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自然農の田んぼ 2019 脱穀/唐蓑

11月17日、稲刈りから3週間たち、
天日干ししてあった稲の脱穀に行ってきました。

稲刈りは我が家がトップバッターでしたが、
他の仲間もすでに終了していて
立派な稲架がいくつもできていました。
ここは、稲の隣に大豆も干してあります。

ご夫婦二人で広い田んぼをやっているTさんの稲架は、
かなり大きめです。

これが足踏み脱穀機です。
通称ガーコン。
昔のミシンのようにペダルを足で踏むと、
突起の着いたドラムが回転し、稲穂の先を当てて脱穀します。

穂からとれたモミが飛び散らないよう周りを布で囲います。
これで準備完了。

稲架から稲を外し、一束づつ脱穀します。

脱穀しただけでは、もみ米に稲わらやゴミが混じっています。
それをこの唐蓑(とうみ)にかけてきれいにします。

ハンドルを手で回すと中の羽が回転し風が起こります。
そこに脱穀したもみ米を少しづつ落としていくと、
軽い稲わらやコメの入っていない未熟なもみ米が飛ばされ、
下にいいもみ米だけが落ちるようになっています。
とはいえ一回ではなかなかきれいにならないので、
3~4回繰り返します。

唐蓑をかけ終わったお米です。
来年の種もみを除いて9.785㎏でした。

調べたら昨年は9.63㎏だったのでほぼ昨年並みの収穫でした。
ちなみに一昨年は18.12㎏、その前の年が6.5㎏なので、
まあまあというところでしょうか。

【きらくな寝床】

日時: 2019年11月18日 14:20