きらくな寝床
自然農の田んぼ 2017 共同田の草取り

中干しから6日たった15日、
共同田の草取りがありました。
中干しは、自然農にとってはあまり意味がないのですが、
周りに慣行栽培の田んぼがあるので、
どうしても一緒に水が止まってしまいます。
二日前に雨が降ったというのに田んぼはカラカラで、
近くを流れる藁科川もかなり水が少なくなっていました。
全部の稲の株周り10cm四方くらいの草をとります。
6人で1時間強の作業でしたが、
真夏のような暑さでかなり汗が出ました。

共同田は黒米と赤米ですが、どちらも生長がよいようです。

綺麗な赤とんぼがいました。
調べたら、ミヤマアカネという名前でした。
今年初赤とんぼです。

共同田の後に、我が家の田んぼも草取りします。
1週間前に草取りしたばかりですが、
水がないのでクローバーがまた元気になっていました。
二人で1時間半。
共同田に続いての作業だったのでかなり体力が消耗しました。

去年に比べると今年は順調に育っています。
特に分けつが良い株です。
育ちがいいのは毎年同じ場所です。

全部紫色の稲も元気に育っています。
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ2017 草取り

7月8日、前回の草取りから2週間たちました。
また草がかなり生えてきています。

目立つのはスギナとクローバーです。
ヒエはまだそれほどではありませんでしたが、
水があまり入っていないところは、
ハクザやオオバコなど、畑にはえるような草も見られました。

稲の周りを丁寧に除草していきます。
水が入っているので、
中腰の姿勢で作業するので、すぐに腰が痛くなります。

昨年よりも順調に育っていて分けつも進んでいます。
まずは一安心。

除草し終わると稲がはっきりとします。

最後に石垣まわりの草を刈って終了。
二人で2時間ちょっとの作業。
暑い日でしたが、時折心地よい風が吹いてきて気持ちよかったです。
10日(月)から10日間、
中干しといって田んぼの水が止まります。
中干しの目的は、①過剰な分けつを防ぐ、
②土中に酸素を供給する、③収穫作業をしやすくするため土を固くする。
などの目的があるようですが、
自然農では、①と③の心配はいらないので、
中干しが本当に必要なのかよくわからないのですが、
水のポンプは一帯で共同のため、中干しは必ず行われます。
【きらくな寝床】
第16回 柳家花緑独演会 駿府古典落語を楽しむ会

6月28日、静岡市葵区の江崎ホールで開催された、
「柳家花緑独演会」に行ってきました。
150人の会場が満席でした。
まずは花緑師匠の9番目のお弟子さんという、
柳家圭花さんの「子ほめ」から。
歯切れの良い口調でとても聞きやすい正統派古典落語でした。
ご隠居さんからお世辞を習い、
タダの酒にありつこうと相手を見つけてほめたつもりが逆に怒らせてしまい、
友達の竹の家で生まれたばかりの赤ん坊ならいいだろうと、
必死にほめたつもりが、
「一つにしてはお若い、どう見てもタダだ」といってしまう始末。
そんなダメダメ与太郎でも、
落語の世界では懐広く受け入れられます。
圭花さんに続いて、いよいよ花緑師匠の登場。
マクラでは、日本中を飛び回っている師匠らしく、
その地方特有のネタがとても面白かったです。
そして最近成立したばかりの「テロ等準備罪」にかけて、
これも立派な「テロ等準備罪」に当たるという噺「不動坊火焔」。
この噺はかなり好きで、色々な噺家さんバージョンを聴きましたが、
前半をコンパクトにまとめ、
ラストまで盛り上げる花緑師匠の話芸はさすがでした。

仲入り後は、7月に東京と静岡で開催予定の「d47落語会」(写真)のお話から。
江戸時代、落語は同時代の話だったということで、
それを現代でもやってみるという試み「同時代落語」。
「d design travel」というガイドブックが発売された県から順に
その土地を題材にした新作落語と古典落語を披露する会ということで、
第17回「静岡県」が7月12日と19日に行われるそうです。
これはぜひとも聴きに行かねば。
そして花緑師匠の二席目は、
祖父に当たる5代目柳家小さん師匠の得意ネタだった「猫の災難」。
これもかなり好きな噺です。
小さん師匠の録音で何回も聴きますが、
生で聴けたのは初めてです。
花緑師匠はお酒が飲めないそうですが、酔っ払いの描写が素晴らしくて、
旦那様も「自分を見ているようだ」といって喜んでいました。
演目が全部好きな噺だったので、本当に楽しくて嬉しかったです。
もちろんd47落語のチケットもすぐにゲットしました。
来月も楽しみです。
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ2017 草取り

6月24日、黒米の田植えから3週間、
自分たちの田んぼの田植えからは2週間たちました。
そろそろ草が目立ってきたので、
苗の周り10cmくらいにはえている草を全部とります。
まずは共同の黒米の田んぼから。

