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漆染め

漆塗りの仲間が約2年前に購入した漆の木のチップ。
「それを使って漆染めをやりたいね」と話してから2年越しに
ようやく漆染めの計画がまとまりました。

仲間の一人が実際に漆染めのワークショップに参加して、
やり方をしっかりと覚えて来てくれたので実現しました。
道具や材料を持ち寄り、
いつもは漆塗りをやっている工作室で染めの体験です。

まずは染め液を抽出します。
それぞれが染めたいものの重量の、
40~50倍の染め液を作らなければなりません。
80℃以上で30分以上の煮だしを4回繰り返し、
4番煎じ液まで作ります。
カセットコロンなのでお湯が沸くまでにも時間がかかり、
染め液を作るだけでも4時間ほどかかります。

染め液が出来上がる頃、
作っておいた媒染液に約20分間布を静めて動かし続けます。
今回は鉄の媒染とアルミの媒染のどちらかを選びます。
私は鉄の媒染です。

右が一番出し、左が二番出し。
色が全然違います。
今回は一度に炊く水の量を増やして3回で染め液を作りました。

媒染液に20分付けた布を一度水洗いしてよく絞り、
いよいよ染めの工程に入ります。
80℃以上の温度で30分間むらなく染めるために布を動かし続けます。

30分染め液につけたら布を水洗いして、
もう一度媒染液に漬けて20分動かし続けます。
媒染が済んだらまた水洗いしてもう一度染め液に入れて煮ます。

これはアルミ媒染の鍋。
きれいな金色に近い色に染まりました。
染め液は同じものですが媒染の違いでかなり色に違いが出ました。

こちらは鉄の媒染。
緑っぽい茶色に染まります。
麻のシャツを染めています。

2回目の染め工程が終わったら、
もう一度媒染液に20分漬けてから水洗いし、
さらに中性洗剤で洗って乾かして完成です。
乾かすのは自宅で行い全部の片づけが終わったのは、
開始から6時間半後でした。
本格的な草木染めは初めてでしたが楽しかったです。
でもなかなか疲れました。

そしてこれが家で乾かしてアイロンをかけた布です。
写真ではグレーに見えますが、実際はカーキーに近い茶色です。
ビー玉と糸で絞りを入れてみました。
前に藍の生葉染めをしたのと同じ着物の長襦袢をほどいた絹の布です。
これもショールにします。

【きらくな寝床】

日時: 2023年07月17日 16:23