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2012年04月

前衛漫画劇「帰ってきた日本」

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4月8日(日)15時~静岡芸術劇場で、
鈴木忠志さん演出の「帰ってきた日本」を観劇しました。

劇団SPAC(静岡芸術劇場)の前総監督だった鈴木忠志さんの演劇は、
過去にも何回か観たことがありますが、
この「帰ってきた日本」はなかでもかなり面白かったです。

長谷川伸さんの原作、「瞼の母」と「沓掛時次郎」という
昭和初期の作品を現代によみがえらせ、
「前衛漫画劇」というタイトルどおり
滑稽で風刺のきいたお芝居に仕上げていました。

終演後に鈴木監督が、
「失われた世界を今の人たちにわかるように翻訳し、
見せるのが自分たちの仕事」というようなお話をされていましたが、
なるほどと思いました。

ヤクザの渡世人の名前を国に置き換えただけで、
「台詞は一つもいじっていない」ということでしたが、
そのまま世界情勢を表しているようで奥が深かったです。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2012年04月10日 18:32

浜松産セルリ

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4月1日の朝7時半から、
静岡第一テレビの「静岡歩記」という番組で、
浜松のセルリが紹介されました。

浜松のセルリは、長野県に次ぐ2大産地だそうで、
まさに今が旬のお野菜。

その松本農園は、小中学校のときの同級生がお嫁に行ったうち。
なので「写るよ~」と事前にメールをもらっていました。

同級生の贔屓目なしに、番組自体も面白く、
とにかく観ているとセルリがとっても食べたくなり、
早速送ってもらいました。

「何本送る?」と聞かれ、「三本!」と頼んだんだけど、
なにしろ1本(株)に10本以上ついています。

1本は姉に買ってもらい、1本は知り合いに、
そして1本はウチ。
というわけでしばらくセルリ料理が続きます。

ちなみに今日のお弁当は、
セルリの肉巻き、セルリともやし、しめじのカレー炒め。
セルリの葉と茎を使った浅漬け。

でも、なんといっても一番簡単なのは、
味噌とマヨネーズを混ぜたものをそのままつけて食べることかな~。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2012年04月09日 13:50

お鍋の焦げつき

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会社で昼休みに持参した味噌汁を飲もうと
ガスで温めていたら、取引先から電話が入り、
そのまますっかり忘れてしまいました。

昼休憩を終えたスタッフが帰ってきて「なんか焦げ臭いですよ!!」
と言われて思い出したときにはすっかり手遅れに…。

そうしたら他のスタッフが、
「重曹をいれて煮ると結構落ちますよ」
と教えてくれました。

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さっそく家に帰って、
重曹を大さじ1杯くらい入れて沸騰するまで煮てから
スチールたわしでこすったら、
そんなに力を入れなくてもこんなに綺麗に落ちてびっくり!!

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さらにメラミンスポンジでこすったら、
ピカピカになりました。
こんなに楽に焦げが落とせたのは初めてです。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2012年04月08日 09:31

楽士達のOTONONIWA音楽祭

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4月4日、静岡市清水区の但沼(ただぬま)というところにある、
東壽院(とうじゅいん)というお寺で開かれたコンサートに行ってきました。

主催がトラディショナル・サウンド、
後援が静岡県舞台芸術センターSPACということで、
SPACの俳優「奥野晃士さん」もゲスト出演されました。

東壽院は、国道から少し奥に入ったところにあるため
今まで知らずにいましたが、
本堂の柱や、天井の梁も太くてとても立派なお寺でした。

一部は、「即興という方法で、様々なミュージシャンとの演奏を実現し、
自己のフォルクロールを探求するユニット『Ky』(チラシより抜粋)」プラス、
コートジボアールから来日した、バシール・サノゴさんとのユニット。

仲野麻紀さん、サックス、メタルクラリネット、ヴォーカル担当
フランス人のヤン・ピタールさん、、バリトンギター、ウード(撥弦楽器)。
バシール・サノゴさん、カメレンゴニ(西アフリカ、ワスレ地方で使われる撥弦楽器)、ヴォーカル。
という国際色豊かなメンバー。

