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きらくな寝床

自然農の田んぼ2023 草取り

7月22日、前回の草取りから2週間たちました。
7月10日から20日まで田んぼの水が止まりました。
これは中干しと言って稲を元気に育てるために必要なことです。
この間に畔や水路周りの草取り、
水漏れ箇所の補修等を行うようにとの連絡がありましたが、
期間中に田んぼに来れなかったので、
そのことも含めて草取りにやってきました。

幸いにも我が家の田んぼの水漏れはなかったようです。
ただ水が止まったため草の勢いが増して、
稲も育っていますが草もかなりぼうぼうになっていました。

さっそく一列おきに草取り開始です。

草ぼうぼうとはいっても、
前回草取りした列はまだそれほどでもなかったので、
今回は前回草取りしていなかった列の草を刈りました。

昨年まで休耕田だった上の田んぼに、
今年新しく仲間が増えて田植えをしたため、
初めて上の田んぼから水がたくさん流れ込んできます。
その為我が家の田んぼにはけっこう水が潤沢に回っていました。

午前中2時間かけて田んぼ全体の草取りが終了。

小さいアマガエルがたくさんいましたが、
ちょっと大きいトノサマガエルもいました。

その後は大豆畑の草取りです。
雨がしばらく降っていないのでカラカラに乾いてしまっていました。

芽が出ているところと鳥に食べられたのか、
全く消えてしまったところがありましたが、
数えたら49本の大豆が育っていました。
大豆苗の近くの草だけ取りました。

大豆畑の次は草刈り機で畔の草刈り。
その間にジョウロで大豆に少し水やりもしました。

最後は石垣の草刈りです。
やることがたくさんありました。

すっかりきれいになりました。

一般慣行栽培の田んぼでは、
もう稲の穂に花が咲いていました。
風もなく穏やかな晴天だったので、
しっかりと受粉できたことでしょう。

【きらくな寝床】

日時:2023年07月26日 09:29

漆染め その後

先日、一日かけて行った漆染め。
その後の最初の漆塗り同好会に、
それぞれが染めたものを持ち寄りました。

染め液を持ち帰って家でアルミ媒染で染めたという布は、
きれいなレモン色に染まっていて、
これはこれでとてもいい色でした。
染め液の量が少ないので水で薄めてつかったそうです。
私たちが一日かけて染めたやり方は、
かなり丁寧な方法でしたが、
一度やって勝手がわかったので、
「これからも気軽に草木染めを続けたいね」
と話がまとまりました。

【きらくな寝床】

日時:2023年07月20日 13:53

漆染め

漆塗りの仲間が約2年前に購入した漆の木のチップ。
「それを使って漆染めをやりたいね」と話してから2年越しに
ようやく漆染めの計画がまとまりました。

仲間の一人が実際に漆染めのワークショップに参加して、
やり方をしっかりと覚えて来てくれたので実現しました。
道具や材料を持ち寄り、
いつもは漆塗りをやっている工作室で染めの体験です。

まずは染め液を抽出します。
それぞれが染めたいものの重量の、
40~50倍の染め液を作らなければなりません。
80℃以上で30分以上の煮だしを4回繰り返し、
4番煎じ液まで作ります。
カセットコロンなのでお湯が沸くまでにも時間がかかり、
染め液を作るだけでも4時間ほどかかります。

