2014年12月
手作りビール
友人から手作りのビールをいただきました。
発端は、夏にみんなでビアガーデンに行った時、
手作りのビールを作っているという話を聞き興味津々。
それなら飲ませてほしいという話になり、
言ったこっちは忘れていたのに律儀に持ってきてくれました。
友人曰く「あまり冷やしすぎないように早めに飲んでほしい」とのこと。
本当はクリスマスやお正月まで取っておきたかったけど、
そういうことならと、勿体ないけど開けました。
見た目は、少し濁りがあるけどまったく普通のビールです。
味は、けっこうコクがあって後味に柑橘系のフレーバーを感じました。
我が家はビール好きなので色々な地ビールを買って飲みますが、
そういうビールにひけをとらない美味しさでした。
調べたら、法律でアルコールが1%以上のお酒を家庭で作るのは禁止されているそうなので、
アルコールは高くなさそうですが立派なビールでした。
【ほし太の日向ぼっこ】
安曇野そば
干し芋の視察に行った安曇野の斉藤農園さんにお蕎麦をいただきました。
安曇野市堀金産のそば粉を使用した手打ち生そば。
細めんなのでゆで時間は1分から2分。
たっぷりのお湯で沸騰させた湯の中にお蕎麦を入れ、
ふわーと噴いてきたらざるにとって冷水でよく洗います。
ゆで汁は美味しいそば湯になるので捨てずにとっておきます。
甘みがあって美味しいおそばでした。
面白かったのは、添付されていたつけ汁が静岡の会社のものだったこと。
通りで何だか食べなれた味だなあと思ったんだよね。
【ほし太の日向ぼっこ】
福袋始めました。
タツマの年末恒例、干しいもの福袋の販売が始まりました。
昨日は雨にもかかわらず大勢のお客様がご来店下さり、
お電話でのご注文も戴きました。
毎年この福袋を楽しみに待っていて下さるお客様が、
こんなに大勢いらっしゃるんだと実感します。
今年は、玉豊丸干し芋260g、
いずみ丸干し芋260g、紅まさり平干し芋150g、訳あり平干し芋100g×2
お楽しみ干し芋の全部で6袋入り。
お孫さんに頼まれて買いに来られるおじい様やおばあ様の姿もチラホラ。
お1人の方が、小学生のお孫さんが便秘なんだそうで、
「みかんも(便秘に)いいんだけど、あれはホロさら食べないと効かないから、
なかなか飲みこめないみたいで、お芋がいいのよ」と、
お話下さいました。
美味しくて体にもいい、そんな干し芋を販売することができる幸せを感じる一瞬です。
【ほし太の日向ぼっこ】
猫に好かれる場所
我が家の猫は膝の上とお腹の上が大好きで、
特にこたつでのお気に入りの場所があるようで、
そこ場所に座る人は誰でも猫に乗られます。
普通なら先客(1匹のっていれば)があればあきらめるのに、
無理やりにでも割り込んできて、
多いときには3匹も4匹もお腹の上に乗ってくるので、
こっちは苦しいやら重いやら…。
こたつの中に入った方が絶対温かいのに、
中に入らずに上に乗るのが好きなのは何でかな?