3人で一時間かけて約半分の草取りをしました。
この田んぼはクローバーの根がかなりしっかりと張っていて大変。

次は自分たちの田んぼの草取りです。
クローバーとスギナ、こなぎが目立ちますが、
田植え前の草刈りを丁寧にやったお陰で、
クローバーの根はそれほどしつこくありませんでした。

2人で約2時間かけて何とか終了。
草を刈ると稲がはっきりとわかります。
去年より生長がよさそうでほっとしました。

この後、共同の田んぼの残り半分を、4人で草取りをしました。
最後に、自分たちの苗床だった場所に
赤米の苗を少し植えて本日の作業は終了。
正味4時間ほどの作業ですが、
水の中で中腰でやる草取りは大変でした。。
【きらくな寝床】
梅シロップ

友人の後藤さんから梅シロップをいただきました。
しかも、「まだ発酵途中のものと、火入れしたものどちらがいい?」
と聞いてくれて、
発酵途中のをわざわざお願いして持ってきてもらいました。
今年も10kgの梅を漬けたんだって!
これぞまさに梅仕事。
で、さっそく原液のままいただきました。
甘くて、酸っぱくて、そして微炭酸!
なんて美味しいんでしょう。
これを飲めば雨のじとじとした日も気分爽快になること間違いなし!
でも近日中には火入れして発酵を止めなくちゃ。
シュワシュワが楽しめるのもわずかな間です。

一緒に、カリカリ梅漬けと、バジルソースもいただきました。
カリカリ梅をすぐにそのままカリポリかじると、
口の中に甘酸っぱい味と気持ちいい食感が広がります。
ヨーグルトに入れてもいいし、カレーの付けあわせにも合いそうです。
バジルソースは、パンに塗ってよし、料理につかってよしと、
とっても重宝。
いつも手作りの美味しい物を沢山持ってきてくれる、
すごーく有難い友人です。
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ 2017 田植え

6月10日、自然農の田植えに行ってきました。

9時40分に田んぼ到着。
まずは苗採りです。
田んぼに町田さんが水を入れておいてくれたので、
苗場も湿っていて、苗採りがスムーズでした。
去年は苗採りの時、根が乾いてしまい、
おそらくそれが原因で根付くのが遅れたので、
今年は慎重に行いました。
草取りをしっかりやっておいたので、ヒエも雑草も少なく、
その点でも苗採りは楽でした。

苗箱にいっぱいになったら、いよいよ田植え開始。
今年は、苗間と条間を30cm×30cmにしました。
昨年は30cm×45cmなので、
1.5倍の本数を植えることになります。

植えては苗採りを繰り返し、
午前中にだいたい3分の1くらい植え終わりました。

午後からは、仲間と一緒に、共同の田んぼに赤米を植えました。
苗を採る人、穴を掘る人、植える人、と分担したので早かったです。

共同の田んぼが終わったら、また自分たちの田植え.
途中疲れた頃に、
町田さんが、美味しいコーヒーを入れてくれました。
田んぼで農作業の合間に飲むコーヒーは格別美味しいです。
その後も頑張って植え無事17時少し前に終了。
苗が少し足りなくなったので、
共同の田んぼの余った赤米の苗も植えました。
そして何故か1本だけ紫の苗があったので、
今年はあさひ、赤米、紫と3種類の稲が育ちます。
この先が楽しみです。
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ 2017 共同作業(畦塗りと田植え準備)

6月3日、畦塗りと田植えの準備の共同作業がありました。
畦塗りとは、田んぼの土を水でドロドロにこねて畦を塗り固めること。
小さなヒビや、モグラの穴を塞いで水が漏れないようにします。

畦塗りをする場所の草をきれいに刈り、草を丁寧によけます。
畦のすぐ横の土を掘り起こし水の通る溝を掘り、水を引き込みます。

その中に土を戻して、ドロドロになるまで足でよく踏み込み、こねます。
その泥を畦に盛り上げて、土壁を塗るように平らにして完成。
中々の重労働です。

次に共同の田んぼの田植えの準備です。
まずは麦の穂を刈り取ります(大麦と小麦の二種類です)
仲間の一人が一足先に少しだけ刈り取って、
自家焙煎の麦茶を作ってきてくれました。

その後一面に生えている雑草を刈ります。
刈った草を田んぼの中に均等に広げます。

次に苗採りをします。
共同の田んぼは黒米と赤米です。
もう分けつが始まっている大きく育った苗がたくさんありました。
これで田植えの準備ができました。

午後からは同じ作業を自分たちの田んぼでも行いました。
写真は自分たちの田んぼの畦塗り後です。
狭い田んぼですが、二人だけでやるとなると時間がかかります。
全部の作業が終わったのは5時過ぎ、一日かけての作業でへとへとに疲れました。
来週はいよいよ田植えです。
【きらくな寝床】
静岡おまちバル 2017春