染め液が出来上がる頃、
作っておいた媒染液に約20分間布を静めて動かし続けます。
今回は鉄の媒染とアルミの媒染のどちらかを選びます。
私は鉄の媒染です。

右が一番出し、左が二番出し。
色が全然違います。
今回は一度に炊く水の量を増やして3回で染め液を作りました。

媒染液に20分付けた布を一度水洗いしてよく絞り、
いよいよ染めの工程に入ります。
80℃以上の温度で30分間むらなく染めるために布を動かし続けます。

30分染め液につけたら布を水洗いして、
もう一度媒染液に漬けて20分動かし続けます。
媒染が済んだらまた水洗いしてもう一度染め液に入れて煮ます。

これはアルミ媒染の鍋。
きれいな金色に近い色に染まりました。
染め液は同じものですが媒染の違いでかなり色に違いが出ました。

こちらは鉄の媒染。
緑っぽい茶色に染まります。
麻のシャツを染めています。

2回目の染め工程が終わったら、
もう一度媒染液に20分漬けてから水洗いし、
さらに中性洗剤で洗って乾かして完成です。
乾かすのは自宅で行い全部の片づけが終わったのは、
開始から6時間半後でした。
本格的な草木染めは初めてでしたが楽しかったです。
でもなかなか疲れました。

そしてこれが家で乾かしてアイロンをかけた布です。
写真ではグレーに見えますが、実際はカーキーに近い茶色です。
ビー玉と糸で絞りを入れてみました。
前に藍の生葉染めをしたのと同じ着物の長襦袢をほどいた絹の布です。
これもショールにします。

【きらくな寝床】

日時:2023年07月17日 16:23

自然農の田んぼ2023 草取り

7月8日、前回の草取りから2週間たちました。
大豆の芽が出ているかも気になるので、
30%の雨予報でしたが田んぼに草取りに来てみました。

出る時はぽつりぽつりと降っている程度でしたが、
着いたとたんにけっこうな本降りになりました。
雨具は持っていなかったけれど、
せっかく来たので草取りを決行することにしました。

稲は順調に大きく育っていましたが、
草もかなり伸びていたので、
今回は稲周りの草と畝間は一列おきに刈ることにしました。

雨がだんだん強くなってきました。
どこまでやれるかわかりませんが、
二人で手分けして端から草取り開始です。

途中雨が降ったり晴れたりを繰り返し、
ずぶぬれになりながら、
1時間半ほどで田んぼ全体の草取りを終えました。

次は気になる大豆畑です。
所々芽がでていましたが、
鳥に食べられてしまったのか芽が出ていない場所もありました。

こちらは在来の大豆。
やはり土地にあっているようでちゃんと育っています。

こちらは黒豆。
茎が黒いです。

そしてもう一つの目的。
今週末の共同作業に参加できないので、
前もって共同部分の草刈りをやること。
一か月前に草刈りをした石垣とフェンスの間をやることにしました。

晴れていると岩盤浴のように暑くなる石垣ですが、
雨降りなのでそこは楽でしたが、
草はかなり育っていてなかなか手ごわいです。

結局雨がやむことはなく雨ふりの中、
二時間半以上草取りを頑張りました。

【きらくな寝床】

日時:2023年07月09日 15:35

自然農の田んぼ2023 共同草刈りと大豆の播種

6月24日、共同作業の草刈りがあり一週間ぶりに田んぼに来ました。
先週水を引き入れて帰った田んぼです。
田んぼの中に高低差があるため、
帰る時にはまだ水が回っていない場所があり心配しましたが、
上手く全体に水がはいっていたので安心しました。

男性陣は草刈り機で休耕田の草刈り。

女性陣は鎌で水源のポンプ周りの草刈りです。

橋の下をくぐって続いている水路の両脇の草を刈っていきました。

水路がもぐってしまうところまでやっていきます。
5人集まったので作業が進み、
ちょうど一時間できれいになりました。
休耕田の方も同じくらいに終了していました。

午前中まだ時間があったので、
自分たちの田んぼの稲周りの草刈りをして、
稲がたくさん出ているところを間引きし、
間隔が開いてしまった場所に植え替えるのをまたやりました。
けっこう稲がしっかり出ていて間隔の狭いところがまだあるので、
苗が足りない仲間のために苗とりもしました。
直まきの後全然芽が出なかったことを思えば、
苗を分けられるほどよく盛り返せたと自分のことながらびっくりします。

