猫とお昼寝
猫の手、貸します~猫の手屋繁盛記~ かたやま和華 著
3年くらい前にタイトルと表紙絵に誘われて購入した文庫。
なかなか読めなくて昨年の秋ごろ娘に貸したら、
「すごく面白くて気に入ったから続き買ってもいい?」との感想。
その後、娘がシリーズ5冊を購入し、
どっさり手元に来たのを最近ようやく読み始めました。
さる旗本の跡取り息子北山宗太郎は、
下戸なのに、友人に誘われて深酒をしてしまい、
酔い覚ましにと橋のたもとに腰を下ろしたところが黒猫の上。
その猫は人の言葉を話す妖怪猫またで、
宗太郎は白猫姿に変えられてしまいました。
元の姿に戻るには百の善行を積まなければならず、
猫の侍姿となって三日月長屋に住みながら、
「猫の手」を貸すよろず請負家業を営んでいます。
宗太郎の元には様々な頼み事が持ち込まれ・・・。
と、最初は浮世離れしていた宗太郎ですが、
長屋の人びとからお節介を焼かれたり人情に触れるうちに、
次第に人間としても成長し人助け(猫助け)していく様子が面白おかしくて、
我が家の猫にもありそうな描写がとても楽しく読めました。
猫は7以上の数はわからないそうで、
いつになったら百の善行が積めて元の侍姿にもどれるのか、
この先も楽しみです。
【猫とお昼寝】
網戸が…
アシュが今一番お気に入りの場所は玄関の靴箱の上。
ここは窓が二つあり、外も見えるし風も通って涼しいから。
7月の最初の頃に網戸が破けていたのを修理して、
二つの窓が開けられるようになってからは、
ここにいる時間が一番多くなりました。
事務所とお店が新しくなって、
7月からは一緒に出勤もできず、
お家で留守番になってしまい益々ここにいることが多くなりました。
昨日、仕事から帰ると修理したばかりの網戸が外れてしまっていました。
あんまりにも好きすぎて、
寄りかかったのか、突進したのか、
とにかくよくここから脱走しなかったものです。
その日の夜は修理できなかったので次の日はこの窓は開けられず、
お留守番のアシュには可愛そうでした。
昨日なんとか修理してまた開けられるようになりました。
【猫とお昼寝】
ついにやられました(汗)
我が家の飼い猫アシュ君。
トイレは、なぜかツルツルのところがお気に入りで、
普段は洗面台の中で、一生懸命に砂をかく動作をしてから、
おもむろに『大』や『小』をします。
『小』の場合はそのまま水を流せば水洗トイレですが、
『大』の場合はもちろん飼い主の私たちが処理をします。
猫トイレもあるのにほとんど使わないので、
ペットシーツも猫砂も買わなくてすみ経済的ではあります。
困ったことに洗濯機の中もツルツルなのでお気に入りの様子。
むしろ囲われている分、洗面台よりもさらに好ましいらしい。
さすがに洗濯機にされるのは困るので、
中に入れないよう上にスノコを載せています。
しかも最近新しくしたばかりの洗濯機なので、
かなり気をつけていました。
が、今朝は油断しました。
洗濯の量もそんなに多くないので、
干してくるほんの短い間くらいは大丈夫だろうと、
すのこを載せずにほんの5分か10分くらいの時間。
戻ってきたら「何か臭い」。
ついにやられてしまいました。
キレイにしてからアルコールで消毒してと、
余計な手間でした。
【猫とお昼寝】
まだ入れます!