演奏は殆どがオリジナル曲で、
初めて聴いたけれど、どこか懐かしく、
美しいメロディの中には、水のせせらぎや雨の音、風の音、
大地に生きる様々なもの達の声が聴こえるような気がしました。

二部は、奥野晃士さんの朗読による音楽劇からスタート。
夢枕 獏さん原作の「陰陽師 月琴姫」の物語。
流石圧巻の読みで、物語りにぐいぐいと引き込まれました。
Kyメンバーの演奏が、さらに臨場感を加えます。

最後の曲は、昨年「夢枕獏さんが陰陽師を朗読するという会」があり、
その時に作った「陰陽師のテーマソング」ということでした。

音楽劇の後も演奏が続き、
エリック・サティの曲や、
宮城県の民謡「大漁うたいこみ」をジャズ&Ky風のアレンジで聴かせるなど、
3時間近くにも及ぶ演奏を充分堪能しました。

追伸
昨日4月の「毎月お届け干し芋」出荷しました。今月はいずみ四切り干し芋です。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
毎月お届けの「今月の干し芋」の直接ページはこちら
今月の干し芋

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2012年04月07日 07:33

アーティスト 映画

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「今年のアカデミー賞の最多5部門を受賞」
というニュースを聞いてから、絶対観たいと思っていました。

幸運にもカップルでのペアの試写会が当たり、
春の嵐が吹き荒れる中、旦那さんと一緒に行ってきました。

もともと旦那さんは古い映画が好きで、
家でも映画館でもしょっちゅう観ています。
でも私はモノクロ&サイレントの映画は初めてです。

最近のハリウッド映画の、ど派手な特撮(表現が古いな~)
とか、3Dなどにちょっと辟易していたので、
すっごく楽しみでした。

でも始まってしばらくは、台詞がない映画に慣れていないので
ちょっと戸惑いました。

でもすぐに、どんどん引き込まれて行って、
台詞のない分、表情や、間や、音楽や…
色々なもので感情が伝わってきました。

「映画というより物語を読んでいるような」
それぞれに違った感じ方ができると思います。

この映画を引き立てている一番の功労者は、
なんといっても「金の首輪賞」を受賞した犬のアギーです。
犬じゃなければ絶対に「主演男優賞」は彼だったでしょう。

久しぶりに「映画っていい!!」って心から思いました。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2012年04月06日 07:39

お米で作ったパン♪

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タツマではお米も販売しています。
そのお米のお客様から戴きました。

お米で作ったパンです。
パナソニックのパン焼き機「GOPAN(ゴパン)」で焼いたもの。

発売当初、お米からパンが焼けるということで、
スタッフで盛り上がり「欲しいね~」と話していたのですが、
5万円近い価格で断念。

スタッフの一人が、
お米の配達のときにお客様ともよく話をしていて、
最近買ったばかりというお客様から、
今日焼きたてを戴いたのです。

念願かなって初めて食べます。
ずっしりとした重みがあるけどふわふわの食感。
かぼちゃ入りなので自然の甘みがとっても美味しかったです。

一度しぼんだ欲しい気持ちが、
またむくむくと涌いてきてしまいました。

追伸
昨日は「清明」でした。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「清明」の直接ページはこちら
清明

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2012年04月05日 06:04

1/fゆらぎ

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この前の木楽名会のとき、
美術の先生をしている仲間の一人が、
いくつか作品を作ってきて見せてくれました。

いらなくなったセーターや靴下で作った、人形劇用の人形がたくさん。
さすが芸術家だけあって、とてもユニークで可愛かったです。

その中に、この不思議なものがありました。
薄い箱の前と後ろが切り抜かれ、
手前にはトレッシングペーパー、
後ろ側には色のついたセロファンが貼ってあって、
光を通して見るとまるで万華鏡のように綺麗。

