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それでも夜は明ける スティーブ・マックイーン監督

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第86回アカデミー賞作品賞、助演女優賞、脚色賞の3部門を受賞した作品。
アメリカに奴隷制度があった1941年から12年間自由を奪われ、
奴隷として過ごした、ソロモン・ノーサップの自叙伝をもとに映画化されています。

自由黒人のソロモンは、音楽家として活躍し妻と子供とともに幸せに暮らしていました。
そんなある日、騙されて誘拐されニューオリンズの奴隷市場で売られてしまい
南部の農園で奴隷として働かされることになります。

才能あるソロモンは農園主に気に入られるが、
それを快く思わない監督官に反抗し木に吊るされてしまう。
両手を縛られ、つま先だけがわずかに地面に触れている、
命を奪われる寸前のぎりぎりの状態で、
背後では何事もなかったかのように奴隷たちが働いているシーンは、
人が人として扱われない世界の恐さを痛いくらいに感じました。

農園主から慰み者にされ、家畜のように扱われる女奴隷は、
ソロモンに「自分を殺してほしい」と頼みます。
私自身、もし自分がこんな境遇にいたとしたら死んだ方がまだ幸せだと感じました。

ソロモンは、たまたま奴隷制度に否定的な考えのカナダ人の大工と出会い、
元の生活に戻ることができたけれど、
残された奴隷たちの生活はそのまま続いていくことを観客に見せつけます。
タイトルは「それでも夜は明ける」なので、
もう少し救いがあるのかと思っていたけれど、
結局、南北戦争によって北部が勝利する1865年まで奴隷制度は続いていたし、
奴隷制度というものはなくとも、
支配者と被支配者は現代社会であっても確実に残っている事実と感じました。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2014年03月20日 07:41