アシュは調子にのると猫タワーにクライマーのように上ります。
「クライマーのように」というのは、
普通の猫ならジャンプして飛び乗るところを、
腕の力で懸垂するように上がっていくのです。
今日も二段目までその形で登っていくのを確認し、
しばらくしてから見に行ったら、
一番上のハンモックの中にいました。
ハンモックはかなり小さいので、アシュが入るとはみ出ます。
耐荷重もかなり危ないと思うのですが
(かなり傾いてきました)
それでもたまに入っている所を見ると、
気にいっているのでしょう。
【猫とお昼寝】
アシュのお気に入り
ピンクの爪とぎはアシュが赤ちゃんの時に買ったもので、
物心がつくかつかないかくらいの時から、
アシュはその中に入るのが好きでした。
こんなに大きくなっても未だに大好きです。
もうすっかりボロボロですが捨てられません。
昔の写真を探してみました。
これは生後3か月のアシュです。
かなりやんちゃそうな顔つきになっています。
ボールのようなものを加えて遊びの真っ最中でしょうか。
一緒に写っている毛布もお気に入りで、
今でもたまにチュウチュウふみふみしています。
生後2ヵ月くらいのアシュです。
このころ初めて獣医さんの検診を受けて性別が♂と判明しました。
体重は1.5㎏くらいになっています。
【猫とお昼寝】
『くうとしの』認知症の犬しのと介護猫くぅ 晴(haru)著
生活クラブの良書を紹介するカタログ「本の花束」に掲載された、
「くぅとしの」を読みました。
豆柴の雌犬しの、推定年齢17歳。
雄の白猫くぅは約6歳。
どちらも広島県在住の晴さんが、路上で保護した保護犬と保護猫です。
当初はどちらも手がかかる大変なこでしたが、
ある日玄関先を横切ったしのを偶然見かけたくぅが一目ぼれ。
くぅの猛烈なアタックの末、
飼い主さんの引っ越しでしのも室内飼いとなり、
はれてくぅの思いが通じて両想いに。
幸せもつかの間その一年後、しのに認知症の症状が出始めます。
家具の隙間に頭をはさんで出られなくなったり、
後ずさりができなくなる。
同じところをぐるぐる回り続けるなどしたため、
段ボールでサークルをつくってあげた晴さん。
その中でくぅはしのを介護する生活が始まります。
ぐるぐる歩き回るしのに寄り添い一緒に歩き続けたり、
しのが前のめりに倒れそうになると、
自分の頭をしののあごの下に入れて支える。
しのがウトウトし始めると優しく毛づくろいをしてあげる。
など二人の時間が優しく過ぎていく様子を写真とともに紹介しています。
晴さんが二匹を見つめるまなざしも温かく愛情に満ちていて、
涙なくしては読めませんが、
読後はとても爽やかで心の中もほっこりとしました。
【猫とお昼寝】
アシュの新しい友達
庭にくず大豆や玄米を撒くようにしてから、
鳩は毎日やってくるようになりました。
少し鳩のことを調べたら、
日本にいる鳩は6種類いて、
そのうちよく見かけるのはドバトとキジバトの2種類だそう。
画像で確かめたらやってくるのはキジバトの方でした。
大人になると体調が33㎝ほどになるようなので、
まだ子供です。
中々勇敢な子でアシュがガラス越しに眺めていても
全く気にすることなく黙々と餌を食べて完食して帰っていきます。
毎日来るのでアシュも慣れてしまい、
それ程興奮しなくなりました。
そしたら昨日、アシュが大興奮するので何かと思って見たら、
雀が来ていました。
もう鳩が玄米を食べつくしてしまった後だったので、
もう一度撒いてあげたら、
おっかなびっくり遠くの方のお米を少し食べて、
アシュが動いたらすぐに飛んで逃げて行ってしまいました。
小さいから余計に憶病なんですね。
もう来ないかな?
と思っていたら今日もやってきました。
まだまだ慣れていないので、
こちらが少しでも動くとすぐに逃げていきますが、
アシュの方は大興奮です。
この後どうなるか、しばらく様子見です。
【猫とお昼寝】
新しいもの好き
月間「ねこのきもち」の6月号の付録は、
キューブ型キャットテントでした。
箱から取り出すとびっくりするぐらい一瞬で開きました。
それを和室に置いたら、
すぐにアシュが野次猫をしにやってきました。
アシュは新しいものが大好きなので、
興味津々で中に入っていきました。
予想通りです。
いつでも狭いところに入りたがるので、
(いつだったかベットの下に潜り込み
そのまま夜まで出られなくなっていました)
こういうところは大好きなはず。
ですが、届いた日にすぐに入ったきり、
その後は一度も入ろうとはしません。
何がお気に召さなかったのか、謎です?
【猫とお昼寝】
ウチのアシュくん
久しぶりにウチの猫自慢を!
アシュくんも今月で3歳半です。
猫界ではもう立派な成猫といえるでしょう。
事務所から帰る時、
姪に抱っこされてちょっと凛々しい顔つきです。
なのに、まだ時々旦那様の腕でチュウチュウして、
赤ちゃんがえりがあります
(自慢するつもりがディスってしまいました)
最初の写真の直後に撮ったら、
こんなおっさん顔になってしまいました。
でもどんな表情でも可愛いと思ってしまう、
親ばかです。
【猫とお昼寝】
アシュの友達
アシュが一方的に毎日会いたがっているのが「鳥」。
少しですが木が植えてあるので、
毎朝のように色々な鳥がやってきます。
鳥の姿を見つけると「カッカッカッ」やら「ニア~ン」という、
変声で鳴きながら、しっぽを揺らしいつまでも見ています。
私も少しでも協力しようと思い、
畑で作ったくず大豆やら、
精米所にこぼれていたお米を撒いてあげます。
今朝もそんな餌を求めて子供の鳩がやってきました。
その時、肝心のアシュは二階で寝ていたので、
急いで連れてきて、くず大豆を撒いたら、
せっせと豆を食べてアシュの近くまでやってきてくれました。
それをいつまでも飽きずに眺めていたアシュでした。
【猫とお昼寝】