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劇団SPAC『ハムレット』演出 宮城 聡

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SPACの俳優陣の中でも大好きな 武石守正さんが主演の『ハムレット』。
上演前からかなり楽しみにしていました。

いわずと知れたシェークスピアの四大悲劇の一つです。

デンマークの王子ハムレットは、亡き父王の亡霊から、
叔父のクローディアスが、
自分を殺して母を奪い王位までも簒奪したと聞き、復讐を誓う。
狂気を装い機会をうかがうハムレットは、
婚約者であるオフィーリアに対しても酷い態度で接する。

そしてオフィーリアは、父であるボローニアスをハムレットに殺され、
狂気に陥り溺死してしまう。

父と妹の仇を打つため、レアティーズは、
クローディアスと図りハムレットに決闘を申し込む。、
戦いの最中、毒入りの酒と毒の剣により両者とも死に絶える。
死の間際ハムレットはこの国の次の王を、敵国の王に託す。
というあらすじ。

舞台は四隅を釣り上げた形の白い布のみ。
シンプルな空間にハムレットの苦悩がより鮮明になります。

毎回SPACの演劇は衣装も素晴らしいと思っていましたが、
今回も、白が基調となったアジアを思わせる上品なもの。
棚川さんの音楽は、ハムレットの心情を際立たせます。

おそらく世界中で一番多く上演されているだろう、
イギリス人であるシャークスピアの戯曲を日本人である宮城さんが演出し、
日本人俳優が演じるとこうなるんだという驚きが随所にありました。

武石さんの重厚な声で語られるお馴染みのセリフにもしびれました。

エンディングには宮城さんらしいちょっとびっくりな仕掛けもあります。
100分という短い時間だったとは思えないほど、
深い深い世界を彷徨った気分でした。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2015年03月08日 08:57