久しぶりの「静岡おまちバル」。
いつものように友人の後藤さんと二人で参戦!
まず一軒目は、
前回から行きたかった「DON幸庵」さんへ。
ここはロースとビーフがメインのお店です。
場所が静岡浅間通り沿いという外れにあり、
19時半までという時間制限つきのため、
仕事が終わったら速攻で家に帰り、
チャリに乗り換え19時に現地集合という荒業。

待ち時間0で入店できました。
メニューの5点盛りが6点盛りに変更になったという嬉しいおまけ付き。
ローストビーフ、ローストチキン、オリーブ、紫と白キャベツの酢漬け、
人参のマリネ?、はじかみ、クレソン
ドリンクメニューは、白ワインをチョイス。
きりっと冷えた白ワインとロースとビーフは何とも言えず美味でした。

次に中心部に戻りながら、
ふかひれラーメンのお店に行くと満席と断られてしまい、
すぐ近くの「シヤクショマエ」というお店へ。
二人で「タコス」と「北海道産きたあかりのポテトサラダ」を選び仲良く半分こ。
ドリンクメニューのジョッキ生はなんと、ハートランド!
しかも中ジョッキくらいの量で2件目にして早くも酔いが…。

次に向かったのが20時終了予定という、
姪からここの系列店が創作料理で美味しかったという情報を元に
昭和町にある「ツーベース」というお店へ。
ちょっと屋台のような雰囲気で、
カウンター8席テーブル2席というこじんまりさ。
なかなか人気店のようで入れかわり立ちかわりお客が来ます。
メニューの三点盛りは、
もやしと水菜のナムル、砂肝のポン酢、マカロニサラダ。
ドリンクは、ダージリン梅酒と柚子酒の炭酸割り。
お酒はちょっと薄めで、
三点盛りも二人分一緒というのはちょっと量が少ないのでは…。
ということであっという間に食べ終わり、早々に立ち去りました。
でもここで隣のお客さんと少し情報交換できました。

ここらでちょいと腹ごしらえということで、
天文さんで、桜海老のかき揚げ天丼とグラスビールをいただきました。
お客さんごとにその場で上げてくれるからサクサクで、汁だくな天丼。
美味しかったです。

最後に向かったのはクラフトビールの飲み比べが出来る
Hug Hop(ハグホップ)へ。
浮月楼の一角にある、お洒落なお店です。

一杯目は静岡のベアードビールの「ライジングサン ペールエール」
柑橘系のホップの香りときりっとしたのど越しが美味しい!

二杯目は、アメリカローグ社の「デッドガイエール」という、
ドイツスタイルのマイボックビールとのこと。
苦味と酸味があり、色もかなり濃いです。
これもなかなか。
アルコール度数は6.5%とやや高めです。
フードメニューは、季節のお野菜のホップフリットが終了してしまい、
玉ねぎとコーンのかき揚げが出て来ました。
写真撮り忘れましたが、塩味が効いてよいおつまみでした。
ここは娘と旦那を連れてまた来たいです。

意外とサクサクと5軒終了したので、
かねてからの予定通り、
ラタッツァで最後サングリアとサラミチーズを戴き。
ダージリンティを飲んで帰宅。
今回も楽しかったです。
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ 2017 共同の苗床草取り

5月20日に、共同の黒米、赤米の苗床の草取りに行ってきました。
このところの気温上昇で苗が生長していましたが、
それ以上に草もかなり伸びていました。
6人で手分けして草を抜いていきます。

草を抜くと稲がよくわかりますが、かなりまばらで、
今年は発芽率があまり良くなさそうです。
気温が低かったのと乾燥していたからではという話でした。

共同の苗床の草取りは午前中に何とか終了。
苗床の隣に植えた麦が黄色く色づいていました。
麦秋です。

お昼ごはんを食べてから、今度は自分たちの苗床の草取りです。
今回はスギナがかなり増えていました。

今回も猫のアシュくんが参加。
鳥や虫を追いかけて一人で遊んでいましたが、
時々苗床に乱入して邪魔をします。

まだ発芽前の籾もけっこうあったので、
最後に水遣りをして終了。
二人で1時間半ほどでしたが、
気温が高く、かなり消耗しました。
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ 2017 苗床の草取り

籾まきから2週間たった5月7日に苗床の草取りに行ってきました。
上にかぶせてあった稲わらをどけてみると…。
まだ稲の芽はそれほどたくさん出てはいません。
草も少なめです。
今年は気温が中々上がらないから農産物はみんな遅れているようです。

かいわれの芽のような草を一本づつ抜いていきます。
ほとんどはクローバーの芽のようです。
切れた茎の途中からも伸びてきていました。

猫のアシュも一緒にきました。
草の上を飛んでいる虫を追いかけるのが楽しそうです。

きれいになったところで水をかけてやり、
稲わらを薄めにかけて、寒冷紗をもどしました。
来週は共同の黒米の草取りがあるので、
その時にまた様子をみます。
【きらくな寝床】