お昼ご飯を食べた後は大豆の種まきをします。
草ぼうぼうの畑ですが、
草をしっかり刈らない方が蒔いた種を鳥に食べられにくいとのこと。
何年か前、すっかり鳥に食べられてしまい撒きなおしたこともあります。

全体的にざっくりと草を鎌で刈りました。

そこに鍬で蒔くところの土を掘り返していきます。

10㎝四方位の場所に大豆を3粒づつ蒔きました。
今年は半分黒豆を蒔いたので枝豆がさらに楽しみです。

蒔き終えたら鳥よけの紐を張って終了です。

今年も大豆の播種一番乗りでした。

【きらくな寝床】

日時:2023年06月25日 11:37

自然農の田んぼ2023 田植え応援と草取り

6月17日、けがで今年の稲作が出来なくなった仲間の田んぼの、
田植えの応援に行ってきました。
苗床は地元の友人が作り、
12日の週に天気を見ながら田植えをするので、
「来れる人は手伝ってほしい」
とグループLINEに上がっていました。

田植えは半分以上終わっていてあともう少しでした。
苗とりをする人、植える人と手分けして行います。
苗床の苗は植え終わっていて、
あとは直まきしたところを間引きして苗をとるので、
苗とりに時間がかかりました。

苗を植える場所はあらかじめ友人が一度土をほぐしてあったのと、
水がけっこう入って柔らかいので植えるのはとても楽でした。

植え終わったらすぐに水を入れます。

田植えはもう終わりそうだったので、
自分たちの田んぼの草取りもすることにしました。

草ぼうぼうで刈らないと苗が育っているかもわかりません。

最初は苗を探すのも大変でしたが、
草を刈っていくと予想以上に育っていてまずはひと安心。
3時間作業した後お昼休憩にしました。

地元の友人から焙煎したての珈琲を差入れてもらいました。
どこで飲むよりも一番美味しいです。

3回にわたって籾米を田んぼ全体に直播したので、
ほとんど田んぼ全体に苗が育っています。
それでも偏りがあるので、
苗がたくさん出たところの苗を間引いて、
苗が出ていない場所に植えかえることにしました。

間引いた苗を植えています。

今年は田植えらしい田植えはせずに終わりました。
我が家の田んぼにも水を引き入れてから、
最後に鳥よけの紐を外し、
その紐をアナグマよけに田んぼの周りに二重に張りました。

【きらくな寝床】

日時:2023年06月18日 14:41

金継への道

漆塗り同好会で金継の上手な友人に指導してもらい、
割れたお茶碗を修復しています。

割れたところがしっかりと付いたので、
仕上げの段階に入ります。

麦漆で貼り合わせた上に漆で線を描いていくのですが、
釉薬がかかっていると漆がうまくのらないため、
そこを金属やすりでガリガリしていきます。
百円ショップで買ったネイル用の細いやすりを使いました。

次に内側から面相筆という細い筆を使って線を描いていきます。
二度、三度重ねるので最初はかなり細く描くのだと教わりましたが、
手が震えてなかなか細くうまく描けません。

