ほし太の日向ぼっこ
THE GARDENのランチ
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化粧品メーカーの「アルソア」には、
おそらく日本で始めてマクロビオティックを取り入れた
社員食堂「THE GARDEN」があります。
ここは予約をすれば一般の人でも利用できるため、
私が通っているマクロビオティックの料理教室でも
何人か行った人がいました。
21日の「マクロビオティック特別講座」が
このアルソア本社で行われたので、
昼食は「THE GARDEN」が利用できました。
この日のベジタブルプレートのメニューは、
ひえのコロッケをメインに、
ごぼうの味噌煮、かぼちゃのあんかけ、
青菜と油揚げのおひたし、大根おろし、
人参と小松菜とブロッコリーのサラダ
玄米ご飯とごま塩、かぶのお味噌汁に漬物でした。
どれもとっても美味しくて、
毎日ここで食事ができるアルソアの社員さんと、
娘たちがうらやましくなりました♪
【ほし太の日向ぼっこ】
マクロビオティックの講演会
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娘の通う学校でマクロビオティックの特別講座があり、
父兄も聴講ができるというので行ってきました♪
午前は パトリシオ・ガルシア先生の「マクロビオティックの食」について、
学生にむけてなので、マクロビオティックの基本的なお話でした。
人間は何でも食べる事ができるし、楽しむことができる。
けれど、何を食べるのか割合を考えること。
そして、出来るだけ自然のもの、添加物のない、少ないものを食べること。
今一度自分の食生活について考えることができました。
また、奥様の未央さんが、
「自分が整っていなければ人の幸せは願えない」
とおっしゃっていた言葉が印象的でした。
まずは自分が健康になること、
そこからが始まりです。
午後は 久司 道夫先生の講演です。
この世の中は「不思議の国のアリス」の世界のように
不思議なことがたくさんある!
というお話から、
様々なお話をして下さいました。
時にはユーモアも交え、
とても84歳のお年とは思えない若々しさに驚きです。
最後に「美しさとは?」
1、自然・環境と調和がとれていること。
2、自分の生き方・物の考え方を表現している。
3、正しい食べ物を食べた人が自然に発散するもの。
というお話で締めくくられました。
一日中マクロビオティックについて学べる有意義な日でした♪
【ほし太の日向ぼっこ】
音楽の秋♪
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伊豆の国市に在住の88歳の野田 脩次さんが、
50余年の間に手作りされた600本以上のヴァイオリンの中から
6本のヴァイオリンを使って演奏される会、
題して「おじいさまのヴァイオリンコンサート」に行きました。
手作りヴァイオリンといってもかなりのレベルで、
シュタイナーやストラディバリ、グァルネリなどの
16~17世紀に活躍した名工たちのモデルをコピーした
本格的なもの。
一部はよく聴くクラシックの名曲が、
それぞれのモデルを使って演奏されて
違った音色が楽しめました。
シュタイナーモデルは、現在のヴァイオリンの元になったという形で
音量はそんなに大きくないものの、深みのある音色で、
まさに年齢を積み重ねたおじい様の風格を思わせ、
ストラディバリは美しく繊細で、それでいて一本芯が通った力強さも感じました。
二部では、日本を代表する舞台女優の新井 純さんが語りを勤めた
音楽劇「兵士の物語」です。
ヴァイオリン、クラリネット、ピアノ、語り、という4人で、
情景が浮かぶほどの臨場感を醸し出していて引き込まれました。
野田のおじいさまのヴァイオリンを縁に集まった一流のアーティスト達が、
アットホームな雰囲気の中で、
一流の演奏を聴かせてくれる、とても素敵な時間でした。
また、休憩の時には、パティシエ 橋爪ちありさんの
手作りの焼き菓子(ピアノとヴァイオリンのクッキーとフルーツケーキ)
そして紅茶がふるまわれ幸せな気分を味わいました♪
演奏者
ヴァイオリン:山田 百子さん クラリネット:橋爪 恵一さん ピアノ:橋元 千賀子さん
語り:新井 純さん
【ほし太の日向ぼっこ】
心待ちにする料理!
