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ほしいもブログ
絵本 「このあとどうしちゃおう」 ヨシタケシンスケ著 ブロンズ新社
本が好きなので、新聞や雑誌に載っている書評や、
ラジオで本を紹介するコーナーが好きです。
この絵本も、何かの書評を見たかラジオで聞いたのか、
とにかく興味を持ったので図書館にリクエストを申請しました。
が、人気の絵本らしくなかなか借りることが出来ず、ようやく届きました。
なぜ興味を持ったのかというと、
絵本には珍しい死が題材になっているからです。
1ページ目は「こないだ おじいちゃんが しんじゃった。」
という文章から始まります。
みんなでおじいちゃんの部屋をかたづけていたら、
ベッドの下から「このあと どうしちゃおう」と書かれたノートが出てきます。
ここからが楽しいのですが、
おじいちゃんが想像した、死後の世界や天国や地獄のこと、
こんな神様にいてほしいなど、
思わずクスリと笑ってしまいました。
けれども、このノートを書きながらおじいちゃんが、
本当はどういう気持ちだったのかを考えたり、
自分でも「このあとどうしちゃおう」ノートを作ろうと思うことで、
ぼくが成長していきます。
死を思うことで生を考える。
それは大人とか子供とか関係なく、
人間として必要なことですね。
日時: 2016年08月03日 14:33