内側が引けたら次は外側。
内側よりは描きやすいけど難しいです。

やっと描き終わったと思って見たら、
内側の線が太すぎて漆が垂れてしまいました。

綿棒にテレピンをしみ込ませて、
垂れた漆を拭き取ります。

ついでにはみ出た部分や汚れも拭き取っていったら、
まあまあきれいになりました。

漆が余ったので砥の粉を混ぜて錆漆を作り、
水が漏れてしまうお猪口の穴に塗り込みました。

外側からも塗り込みます。
乾いたらまた水を入れて漏れないか実験です。

【きらくな寝床】

日時:2023年06月09日 11:51

自然農の田んぼ2023 草取り

週末に降った大雨の影響と、
直まきした田んぼの苗がどうなったのか心配なので、
草取りをしに急遽田んぼに来ました。

前日に仲間からの画像が、
グループLINEに上がっていたので、
また土手が崩れたことは知っていましたが、
実際に見てみるとかなりの被害でびっくりしました。

前回の崩落個所の工事が始まったばかりでした。
その資材も一緒に流されてしまったようです。
修復にはかなり時間がかかるでしょう。

田んぼには被害がなかったので一安心ですが、
草がけっこう伸びているので、
ぱっと見、稲の苗が育っているのかよくわかりません。

草をかき分け、苗を探しながら、
草を刈っていきました。

これは順調に育っている苗です。
多分一番初めに籾まきした苗でしょう。
所々このくらいの苗が育っていましたが、
それでも田んぼ全体に植えるにはとても足りません。

これはまだ芽吹いたばかりの苗。
直まきをやり直したときの籾から出た芽なのでしょう。
ここからどれくらい成長してくれるか、
心配半分、期待半分です。
今年は、
適時に種まきしなければ育たないということが身に沁みました。

お昼休憩もとらず、ぶっ続けで3時間超、
何とか田んぼ全体の草取りを終えました。
やっている時は夢中ですが、
終わった後は、腰や腕や手首がかなりツラいです。

【きらくな寝床】

日時:2023年06月06日 17:32

最高傑作!

自然農の田んぼに農作業に行った日、
地元の友人から手作りのスイーツを頂きました。
見た目が緑色の焼き菓子だったので、
「お茶のパウンドケーキかな?」と一瞬思いましたが、
「蓬パウダーがあったから作ってみたんだけど、
蓬のガトーショコラみたいなもの」
と説明を受けました。
上にトッピングしてあるのは自家製マーマレードだそう。
その日夕食後にデザートで戴きましたが、
想像以上の美味しさでした。
濃い蓬の苦みと香りがあって、
甘さ控えめながら自家製マーマレードの、
やさしい甘さと柑橘の味わいがとってもよく合いました。
もう一つのトッピングされていたココナッツからは、
また違う食感と風味が感じられ、
複雑で奥深い味のハーモニーが絶品でした。
友人にも感想を伝えたら、
「蓬のスイーツは一度作ってみたかったもので、
二度と同じものはできないかもしれないけど」
と謙遜していました。
天才かも!

【きらくな寝床】

日時:2023年05月28日 14:34

自然農の田んぼ2023 追加の籾まきと大豆選別

先週に続き、今週も追加の籾まきに行ってきました。
籾米を4日間浸水させたら、
気温が高いのですぐに発芽し根っこがかなり伸びました。
これを田んぼの空いているところに蒔いていきます。

前回と同じ畝間45cmで紐を張り、
紐に沿って籾をまいていきます。
最初の直播は3~5cm間隔の筋蒔きでしたが、
前回から20㎝くらいの間隔(目測)で、
根を傷めないよう注意深く籾を埋めていきました。

一か所に3粒づつ蒔きます。
これで芽が3本出たら間引きして足りないところに移植する作戦です。

ほぼ田植えと同じ田んぼ全体に籾を蒔き終わりました。

まだ籾が余ったので最初に戻り、
芽が出ていない場所にも蒔いていきます。

かぶせた藁と草をどけて注意深く稲の芽を探していくと、
育っているところもありますが、
全く芽が出ていないところもたくさんありました。

芽が出ている周りは草取りをし、
出ていないところには籾を蒔く。
という作業を延々4時間かけてやりました。
最後は蒔いたところの目印と鳥よけのための紐を張って終了です。

これで帰りたいところですが、
6月には大豆を蒔きたいので
なかなかできなかった大豆の皮むきと選別もしました。
鞘はカラカラに乾いているので木づちで叩くと簡単に豆が出て来ます。
空になった鞘を取り除き大豆を集めていくのですが、
これがなかなか手間です。

1時間半ほどやっていたところ、
地元の友人が蓑とうちわを持って助っ人にきてくれ、
あっという間にゴミを飛ばしてくれました。

なんとか無事選別し終わりました。
最初から6時間超えの作業はかなり体力的にきつかったです。

【きらくな寝床】

日時:2023年05月23日 16:11