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きらくな寝床

手作り馬連

木版画の仲間が手作りした小さな馬連。
ロープをぐるぐる巻いて貼ってあります。
版画を摺るときには滑りをよくするために、
潤滑油を馬連にすりこみますが、
そのまま使用するとロープ部分にオイルがしみ込んでしまうため、
「トレッシングペーパーで包むといいよ」
と教えてもらいました。
仲間からは、
道具や作品作りのアイディアをいただき有難いです。
さっそく年賀状の摺りに使いたいです。

【きらくな寝床】

日時:2024年12月17日 11:18

これで終了

欠けた器を錆漆でなおしました。

ふちが欠けたカップですが気に入っていたものなので、
錆漆(さびうるし)で欠けた部分を埋めて修理しました。
錆漆は、生漆に砥の粉を混ぜて練ったものですが、
一度に欠損した部分をたくさん埋めることはできないので、
少しづつ少しづつ時間をかけて足していきました。
周りのふちとほぼ高さが揃ったので後は仕上げです。
金継ぎの技法だと生漆を塗って最後に金粉や銀粉をかけて磨きます。
金粉や銀粉は持っていないので生漆を塗っただけの状態で、
漆塗りの仲間に見せたら、
「これはこれで、シャープな印象があっていいね」
と言われたのでこれでOKとしました。

このぐい吞みは欠けた部分を埋めずに、
生漆を塗っただけですが、
「欠けた部分が唇に当たっても気にならないのなら、
ヘタに修理するよりも今のままの方が目立たなくていいのでは?」
という仲間の意見を聞いてこれもここで終了としました。

割れた器もこうして修理すればまた使うことができます。
そうやってなおした器は、
前よりももっと愛着がわきます。

【きらくな寝床】

日時:2024年12月04日 18:21

自然農の田んぼ2024 収穫祭

11月30日、自然農を一緒にやっている仲間と、
収穫祭として一品持ち寄り昼食会を行いました。
お天気は快晴で明日からは12月とは思えないほど、
ぽかぽかと暖かく過ごしやすい日でした。

毎ち寄りの一品は、
毎回各自が工夫をこらしたものですが、
庄内地方の伝統菓子「笹巻」を手作りしてくれました。
今年道の駅で購入して美味しかったので、
作り方を調べて作ってみたのだそう。

笹巻は、笹の葉でもち米を包み「灰汁」で1~2時間煮ると、
灰汁の作用で黄色くなり、プルプルした食感と独特な風味になるのだそう。
もち米自体には味はつけず、食べる時にきな粉をかけて食べます。

これも同じ型の手作り米粉のマドレーヌ。
やさしい甘さでした。

大根の唐揚げとニラのちぢみ。

自然農の畑で採れたお野菜たっぷりのサラダ。
カボチャの素揚げとひよこ豆入り。
ひよこ豆以外は全部自家栽培の野菜で贅沢なサラダです。
塩こうじのドレッシングでいただきました。

我が家が持参したのは、
玉ねぎ糀入りのかぼちゃコロッケと丸干し芋のフライ。
干し芋料理は他の人が(たぶん)作らないと思い、
毎回干し芋をつかって一品作るようにしています。
丸干し芋のフライだと甘いからおかずにはならないかな?
と思いきや芋の風味もちゃんとして甘いコロッケみたいで評判がよかったです。

きれいな蒲鉾のような見た目ですが、
豆腐の梅酢漬け。
絹豆腐に梅酢をかけて一晩寝かせるそうです。
暖かい日だったので冷たいのも美味しかったです。

大豆の甘辛揚げ。
大豆も自然農で作った地元産。
みんなが大好きです。

キクラゲとこんにゃくの煮物。
素朴で美味しかったです。

この会では定番ともいえるおでん。
もちきびとエノキと玉ねぎの巾着入り。
大根、人参、ごぼうも自然農の地元産。

玄米の野菜のおすしです。

大根、人参、しょうがをのせていただきます。

根菜入りの玄米粉をつかったシチュー。

トマトとブロッコリーのピザ。

大根と大根葉のトマト煮込み。

どの一品も体にやさしく、
そしてとても美味しかったです。

【きらくな寝床】

日時:2024年12月03日 16:10

自然農の田んぼ2024 大豆の取り込み

9日に大豆を収穫してから約3週間たつ
11月29日に大豆の取り込みと稲架の片づけに行ってきました。
12月は仕事が繁忙期になるためこれが年内最後の農作業です。
ときおり冷たい風が吹く寒い日でした。

