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六人の嘘つきな大学生 秋倉秋成 著

2022年本屋大賞ノミネート作品。
舞台は急成長のIT企業「スプラリンクス」が初めて行う新卒採用試験。
初任給50万円、ガラス張りの事務所、ダーツバーのある会議室など、
誰もが憧れる会社の最終選考に残った6人の就活生に与えられた課題は、
一か月後のチームデイスカッション。
全員で内定を得るためチームとなって交流を深めていく6人ですが、
本番直前に課題の変更が告げられます。
それは「内定を得るのは一人。その一人を6人全員で選考する」こと。
仲間だったはずの6人は一つの席を奪い合うライバルとなり、
内定を賭けた議論の最中全員の個人名が書かれた6通の封筒が発見され、
中には「○○は人殺し」という告発文が入っていて・・・。

人の印象は与えられた情報と受け取り方で全く変わってしまうことを、
まざまざと見せつけられます。
6人の中の一人の目線で語られていくここまでと、
後半は、最終的に選ばれスピラリンクスの社員となった、
もう一人の目線で進行していきます。
数年後それぞれの人生を歩んでいる当時の関係者に話を聞いていく中、
二転三転しながら伏線が回収されていくので、
最後は気持ちよく読み終わりました。
面白かったです。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2022年10月19日 15:54