お布団でも同じなので、寝ながらかなり苦しい思いをして、
睡眠時間が苦行のようになってしまいます。
【猫とお昼寝】
マクロビスウィーツ
友人の町田さん夫妻はマクロビスウィーツを作るのがとっても上手。
時々農作業の後に美味しいコーヒーとともにごちそうになるのが楽しみの一つでもあります。
この前ごちそうになったのは、紅茶のシフォンケーキとサツマイモのタルト。
もちろん、乳製品も白砂糖も不使用です。
タルトのサツマイモは、長砂農園の有機いずみの苗をおすそ分けしてできた、
いずみのサツマイモ。
去年栽培したサツマイモは、収穫直前にイノシシに全部食べられてしまったと聞きました。
今年は順調に育って収穫できたみたいでよかったです。
二人とも「いずみは美味しいね」「特に香りがいい」と言っていました。
色も、タルトをオーブンから出した時に、
とっても綺麗な黄色だったと教えてくれました。
(時間がたったら色は少しくすんでしまったようですが…)
いずみを干し芋にするとくすんだ色になってしまうのと同じですね。
この日は、米粉と豆乳で作ったシチューもごちそうになりましたが、
シチューにもいずみが入っていて甘くて美味しかったです。
町田さんの畑も田んぼも、もちろん無農薬の栽培(自然農)なので
長砂の有機いずみの苗が土にあっていたんだと思います。
「是非干し芋にも挑戦してみて」と言ってきました。
【ほし太の日向ぼっこ】
『神様の裏の顔』 藤崎 翔 著 角川書店
横溝正史ミステリー大賞受賞作品ということで、
久しぶりにミステリーもいいかなと読み始めました。
場面は元教師の坪井誠造氏の通夜の夜。
教え子から同僚、ご近所の方まで老若男女を問わず皆坪井氏の死を悼んでいる。
焼香の列に並んでいるそれぞれが、
坪井氏との思い出を独白し彼の人となりが浮き彫りになっていく。
皆から神様のように慕われていた坪井氏だけれど、
タイトルからもわかるようにだんだんとその裏の顔が見え隠れする。
最初はほんの少しの引っ掛かりが、
色々な人の話をつなぎ合わせるうちに確信へと変わっていくところが面白く、
最後はさらにもうひとひねりあって、
さすがミステリー大賞をとった作品だと思いました。
作者は元お笑い芸人だったというだけあって、
軽妙でユーモラスな語り口が読みやすかったです。
とっても楽しめました。
【ほし太の日向ぼっこ】
年内最終の田んぼ作業
12月6日快晴の中、あさひの籾すりと黒米の脱穀に行ってきました。
写真は籾すり機。
この前脱穀したあさひの籾が約13㎏。
籾すり機に3回通してようやくきれいな玄米になりました。
本当は2回くらいで終わりたいところですが、
2回だと籾がまだ結構残ってしまうので玄米で炊くにはちょっとつらいのです。
籾すりで出た籾がらは全部田んぼに戻します。
できた玄米をはかったら10.5kg。
我が家の稲は、去年よりかなり出来がいいと褒められていたので、
倍ぐらいとれているような気がしていたけれど、
去年の記録を探したら9・3kgだったので、ほんの1㎏多かっただけでした。
それでも1kgの増収は嬉しいです。
お昼の後は、共同の黒米の脱穀。
あさひよりかなり遅い稲かりでしたがよく乾いていました。
今年の黒米は、全体的に茎が太く丈が短い稲でした。
足踏み脱穀機でひたすら脱穀します。
稲の束が多い割に実が詰まった穂が少なく、
そういう稲穂はなかなか脱粒しないので大変です。
(未熟な米は結局炊く時にはねてしまいますが…)
黒米の後は、香り米「借銭切り」の脱穀です。
黒米やあさひに比べてかなり背高の稲です。
こちらはしっかり粒がつまっていました。
炊くと昔のお米の匂いがするそうです。
どんな香りなのか楽しみです。
脱穀し終わった借銭切りの稲わらも全て田んぼに蒔いてもどします。
作業終了間際、3時くらいでしたが西の山に日が沈みました。
とたんに寒さが感じられます。
仲間が田んぼの脇でやっている畑に立派な堆肥場ができていました。
追伸
12/7は「大雪」です。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「大雪」の直接ページはこちら
大雪
【きらくな寝床】
点心のお店
娘のところを訪ねた折、
帰りの新幹線の時間が迫っていたので、簡単に食事が出来そうなお店として訪れました。
JR目黒駅近くの「巧匠(CHAO JANG)」
とても流行っていて行った時も丁度帰ったテーブルを片付けてもらい入店。
小龍包、翡翠餃子、フカヒレ餃子などお腹が空いていたので次々注文。
定員さんに「点心は少しお時間がかかるので、すぐ出るものをおつまみにどうですか?」
