2011年02月
いずみの有機干し芋
何度も書きましたが、
昨年の夏の猛暑と少雨はサツマイモの生長にかなりの影響が出ました。
有機栽培のサツマイモも
ほんの少ししか収穫できない上に、
硬めで少し筋っぽい干し芋に仕上がってしまいます。
そんな中で、
過酷な自然環境の影響をあまり受けなかったのか、
「いずみ」という品種のサツマイモは美味しく出来上がりました。
なので、
今年の有機干し芋は
この「いずみ種」の干し芋を中心に販売をしていきます。
ということで、さっそく写真撮りをしたので載せてみました。
【ほし太の日向ぼっこ】
蓮根のエキス
今月のニュースレターの記事に何を書こうかと考えていたら、
そろそろ花粉が舞う時期ということで、
花粉症の対策について調べてみました。
花粉症は自己免疫疾患なので免疫システムを正常にし
気管を強くする食事を心がけることが大事。
まず避けたい食品は、
体内に老廃物を多く作り出す油脂、
動物性食品、
精製した砂糖、
冷たい飲み物や果物です。
また水分も控えめにし、
午前中は老廃物の排出作用や臓器の修復作用が高まるため、
食事はなるべく少量にするのがいいようです。
毒素や老廃物をためないよう、
胃腸、腎臓、肝臓、脾臓などの消化器系の臓器を強化することも大切。
蓮根は、その形からもわかるように、気管を強くします。
蓮根を輪切りにして、たっぷりの水(蓮根60gで水300ccくらい)で
八~十分程煮てその煮汁(蓮根エキス)を
毎日飲むと花粉症対策によいそうです。
(使った蓮根は梅酢などにつけたり、煮物に使えます)
私も2月から毎日これを飲んでいます。
また蓮根の節をおろして、絞り汁を鼻腔にたらすと
鼻づまりにも効くとのこと。
今年はクスリに頼らず、
自然の食べ物で花粉症に負けない爽やかな春を過ごしたいですね。
【ほし太の日向ぼっこ】
北岡 文雄 版画回顧展
アートな旅の始まりは、
浜岡カントリークラブでの「北岡文雄 版画回顧展」でした。
私は、北岡文雄さんのことを知らなかったのですが、
実際に作品に触れると、
多色擦風景版画やモノクロームの大作、
木口木版など、
緻密でいて大胆な迫力に圧倒されました。
ゴルフ場としてはまったく縁がない場所と思っていましたが、
ホテルのカルチャーフロアーでは、
こういったアートな企画展がいつも開催されているようです。
それもなんと無料で!
私は一人の人の作品をじっくり見るのが好きなので、
こういう展覧会はいいな~。
【きらくな寝床】
海野 光弘 版画記念館
木楽名会の山口さんは版画が趣味で習っていて、
年賀状や暑中見舞いなど、
いつも素敵な版画を送ってくれます。
その山口さんが、
島田にある「海野光弘 版画記念館」に連れて行ってくれました。
海野さんは静岡出身なので作品を見る機会も多いのですが、
記念館が島田にあることは知りませんでした。
そして39歳の若さで早世されたことも…。
海野さんの版画は日本の原風景ともいえるような
茅葺屋根の家や、
農作業の農夫、
里山の風景、
とても版画とは思えない
鮮やかな色彩と、光、質感などが美しく表現されていました。
もっともっと長く生きてもらい、
年齢を重ねた海野さんの作品も見たかったなあ…。
【きらくな寝床】
薪ストーブ
ロブさんの工房には薪ストーブがあります。
ここはもとは「中野 和馬さん」の工房でした。
和馬さんは、2009年の9月に43才の若さで急逝され、
そのあとはロブさんがカナダと日本を行き来しながら
ここで制作を続けています。
和馬さんが亡くなる数ヶ月前にここを訪ねた時には
展示会に向けたくさんの器を製作中でした。
まだ工房が完成して二年、
そのとき、
この薪ストーブの前でお茶をいただきながら、
「この薪ストーブの炎を見ているだけで嬉しくなる」
と話していた和馬さんの笑顔が忘れられません。
今回久しぶりにここを訪ねて、
あの時と変わらない薪ストーブを見て、
時が止まっているかのようでした。
和馬さんの遺作も、製作中の器もたくさん残され
ロブさんはのちのちは和馬さんの器を完成させたいと言っていました。
【きらくな寝床】
薪で蒸かした干し芋
茨城の産地では干し芋を蒸かす時、
ほとんどの農家はボイラーの蒸気を使います。
でもほんの数軒ですが
いまだに薪を使って干し芋を蒸かす農家があります。
干し芋つくりは真冬の一番寒い時に行われます。
大抵の日は氷点下になる冬の朝、
薪を燃やして氷水から蒸気が上がるまで、
蒸気が上がってから干し芋が蒸けあがるまで、
三時間以上かけてさつまいもを蒸かします。
その大変さは容易に想像がつきます。
話は逸れますが、
子供の頃、我が家のお風呂は薪で沸かしていました。
大人たちが、「薪で沸かした風呂の湯はやわらかい」
と言っていたのを思い出します。
「物理的には、水が蒸気になってその熱でさつまいもを蒸かす。」
ということに違いは無いのでしょうが、
やっぱり薪を使って蒸かすのと、
ボイラーとでは違いがあるように感じます。
住谷 伸夫さんの「いずみ丸干し芋」は
薪で蒸かした、希少な品種「いずみ」の「丸干し芋」
という三拍子揃った貴重な干し芋です。
それが二月の「毎月お届け干し芋セット」の
おまけ干し芋と聞き、
思わず「食べた~い♪」と言ってしまいました。
そうなんです、この仕事をしていてもそうそう食べられる干し芋ではないのです。
【ほし太の日向ぼっこ】
笹寿し
今日は木楽名会の仲間と
陶芸家の「ロブさん」の工房に行って来ました。
着くのがお昼頃なので
それぞれお昼を持ち寄ってみんなで一緒にランチすることに…。
私は、玄米のかやくご飯とコロッケ。
町田さんは、玄米おむすびと、デザートのマフィン。
そして、山口さんは笹寿しを持ってきました。
この笹寿し、
普通に見かける笹で包んだお寿司とはちょっと違ってました。
笹の上に細長くご飯を盛り付けて、色とりどりの具をのせた、
見て綺麗、食べても美味しいお寿司でした。
奥様の出身地新潟はもちろん、
東北ではよく作られるみたいですが、
私は見るのも食べるのも初めてでした。
食べ方の伝授もしてもらい、
楽しいランチタイムを過ごしました。
【きらくな寝床】
卒業式には袴です。
早いもので娘もあと一ヶ月で卒業です。
これでもう着られるのも最後のチャンスと、
袴を勧め、娘もその気になったのですが…。
本当は買いたいと思っていた袴。
ネットではポリエステルの袴ばかりで、
おまけにレンタルもポリエステルの袴のオンパレード。
デザインは、
よく言えば現代風、でも刺繍入りとか柄入りとか、
色々見たけどあんまりぴんと来なくて困っていたら…。
駄目もとで聞いた友人が袴を持っていて貸してくれました。
それも紺色、毛100%の正統派!
早速手持ちの着物と合わせて見たら、
紺色って何でも合うのね~。
今のところ、ピンク、オレンジ、黒の三種類の候補があり
迷ってしまいました。
【ほし太の日向ぼっこ】