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奇蹟の芸術都市 バルセロナ展 静岡市美術館

静岡市美術館で開催中の、
『奇蹟の芸術都市 バルセロナ展 』に行ってきました。

スペイン・カタルーニャ自治州の州都バルセロナは、
古来、地中海交易の要所として栄え、
18世紀後半以降は、新大陸との貿易や産業革命によって、
経済的に大きく発展し町の近代化が進みました。

そんなバルセロナに花開いた芸術を、
絵画や家具、宝飾品、建築など多彩なジャンルによる作品、
約130点を紹介するという企画展です。

第一章、都市の拡張とバルセロナ万博

19世紀半ばから新しい都市計画のもと近代都市として発展していく様子と、
1888年に開催された万国博覧会など、
活気のある町の様子を書籍や絵画、ポスターなどで紹介しています。
ヨーロッパで流行したジャポニズムが、
バルセロナでも起こっている様子も伺えました。

第二章、コスモポリスの光と影

19世紀末から20世紀初頭、ブルジョアたちの注文を受け、
ガウディらによる個性的な建築物が次々作られていきました。
建築装飾や、家具、宝飾品などの豪華で優雅な生活の様子が伺えた一方、
過酷な環境下の労働者階級との溝が深まっていく不穏な空気も感じられました。

第三章、パリへの憧憬とムダルニズマ

中世の様式とフランスのアール・ヌーヴォーなどの同時代の様式に影響を受けた、
「ムダルニズマ」と呼ばれる芸術様式が登場。
その中心的画家のラモン・カザスと、
サンティアゴ・ルシニョルの作品を中心に紹介されていました。

第四章、四匹の猫

四匹の猫は、カザスとルシニョル、ペラ・ルメウ、
ミケル・ウトリーリョの4人が開店したカフェでムダルニズマの中心的場所でした。
ピカソも足しげく通い初個展が開かれたのもここでした。
個人的には、大好きだったビーグル屋さんの名前と同じで、
ちょっと灌漑深かったです。

第五章、ノウサンティズマ 地中海へのまなざし

ノウサンティズマは、
古代ギリシャ・ローマなどの地中海沿岸で育まれた、
美の様式への回帰を特徴としていて、
グラスやタイルなどの工芸作品が素敵でした。

第六章、全英芸術の勃興、そして内戦へ

1910年代に入り、ミロやダリの個性的な作品はもちろん、
建築家として有名な、ル・コルビュジェの絵画が印象に残りました。

ガウディのサグラダファミリア教会の建設初期の写真などもあり、
興味深かったです。
バルセロナに行ってみたくなりました。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2019年12月23日 19:46