2011年07月
ラブコールメロン
浜松のメロン農家へお嫁に行った友人から、
今年もメロンの予約のお手紙が来ました。
昨年は妹の旦那に「こんなに美味しいメロンは初めて食べた!」
と言われたほど、
だから「今年はもう少し大目に頼んでみんなにあげよう!」
と思っていたら、なんと今年はメロンを5玉以上予約すると、
ラブコールメロンを1玉おまけにくれるというのです。
さっそく5玉注文すると、
先にラブコールメロンを送ってきてくれました。
初物なので仏壇にあげ、
冷蔵庫で一日冷やして食べたら…。
「と~っても美味しい♪」
茨城の干し芋農家さんが作るメロンも本当に美味しいのだけれど、
さすがメロン王国静岡のメロンも負けず劣らず美味しいな~。
友人夫婦が丹精込めて作ってくれたメロン。
農産物に限らず、何でも
誰がどんな風に作ってくれたのかがわかるといっそう美味しく、
また安心して食べられますね。
頼んだメロンが届くのがますます楽しみです。
【ほし太の日向ぼっこ】
手すき葉書
四季の暮らしを楽しむ講座第三回目は、
「紙すき」でした。
前から一度やってみたかった、牛乳パックを材料にした紙すき。
和紙の原料には、楮(こうぞ)・三椏(みつまた)・雁皮(がんぴ)とあり、
特にみつまたは静岡県の富士宮市で約200年ほどまえから栽培され、
静岡では、特産のお茶の葉を入れる袋として
紙すきが盛んに行なわれていたそう。
そんな紙のお話を聞いた後、いよいよ紙すき体験です。
前回の講座のときに集めておいた牛乳パックを、
先生が前もって煮ておいてくださり、
一人一枚、両面のビニールを剥がし3センチほどにちぎります。
これを水と一緒にミキサーにかけてドロドロにしたものを
約3等分にして軽く絞り、タッパーに入れておきます。
たらいにこの1つと半分くらいを入れて溶かし、
木枠に網をしいた紙すきの道具ですくいます。
一回、二回、三回とすくうと、
波打ってしまったり、むらになったりしてうまくいきません。
何回か練習して、
やっと気に入った状態に…。
押し花にしておいた葉っぱや花びらを間にはさんで、
手すき葉書の完成です。
初めて作った手すき葉書だから、
いつも素敵な暑中見舞いの葉書を下さるY さんに
今年はこの葉書で暑中見舞いを出そうかな!
【ほし太の日向ぼっこ】
スリランカ・カレー
最近私のまわりで噂をチラホラ聞いて、
前から一度食べたいと思っていた「スリランカ・カレー」!
食べたくても、
お店の場所はよくわからないし、
開店しているのも週に一日とか二日のお店なので、
あきらめモードでいたら、
なんと、7月2日の野外芸術劇場、
劇団SPACの公演終了後、
フェステバル・バーに出店していました。
この日の演目は「天守物語」で、公演最終日でした。
この素晴らしい舞台が、400名の観客だけでシェアされ、
たった3回の公演のみ、というのは本当に贅沢だと思う。
公演後、宮城総監督としりあがり寿さんとの
アーティスト・トークはとっても面白くて、
この場に来ているのが地元静岡の人よりも、
県外からの人が多いというのも驚きでした。
たぶん、静岡の人はまだこの素晴らしい空間に気づいていないんだよね。
(もう15年もたつのに、私もごく最近知りました)
講演終了後は、出演者との交流や写真撮影もできて、
フードコートの「カチカチ山」で開かれた、
フェステバル・バー(21時頃から開店だそう)で
スリランカ・カレーにも出会えて、
何もかも大満足の夜でした。
スリランカ・カレーのお味は、
期待を裏切らず、
とっても美味しかったことを付け加えておきます。
【ほし太の日向ぼっこ】
6月のマクロビオティック
6月のマクロビオティックの料理教室は
夏野菜をいっぱい使ったパンによくあうメニューでした。
まずは、玉葱、セロリ、茄子、ズッキーニ、パプリカを使った、
「シチリア風野菜の煮込み」
これは通称ラタトゥイユという夏に定番の料理。
最初に玉葱とセロリをたっぷりのオリーブオイルで炒めてから、
順番に野菜を炒め、
ホールトマトで煮込みます。
フレッシュなトマトも炒めながら塩胡椒で味を調え、
火を止めてちぎったバジルを加えて完成。
蓮根とジャガイモを使ったサラダ「蓮根とジャガイモのタプナード和え」は、
オリーブの実とケッパーをみじん切りにして混ぜます。
二種類のライ麦パンを添えて戴きます。
「ミックスビーンズとアスパラガスのスープ」は、
豆のゆで汁と玄米ポンセンを加えて
コクのあるスープになりました。
久しぶりのデザートは、「フルーツマリネード」。
米飴の甘さとアマレットの風味が嬉しいです。
冷蔵庫で冷やします。
アマレットのアーモンド風味が高級感を醸します。
追伸
昨日は七夕でしたが、二十四節気の「小暑」の日でした。
二十四節気考更新しました。ご興味あれば
「干し芋のタツマ」のトップから
ほしいものタツマ
【ほし太の日向ぼっこ】
農家さんのさしいれ
この時期、農家さんのところを回ると
様々な自家製野菜をいただきます。
干し芋の農家さんは、
冬は干し芋、夏はメロンを作っていますが、
それ以外に自家消費用に色々な野菜を作ります。
もちろんプロの農家だから
畑はお手のもの、
今日もどっさりジャガイモときゅうりとズッキーニを戴きました。
ジャガイモは男爵とよく似たトヨサトと、北あかりの二種類です。
さっそく我が家では、
きゅうりは糠漬けときゅうりもみとサラダ、
ジャガイモは、煮っ転がしとポテトサラダ、チーズ焼きと
お弁当に夕食のおかずにと大活躍です。
ズッキーニは何にしようかな?