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毎年秋になると楽しみなのがこの「土瓶蒸し」。
かつおの出汁と鱧の出汁に、
松茸の風味が加わって、
それに「すだち」をちょっと絞って…。
本当に至福の味です。
鱧はこれで最後の夏のなごり、
それに秋の松茸が加わり絶妙なハーモニーを奏でます。
使い古された言葉だけど、
「日本人に生まれてよかった!」
でもどこで食べてもいいわけではありません。
我が家では食事に行くお店はいつも
静岡市の紺屋町にある「日本料理 治作」さん。
もう15年以上通っていますが。
いつもお料理はお任せ、
毎回の定番のメニューと、
その時季ならでは旬のものを上手に組み合わせて出してくれる。
だから、目の前に出してもらってから初めて
「ああ、今年もこの季節が来たのね」と思う。
だから、一年に一回のお楽しみの料理がいくつかあって、
この土瓶蒸しもそのなかの一つなのです。
我が家では、
外食イコール「治作さんに行く」こと!
板前の満さんは、若いけどかなりの腕前です。
優しい女将さんと、看板娘の妹のあっちゃんがいる、
アットホームだけれど味もサービスも一流のお店です。
【ほし太の日向ぼっこ】
モンパルナスの灯
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新しく出来た静岡市美術館。
そこで10月2日から始まる、
「印象派とエコール・ド・パリ」展にちなみ、
美術館で「モディリアーニ」の映画を上映するという企画でした。
前から観たかった作品でもありとても楽しみにしていました。
なぜ観たかったのかというと、
主演の「ジェラール・フィリップ」のファンだから。
といってもまだ、「赤と黒」と「パルムの僧院」
しか観た事がないのだけれど…。
ジェラール・フィリップは、見た目の華やかさだけでなく、
演技力、表現力、そして醸し出す雰囲気がなんとも言えず素敵で
一度観た人は、きっとみんなファンになってしまうのでは…。
と思わせる俳優さんです。
でも若くして亡くなってしまい、
出演した作品数はあまり多くないので
大切に観ていきたいと思っていました。
でもまさかこの映画の後数年で、
しかもモディリアーニと同じ36歳で亡くなっていたとは
知りませんでした。
映画の結末はとても哀しくて
観終わってからしばらくは何ともいえない
やるせなさが残りました。
けれど事実はさらに悲劇的で、
映画で描かれていないその後、
モディリアーニの妻のジャンヌが夫の死後二日後に
身重でありながら投身自殺をしたという記事をロビーで読み
さらに衝撃がありました。
画家も、音楽家も、作家も、
生前認められず、悲劇的に生を終えた人の作品は
なぜこんなにも私たちの心を揺さぶるのでしょうか…。
芸術家の悲しい宿命なのかもしれません。
【ほし太の日向ぼっこ】
食堂かたつむり
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ストーリーそのものは現実離れしているとは思うけど、
倫子が熊さんに手伝ってもらいながら、
食堂かたつむりを作っていく過程と、
一日一組だけのお客様のために、
料理を作る場面がとても好きです。
私は、最近こんな気持ちで料理をしていたかなあ…。
と少し反省もしながら、
ほんわかとした文体でとても癒されるけど、
実は「命」について考えさせられる。
そんな物語でもありました。
柴崎 コウさんがどんな倫子を演じたのか、
映画も観たくなりました。
【ほし太の日向ぼっこ】
切甲ほしいも
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暑かった夏も、ようやく影をひそめ、
朝晩は秋らしくなってきました。
そうなると、
がぜん、食欲の秋!
干しいもが恋しい季節です。
茨城の産地だけで通じる名前だと思いますが、
切甲(せっこう)という干しいもがあります。
干しいもは、丸ごとのさつまいもを蒸して、
それを「突き台」という
ピアノ線を貼った台に通して切るので、
両端は少し薄く短くなります。
その両側二枚と、
途中で切れて短くなってしまった干しいもが切甲です。
いわば訳ありの干しいも!
