の木がありました。
誰も気がつかないのか、
見るとところどころに胡桃の実が落ちています。
嬉しくなって拾い集めました。
今まで山胡桃の実を戴いたことはありましたが、
自分で拾ったのは初めてです。
よく知っている胡桃の実は、
外側にもう一枚皮がついていると知りませんでした。
こんな年になっても経験していないことは
案外知らないで通ってしまうことってありますね。
この胡桃、
食べても美味しいし、
すりつぶして布巾に包んで、にじみ出たオイルを
木工で作ったものに塗ったりしてとても重宝します。
【きらくな寝床】
久米吉こんにゃく
創業150年以上のコンニャク屋さん「久米吉」は、
小国神社へ向かう参道にありました。
小国神社の鳥居前でもコンニャクの味噌田楽を売っていましたが、
ここのコンニャクだったみたい。
和玉のこんにゃく芋を使い、
太田川水系の地下水を使って作ったこんにゃく。
試食したらすごく美味しかったのでお土産に買いました。
スーパーでは高くても200~300円くらいで買えるコンニャクだけど、
ここの「一宮様献上こんにゃく」は680gで800円。
まずは値段に驚きだけど、
とにかく美味しい♪
あく抜きもいらなくて、
そのままちぎって田楽味噌や、わさび醤油、
変わったところでは、ドレッシングや焼肉のたれなども合うそう。
早速今晩のお酒のおつまみとなりました。
【きらくな寝床】
小国神社
天竜に向かう道の途中、
森の石松で有名な森町にある小国神社。
社伝によると、欽明天皇16年(555年)2月18日に、
現在地より6kmほど離れた本宮山に社殿が造営されたのに始まるという。
遠江国一宮(とうとうみいちのみや)と呼ばれる古式ゆかしい神社です。
ご祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)、別名大国様。
遠江国というのは律令時代の呼び名で
静岡県の大井川より西の地方(現在も遠州などと呼ばれます)
前から一度寄ってみたいと思っていたので、
まだ紅葉が残っているのを期待して行ってみました。
境内を流れる宮川沿いには、
約1000本ものもみじが植えられていて
この見事な紅葉を見るために、多くの観光客が訪れるそう。
今年の紅葉祭りは11月27日で、
今年紅葉が遅かったために12月になっても見られました。
そろそろ終わりかけの紅葉です。
シーズンにはかなり渋滞するそうですが、
この日はすんなりと入れました。
それでも、結婚式が5組、七五三のお参り、車のお払いなど、
参拝客がひっきりなしでした。
【きらくな寝床】
天竜「森のアウトレット」
浜松市天竜で毎年二回、
夏と冬の土日に「森のアウトレット」が開催されます。
今回は12月10日と11日。
主催は天竜材を世に出す会(テンダス)で、
梅林製材所内に沢山の天竜材が置かれ、
多くの人で賑わいます。
ここで次に木楽名会で作りたいモノの材料を仕入れます。
いつもは厚い板が多いけど、
今年は20ミリくらいの薄い杉の一枚板(長さ1m幅40cm位)
があったので1枚買いました。
足をつけて文机にしようかな~。
他にも、
木のしゃもじやヘラ、おもちゃ、まな板、
椅子やベンチなんかも販売しているので見るのも楽しいです。
【きらくな寝床】
丁寧な仕事
今年、自然農の畑で知り合いになった原田さんは、
現在竹籠を作る職人さんで、今でも毎週1回、
山梨の通称「ざる学校」と呼ばれる、
富士河口湖町勝山スズ竹伝統工芸センターに通っているそうです。
彼の作ったざるを見せてもらったけど、
とても丁寧な仕事で使うのが勿体無いくらい綺麗な作りでした。
ときどき、私たちの木工の会「木楽名会」にも顔を出してくれて、
この前来たときには、
私の持っていた木の端材でスプーンを作っていました。
それが完成したと、
この前あった時にプレゼントしてくれました。
こちらもとっても丁寧な仕上げで、
本当に使うのが勿体無くて未だに使わずにあります。
でも、せっかくの道具を使わないのも逆に勿体無いので、
来年のお正月にデビューさせようかしら…。
【きらくな寝床】