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米澤製油のなたね油

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生活クラブの消費材の一つに、
国産ブレンドなたね油があります。
その生産者米澤製油の社長さんのお話を聞く機会がありました。

このなたね油は、
①非遺伝子組み換え菜種原料を使用。
②精製工程において、科学合成品を使用しないで製造され、
精製後の添加物も一切ない。
③国産自給率向上のため、国産なたね原料5パーセント使用。
という3つの特徴があります。

一般品は、原料から油分を抽出するとき、
脱ガムする(沈殿物を取り除く)とき、
脱酸、脱臭のとき、すべてに薬品をつかうそうです。
それが、ノルマルヘキサン、リン酸、苛性ソーダ、硫酸という
どれも劇薬といってよいくらいの薬品。
もちろん原料も殆どが遺伝子組み換え。

なぜかというと油や醤油には表示の義務がないからで、
なぜ表示義務がないかというと、
油のなかにはたんぱく質が残らないためだそう。
同様に醤油もアミノ酸に変わってしまうからで、
使用する薬品についても、製品には残らないという前提のため、
すべて表示の義務がないというのです。

でも私たち消費者には知る権利があります。
知っていてあえてそれを選ぶのと、
知らないのとでは全く違います。

お話の中では実際に車のジャッキを改良したもので、
菜種を圧搾して絞る実演を見せてくれました。

とてもわかりやすくお話してくださって、
いままで漠然としかわかっていなかった、
市販品との違いがはっきりとわかりました。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2012年09月08日 14:25