23日の共同作業の時はまだ完全に乾いていなかったですが、
今回はかなり乾いていそうです。

大豆を稲架からはずし、
ひと枝ずつサヤを木づちで叩いて豆を取り出します。
今年は虫に食われた豆や未熟豆などが例年になく多いです。
いい豆とダメな豆を選別しながら拾います。

他の仲間は麻袋に枝ごと入れて足で踏んで豆を取り出し、
箕で風を送りながらゴミを飛ばすやり方だそうです。

そして大豆の干し方も、
我が家は稲と同じように稲架にかけていましたが、
仲間は間隔をあけてかけていました。
この方がしっかり早く乾燥すると思うので来年は参考にしたいと思いました。

最後に稲架を片付けて終了しましたが、
なんと4時間半もかかりました。

【きらくな寝床】

日時:2024年11月30日 16:05

自然農の田んぼ2024 唐箕かけ

脱穀を終えた後は短い昼休憩をとり、
午後から唐箕(とうみ)にかけました。
唐箕も倉庫から出してきて、
皆が作業しやすく、邪魔にならない場所に設置しました。

一回目です。
唐箕は手でハンドルを回すと内部の羽が回転し、
その風力によって少しずつ落とした米を、
重さ別に分ける仕組みなっています。
軽いわらや実の入っていないもみ殻はそのまま飛ばし、
良いコメとそうでないコメが二つの出口から出て来ます。

唐箕にかける前はまだこんな状態です。

一回かけ終わった状態。
二次選の方に出た米にはまだ藁やゴミがたくさん混ざっています。

二回通したコメと一次選に出たコメです。
かなりきれいになったので、
3回やれば籾摺り機にかけられます。

脱穀と唐箕かけが無事に終了しました。
毎年出た稲藁は翌年の農作業に使うため保管しておくのですが、
今年の藁は湿っていてカビも発生していたのでとっておくのはやめて、
田んぼに全部まきました。

【きらくな寝床】

日時:2024年11月06日 16:33

自然農の田んぼ2024 脱穀

11月4日、稲架がけしてあった稲の脱穀にやって来ました。
2日は雨が一日降り、3日は雨があがったものの曇りだったので、
本当に4日に脱穀してもいいのか心配になり、
地元の友人に相談したところ、
「3日夜にシートをかけて4日朝、陽が出る前に外しておきます」
とのこと。ありがたいです。これで夜露は防げます。
それと「充分に陽が当たってから脱穀を始めた方が良いかも」
とアドバイスももらいました。
本来は稲刈から3週間以上は天日に干した方が良いのですが、
仕事が繁忙期になるためこの後のスケジュールを考えると
4日がギリギリのタイミングでした。
稲刈りしたのが10月17日なので実際は19日間の天日干し期間ですが、
前半よく晴れたので乾いていることを信じて脱穀を行います。

4日10時半ごろに田んぼに着くと、
仲間の田んぼもみな稲刈りが終わり、
それぞれの田んぼに稲架ができていました。

毎年のことながら我が家が脱穀一番のりなので、
脱穀機を倉庫から出してきてセットするところから始めます。
だいたいみんなの田んぼの真ん中あたりの田んぼに運び設置しました。
脱穀機の周りをシートとシーツで囲んでセット完了です。

稲架から外した稲を縛っている稲わらを外して、
一握りずつ渡します。
まだ少し雨の影響で湿り気があり、
縛った藁がなかなかほどけませんでした。
こんなことは初めてです。

足踏み脱穀機なので(通称ガーコン)
リズミカルにペダルを踏んで回転する脱穀機に稲を差し込むと、
穂が表面の突起に当たり脱粒します。
それでも籾米の脱粒はなかなか良かったです。

脱穀を始めてから約1時間で終了しました。
友人から借りた大きな箕いっぱいに脱穀した籾と、
稲わらやゴミが混じっています。
このままだと唐箕(とうみ)にかけるのが大変なのでゴミをとり除きます。

籾米を唐箕にかけられるくらいゴミをとり除いたら、
(この作業はやってもやってもキリがないので)
先に脱穀機を片付けます。
周りの布を外してたたみ、シートもどけて角材の台に載せます。