たくさんあるとワクワクします。
【ほし太の日向ぼっこ】
治作のお料理♪
久しぶりに家族で治作に…。
最近は本当に治作さん以外のお店には
行きたいと思わなくなりました。
まず間違いなく美味しいというのは大きな理由だけど、
治作さんに行って料理を食べると「幸せな気分になる」のが一番(の理由)。
行く前どんなに疲れていたとしても、
機嫌が悪くてイライラしていても
治作さんのカウンターに座って出された料理を食べ始めると、
今までの嫌な気持ちはたちまちどこかへ吹っ飛びます。
それは料理の味だけではないと思う。
お店の雰囲気が、
板前の満さん、おかみさん、看板娘のあっちゃんの存在それぞれが
訪れるものをもてなし、リラックスさせ、癒してくれるのだ。
この前初めて満さんに、
「小さい頃から板前さんになろうと思ってた?」
と聞いたら、
子供のときは「なりたい」と思い
そのあと「無理だやめよう」と、「やっぱりやりたい」とが
常に揺れ動いていて、大学を卒業する時
「やっぱりやめて別の道を進もう」と決めた時に
お父様が急死され、
否が応でもこの道を進むことになったのだそうです。
人生にはときどきこうした大きな力に巻き込まれるような瞬間があると思います。
私たち家族は、
最初先代の親父さんの大ファンだったから、
あのカリスマ的な存在がなくなって喪失感もありました。
でも、
もし満さんが別の道へ進んでいたら、
私たち家族は、
今でもこうして美味しい治作さんの料理を楽しむ事ができなかったのだから、
これでよかったと心から思います。
そして、料理にはその人の性格が現れるのだと初めて知ったのも治作さんでした。
優しい満さんが作る料理は、
心をほっとさせ、癒し、明日への元気をくれます。
もちろんおかみさんと看板娘である妹の「あっちゃん」の存在も大きく、
あっちゃんの作ってくれるデザートは絶品です。
そんな治作さんに癒されたくて次の予約の日を楽しみにしています。
【ほし太の日向ぼっこ】
「人質の朗読会」 小川 洋子
小川洋子さんが好きです。
一昨年読んだ「猫を抱いて象と泳ぐ」は、
2009年の一番心に残った本でした。
この「人質の朗読会」も、
小川洋子さんらしい世界が、
短い9編の物語の中に広がっていました。
人質となった、
年齢も性別も立場も違う8人が語る
それぞれの人生の断片は、
その章の最後に記されたプロフィールによって、
物語が語られた後の
それぞれの人生をも想像させます。
読んでいて「千夜一夜物語」を思い出しました。
誰かが朗読をしている間は、
命の危険も忘れて、
「その人の静謐な一瞬の記憶の中を皆で泳いでいた」
と思ったのは私だけではないと思う。
なぜこの話を選んだのか、
私だったらどんな話をするのだろうか…。
作戦本部でヘッドフォンを耳に当てていた男の話
「ハキリアリ」を読み終わったとき、
この物語の続きが私の中で始まりました。
【ほし太の日向ぼっこ】
久しぶりにお弁当紹介
今日のメインは、昨日主人が買ってきた、
北海道産生鮭のフライ+タルタルソース添え。
タルタルソースは私のオリジナル、ラッキョウで作ります。
仕上げに梅をたたいて混ぜたら味に深みが出ました。
ついでに新玉葱もフライにして、
蒟蒻の唐揚げも一緒に揚げました。
茨城農家さんから戴いた、
北あかりというジャガイモとお豆のサラダ。
人参とごぼうのきんぴら。
五目豆。
わかめのポン酢和え。
ご飯は五穀米です。
SEからは、
「蒟蒻の唐揚げは初めて食べました」
と言われました。
【ほし太の日向ぼっこ】
ドーナツプラント♪
東名海老名SAに、ドーナツプラントのお店がオープンしていました。
一度だけ品川駅で食べた事があって、
美味しかったのでお土産に買ってきました。
NY発祥で、卵を使っていないのに、
もっちりとして重量感があり、
季節の果物や使っている素材のよさで高級感ある
ドーナツでした。
とっても甘~いけど、
もたれることはなくそれぞれの味わいがあって、
また買いたくなります。
4つで1100円というセットが一番お得!
今回は売り切れてたけど、
海老名限定、メロンケーキドーナツも食べてみたいな~♪
【きらくな寝床】
常陸秋そば
茨城はそばの産地でもあります。
特に金砂郷(かなさご)というところで栽培される、
「常陸秋そば」という品種はとっても美味しいです。
静岡でお付き合いのある「たてしな蕎麦」さんも、
このそば粉を使っています。
とにかく高級で、
一般に出回っているそば粉の4倍以上の金額らしいけど、
よく聞く霧下そばという
高地で栽培されるため栽培に手間もかかり
香りも、甘みもある味の良さから、人気のお蕎麦だそうです。
だから茨城に行くとお蕎麦をよく食べます。
美味しくて、
静岡と比べるとかなり安く食べられるのも魅力です。
【ほし太の日向ぼっこ】