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陰刻

木版画の教室で先日講師の大久保先生が、
陰刻摺りの実演をして下さいました。

通常の版画は白い紙に順番に色をのせていきます。
それを陽刻と呼びますが、
陰刻は最初に背景を黒一色に摺ってから色をのせていきます。
黒を摺るときは、墨汁:ポスターカラーの黒を8:2くらいで混ぜるので、
漆黒といえるくらい真っ黒になります。
果たしてそれに色がのるのか心配になるほどです。

色々な紙とのせる色を変えて摺ったものを見せてくれました。
手前のススキや月は金色に見えますが、
黄色や黄土色をのせているそうです。

黒にのせる絵の具はかなり濃く溶き、
水はほんの少ししか使わないそうです。
その分糊はたっぷりめでした。
竹馬連をつかいあまり強い力でこすらないのがコツ。
強くこすると色が沈んでしまうのだそう。

のせる色や力加減で出る色が全く変わってきます。
陰刻は難しいと感じました。

モーブをのせるとこういう感じになります。
いつかは挑戦してみたいものです。

【きらくな寝床】

日時: 2024年04月21日 11:36