倉庫の中にしまってあった時と同じ状態に、
シートでくるんで、
この後作業する仲間のためにその場に設置したままにしておきます。

【きらくな寝床】

日時:2024年11月05日 14:15

自然農の田んぼ2024 番外編今年初めての枝豆収穫

稲刈りの後は大豆畑の様子を見に行きました。
葉をだいぶ虫に食べられてしまっていますが、
大豆は元気で実もたくさんついていました。

そろそろ食べられそうだと思い、
倒れかかっていた大豆を二本だけ収穫しました。

こちらが在来の大豆です、
サヤが小さめでたくさん実がついています。

こちらは仲間から分けてもらった黒大豆。
サヤが大きく実は少なめです。
今回黒豆はまだ収穫するのはやめておきました。

たくさん実がなっていますが、
まだ小さかったのでもう少し大きくしたかったところです。

大豆2本ですがけっこうたくさんの実が収穫できました。
枝豆で食べたり事務所のお弁当にも使います。

【きらくな寝床】

日時:2024年10月19日 11:43

自然農の田んぼ2024 稲刈り

10月17日週末の天気が雨予報だったので
急遽稲刈りを行いました。
この時季でもまだ夏日を記録するほど
とても日差しが強く暑い日でした。
仲間の田んぼでは
一足早くすでに稲刈りが終わっているところもありました。

この日は我が家を含め3家族が稲刈りに来ました。

水路にしていた周辺の稲がまったく育たず、
その場所がぽっかり空いてしまっていたので、
シートを広げてそこから稲を刈り始めました。

約3週間前に一度草刈りをしてあったので、
草は少なく稲は刈りやすいです。
今年の分けつは平均して10本以下で、
一番よかった稲で25本でした。

刈った稲を一握りくらいずつ、左右と中心とに重ねて置き、
湿らせた去年の稲わらを2本使って縛ります。

縛りおわった稲です。

最後に稲を干すための稲架(はさ)をたてます。

片側に杭を3本打ち込んだら紐でしっかりと縛ります。

足が完成したら
今年自分たちで皮をむいた竿をのせて稲架の完成です。

端から縛った稲をかけていきます。
稲の結び目を同じ向きにそろえておき、
外側の二束と中心の一束を交互にしてかけます。

一番最後に種もみ用の稲をかけて終了。
全部かけ終わりました。
これを見ると今年はやっぱり少なくて寂しいです。

【きらくな寝床】

日時:2024年10月18日 10:42

真菰(まこも)

田んぼの仲間が植えていたマコモを分けてくれました。
初めて知った植物なので少し調べてみました。

マコモは、イネ科マコモ属の大型の多年草。
全国各地の川や沼の岸辺に群生していて古くは万葉集に詠まれたり、
本草綱目に取り上げられ薬草として利用されたり、
古来より“神が宿る草”といわれ、
各地の神社でご神体や霊草として大切に扱われていたのだそう。
近年は護岸工事などで少なくなっているようです。

マコモには黒穂菌(くろぼきん)が寄生しやすく、
感染したマコモは夏を過ぎると根もとの茎の部分が肥大し、
その膨らんで太くなった茎の部分を「マコモダケ」と呼び食べられるそうです。
今回いただいたのがそのマコモダケです。

味はクセがなく柔らかい筍のような食感なんだとか。
さっそく食べてみようと思い素焼きにしてみましたが、
細かったのでアッと今に黒焦げになってしまいました。
せっかくいただいたのに、果たして食べられるでしょうか?

皮をむくと中身は白く美味しそうでした。
食べ方は「塩や醤油をつけていただく」とネットに書いてありましたが、
何もつけずに食べたら
ほのかな甘みとかすかにトウモロコシのような香りがして、
とっても美味しかったです。
また一つ勉強になりました。

【きらくな寝床】

日時:2024年10月13日 08:28

自然農の田んぼ2024 田んぼ見学会&持ち寄り昼食会2

仲間の田んぼを見学した後はいよいよお楽しみの昼食会です。
画像には全部写っていませんが、
今回もそれぞれが持ち寄ったご飯やおかずがたくさん並びました。
メインはやっぱり小豆入りの玄米おにぎり。
その左横には、オクラの塩こうじ添えと、
キュウリと紫玉葱の塩こうじ和え、
蓮根と糸こんにゃくヒジキの煮物もあります。
右隣にあるのはうちが持参した納豆こうじと車麩のカツです。
茗荷と青紫蘇の和え物と、ジャガイモの豆乳煮、
ツルムラサキの醤油糀和えとごぼうの唐揚げもありました。

こちらはスイーツコーナー
カップ入りのマフィンと、
花豆の含め煮、大学芋(こだわりのココナッツオイル使用だそう)
寒天と黒みつ、発酵あんこの米粉どら焼きがありました。

お腹が空いていたのでたくさん盛りつけてしまいました。
玄米ご飯と納豆こうじは相性ばっちりでした。
車麩のカツも好評でした。

皆で持ち寄ると美味しいものが色々食べられて幸せです。

この日は10月とは思えないほどの強い日ざしの田んぼの上は、
なかなかの暑さでしたが美味しくて楽しい昼食会でした。

【きらくな寝床】

日時:2024年10月12日 16:12