だから値段も安くて
味はもちろん普通の干しいもと同じで、
甘くて美味しいのです。
小さいから食べやすくて、
私も自分用によく買って食べます。
人気があるので一時期しか出回らないから、
あるときは多めに買って冷凍庫に入れておきます。
干し芋のタツマはこちら
http://www.tatuma.co.jp/
【ほし太の日向ぼっこ】
乙女の密告
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いわずと知れた、
赤染晶子さんの芥川賞受賞作品。
新聞の書評を読んで絶対読みたいと思った作品でした。
外国語大学に通う女子大生達が、
ドイツ語のスピーチコンテストの課題のために暗唱するのが、
『ヘト アハテルハイス(アンネの日記)』という設定。
ゼミの担当のバッハマン教授から、
乙女と呼ばれている女子大生たち。
それぞれのアイデンティティと
アンネの言葉を重ね合わせていて、
軽妙な文章の割りにテーマは重いので、
簡単に読みすすむけれど、難しく感じました。
一番印象に残ったのは、
バッハマン教授が語った
「…ホロコーストが奪ったのは人の命や財産だけではありません。
名前です。…異質な存在は『他者』という名前のもとで、
世界から疎外されたのです。…
『ヘト アハテルハイス』は時を越えてアンネに名前を取り戻しました。
アンネだけではありません。
『ヘト アハテルハイス』はあの名も無き人たち全てに
名前があったことを後世の人たちに思い知らせました。
あの人たちは『他者』ではありません。
かけがえのない『わたし』だったのです。」
現代日本には「ホロコースト」はないけれど、
皆が皆、かけがえのない『わたし』として、
自分自身も他者に対しても生きているのだろうか…。
そんな事を考えてしまいました。
【ほし太の日向ぼっこ】
ビブラフォンとフルート
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毎月第二水曜日はライブハウス「もでらあと」の
クラシックライブの日です。
毎月同級生のフルートと、ゲストが出演するのだけれど、
今月はなんと「ビブラフォン」奏者とのデュオ。
「ビブラフォン」の音をライブで聴くのは初めてでしたが
その響きは本当に綺麗で、魂がふるえるような感覚でした。
色々な演奏があったけど、特に印象に残っているのは、
フィギュアスケートの浅田真央ちゃんがショートで使った
「仮面舞踏会」と、
映画「レッドクリフ2」の主題歌の「久遠の河」でした。
それぞれおなじみの曲だけど、
あらためて聴くと、
いい曲だなって、しみじみ思える演奏でした。
実は、途中まで演奏者3人に観客は私1人だけ、
なんとも贅沢。
でもこんなにいい演奏を1人で聴くのは勿体無い、
と思っていたら、
幸いにも2部の途中でノリのいいお客さんが
三人来てくれたのでほっとしました。
毎回とってもいい内容なので、
もしお近くの方がいたら、
是非第二水曜日は「もでらあと」へ…。
【ほし太の日向ぼっこ】
新米のひとめぼれ
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今日、今年の新米を炊きました。
茨城県常陸太田市で契約栽培してもらっている「ひとめぼれ」は
タツマの中で一番早く届く新米です。
まず、お釜のふたをとってびっくり!
「新米ってこんなに光っているんだぁ、
まるで真珠をちりばめたみたい!!」
とあまりの美しさに最初の一杯を写真に撮りました。
上にのせたのは主人の母にもらった、
今年漬けた梅干。
新米の白に梅干の赤が映えて、
もうそれだけで絵になるなあと思います。
一口食べてそのあまりの美味しさにまた感動です。
適度な粘りと、もちもちっとした食感、
そして、何といってもその甘さです。
おかずなしで一杯食べられそうなくらいなんです!
普段は玄米を食べていますが、
新米はやっぱり白米でも味わってみたくなりますね。
【ほし太の日向ぼっこ】