と言われ、クラゲの冷製も追加。
他にも、マーボー豆腐、ニンニクゴロゴロ炒飯、トマトと野菜の白湯太麺ラーメンなど、
どんどん頼んで、点心も意外とすぐに出てきました。
気づけば1時間足らずで完食。
とっても美味しいし、中華は4人くらいで分け合って食べると色々楽しめていいです。
お蔭でお腹は一杯になるし、新幹線にも余裕で間に合いました。
また行きたいです。美味しかった~♪
追伸
12/5に、12月の「毎月お届け干し芋」出荷しました。
今月のお宝ほしいもは、“銀河の星人参芋平ほしいも”です。
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干し芋のタツマ
毎月お届けの「今月のお宝ほしいも」の直接ページはこちら
今月のお宝ほしいも
【ほし太の日向ぼっこ】
おりがみボランティア
友人が清水エスパルスの折り紙ボランティアをやっていて、
訪ねるといつも色々なパターンを折っています。
この前行ったらユニフォームの折り紙。
背番号もいろいろあって可愛いので思わずパチリ。
彼女が言うには、手袋の時が一番大変だったそう。
ハートやピカチュウ、ハロウィンの時にはお化けカボチャなんかもあって、
数をたくさん折るのはさぞ大変だろうと思います。
ホームの日本平スタジアムの試合で配られるそうなので、
行かれる方は是非探してみてください。
【ほし太の日向ぼっこ】
娘のおごり
娘が初ボーナスをもらった記念に夫婦で招待してもらいました。
麻布十番のスペイン料理レストラン、「ZURRIOLA(スリオラ)」のランチ。
ここはミシェランガイドで☆一つを獲得しているお店で、
モダンスパニッシュ料理ということでした。
まず最初にスペインのバスク地方の素朴なお菓子。
豚皮の素揚げとパンケーキをいただきました。
一皿めは、『軽い燻製鯖とピストゥー』
鯖の下にしいてあるのはソースをムース状に固めたもの。
木の板に盛りつけられた意外性にまず驚き、
燻製した鯖がとても美味しくて次からの料理に期待が高まります。
『白子のフリット、トマトと焦がしバターのエムルシオン』
色々な食感が楽しめる、トマトの酸味が爽やかな一品。
『ホタテ貝のアヒージョ、カリフラワーのサラダとヴェルジェスの香り』
アヒージョというとニンニクとオリーブオイルがかなりキツイ印象でしたが、
とても上品なテイストに仕上げてありました。
大きな貝柱で食べごたえがあり、
カリフラワーが生と火を通したもの、二種類の味わいもよかったです。
『鰆のロースト パセリのエムルシオン、ミズナとアーモンドのクネル』
鰆の皮がパリパリで、そこにかかったエスプーモと相性バッチリでした。
和食にも通じる魚の扱いがとても上手なシェフという印象を持ちました。
『仔牛スネ肉のペドロヒメネス風味煮込み
加賀レンコンのピューレとエシャロットのロースト』
私と娘はメインを魚の一種類でお願いし、
旦那さまと婿さんが魚料理とプラス肉料理も頼みました。
もう一品の肉料理が
『秋田県岩波農場豚ローズのプランチャ、
ピキーヨスピーマンとヨーグルトのピューレ』
どちらも一口づつもらいましたが美味しかったです。
ここでメニューにないリゾットのサービス。
シェフが修業したスペインバスク地方の郷土料理なんだそう。
スープの出汁がとってもよかったです。
写真には写ってないけどパンはファカッチャを何度もサーブしてもらいました。
デザートは『洋なしのコンポート、チョコレート、シャーベット、セルフィーユ』
香草のセルフィーユがそのままと、砂糖菓子の中にも入れてありました。
ソースが確か黒砂糖といっていたような…。
シャーベットもコンポートも洋なしの味が際立っていて生の洋なしよりも味が濃かったです。
最後が『小菓子とコーヒー』
ライムジュースを閉じ込めたチョコ(一口でお召し上がりくださいと言われました)
どうやって作ったのでしょう?とても美味しかったです。
チョコレート、チュロス、クッキー、もう一つの4種類とも味わいが異なっていて
食事の締めくくりにふさわしい楽しさでした。
器やテイストに和のエッセンスが感じられると思ったら、
シェフが、スペイン料理、日本料理、フランス料理の修業をされているようです。
それぞれのいいところを上手に取り入れているという印象です。
とても評判がいいというのも納得する味わいと、
堅苦しくないリラックスできる雰囲がよかったです。
最後はシェフも一緒に記念撮影に応じてくれました。
思ったよりもお若い方で、これからが楽しみなまた行きたくなるお店でした。
【ほし太の日向ぼっこ】