回しながらみると中にビー玉が入っているかのような動きをします。

綺麗で不思議で、ずっと見ていても飽きないのです。
中身をみせてもらうと、
ビー玉のように見えたのは、キラキラ光るテープでした。

それを箱の中に色々な形をつけて入れ、
その中に時々小さな〇を作って動くようにしてありました。
後ろには色とりどりのセロファン。
彼女の作品は、
深い海の底のように、ブルーのグラデーションがきれいでした。

自分でも作りたくなって、
見よう見まねで作ったのがこれ(写真)
ありあわせの材料だったのでこんな派手になりました。

動きが見せられないのが残念ですが、
この動きはまさに1/fゆらぎじゃないかな…。
とっても癒されます。

彼女いわく、
生徒と一緒にたくさん作って、震災の被災地に送ろうと思っている。
と、これはきっと喜ばれると思います。

【きらくな寝床】

日時:2012年04月04日 07:32

待ち遠しかった桜

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長い長い冬が終わっていよいよ春。
桜がやっと咲きました。

いつもなら、桜は3月中に満開になって、
4月にはもう散っていました。

ところが今年は4月1日にやっとチラホラ咲き始めています。
ここの公園の桜はかなり咲いているほうで、
木によって、咲き方もばらばらです。

そのぶん長く楽しめるようですが…。

茨城ではまだ梅が綺麗に咲いていて、
今年は梅と桜の両方が一緒に見られそう。

そして毎年楽しみなのが、
沼津の国道1号線、沼川沿いに咲く桜。
沼津市の原あたり約5キロに桜並木が続き、
満開になるとそれはそれは見事。

この時期は沼津への配達が、
この桜のおかげで楽しみです。

今年は今週末くらいが見ごろでしょうか…。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2012年04月03日 07:23

筍のお寿司

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毎週、必ず一回以上は義母が美味しいご飯を作ってくれます。
「〇〇作ったから取りにおいで~」と電話がかかると、
嬉しくて、毎週楽しみです。

今回は筍のお寿司でした。
今年は寒くて、まだ筍が出た話は聞いた事がなかったので、
「もう出たの?」とびっくりしました。
よくいく八百屋さんに、小さい筍が出たから買ったのだそう。

写真ではわからないけど、
このお寿司用の「飯切り」、
直径が60センチはある特大の大きさでした。

10人前以上ありました。
相変わらずのパワフルさです。
お母さん、いつもありがとう♪
とっても美味しかったよ。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2012年04月02日 14:58

映画 「道」 フェデリコ・フェリーニ

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静岡市の視聴覚センター(マビック)で毎週木曜、
多くの名画を上映してくれた「木曜劇場」。
残念ながら、3月いっぱいで終了となってしまいました。

その最後に上映されたのがこの「道」でした。

観ていて、なぜこの映画のタイトルが「道」なのか
その意味をずっと考えていました。

貧しい家に生まれたジェルソミーナは、
1万リラで大道芸人のザンパノに買われます。

ザンパノと一緒に旅をしながら、
時には暴力を振るわれたり、浮気をされたりと、
嫌になって逃げ出して、またザンパノの元に連れ戻されての繰り返し…。

辛いことばかりの暮らしだけど、
綱渡り芸人から、
「この世にあるものはすべて何かの役に立ってる。」と聞いたとき、
ジェルソミーナは、自分がザンパノの役に立っているということを実感し、
生きる意味を持ったのだと思う。

けれど、そんなジェルソミーナの気持ちも知らず、
親切にされた修道院から銀の像を盗み、
ふとしたことから、
取り返しのつかない過ちを犯してしまうザンパノ。

そして最後には自分が生きていくために
ジェルソミーナまでも捨ててしまいます。

何年か後、相変わらず大道芸人として生きるザンパノの姿。
そして、ジェルソミーナが死んだことを知った時、
初めて無くしたものの大切さがわかったのでしょう。
当たり前にそばにあるときにはその大事さに気がつかず…。

この映画はずっと観たいと思っていました。
そして観終わった後も、
その物悲しいメロディとともに、
これからもジワジワと心の中に残リ続けるような気がしました。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2012年04月01日 08:01